WellnessLink対応 体組成計 HBF-208IT

先日紹介した活動量計HJA-307ITですが、速攻でなくしましたorz。ジーンズのメインポケットにケータイと一緒にいれておいたらケータイに傷がつきまくりだったので、コインポケット(通常のポケットの上にある小さいポケット)に入れて運用していたんですが、気付いたらなくなってました…

仕方ないのでもう1つ買い直し、ついそのまま勢いでおなじWellnessLink対応の体組成計とねむり時間計もゲットw。

■活動量計の紛失防止策

活動量計を再度無くさない様、ストラップをつけることにしました。クリップタイプのものが付属しているんですが使いづらそうだったので別途カールコードタイプでクリップの代わりにカラビナがついており、またガジェット側が取り外しできるものをチョイス。これでポケットから取り出して歩数を確認したり、自宅で通信トレイにのせて同期したりのやりやすさもキープできたんじゃないかと。

■体組成計 HBF-208IT

で、体組成計です。前記事にも書きましたが元々同じオムロンの体組成計を使っていたので計測値をWellnessLinkのサイトに手打ちしてやれば一応ログはとれるんですが、やっぱり手間なのと、手打ちではできない機能に興味がわいたので買って見ました。

その手打ちではできない機能とは「朝晩ダイエット」というサービスです。通常体重は朝起きてすぐが一番減っており、夜の夕食後が一番増えています。この自然な増減分も勘案した上で、一日単位の達成目標を立てて継続して取り組んでいくというコンセプトです。まだ設定したばかりで数値が入ってないですが、画面例は以下のような感じ。

asaban

青い線が今の体重(やだ、はずかしい…///)。オレンジが目標値。これは一ヶ月で無理のない推奨値(2%減)を提示してくれるのでそれをそのまま採用しました。で斜めの線にそって朝晩で上下しながら下降していくというのが理想という訳です。別に朝だけ、夜だけの値をつけていってもいいんですが、一日単位のわかりやすい小目標が出来、その達成率(週の何日達成できたか)を意識させるというのが狙いっぽいです。で、活動量計の方にも連動して目標活動カロリーが転送され、リアルタイムにあと何kcal消費するべきか確認できます(σ(^^)の場合は632kcalに設定されました)。日ごとにメモも記入できるので「外食した」とか書き込んでおけば、数値との相関も検証できます。

正直手入力じゃダメな理由はなさげですが、まぁハードも売っていかないといけないというマーケティング的な制約でしょう。手入力でも一日に複数回時刻入りで記入することはできるので、上記のグラフは生成されないですが自分で同じような取り組みをすることはできます。でもまぁ7,000円台で買えるし、以下のメリットもあるしってことで購入に踏み切りました。

手入力の場合、日付を選択した上で、体重、基礎代謝、体脂肪率、骨格筋率、内臓脂肪レベル、体年齢、時刻を入力することになります(BMIは自動で計算される)が、本製品は2つの方法で自動転記することができます。

・計測データの転送(USB接続)

付属のminiUSBケーブルでPCにつなぎ転送します。WindowsにもMacにも対応しています。ユーティリティはタスクトレイ/メニューバーに常駐するタイプのほぼGUIを持たないアプリでPC上にデータを蓄積するのではなく受け取ったデータをWellnessLinkに送信するだけのものです。活動量計など他のデバイスとも共用なので一度インストールすればOKです。設定後はUSBケーブルをつなぐだけで自動的に最新データが送信されます。ただ残念なことにUSBケーブルがつながっていると通信モードのまま計測ができません。PCの側の置いて常時つなぎっぱなしで使うことはできないという訳です。普段はケーブルを抜いて置いて、転送する度につなぐ手間が必要です。測定完了時にオンラインだったら送信する、とかせめて手動で操作できる送信ボタンがあればよかったのになと思います。本体内にメモリがあるので必ずしも毎日アップロードする必要はないですが、「朝晩ダイエット」のようなサービスがあるんだから、基本的に測定したら即時アップロードをしたいと思う人も多いはず。もう少し手間を省く工夫が欲しかったです。ここはWiFi Body Scaleに負けてる点だと思います。

また活動量計の時と同様、このユーティリティの調子がイマイチで、(ユーティリティを)再起動しなければ認識できないことも。活動量計の時はUSB通信トレイの抜き差しで良かったんですが、どうもこちらはユーティリティを一度終了しないとダメっぽいです。スリープをすると見失うのかな?できれば改善してほしいものです。

あとWellnessLink導入済みだと初期設定が全て自動で転送されるのが楽でいいです。活動量計を買い直して再設定する時にも思ったんですが、サービス上に保存されている年齢、身長、性別、居住地(体重計への緯度による誤差を補正するのに必要)などが登録作業時に自動的にダウンロードされます。

・計測データの転送(おサイフケータイ)

本モデルはFelica通信に対応しており、おサイフケータイ(ガラケーでもスマートフォンでも)経由で計測値を送ることもできます(ガラケーはdocomoのみ)。我が家は今のところおサイフ対応Androidがないのでガラケーで試用してみました。ガラケーの場合は専用のiアプリをインストール、起動し、体組成計の上面のマークの部分にタッチさせるだけです。ケータイ上でグラフなどを表示する機能はなく、単純に計測値を転送するだけです。こっちを使えばPCから遠い脱衣所などに設定してあっても楽にデータ送信ができます。

ただウチの場合はおサイフケータイ用に割りきった回線でパケホーダイ的なプランをつけてないので、わざわざパケ代払って転送するのも微妙。まぁテキストデータなのでメール1通分程度の話ですし、大抵の人はパケホーダイでしょうから関係ない話ですが。やはりできればスマートフォンで使いたいところです。

・その他ハード面

今までに使っていたモデルが両手両足測定モデルだったので、それに比べると本機は薄いし外れる部分もないので扱いやすいです。最近は一週間以上帰省することも多いので、持って行き来したりするのが楽なのは嬉しいです。

一般に両手両足モデルの方が測定が正確と言われていますが、実際測定値は同じオムロンでも多少食い違います。でもまぁグラフにしてみれば誤差と区別つかないレベルかも知れません。

 

とまぁ、「朝晩ダイエット」と計測値の(半)自動転送の手間に8,000円弱(-旧製品の売却益)ならまぁありかなと思いました。希望を言えば毎日のデータ転送の手間はもう少し改善の余地があるんじゃないかなと感じます。WiFi Body Scaleのような完全自動を目指してほしいところです。せめてドライバはもう少し安定動作するようバージョンアップを望みます。

■通信方式や利用条件がデバイスごとにバラバラでキレるレベル

あと、体組成計、活動量計、婦人体温計、血圧計、ねむり時間計と様々な計測デバイスをWellnessLinkというWebサービスで統合管理できる点はとても面白いのですが、それぞれに使える送信手段がバラバラでとてもわかりにくいのは改善が必要でしょう。σ(^^)でも何度もカタログページや仕様表とにらめっこしてやっと、というレベルです。普通の人はキレます。

活動量計307ITには専用の通信トレイHHX-IT2がついてきますが、これはねむり時間計では使えず、別売りのトレイHHX-IT3を購入する必要があります。しかし逆にHHX-IT3は307ITでも使えます。だったらいっそ307ITにトレイは付属させないで価格を抑えてくれればいいのに。発売時期の違いもあるでしょうが、だったらとっとと307IT-2みたいに品番をかえてHHX-IT3を付属させるべきでしょう(単品購入した場合の価格はほぼ一緒)。

また、体組成計208ITはdocomoガラケーでも転送できますが、ねむり時間計やはスマートフォンのみ、来月発売の睡眠計はSDカードまたはUSB経由。活動量計307ITは非接点通信トレイを使うものの、おサイフケータイには非対応。これを正しく理解して使い分けられる人がはたしてどれらけいるのやら。ちゃんと把握できてる店員さんがどれだけいるかもあやしいものです。これも発売時期のズレによるもので、ガラケーはサポート終息方向なんでしょうが、もう少し整理されてせめて一覧表でもあると良いんじゃないでしょうかね(いっそ自分で作ろうと思ったけど間違いないく作れる自信がないのでパスw)。

 

ねむり時間計についてはもう少し使ってから後日レビューします。

ASPサービスでログを一元管理できる活動量計HJA-307IT

血液検査で色々と赤信号だった件は前にも書きました。で、まぁ運動したり体重管理したりと取り組んでいる訳ですが、そこで使っているのがオムロンのWellnessLinkというASP型ヘルスサービス。6ヶ月分のロギングは無料で利用できます。このサービス、万歩計&活動量計や体重計、血圧計、睡眠ロガーの記録を統合管理できるんですが、それぞれに対応した機器を使うとデータの自動入力ができます(というかそれらの製品を売るための付帯サービスと考える方が自然でしょうw)。

いずれ対応機器を買うかも知れないと思いつつユーザ作成し、今までは手持ち機器のログデータを手打ちしていました。体組成計は同じオムロンのものがあり、活動量計についてはF-04Bの内蔵歩数計がほぼ同じパラメーターを記録してくれるので。

それでもまぁ一ヶ月ほど続けてみて結構面倒だったのと、活動量計がたまたま立ち寄ってビックカメラでAmazonより安かったのとで衝動買い。おサイフケータイ用サブ端末であるF-04Bのジャイロを切ってバッテリーの保ちも良くなるかなとか。正直ポケットにいれて歩くデバイスが増えるのも躊躇の理由だったりはしたんですが…

てことで、とりあえず活動量計Calori Scan HJA-307ITを導入しました。活動量計と歩数計の違いは、文字通り歩いた歩数以外にも消費カロリーなどを計算してくれたり、徒歩以外の活動についても運動強度(運動の激しさや連続性)を勘案して計測してくれたりするものです。

SDIM0118

データ転送は、写真のUSB通信トレイを使います。正直これはデカいし邪魔です。普通にmicroUSBケーブルとかでつながってくれた方が良いです。例えば長期出張/帰省中にも記録しようと思えば一緒に持ってかなければなりません。しかもMac版ドライバの出来がイマイチなのか、毎回USB端子を抜き差ししないと認識しなかったり。非接触通信にした方が小型化できるとか防水性能をあげやすいとかあったんでしょうかね(ちなみに防水を謳った製品ではありません)。このシリーズはおサイフケータイでも通信できるものもある(この機種は非対応)のでFelicaリーダーでもいけるんじゃね?とWindows+Pasoriで試してみたんですがダメでした。使えればまだあっちの方が小さくてマシだったんですが。実家に起きっぱなしにできるよう買い足すか思案中。今月、同じくWellness Link対応の機器としてねむり時間計なるものが発売されましたが、これ用のトレイがまた型番違うんですよね。活動量計はどちらのトレイでも使えるみたいですが、ねむり時間計がこちらのトレイで使えるかどうか情報がありません。なんだかなぁ、です。基本的にはおサイフAndroidケータイで使うの前提って感じですね(体組成計以外はおサイフガラケーには対応してないっぽい)。

また、このモデルはポケットINタイプ、つまりポケットに肌身離さず入れておかないと計測できない(ストラップでぶら下げるのもNG)タイプなんですが、F-04Bと一緒にズボンのポケットに入れておいたらあっという間にお互いキズだらけになりましたorz。キャリングケースを付属させてほしかったですね。そう頻繁に表示確認や操作するものでもないんだし。これに気付いてからはジーンズのコインポケットに入れるようにしてますがそのうちこぼれ落ちそう。てかそれ以外の綿パンの時とかどうしよう。あと家でトランクス一丁の時にも身につけておきたいw。ちなみにF-04Bの液晶保護フィルムを貼り替えるはめに。保護フィルムに実際にキズがついて貼り替えるの初めてかも(笑)。Android端末に買い換えろってことか?そうなのかっ!?

また最近は自転車移動も増やすように心がけているんですが、やはり自転車の運動については正しくカウントできないようです。結構な距離のってもあまりカウントがのびてない。ズボンの裾とかもってお動く位置に装着できると違うかも知れないですがw。そういう製品ではないので仕方ないですね。個人的には自転車と水泳に対応した製品を希望。

Webサービスのウェルネスリンクでの表示はこんな感じ(クリックで拡大可能)。

wellnesslink

運動の絶対量少なくね?というツッコミはご容赦を。これから徐々にね!

総消費カロリー値が入った4/7からが本機の記録です。それ以前はF-04Bのログを手入力。本機のログだと活動カロリーのグラフが2色にわかれています。白い部分が歩行、水色の部分は生活活動(それ以外の細かな運動カウント)を意味しています。また3段目のグラフも歩行とEx(エクササイズ)歩行が別れています(これはF-04Bでも表示され、手入力可能でした)。このように活動量計は通常の万歩計と違ってその運動(歩行)の質も見極めて内訳を見せてくれるところが違いです。また総消費カロリーについてはおそらくですが基礎代謝量からの推測で何もしてなくても加算されていく印象です。

グラフはこのように3段レイアウトになっていて、表示項目は体組成計のものと含めて自由に変更することができます。また活動量計のログは時間スケールでも表示可能です。

日付のところに吹き出しが出てますが、ここには、その日何をしたか等のメモが書き込めます。

その他、ホーム画面に傾向を分析してアドバイスなどが表示されますが、いまんところさして参考にはなりません。まぁ、自己満足の世界ですね。その日の活動内容を摺り合わせて、「あー、○○モールを一回りするのと、○○駅まで歩くのが同じ位の運動量なのかー」などと分析したりするのは参考になる気がします。ただ、先にも書いたようにそれが自転車での移動と比べてどうなのか、とか評価できないのがちと残念ですね。

自転車用iPhoneホルダー ARKON H0641

運動機会を増やすべく、自転車移動のモチベーションを上げる為、iPhoneを自転車に固定するホルダーをつけることにしました。地図をみたりロガーを使ったりする用です。

自転車ホルダーで一番不安なのは段差などのショックでiPhoneが外れて落ちてしまわないか、という点。Amazon等でレビューをみてるとどの製品もそれなりのリスクはあるようです。iPhone4/S専用でカチっとはまるものもあるんですが、普段ケースをつけて使っているσ(^^)には向かないですし。一番安全なのは袋状のケースに入れるタイプですが、出し入れが面倒なのと透明ビニール越しの視認性や操作感に不満を感じそうで悩ましいところです。

特にコレに決めた根拠があった訳じゃなかったんですが、

  • 動画レビューがついていてしっかりしてそう
  • 左右からパッドではさむタイプより使いやすそう
  • 同じようなホルダーを各種作っている専業っぽいメーカー
  • 同梱パーツ交換によりGalaxy Tabにも対応
  • ブラケットとホルダーが別製品で、ホルダーを交換すればさらに多用な機種に対応

あたりの理由で決めました。アタッチメント式のブラケットGN032-SBHとホルダーSM050-2のセット商品で、最悪、ホルダー部分がイケてなかったら同ブランドの別の固定方式のものを買い直せば簡単に交換できます(右の楽天リンクを開くと、色々なバリエーションが見られます)。逆にブラケット側も車載用など色々ラインナップがあるので、後々使い回しも効きそうです。

またオプションでブラケットとホルダーの間にはさむようにとりつけるゴム紐による固定具もあります。画面にゴム紐が2本かかるので見辛いし使いづらいですが、もし不安そうなら後からこれを買うのもアリかなと。

ともあれ早速つけてみました。ハンドルの太さがやや足りない感じでしたが、ゴム的な素材のシートが付属していてそれを巻き付けてから取り付ければイイカンジになります。滑って回転してしまうのも防ぐ意図があるようです。こちらの固定は全く不安がありません。

SDIM0093

ホルダー側の固定スプリングはそこそこ強くて軽く走ってみた限りでは大丈夫そうです。まぁ大きな段差を勢いよく超えたり、もっと言えば転んだり事故ったりしたらわかりませんが…

あとホルダーをつけるアタッチメントの基台部分はボールジョイントで角度が自由に変わり、ネジで締めることができるんですが、目一杯固く締めても、iPhoneのつけはずしの為にスプリングに力をかけると反力で動いてしまいます。まぁ、それだけスプリングが強いんだと思っておきましょう(^^;)。

また上下2本ずつあるアームは左右に動くんですが、そのまま左右端まで動かすとスポっととれてしまう作りで、なんかそのうち外れてどっかいきそうな匂いがプンプンします。ただiPhoneの場合、上部に電源スイッチがあるので、下の写真のようにアームをズラす必要があったりするので、接着剤などで完全に固定してしまうのもちょっと抵抗あります。

SDIM0095

せっかくなのでGalaxyTabも取り付けてみました。上下どちらかのアーム2本をL字の延長型のものに交換することになります。

SDIM0096

スゴい絵面ですw。まぁ当面使うことはないでしょう。

 

ざっと3kmほど走ってみた感じ、いまのところ外れかかったりする気配もないです。経年劣化でスプリングやアーム部分のパッドが劣化してくるとわかりませんが、その辺りも注意しながら使っていきたいと思います。

夜間の廊下の足下照明にナイスなLEDセンサーライト

実家のσ(^^)の私室は廊下のはじっこ、トイレはその反対側の端、真ん中に階下への階段がありそこに廊下の電灯スイッチがあります。廊下の照明が切られた夜中にトイレに行く時、真ん中の階段の位置までは手探りで忍び足で辿り着かなければなりません。そういう時に限って家族が廊下になにか荷物を出しっぱなしにしてたりして、思い切り蹴飛ばして大きな音を立ててしまったり。夜中に活動することが多いσ(^^)はとても気を遣います。

そこで下のオーム電機製のLEDライトを設置したんですが、いまいち明るさも足りないし、センサーが反応する向きが真正面でさほど遠くまで感知しないので廊下の私室側の端に置くしかなく、トイレに向かう時は背後になってしまい背中を照らすだけになっていました。

1年ぐらいないよりマシだと思って使ってたんですが、ついに刷新を決意。今度はRITEXのASL-050というお値段倍くらいする(つっても2,000円程度ですが)ものをチョイス。特長は、

  • センサー部分が若干動き、感知方向を変えられる
  • 固定スタンドが別になっていて緊急時は手持ちでも使える
  • 単2電池x3本で長持ち(公称8ヶ月)
  • 明るい

など。センサー部分は写真の状態で左右にある程度動きます。上下にはほとんど動きません。廊下の真ん中の電灯スイッチの真下に設置し、センサーを一杯まで私室側に向けてやったら、部屋から一歩出ただけで点灯してくれるようになりました。距離にして4~5mというところです。

明るさも前のより遙かに明るく、ゴールである電灯スイッチまでの足下がはっきり見えて満足です。ちなみに棒状になっている上下にLEDが1つずつついているだけです。

いざって時に外して懐中電灯として使えるのも停電時に重宝しそうですね。コストパフォーマンスも充分納得の範囲です。電池は別売りなので一緒に購入することをお勧めします。

平成23年度分確定申告メモ

結構ギリギリになってしまいましたが、なんとか確定申告を終わらせました。今年はちょっと手順がかわったので覚え書き。

いつもは「やよいの青色申告」(以下「やよい」)に付属のNTTデータ提供サービス「電子申告の達人」を利用してe-Taxで申告していました。このサービスは手順がウィザード形式で案内されてて安心して手続きを進められるものでしたが、なんと昨年でサービス自体が終了していました。今年の「やよいの青色申告12」には当然ながらバンドルされていません。「だったら去年買った11を使って、e-Taxサイトの作成コーナーで数値をちまちま転記して申告しようかなぁ」と思ったんですが、ふとみると今年は「バリューパック」というのがあって、見積もり、納品、請求書を作成する為のツールがセットになっているのを発見。これはこれで日々の作業が楽になる(もしかしてこちらの入力が帳簿に自動転記されるとか期待)かも知れないってことで、買って見ることに。

「電子申告の達人」抜きの「やよいの青色申告」で電子申告をする

手はちゃんとあります。「やよい」の「決算・申告」メニューの中に「e-Taxデータの書き出し」というメニューがあり、これを実行すると、拡張子が.xtxのファイルが書き出されます。これを、e-Taxサイトからダウンロードできる「e-Taxソフト」に読み込ませることができます。あとは同ソフト上で電子署名をして送信すればOKです。前年までにICカードリーダーや電子証明書の準備が済んでいればさほど混乱はないでしょう。σ(^^)は一応、JPKI利用者ツールを最新版に上書きインストールしてからやりました。このツール、インストール時にICカードリーダーがつながってないと途中で止まってしまうようです。つないだ状態(カードも挿した状態?)でやる方がよさげです。

σ(^^)は今までの積み重ねがあったからかも知れないですが、基本的に悪くない。相変わらず独特のUIですが、これなら「電子申告の達人」がお役御免になるのも納得って感じです。

やめたいけどやめられない「やよい」

基本的に毎年最新版を買わないと簡単に申告ができない(気にさせられる)「やよい」を使い続けるのは悩ましいと思いつつもう10年近く使っています。実質アップグレードパスがない(あっても新規に買い足した方がお得)のもなんだか愛用者としては納得いきません。そしてできればこうした税務処理も順次Macに移行したいなぁと。ただMacの青色申告ソフトはなんだか評価が微妙そうなものばかり。結局いつもギリギリに着手するので、最短の手間で終わらせられるよう、最新版の「やよい」買って来てすませちゃえ~、ってなるんですよねw(自業自得)。実際、使いやすいと思います。もう体が覚えてるし、入力伝票やショートカットをカスタマイズしまくってるからってのもありますが。せめて、

  • もう少しリーズナブルな更新料で最新版が使い続けられる(理想は3,000円。せめて5,000円位で!)
  • Mac版を出す

位してくれたら、知人にも自信をもって薦められるんですけどねぇ。