iPhone 3G、取り急ぎのトラブルシューティング

レビューとして書きたいことも色々ありますが、とりあえずPIM周りを使い物になるレベルにするために色々問題があるので、まとめておきます。

■iTunes 7.7のバグ(AppleMobileDeviceHelperクラッシュ問題)

「iTunes」v7.7に一部環境でエラーダイアログが表示され続ける問題

 

うちもこの問題に直面しています。Vistaの32bit機で再現。64bit機では問題ないようです。とりあえずアクチべーション(ロック解除)は64bit機で終わらせました。ただ、iTunesライブラリの入ってるマシンは32bitなので困ります。

記事によると、当該サービスの.exeサービスを改名すると起動できなくなるので、エラーも出なくなる、とあります。ただ、それをすると、「情報」タブで予定表アプリや連絡先アプリ(Windowsアドレス帳、Outlookなど)が選べなくなります。どうもこのサービスはiTunesとそれらの連携アプリのAPIを司るものみたいですね。このサービスを管理者権限で起動するようにしたら解決した、という声も聞かれますが、下記の回避策をとったのでまだ試していません。

■「連絡先」の同期

気付きにくいですが、iTunes7.7をインストールするとコントロールパネルに「MobileMe設定」が追加されます。そちらで同期設定をすれば、iTunesを介さずにPC<->MobileMeの同期ができるので、そこからMobileMe<->iPhoneを同期できます。ので、iTunesマシンから前エントリで作成したWindowsアドレス帳データを64bit機に移し、そこからMobileMeにもってきました。

この手順をとると、iPhone上で読み仮名がおかしくなります。名字のふりがな欄に名前のふりがなが入り、名前のふりがな欄が空になります。つまり、「鈴木太郎」が「た」行に入ってしまいます(ソート設定の問題ではなく、データ自体がおかしい)。これは、新しいテンキーボードの練習と思って120件ほど手作業で直しました。MobileMeがまともに動き出せば、そっちで作業する方が早いと思います。

ちなみに、これでもMobileMe上の表記はおかしいですが、これは明らかにバグでしょう。「鈴木 太郎」のふりがなた「たろう すずき」になるという(^^;)。あと、インデックスが「鈴」とか漢字毎にできるのもアホっぽい。これは日本語あんまりわかってない人が作ってない人の設計仕様で、UNICODE的に動作したって漢字ですかね。これも改修が期待されます。

■「カレンダー」の同期

期待を裏切って、MobileMeにiCal形式のインポート機能がありませんでした。MacならiCalにとりこんでもってけるんですが…

仕方なく、Outlook 2007を再インストールして同期してみました。大ざっぱに、

  1. Googleカレンダーから、iCal形式(.ics)でローカル保存
  2. Outlook2007でインポート(カレンダー毎に「新しい予定表として開く」を選択しないと混ざるので注意)
  3. MobileMe設定でOutlookとの同期を実行

という手順です。

なお、懸念していた、分刻みの予定入力ですが、MobileMe側ではできそうです。

■OperaでMobileMeが使えないorz

OperaのAGENT偽装機能を使っても騙されてくれませんでした。SafariかFireFoxを使うしかないみたいです。

iPhone移行準備

まだ発売日に買えるかも確定してないですが、一応移行準備を進めています。

MobileMeはいまだにAmazonに出ないので、Apple Storeに注文。当日購入後にヨドバシに特攻という手も考えたんですが、混んでそうだし、はやくいじりたいので。

カレンダーはGoogleカレンダーからiCalエクスポートすれば、MobileMeで読める可能性が高いので、とりあえず放置。

で、アドレス帳をE61から移行。Vista上でNokiaの同期ツールでWindowsアドレス帳に書き出せたので、あとはiTunesがやってくれる。とりあえずiPod touchに移ったことを確認。ただし、Nokiaの同期では、Windowsアドレス帳上ではふりがなが空っぽ。vCardってふりがな欄の厳密な仕様が決まってない(もしくは存在しない)んでしょうね。120件ほどありましたが、頑張って手作業で入力。ただ、iPod touchはよみがなを認識しないっぽいので、意味があったかどうかはわかりません。結局、iPhoneなりMobileMe上で再入力になる可能性も。Windowsアドレス帳での標準形式(姓名、名, 姓など)の指定はiPod上では関係ない模様(気になったから直したけど)。

基本的にOutlookは使う気がなく、PC上での閲覧、編集作業はMobileMeのWebインターフェイス操作でいいじゃん、と思っているので、同期のためだけにOutlook 2007をインストールしなくて済んだのは助かりました。

待望のAthlon X2/4850e登場

ようやく発売になりましたね。>Athlon X2/4850e

紆余曲折あってSlotAM2+マザーに交換したリビングマシン用にとずっと狙っていたので、impressの記事を読んで速攻でSofmap横浜店へ走りました。\9,980でしたが、NICOSのギフト券があったので、\8,980でゲット。最近はこのマシンではエンコしないので、あまりパワーは必要としないですが、TDPが45Wに落ちることで、静音化が図れるなら良しでしょう。

GA-MA770-DS3でBIOSはF4にしておいたところ、POST画面で正しく4850eと表示されました(そういえばBE2400を認識できなかったML115のBIOSはその後どうなったかなぁ)。

残念ながらライセンス認証は要求されました。あの電話認証の時に、プッシュトーンで番号を打たされた後に結局オペレーターとの通話になる流れ、なんとかならないですかね…

あと、OS再インストール無しでIntelチップセットからAMDチップセットに交換して動かしてるせいか、時々数十秒ほど固まる現象が出てたんですが、「XP SP3で無限再起動に陥る」件の解説を読んで、(Vistaだけど)同じ措置をしてみたり、チップセットドライバを再度上書きインストールしてみたりしたところ、なんとなく収まった気がします。

セブンイレブンのネットプリントを使う時の覚え書き

実家の妹がデジカメの写真を店頭プリントしたいと電話してきました。長期貸し出し中のDSC-T2は本体内のフラッシュメモリに保存している写真をメモステにコピーし直さないとならないわけですが、この操作がわからず電話では挫折。結局、PCで吸い出した写真データをこっちに送ってもらい、セブンイレブンのネットプリントサービスを使うことにしました。

同サービスはPCから印刷したいデータ(写真、PDF、Officeファイル等)を送信すると注文番号が発行され、それをセブンイレブン店頭のマルチコピー機に入力することで印刷できるというものです。ここでもいくつかハマったので覚え書き。

■180日でIDが抹消される

以前、仕事で使った時にIDを作ってあったので、そのIDを調べてログインしようとするも、何度やってもログインできない。あれこれ悩んだ挙げ句、ふとクロネコヤマトでの経験を思い出して、ヘルプを熟読。やはり、180日間使わないとIDが抹消される、という記載を発見。クロネコの再配達依頼のIDなんかでも良く同じ目に合うんですよね。せめて1年くらいは保持してほしいものdす。

■「ネットプリント」からではL版印刷できない

さて、ようやくIDを再登録して写真をアップロード。サイズ指定のところで再度固まる。B5、A4、B4、A3しか選べない??この「ネットプリント」はWordやPDFなどのドキュメント印刷用のサービスで、写真は(同じ機能のくせに別の入り口である)「デジカメプリント」を使う必要がある模様。写真は、というよりも「L版プリントは」という方が正確っぽいですね。デジカメプリントはL版のみのようで、写真であってもA4で出したければ「ネットプリント」を使う必要があるようです。おそらく、ユーザ数が段違いに多く、層も広いであろうL版印刷を極力簡単にするために、別口にしたんでしょうけど、ネットプリントでL版印刷を許可しない理由はよくわかりませんねぇ。

ちなみにデジカメプリントはWindows Vistaからしか使えないようです。逆にVistaからであれば割と簡単に利用できます。ID登録も必要ありません。Windows フォトギャラリーからウィザード形式で簡単に申し込みできます。

σ(^^)が理解した範囲で比較するとこんな感じ。

  ネットプリント デジカメプリント
対応形式 PDF、Word、Excel、PowerPoint、JPG、TIFF等 JPGのみ
ユーザ登録 不要
アップロード Webブラウザから Vistaのフォトギャラリーから
データ管理 Web上から削除など可能 不可。一週間で自動消滅。
暗証番号設定 不可
印刷サイズ B5、A4、B4、A3 L版
価格 1枚20円~ 1枚30円

MS指紋リーダーは楽ちん でもIE使い向け

仕事用マシンのBluetoothキーボードが、サスペンド復帰後に認識されてパスワード入力できる様になるまで微妙に待たされるので、その代替に今更→の指紋リーダーを買ってみたんですが、ナント、64bit非対応でしたorz。

で、自宅の他のマシンではあまり利用価値がないので未使用のまま眠っていたんですが、実家に持ってきて試してみました。

指紋認証ログオン自体はVAIO UXや2710pで体験済みですが、こいつの良い所はライン型(?)スキャナではないので、指をスライドさせなくて良いところです。VAIOはまだしも2710pはスライドするスピードがシビアでいつも早すぎて怒られます。コイツは指を置くだけなのでグっと楽。今後もデスクトップ用に指紋リーダーを買ったり勧めたりする時は、非ライン型を選択基準にしたいところです。

■WebログインはIEのみ

このリーダー(のソフト)にはWindowsログオンのみでなく、認証有りWebサイトのログインも自動化する機能があるんですが、残念ながらというか、やはりというか、IEにしか対応していません。ブラウザ上で認証フォームがでている状態で、タスクトレイから「指紋認証ログオンマネージャー」というのを起動するという手順なんですが、OperaやFireFoxではフォームを検知してくれないのです。Opera使いなσ(^^)には、事実上Windowsログオンにしか使い道がないことになります。

そういう意味でも、普段はIE使いな妹が使う実家マシンにつけておくのは有益だろうと自分を慰めてみる。

fingerprintreader

一方、IEで使う分にはサスガMS。UIはなかなか優秀です。 写真はmixiのログイン画面で「指紋認証ログオンマネージャー」の登録ダイアログを表示したところです(クリックで拡大)。

ページ内のフィールドを自動認識して、それぞれに必要な値を入力するんですが、選択フィールドがページ上でどこに対応付くかを枠線で強調表示してくれます。こういう気配りはいかにもMicrosoftです。未だに使い方がわからないでいるhp製ツールとは違います(^^;)。

自動認識したフィールドだけで認証が完結しない場合、「フィールドの追加…」ボタンから残りの欄も処理に組み込むことができます。例えば、この場合、「次回から自動的にログイン」チェックボックスもオンにした上でサブミットする、ということができたりするわけです。

「指紋認証ログオン」と「アカウント名」の違いがいまいちわかりにくいですが、どうも前者が上位カテゴリで基本的にサイト名を入れておき、後者は同一サイトで複数セットのアカウント情報を使い分けたい場合用ということのようです。

■64bit対応、Opera対応が望まれる

ということで、作りはとても良いんですが、いかんせんσ(^^)の環境への対応度が低すぎます。せめて64bit対応はしましょうよ。>MS様

Operaは某Loggerソフトでも情報とれなかったり、色々と特殊な作りになってるっぽいので、望み薄いんでしょうね…