法人向けWi-FiアクセスポイントWAB-I1750-PSでマルチESSID+VLAN

6月に導入したASUSの4xMIMO(1734Mbps)機RT-AC87Uがイマイチ不安定で一部のスマフォが繋がらなくなる(Wi-FiをOFF/ONすると繋がるケース、再起動しないとダメなケースなど)現象が出ました。最新のβファームを導入したら子機のEA-AC87との接続まで切れるようになり、一時期処分も考えたんですが、AC87Uをフル初期化(新ファームではRESETボタンでとあったけどそれでダメで、管理画面から実施)したら安定してきまして、とりあえずこいつは更にEA-AC87を買い増しして、仕事場とTVラック(レコーダーやゲーム機など)の幹線専用にステルスで運用。スマフォやノートPC用に安定重視の業務用ルーターを導入することにしました。

ウチは2人暮らしですが、両者ともガジェット好きでスマフォ、タブレット、ノートPC、ゲーム機、電子書籍端末、ネットワークカメラ、他IoT関係までいれると軽く20台とかになるのと、両者でネットワークを分離して別々のアクセスポイントでESSIDを飛ばしているのをタグVLANを使って物理的に1台にまとめたらスッキリしそう、というのが理由。

VLAN対応のマルチプルESSID対応で入手性が良いもので候補に挙げたのが以下の3機種。


ヤマハ 無線LANアクセスポイント WLX302
11n/300Mbps 5万円前後

BUFFALO インテリジェントモデル PoE対応 11ac/n/a/g/b 866+300Mbps 無線LANアクセスポイント WAPM-1166D
11ac/866Mbps(2x2MIMO) 3万円前後

ELECOM 無線アクセスポイント 1300+450Mbps 11ac対応 PoEパススルー機能搭載 WAB-I1750-PS
11ac/1300Mbps(3x3MIMO) 2.5万円前後

なぜかトップスピードと価格が反比例している(^^;)。本当は見える化機能などYAMAHAルーターとの組み合わせで様々な管理/診断機能があるWLX302が欲しくて散々迷ったんですが、さすがに今からこの値段で11n止まりの機種を買うのはどうよ、と。iPhon6sもせっかく2xMIMOに対応するというのに。そしてまだ業務用では4×4 MIMO機はなさげでした。

で、結局ELECOMのWAB-I1750-PSに。もうYAMAHAじゃないならどこでもいいやってのと、いざYAMAHAが11ac機を出したら買い換えてやるからそれまでのつなぎで、という戦略です。

またこれらの機種はPoEとういイーサネットケーブルから電源供給することも可能で、それを選ぶ人の為にACアダプタは別売り。ACアダプタが5千円、PoEインジェクタが8千円円程度だったので後者にしました。ケーブル一本で設定できてスッキリというのもありますが、次に買い換えてもまた使えるというのがポイントです。ただELECOM純正のがヨドバシ店頭に在庫がなく、どうみても同じOEM元で少し高かったですがLogitecの方にしました。供給電力が30W(ELECOMは15W)と少し能力が高いようなので、WAB-I1750-PSのパススルー機能を使って将来別のものに同時給電する時にいいかなと自分を納得させました。値段だけならAmazonでもっと安いインジェクターあるようです。

■設置編

長い前振りを終え、いよいよ設置。上記の写真ではかなり大きく見えますが、イタズラ防止用のカバーを取り付けた状態なので、実際の本体はなかなかコンパクトです。AirMac Extremeの筒型になる前の11n/300&450Mbps世代のアレより一回り大きいくらい。Mac miniアルミよりは小さいかな?ってとこでしょうか。

ESSIDを複数設定すると自動的にVLANタグを入れる欄がそれぞれに出現します。ウチはNVR500でVLANタグを設定しない192.168.0.0/24のネットワーク(プロバイダAに接続)とVLANタグ102で10.0.0.0/24のネットワーク(プロバイダBに接続)という構成なので、片側はVLANタグ無しにしたかったのですが空欄にはできず。本職ネットワークエンジニアである同居人にも相談しつつ試行錯誤した後、IDにデフォルトの1を入れておけばOKでした。1つ目のEthernetポートの設定を「タグ付きポート」にしておきます。2つ目は基本使わないですが、ルーター側でVLAN設定が上手くいかない時の為に「タグなしポート」にし、VLAN IDを管理用VLAN IDと揃えて置くのが無難でしょう。

NVR500+SWX2200-8Gで構築したVLANの設定としては、ウチではこんな感じ。NVR500がSWX2200のポート1に、WAB-I1750-PSをポート2につないでいます。WAB-I1750-PS側でESSID AのVLAN IDが1、ESSID Bが102です。

vlan lan1/2 802.1q vid=102 name=HOGE
ip lan1/2 address 10.0.0.1/24
dhcp scope 102 10.0.0.2-10.0.0.100/24 gateway 10.0.0.1
switch select (スイッチのMACアドレス)
switch control function set vlan-id 2 102
switch control function set vlan-port-mode 1 hybrid
switch control function set vlan-port-mode 2 trunk
switch control function set vlan-trunk 1 1 join
switch control function set vlan-trunk 1 102 join
switch control function set vlan-trunk 2 1 join
switch control function set vlan-trunk 2 102 join

関係ありそうな部分の抜粋です。他にも必要かも知れません。

とりあえずこれで、ESSID Aでは標準の192.168.0.0/24ネットワークへつながりプロバイダAへ、ESSID Bにつなぐと10.0.0.0/2のVL
ANにつながりプロバイダBと通信ができます。ちょっと苦労しましたが、なんとか希望の状態が実現できました。

■速度、安定性など

まだ評価を下せるほど使ってないですが、ファーストインプレとしてさすがに外出しアンテナが4本もついたRT-AC87Uよりは電波が弱いなと感じます。お風呂でタブレットを使う時などはリンク速度が落ちます。寝かせて設置しているせいもあるかも知れません。ちゃんと壁掛けして高い位置にするとかわるかも知れないですが、賃貸ですし、実害が出るまで様子見。

最近フレッツをギガラインにしましたが、speedtest.netの測定だと特に違いは無い気がします。2×2 MIMO対応のNexus6で上下とも200~270Mbps程度出ました。有線なら5~600Mbps出る環境ですが、2×2 MIMOならこんなもんでしょう。

定期的に周囲の電波状況をみてチャンネルを自動変更する機能がありますが(普通の家庭用ルーターだと起動時のみ)、接続中のクライアントの通信が途切れるので使用は躊躇しています。そんなにめまぐるしくもかわらあにので、たまに自分でチェックすればいいかなとか。接続中のクライアントがいたら切り替えない、というチェックボックスもあるんですが、ウチなんか留守時でも常時スマフォやタブレットがつながってるだそうし、それはそれで実効性に疑問が、とか。また定期再起動もスケジュールできるので、夜中とかにひっそり再起動させれば、長期運用でも安定して使えるかも知れません。サーバー類はRT-AC87U経由なのでこちらは割と気軽にいじれるのが精神的にはメリットです。

また災害時用のフリースポット00000JAPANを開放する機能もありますが、80と443ポートのみのようです。自宅LANにアクセスできないようにするのは当然なんですが、今時http/sのみだと通話アプリとか使えなくで微妙な気がします。せめてSMTP/POP/IMAPくらいは開けててもいいような?ウチはまぁビルの上層階なのでいざって時に開放しても誰にも電波届かないですけどw。

ともあれ、マルチESSID+VLANでいくつでも仮想Wi-Fiが追加できるので、友達が来た時とかのゲストネットワークとかも(こと細かにアクセス制御した上で)作り放題ですね。実家から誰か泊まりに来たら、実家と同じESSIDをとばしてあげる、とかも。

3×3 MIMO Wi-Fiアクセスポイントとしてはややお高いですが、2.5万円(と電源アダプタ代)ならまだ家庭用の高級機に毛が生えた程度、といえなくもないですね。ルーター機能とか簡易NASとかリモートアクセスとかいらないから高機能なWi-Fiアクセスポイントが欲しい、という人にはこのWAB-I1750-PSはなかなかのコスパだと思います。

■YAMAHAさん、後継機はよっ!

でもせっかくYAMAHAさんルーターつかってるので一緒に管理したいです!あと見える化機能やログ機能も駆使して電波状況を解析、最適化とかしてみたいです!なので、11ac対応のWLXを是非出してください!

11ac級の処理を50台分処理というと相当プロセッサパワーが必要でお高くなんですかねぇ。頑張って検討しますんで開発頑張ってください。

NVR500強化でVLAN化

我が家のルータNVR500に、連携管理対応しているスイッチWX2200-8Gを追加し、タグVLAN化してみました。NVR500はもともとVLAN(仮想LAN)機能がついているんですが、物理的なLANポートx4は分割できず、この別売りのWX2200-8Gを足しタグVLAN機能を使うことで、VLANが作成できます。WX2200-8Gの8ポートの一部を独立のネットワークとして分割する感じです。具体的には元からあった192.168.0.0/24のLANとは別に、10.0.0.0/24の同居人用ネットワークと作成し、余ってたAirMac Extremeをそちらにつなげました。AirMac Extremeの発するESSIDにつないだ端末にはDHCPで10.0.0.xのIPアドレスが降られ、NVR500のマルチセッション機能で別のプロバイダ契約のPPPoEセッションにつながる感じです。ルーターや光回線は1つなんですが、仮想的に全く独立のインターネット接続がある感じ。σ(^^)の方は固定IPだし、サーバー用でそれなりに帯域も使うので、分散した方がプロバイダに目を付けられにくかろうとか。

VLANでわけ、それぞれにDHCPサーバーを稼働させること自体はGUIでそこそこ簡単にできました。トリッキーなのはネットワーク毎にデフォルトゲートウェイをPP1とPP2に振り分けるところで、YAHAMAの場合、フィルター型ルーティングという方法を使うのが一般的みたいです。ソースのIPアドレスが一定範囲の場合はPP1(プロバイダ1)に、それ以外はPP2(プロバイダ2)に、みたいな条件分岐を設定するイメージ。IPアドレス別以外にも、プロトコル別(メールはこっちとか)などかなり柔軟に設定できるみたい。

またネットワーク間はデフォルトでは特にブロック指定はされておらず、普通にIPアドレス指定で別ネットワーク側にあるNASやサーバーは見えます。ただ、外からVPNでつないで192.168.0.xなIPアドレスがふられた場合、同一ネットワーク以外のアクセスはVPN外のゲートウェイにつなごうとしてしまうので、VPNサーバー(ウチの場合はOSX Server)に10.0.0.xもこっちだよってルーティング設定を追加してあげる必要がありました。この場合、192.168.0.xと両方指定しないとダメっぽかったです。

もし今度来客がある時は、さらに余っているWi-Fiアクセスポイントで3番目のVLANを作り、完全に内部LANと分離したゲストWi-Fiを構築できそうです。ウチはルーターとアクセスポイントは分ける派なので、Wi-Fiルーターのゲストネットワーク機能ってあんま意味をなさないんですよね。NVR500+SWX2200-8Gとの組み合わせならきちんとVLANとしてわけられるのでフィルター設定も楽そう。

NVR500はエントリーモデルですが、調べるとまだまだ色々できて楽しいですね。こうなってくると俄然RTX1210とか810とか欲し待ってきます。まぁ、オーバースペックなんでしょうけど。NATテーブルが4096と少なめな点がよく指摘されますが、実際調べてみたら常時200くらいで済んでました。あとは速度的なネックになっていないかですねぇ。ちなみに最近フレッツギガラインに変更してスピードテストで500~600Mbps程度出てますが、その計測中にNVR500のCPU負荷を調べてみた感じ、70%前後ってとこでした。余裕があるとも言えないですが足りてないという感じでもないビミョーなラインですねw。いくらスマフォやらタブレットやらで20台前後端末があったって、同時に使うのは2人ですし。あとはRTX1210にしてL2TP VPNが速くなるかって位かなぁ。それよりは同社のWLX302を買って無線LANも統括管理してみたいですが、あれの11ac版後継モデルが出ないのかなぁ。

LIVAとHyper-VとZabbix

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自宅のサーバーが設定してあるゾーンはルーターからEthernet直結できず、Wi-Fi経由です。どうもその接続やマシン自体がちょいちょい不安定になって、サーバー機能が中断してしまうので、監視体制を作ろうと決意。最初、Site24x7というサービスに登録してみたんですが、無料サービスだとできることが限られているので、自宅内に別途Zabbixでサーバーを立てることに(Site24x7の無料プランも安定度は高いので当面併用)。

で、Linuxが動いて省電力なサーバーということでLIVAやStickPCを物色し、非AtomだしWindows8.1(=10にもできる)付きってことでLIVAの64GBモデルをチョイス。ヨドバシで実質2万以下ですよ。いい時代になったものです。しかも最大14Wの省電力マシンながらHyper-Vによる仮想化もできるし、QSVによるハードエンコもできちゃいます。当初CentOSでも入れて使えばいいやと思ったんですが、eMMCストレージだとインストールが難しいことや、Windowsで色々メリットがありそうなのでWindows10化して仮想CentOSで使ってみることに。

■ハードエンコ

自分ではあまりハードエンコは使わないんですが、同居人がMacでせっせとDVDをMP4にしているので、TMPGEncいれて渡してみると以外と使い出がありそう。画質にこだわらないなら結構アリです。手元に光学ドライブは電力不足かスピンアップできなかったので、AmazonでタイムセールやってたEX-DVD03Wを購入。すんなり使えました。ボディも白でマッチして良いカンジ。DVDソースの720×480のMP4エンコード(フィルタは適応補完インタレ解除フィルタ)で実時間の1/6くらいでエンコできます。多少の画質とサイズの妥協ができるならかなりコスパの高いシステムだと思います。しかも無音です(光学ドライブ除く)。

ただ基本ヘッドレス運用したかったので、リモートデスクトップ接続が使えるようにWindows10 Proにアップグレードしちゃいました。それだけで1.4万。本体が2万しないのでかなり割高感ありますが、それでも総額でいえばまだ安いかな?

■Hyper-Vで仮想CentOS

Window10ProにしたのでもうひとつのメリットであるHyper-Vによる仮想化にチャレンジ。VMWare派なので初Hyper-Vです。一応右の参考本買って基礎学習しましたが、割と使いやすい印象です。ちなみにHyper-Vの解説本はWindows Server 2012R2向けのものがほとんどなんですが、こちらはWindows8.1向けの解説がありオススメです。Windows10でも特に異なる部分はなかった気がします。

で、この辺りを参考にさせていただきZabbixのインストール。最小限セットアップにしたせいか、色々パッケージが足りなくてこの通りすんなりとはいきませんでしたが、どうにか手動インストールも含めどうにかWeb画面に到達。しかしサービスが起動しないとエラーに。ここで触れられてる現象。冒頭に追記されているtrousers-0.3.11.2-4.el7_1.x86_64.rpmへの更新ではダメで、1.で書かれているFedoraのtrousersを導入した上、CPANをセットアップして入れてSys:Syslogモジュールの導入が必要でした。さすがにCeleronな上に仮想PCなせいか、ビルドがやたら時間かかりました。フリーズしてんのか疑うくらいの進捗率でしたがじっと我慢(放置)でどうにか。以前はここまで苦労しなかったような。

実際に動かしてもやっぱりモッサリですが、まぁ非常時の監視システムとしては省電力優先てことで。

で実際に家中のホストやSNMP対応スイッチやルーターを登録しまくったらめっちゃ重くなってしまったので、アイテムやトリガーを削ったり。MySQL(MariaDB)の稼働率が高くて、Windows上でデイスク利用率が100%に貼り付いてしまっていたので、ドライブを分散しようということで、USBメモリーに仮想イメージを配置することに。読み込み130MB/sを謳う上記製品にしてみたところ、とりあえず100%貼り付きはなくなった感じ。

ただまぁWindows10を動かした上にCentOS7だとさすがに2GBメモリだとかなり厳しいです。CentOSは256MBだとエラーになるので、384MBスタートの動的割り当てにしています。この上TMPGEnc Video Mastering Works6とかだとかなりもっさりします。CentOSをもっと古いバージョンにすればよかったかも。

4GBモデルがあれば買い換えたいレベルですが、後継のLiva X2とかだと一気に値段あがるんですよね。しかもWindowsPro化しちゃったし(これから抜いて別のWindowsライセンスに紐付けとかできるんだろうか?)。それくらいなら同型機をもう一台買って役割を分けた方がいいかなとか。

でもまぁどうにかCentOSとTMPGEncが両立できそうな気がしてきたので、少し様子見。

ともあれ、Hyper-Vとかマニアックなことは別にして、格安Windowsデスクトップとしてはかなりコスパが高くオススメです。Officeしか使わない人とか、子供用とかであれば1.8万で買えちゃう(モニタやキーボード、マウスは別ですが)本製品はかなりイケてると思います。いずれ後継機のLIVA XやX2に置き換わっちゃうかもなので、買うなら今かも!ていうかσ(^^)がもう一台欲しいなぁ。悩むなぁ。CentOSがすんなり入るならなぁ…

最近の買い物まとめメモ

最近色々買ったけど個別にレビュー書いてる時間がないので、とりいそぎの型番記録とかんたんレビュー、経緯など私的記録。

■冷蔵庫 SHARP SJ-GF50A-R

9月は冷蔵庫モデルチェンジシーズンで各社2014年モデルが投げ売り状態だったので、いいかげん容量不足で詰め込み過ぎてすぐに凍って色々ダメになっていた冷蔵庫を買い換え。310Lからいっきに501L。三菱だと600L級も狙えたけど、同居人がプラズマクラスターの脱臭機能を重視したり、冷凍室よりは野菜室の性能が大事かなってことで。Panaは中段引き出しドアの取っ手の向きが使いにくいと却下された。初値32万の製品が半額の15万程度で購入。今は12万台の店も。冷蔵庫ってヘンな商材ですな。

ヨドバシ.comにて注文。ヤマトの人が2人で設定してくれました。キッチンの間口がウエストくらいと足元で微妙に違っていて、足元はかなりギリギリ。最初からこの長さで伝えてたら作業距離されてたかもってレベル。それでもブランケットをはさんでどうにかしてくれました。引っ越しや買い換えでまた運び出す時のことを考えると憂鬱になります。

こころエンジンとやらでちょいちょいしゃべるんだけど、タメ口パターンと丁寧語パターンが混在していてキャラや世界観の設定がなってない感じでイラっとくる。キャラクタービジネスを甘くみてる感じ。遠からずオフにすることでしょう。

冷蔵庫としての性能はとくに不満なし。冷蔵庫内のものが凍らないのはもちろん、野菜室の野菜がしなびたりもせず。ただ冷蔵庫のチルド室はバターとか納豆とかつめこまれてあまり機能してないw。

あぁ、でもオシャレなガラスフラットドアにあったせいで、

  • 取っ手がなく開閉しづらい
  • マグネットがつかないのでキッチンタイマーやラップホルダーがつけられない

など不便になって部分も。

■Synology NAS 2台

σ(^^)がもっとも信頼し、推奨するSynologyのNASを立て続けに2台。まずは3.5inch x2ベイのDS251jを実家に設置。自宅のDS1511+のバックアップに。DS1511+は3TBx5のRAID5で現在7TB程度使用してますが、バックアップ不要なエリアもあるので、とりあえずDS215jに6TBドライブを一機のみいれてみました。足りなくなったらもう一台追加しようと。

実家もウチもIPv6 IPoE環境なので、固定IPv4アドレスがない実家へも問題なく接続。IPoEならIPv4 PPPoEの速度制限も受けないせいか、いまのところ無事に同期できてるようです。

そして同居人が自分用のNASが欲しいというのでSynologyを勧め、2.5inch x4ベイのDS414slimをチョイス。こちらもまずは2台だけディスクを搭載。寝室に設置したので、消灯後に電源ランプの青色LEDが眩しい。調べるとsshでログインしてコマンドラインで消灯させられるんですが、どうも再起動すると思ってしまうようで、結局我慢ならずテープ貼られて上から油性ペンで塗りつぶされちゃいましたw。これくらい設定で選べるようにしといてほしいですね。

そちらも相変わらずNASとしての機能や使い勝手には満足です。

■タンブラーボトル洗浄機 THERMOS APA-800

同居人が水筒女子なのでプレゼントしてみました。漂白剤と電気の力で汚れを浮かせて金属製タンブラーの内側がピカピカになるというシロモノ。もともとそんなに汚れた水筒がなかったので、フヨフヨがドバー!ってことにはならなかったんですが、やはり一目見てピカピカだ!ってくらいには綺麗になります。勢いで、自分用のマグタンブラーも買ってしまいましたw。

■Windows10(Windows Hello)対応指紋リーダー FP-RD2

Winows Vistaの頃はMicrosoft純正の指紋リーダーがあってWindowsログオン等の利用できていたのですが、64bit版ドライバーが出ないまま使えなくなって、デスクトップでの生体認証からは遠ざかっていたんですが、このほどWindows10にしたところ、各種生体認証の共通プラットフォームであるWindows Helloが使える用になり、それ用に動作報告があったFP-RD2を早速買って見ました。以前のMS純正のタイプのような指で押さえつけるタイプではなく、タブレットやノートでおなじみのライン型で指を滑らす必要があるので、リーダー本体を両面テープで卓上にガッチリ固定。その上で指を滑らすようにしたところイイカンジにログオンできるようになりました。サイズもスリムでいいです(ノートに側面などにインストールできるくらいなんだから、もっと小さくもできそうなもんですが)。はやく顔認証ができる後付けカメラが出ないですかね。

 

他にも色々買った気がしますが、とりあえず。大物2つは別記事にて。

クライアントIDで有線と無線に同じIPアドレスを振る覚え書き(NVR500)

MacBook Pro 15rを自宅で使う時、基本的にはワークデスクでGigabit-Thunderboltアダプタで有線接続なんですが、時折Wi-Fiで使ったりもします。最近はないですが、他のノートPCでも両方のインターフェースがついてる機種では適宜使い分けたりします。そういう時にできれば同じIPアドレスを割り振りたいと思ってたんですが、当然ながら有線と無線(Wi-Fi)でMACアドレスがそれぞれ別についているのでややこしいことになっていました。

また複数のMacBookを同じGigabit-Thunderboltアダプタで使い分けると、これもまた同じIPアドレスになるのが気持ち悪かった。

で、今回わかってDHCPサーバーをOSX ServerからYAMAHAのNVR500に戻す大作戦を決行していて、リファレンスにクライアントIDというものでも識別できるという記述を見つけました。はて、クライアントID?どこかでみたことあります。あ、これや!

clientid

なるほど、Mac側で有線と無線で同じクライアントIDを名乗っておけば、MACアドレスの違うインターフェースでも同じIPアドレスがもらえそう。最悪故障して本体交換しても、TimeMachineバックアップから復元してここの値が同じなら同じに?なるほど考えられてるなぁ。

ってことで、実験。普通NVR500などYAMAHAルーターにDHCPの固定割り振り設定をする書式はこんな感じ。

dhcp scope bind 1 192.168.0.200 ethernet 00:01:23:45:67:89

それをクライアントIDを使った指定にかえるにはこんな感じ。もちろんクライアント側にクライアントID欄を指定しておきます。写真のようにTSUBASAなどとした場合、

dhcp scope bind 1 192.168.0.200 text TSUBASA

こうすればよさげ。設定変更しても既にリースしているIPアドレスがある場合そちらが優先されるので、

dhcp manual release 192.168.0.200

などとして手動開放してやります。クライアントに別のIPアドレスが割り振られている場合、そちらも開放することをお忘れ無く。

これで単一の設定で、有線/無線に同じIPアドレスが振られることが確認できました。うっかりWi-Fi切り忘れたまま有線つないじゃったらどうなるのとか、公衆Wi-Fiサービスとか他の環境で弊害出ないか、とかは追々…