仕事用マシンがとりあえず組み上がり基本設定が完了しました。
■ハード面
予想外に静かなマシンになりました。マザーのチップセットとグラボはファンレスなので、ノイズ発生源としては、
- CPUファン(リテール) 
- HDD (WD3200AAKS-00VYA0) x2 
- 電源ファン(ファンコン内蔵) 
です。
HDDも2台同時に動いているわりには、カリカリ音以外はほとんど聞こえません。動画エンコードしてもそれほど変わらない模様。今回、あまり静音スペックに関しては意識しないでパーツを集めたんですが、意外な健闘ぶりに驚いています。
定格で使う限りはこんな感じで使えるといいなぁ。夏前にもう少し様子をみて、必要そうなら大きめのケースファンをゆるゆる回すことも考えよう。あと、2chによるとチップセットがかなり熱いということなので、不安定さを見せるようならチップセットを冷やすとか。
いつか衝動買いしたくなる時のためにケースの仕様をメモ。→前面12cm、背面8cm x2
■ソフト面
やはりRAID-0化のおかげか、アプリの起動などがサクサクしてます。Meadowなどが良く体感できますね。Photoshop Element 6あたりはさすがに瞬時とはいかないですが、やはり今までとは違います。
2710pをSSD化した時に測ったCrystalDiskMark値を更新しておきます。
| 単位:MB/s | 2710p | エンコ用マシン | 仕事マシン | 新仕事マシン | 
|  | SSD 1.8′ | PATA 1.8′  | HEX-S8GJ (ExpressCard)  | SATAII 3.5′  | 玄蔵 (SATAII RAID-0)  | PATA 3.5′  | ICH9R RAID-0 | 
| Sequential Read  | 57.557  | 22.641  | 29.971  | 59.7  | 105.661  | 36.115  | 158.2  | 
| Sequential Write  | 32.809  | 21.159  | 19.62  | 49.335  | 102.24  | 16.126  | 121.9 | 
| Random Read 512KB  | 57.299  | 12.164  | 29.319  | 30.204  | 35.379  | 20.41  | 57.11 | 
| Random Write 512KB  | 8.496  | 10.622  | 11.516  | 25.034  | 51.998  | 16.112  | 141.9 | 
| Random Read 4KB  | 11.922  | 0.429  | 4.583  | 0.434  | 0.574  | 0.448  | 1.249  | 
| Random Write 4KB  | 1.297  | 0.462  | 0.211  | 1.423  | 2.747  | 1.912  | 3.679 | 
 
ライトバックキャッシュは無効のままです。同じSATAIIの玄蔵よりも出てますね(HDDは同じものを流用です)。さすがにRandom Read 4KBはSSDに負けてますが、同512KBになるとほぼ横並び。いずれにせよ今までの環境と比べれば倍~3倍のスピードです。
ただしRAID-0はHDDが片方壊れたら全体がパー。システムドライブに使うのはドキドキ。あとで気づいたんですが、WHSのバックアップクライアントがまだ64bit非対応なんですよね。春に出るPowerPack1で対応するとのことですが、早く出ないかなぁ…
■64bit化について
ほとんどのソフトは無事導入できました。大きかったのはAcrobat 7で仮想プリンタが作成できないとエラーになったこと。Vista対応は8.1からですが、7でも特に問題ないので使い続けてたんですが、さすがに仮想プリンタ無しでは役に立たないので、買ってきました。プリンタドライバは互換性がないと知ってたので、物理プリンタはチェック済みだったものの、Acrobatは盲点でした。ちなみに、8.1であっても64bit版WindowsではこのFixを入れないとダメっぽいです。前回Professionalにしつつも結局使わなかったので、今回はStandardにしとくか悩んだんですが、\7,000差だったので思い切って再度Proに。
あと、初めて知ったんですが、64bit版Windowsでは、64bit対応アプリがProgaram Filesに格納され、32bitアプリはProgram Files (x86)ディレクトリに置かれるんですね。インストーラーで入れる分には自動なので気にしなくて良いんですが、今まで使ってたランチャーの設定がそのままもってきても使えなくて書き換えが必要でした。あと、Zip配布のオンラインソフトなどもいれ場所間違えそう。そういうソフトはProgram Filesに置かなきゃいいんですけどね…長年のクセで。
せっかく4GB載せたメモリですが、普段は1.2GBほどしか消費されてません。今までのVista機(32bit/2GBがほとんど)を見る限り、とりあえず50%まで使って、あとは仮想メモリ、という調整が入る仕様なのか常に50%近辺を行き来してる印象だったんですが、さすがに4GBあるとそこまでも必要ないようです。まぁ、仮想マシンとか動かすと役立ってくれるでしょう。
■動画エンコ
64bit動作保証外となっているTMPGEnc 4.0 Expressでも問題なくエンコードできています。4コアとも使われるようですが、どれも50~70%程度の利用率になりますね。他のことする余裕もあっていいんですが、100%目一杯使い切って最短エンコとかできないのかな?
24分、1440x1080iソースを1280x720pのDivXにエンコするのに56分位でした。今までのCoreDuo/T2400マシンが2~3時間かかっていたので、随分な進歩です。
■宿題
なぜかリモートアシスタンスで他のマシンを使うときに英語キーボード配列になってしまいます。もしかするとこの方法で直るかなと思ってるんですが、まだ試してません。
 
流用パーツがあったとはいえ、総額\7万程度で組めたと思えばかなりコストパフォーマンス、満足度の高いマシンが組み上がりました。仕事も楽しくなるといいなぁ。