ついにWordPress移行を敢行

少し前にサーバーのHDDが逝ってしまわれて、MovableTypeで吐き出した静的HTMLを仮で置いてしのいできましたが、ようやく新サーバーにWordPressを入れてデータを移行しました。

OSX ServerのApacheは設定ファイルがややこしくて難儀したり、WordPressのMT importerが一定文字数以上のエントリをさくっとスルーして読み込まない仕様に時間くわれたししましたが、どうにか形になった気がします。レスポンシブなテーマをチョイスしたのでモバイル端末からの見やすさも向上したかなと思います。

一応すべての記事は移ってるはずですが、おそらくRSSは互換性がない気がするので、いるかどうかわかりませんがRSSリーダーなどに登録いただいている方がいらしたら、念のため再登録していただくのが吉かも知れません。あと、プログラミングやサーバー設定の話題は公共性などを考えてQiitaに書いていくことにしました。

WordPressの方がモダンなプラグインも多く、色々試せるかと楽しみです。執筆環境としてもついにWindows Live Writerから卒業できるかも。もうMacBookに仮想Windows入れておかなくてもいい?!

今後ともよろしくお願いいたします。

ブログがダウンしている間にゲットしたガジェットのレビューも貯まっているので精力的に書いていきたいと思います。

以下レビュー予定。

DIVISIONを快適にプレイする為、PS4をSSDに換装

最近、Tom Crancy’s The DivisionをPS4でやってます。そろそろPCでSteamデビューしてみようかとも思ったんですが、思いの外グラボの要件が高くて保留。Oculus Riftも来るしどのみちGeForce GTX970/980位に特攻しないとなんですが、省電力スゴそげな1080とかも待つかとかまだ決心がつかず。

で、PS4で楽しくプレイしてますがロード時間が気になる。特にスタックしてる時のコンティニューとか、拠点間の移動とかゲーム中の待たされが。てことで遅ればせながらSSD換装に踏み切りました。

SSHDはそんなに効果体感できないと言われたのと、現状が500GBのうちの半分程度。ここ最近こそ立て続けに3,4本買ってるけど基本そんなに本数買わないし、やらなくなったの消してけばいいので、1TBとかはいらないだろうと。今手頃な500GB前後のを買い、足りなくなったらまたその時安くなってるだろうから買い直そう、と。あと、ゲーム機ではほとんどがロードの時間なので書き込み速度はあまり重視せず。その意味でも無駄に大容量なSSDにする必要もないかなと(SSDは書き込みをRAID的に分散させるのでチップ数が多い大容量モデルの方が速いことが多い)。また書き換え回数も少ないからMLCにこだわらずTLCでいいかとか。PS4は常時録画があるので不安視する意見もあるけど、まぁ今はセーブデータはオンラインバックアップできるし、壊れたら壊れたでまた安くなったのを買えばいいやと割りきる方向で。

で、選んだのはSanDiskのX400というビジネス向けのモデル。

  • 今年出たばかりのシリーズの割に安かった
  • TLCだけど独自のキャッシュ技術(TLCの一部をSLCとして使う??)がヨサゲだった
  • 5年保証

など。価格.com最安店が近所だったのでふらっと行って購入。15,800円でした。2016年4月現在、1TBにすると3万円台となりPS4本体買えちゃうんですよね。それもなんか違うかなとか。

■交換手順

公式でサポートしてるだけあった必要なものさえ揃ってれば簡単でした。

  1. 本体内データをUSB外付けHDDにバックアップ
  2. トロフィー情報は対象外なのでオンラインで同期しておく
  3. シャットダウンしてHDD換装
  4. 電源7秒長押ししてセーフモード起動
  5. USBメモリにファームウェアを入れておいてそこからリカバリ
  6. USB HDDからのバックアップをリストア

こんな感じ。換装自体もプラスドライバーだけで簡単にできるし、PlayStation Networkのログインパスワード以外は完全に復元できてる感じ。バックアップに2,3時間、復元はSSDなのでもっと速いだろうけど出かけてしまったのでわからず。復元後再起動するので、(多分HDMI-CECで)消しておいたはずのテレビが点いていたのはご愛敬。泊まりででかける前にかけていくのはやめましょうw。

■換装の感想

いい感じです。Loading…の待ち時間が体感で減った感じ。いやちゃんと測ってないんだけど。PS4はメモリが大きい分、事前にディスクから読み込んでメモリに展開するボリュームも大きいんでしょう。そこで待たされることが多い感じなんですが、SSD化でそれがマシになった感じ。瞬間というわけにはいかないですが、3,4割は短くなってるんじゃないですかね。σ(^^)はコストに見合う価値があったなと思います。

YAMAHAルーターでDS-Liteを試す

知人に相談されてDS-Liteについて調べてみたところ、自宅のRTX1210でも使えそうだったのでトライ。どこぞの携帯ゲーム機の話ではなく、IIJmioのNFようなIPv6 IPoEオプションを提供している回線で、IPv4通信もカプセル化してやっちゃおうという仕組み/サービスのこと。一般にフレッツで網内通信は速いのにプロバイダが遅い、というケースはIPv4通信行うPPPoEに関するISP側の設備がショボいせいと言われますが、それを経由しないでIPv4パケットをIPv6パケットで包んで高速なIPoEでインターネットまで届けてしまおうというシロモノです。

IIJmio/SF(固定IPプラン)とNF(IPoEが使えるプラン)を契約している我が家では、IPv4はSFでこんなもん(平日夕方)。

それが、

こんな感じに。もともとNFよりもSFの方がお高いプランなせいか速いことが多いんですが、それでも更に速くなりますね。(NFでも測れば良かったんだけど忘れてた…)

同日深夜追記:

東日本でも多少は遅くなる深夜付近で再計測してみました。PPPoEだとこれが、

DS-Liteだとこんなん!

10倍以上差がでました。

また、ポートを色々使うオンゲーはどうかなと思ったんですが、PS4でThe Division、WiiUでSplatoon試した限りでは問題なさげ。これは常用できそう。

2016.04.22追記:深夜帯にThe Divisionしたら全くログインできない現象発生。やはりグローバルIPアドレス共有してるので、混んでくるとポートが不足したりするんですかね。戻したらすぐつながりました。pingで差が出るなら使いたいところですが、やはりゲーム機は除外しておいた方がいいのかも。

 

■設定方法

IIJmioの動作確認端末にはYAMAHAルーターはないんですが、こちらにNVR500での設定例が出ています。ググるとRTX1200などのケースも出てきます。既にIPoEでIPv6通信ができてる状態からならほんの数行ですね。

追加したのは

tunnel select 100
  tunnel encapsulation ipip
  tunnel endpoint address 2404:8e00::feed:100
  tunnel enable 100

だけ。endpointアドレスはgw.transix.jpなんですが、YAMAHAルーターだとなぜかFQDNだとダメな模様(ダメでした)。将来的に変更される可能性もありますが仕方ないのでIPv4アドレスで直書きします。

ウチはVPN用でトンネル番号1を使っていたので100としました(1行目と4行目)。

後は、例にあるように

ip route default gateway tunnel 100

などとすれば全てのIPv4通信がDS-Lite(tunnel 100)経由になるわけですが、ウチではサーバー公開などでポート開放(IPマスカレイド)しているものも多数あるので、YAMAHAお得意のフィルター型ルーティングでLAN内端末のプライベートIPアドレスで振り分けるようにしました。例えば、192.168.0.6の端末だけDS-Lite経由にする例は、

ip filter 500005 pass 192.168.0.6 * * * *
ip route default gateway tunnel 100 filter 500005 gateway pp 1

てな感じ。1行目で500005(適当な空きフィルタ番号でOK)に対象のIPアドレスを書き、2行目でそれに見合うのはtunnel1へ、それ以外はpp 1 (通常のプロバイダへのPPPoE接続)へ、という指示を書きます。実際にはIPアドレスを範囲で指定したり、IPアドレス別ではなくプロトコル別などの指定も可能なので、用途に応じて設定してみてください。

実際には、セキュリティ的なフィルタリングも必要かも知れませんが、いまいちDS-Liteの仕様がわからず保留です。グローバルIPアドレスを他の人と共有してるはずですが、NATしてるし具体的にどういうリスクがあるんでしょうね。常用する際にはもう少し調べてみようと思います。

同日深夜追記:

深夜の速度も落ちにくいしということでサーバー系マシン以外はDS-Liteをデフォルトゲートウェイにしてやろうと思って、セキュリティ設定も追加しました。多分pp(PPPoE)にデフォルトでセットされるフィルタがこんなもんだと思うので、それを継承。なのでフィルタ作成は省略。

  ip tunnel mtu 1500
  ip tunnel secure filter in 201003 201020 201021 201022 201023 201024 201025 201030 201032
  ip tunnel secure filter out 201013 201020 201021 201022 201023 201024 201025 201026 201027 201099 dynamic 201080 201081 201082 201083 201084 201085 201098 201099

1行目はおまじないでMTU指定。2行目が受信方向、3行目が送信方向で静的に加え動的フィルターも基本的なものが含まれています。追加適用する際は、「tunnel select 100」をお忘れなく。

4K BRAVIA 55X9300c その後

4KテレビのX9300cが来てひと月ほど経ちました。期末ラッシュの仕事を終えていろいろ視聴がすすんだので追加レビューなど。

Netflixなどはお試し契約してみたものの4Kで見たいコンテンツがないのであえなく解約。とりあえずMastered in 4Kを冠されたBlu-rayで安くなってたものからSFを3作買ってみました。同機能をON/OFFして見比べたりまではしてないんですが、なかなかに綺麗です。というかガチ4Kであまり見てないので比較ができず。YouTubeとかにも4Kコンテンツはありますが、ビットレートが違うしどうなんでしょうねぇ。

音質はかなり満足です。専用サブウーファーも出てますが集合住宅で2ch視聴するなら本体のみのスピーカーで十分に感じます。さすがに前後方向の定位感はほとんど感じないですがたまに左右方向ですごく広がりを感じる瞬間があります。これはBDみてる時だけな気がする。

画質は前回も書いた通り地デジとかだと粗も目立ってしまう分微妙なとこがありますが、BDだとさすがに綺麗。シネマホームやシネマプロだと黒も沈んでていいです。プラズマや有機ELと比べたことはないですが、部屋を暗くして見てると、スピーカーのフレーム部の黒とほとんど差が感じないくらいに黒いです。これはさすがにプロジェクターで味わえない沈み方ですね。4:3のSTARTREK VOYGERのDVDをみてても額縁部分が気にならなくていいw。HDRコンテンツが楽しめる日が楽しみです。

UIはやっぱりもっさりしてますが、先日あったアップデートで若干マシになった気もします。CEC絡みでどうなってるのかよくわかりませんが、AVアンプを経由してつないでる(TVからしたら同一HDMI端子につながってるだけの)レコーダーやPS3、AppleTVなどが入力切替メニューに個別に並ぶんですが、なぜかここにPS4がいなかったのも、いつのまにか出るようになって便利になりました。これ画質音質設定は別個になってるんだろうか?Androidである恩恵は音声操作でしょうか。天気や乗り換え案内がさっと検索できたり番組が探せるのはそれなりに便利です。

HDD録画は試してみたものの、やはりレコーダーに遠慮してか機能が控えめで、シングルチューナーなのは当然としても、チャプターがつかなかったり、EPGで条件検索ができなかったりと実用性は乏しいです。音声で番組名で探すことはできても、例えば「4月から始まるアニメ」みたいな探し方はできず、新番組を数個予約するだけでげんなりです。SideViewアプリを使うとレスポンスがいい分マシなんですが、検索機能としては同レベル。専用コントローラーが必要とされてるtorneアプリが一応付属リモコンで動くっぽいので、いっそnasneを久々に買いなおそうかなぁ、とかも思案中。全録のBXT970はあるし、これ以上録画機器増やしてアンテナ線分岐するのもなぁ、とか。とりあえず本体録画機能はあまり使う価値がないので、SideViewアプリはリモコン画面をデフォルトで固定できるようになると嬉しいなとかw。

これも前に触れましたが、DVD再生がBXT970よりPS4の方が綺麗なので、PS4向けのAVリモコンがないか探したんですが、北米でのみ販売されていたので、amazon.comで取り寄せました。一定時間使わないと電源が切れるBlurtooth式なのでやや不便ですが、机においただけでL2/R2ボタンが誤反応してしまうPS4コントローラーよりはマシなので愛用しています。なので、BRAVIAで2個、BXT970で1個、PS4で1個、時々AVアンプのを1個などリモコンだらけで家人には不評。一部はスマフォで代替も可能なんですがパッと手に取ってすぐ操作できないし。ここいらがもうちょっとスマートにならないもんですかね。後継の9350dではリモコンが1つに集約されるようですが、タッチパッドリモコンはあれはあれで良いんですよね。レスポンスだけ改善されればあれひとつで頑張れる気がするんですが…

 

あんままとまりがないレビューですが、とりあえずコントラストと音質には満足しています。レイアウト的にサラウンドセットをTV周りに設置できればプロジェクターの利用機会は激減しそう。

謎の再起動/フリーズ病を患うWindows10を治すまでの覚え書き

1秒サマリー:DiXiMのアンインストール

少し前からエンコ用のWindows10機が謎の再起動を起こすようになりました。ブルースクリーン(以下BSOD)になるわけでもなくいきなりリブートされる感じ。タイミングとしては全く不定期で、エンコード中に2,30分程度放置した時が現象としては多いですが、普通にブラウザでネットしててもなるし、完全放置しててもなる感じ。結果はどうも1秒サマリーに書いた通りDiXiMのソフトがWindows10非対応だったためぽいのですが、交換パーツのメモも兼ねて覚え書き。

まず前提としてベースとなるマシンはこちらの記事にあるiiyamaのBTOマシン。これの標準HDDとDVDドライブを外し、前マシンからSSD、HDD、BD-ROM、BD-Rドライブをつけてます。ただ光学ドライブは絶不調で、認識しなかったりアクセスするとExplorerが返ってこなくなったりと当初からあやしさはありました。Windows10にしてもそこは同様で、光学ドライブはBD-ROMドライブのみにして、BD-Rドライブはケーブル外したままにして使っていました。これがある時期から謎の再起動現象にみまわれたのです。また先月のある時ネットにまったくつながらなくなり、Intel NICをPCIEスロットにさして使っています。

■ソフト対応

どうもエンコ含めしばらく放置した後になるっぽいので省電力系のトラブルを疑い、省電力設定で色々無効化してみましたが効果無し。またBIOSを初期設定にしてみたり、常駐ソフトを終了しておいてみたりもしましたがダメ。

■メモリ交換

謎のハード不調によるリブートといったらメモリだよね!ってことで、どのみち8GBシングルチャンネルじゃなぁと思っていたのもあって、さくっと8GBx2を購入。店員さんに「OCとかしないんでド安定なヤツください」といったところ、Blur-Busというメーカーを奨められました。正直聞いたことなかったですが、チップはMicronで全数国内検査済みということなのでそれに決定。BBU8GX2D3161L-482R/RMという型番のDDR3-1600メモリで、1.5Vに加え1.35Vにも対応してるぽいです。5年保証。

しかしこれでは改善せず…むしろフリーズまでの時間が短くなった気すらして、1枚ずつにしたり、スロット変えたり元の8GBに戻したりしてみましたが、効果無し。

■電源交換

謎のハード不調によるリブートといったら不安定な電源だよね!ってことで、サーバーやNASやらモニターやらタコ足なタップを疑い、廊下のコンセントから延長ケーブルひきまわしてテストしても変わらず。光学ドライブ不調もあってBTOなんて標準装備ギリギリの電源容量しか確保してないのかも、と思い電源を交換。どのみちOculus Riftが届いたらグラボも電源不要のGTX750からGTX970/980級にしないとだし無駄にはなるまい、と。タコ足の中で少しでも高効率に電力が使えるようにと80PLUSのTITANIUMにしてみようと考え、また105℃対応国産コンデンサということで、玄人志向のKRPW-TI700W/94+をチョイス。ケーブルもプラグイン式で、他社の同グレード品より数千円安かったので。あとHaswell世代の高速起動に対応するC6/C7ステートに対応してることも重視しました。ケーブルもメッシュでくるんであって作りはしっかりしてる印象。ちなみに初期搭載電源はFPS製の80PLUS SILVER品でした。

しかしこれでも改善せず…。

■グラフィックドライバーのダウングレード

謎のハード不調によるリブートといったらグラボのドライバーだよね!ってことでダウングレード。今まで割となにも考えずに最新版を入れてました。GeForceスレなんかみてるとBSODが出ることもあるとのこと。今のシステムはXPかVistaくらいから秘伝のタレてきに引き継いできてるものなので、Radeon使ってた頃のドライバが入ってるかもしれず、セーフモード+DDUで両方綺麗に消し、最新版や少し前のものを何パターンか検証。

しかしこれでも改善せず。

またそもそも自動再起動をOFFにしてもBSODが見られないことが再起動要因を把握しづらくしているので、内蔵グラフィックを使って小型のアナログRGB接続モニタを使ってテストしたところ、再起動/フリーズするまでの時間が伸びた。動画本数でいうと1,2本だったのが7本くらいまでいけたり。ただそれでもフリーズ時はその時の画面が文字通り固まるのみで、BSODは見られず。内蔵GPUにすると延命できるというのはやはりグラボなのか?はたまた電源的なことに起因しつつ、グラボの消費電力が減った副作用か?など結局あまりヒントにならず終い。

■DPC_WATCHDOG_VIOLATION(0x133)?

Windows10のBSODでググっていて、DPC_WATCHDOG_VIOLATIONというエラーに行き当たりました。8.1以降ではドライバーの応答時間が10秒以内と定められており、それ以内に応答がないドライバーがあるとBSODになって落ちる、というものです(Windows8までは30秒)。電机本舗ではこれを以前の30秒に戻すツールを販売しています。なんかレジストリーを自分でいじれば簡単に切換できるんじゃねーの?と思いつつも、もう色々疲れてたので買って見ました。

しかしこれでも改善せず。そもそもBSODが表示されないので、本当にDPC_WATCHDOG_VIOLATIONなのかもわからないんですよね。事前にこのツールのフリー版やWindows10の設定で自動再起動をOFFにしても、フリーズした瞬間の画面で固まるばかりで。

 

さて、ここまで来ると、聖域(?)であるOS再インストールが頭をよぎります。最近はエンコにしか使ってないのでTMPGEnc系とaviutl関係さえ入ればあんま困らないかもなんですが、そこらのプラグインだったりコーデックだったりを完全移行できるか不安もありずっと避けてました。万一の時に旧システムに切り替えて比較したり作業できるよう、今のCドライブはホットスタンバイ状態で作業をしたい。そうなると少し前に買い換えたばかりの256GBのSAMSUNG 850EVOとは別にSSDを買う必要が…しかしSATAとして850EVOは500MB/s以上のほぼ理論値が出ており、買い換えても体感速度向上は見込めません。単に不具合解消のためだけにこれ以上投資するのはなぁ、、、と思ってました。しかしふとマザーについてググってるとM.2コネクタがついてることを発見。アレ?公式スペックには一言も書いてなかったような?しかし実際にマザーをよく見ると本当についてます。なんと。16xのPCIE以外は1xばかりでIntel 750のようなNVMe SSDボードは諦めていたんですが、M.2タイプならいける!?H97なのでx2で10Gbpsが上限で、せいぜい700MB/sくらいしか期待できないものの、それでも今のより速くなるならモチベーションにできるかも、ってことでその方向で品定めをしてBUY MOREへ。しかしいまいちこのBTO仕様のH97M-S01という発売から一度もBIOS更新すらリリースされていないようなマザーがSATA/PCIEとかAHCI/NVMeとかどこまで対応してるかわからず一応店員さん相談してみたところ、BIOSのリリース時期的にみてAHCIですらブートにできるかあやしい。自分ならやめとく、などと言われるorz。もともとこのBTOはUNITCOM製なのでBUY MOREといえば系列店です(買ったのはGOOD WILLでこちらもいやまUNITCOM傘下)。そこの店員にそう言われちゃうとなぁ。彼曰くBTOのカスタムマザーはやはり自作PCとは別モノと考えるべきで、拡張のことは考えない方がいいとまで。そして、経緯を説明したところ、彼ならマザーを疑うのと、サポートに送って検証してみてもらうべし、とアドバイスをもらう。ただ既にハードを色々つけかえててサポート対象外と言われそうだし、データがはいったシステムを他人に晒すのは抵抗があるので、サポートに頼る線はハナから除外。

■マザーボード交換

ということで、M.2 SSDを諦めてマザーを交換してみることに。ところがもはやH97のMicroATXはBUY MOREには在庫がないとのこと。「たぶんドスパラさんならあった気がする」というので行ってみたら本当にあった。BUY MOREさん、他店の在庫まで把握してるとかスゲーなw。結果としてBUY MOREで買い物できずに申し訳なかったですが、まぁ最近はなんだかんだで一番使ってるので、今後も贔屓にしようと心に誓っておく。

マザー交換するとOSが再認証になるかもだけど、もともとBTOについてたライセンスはHADごとはずしてあって、DSP版の入ったSSDを移植して使ってるので、最悪電話認証でどうにかなるだろう、と。

で、ドスパラパーツ館で発見したH97でMicroATXなマザーはASUSのH97M-EとASRockの2つのみ。MSIのH97M-G54だかいうのがいまの同S01のOEM元バージョンぽいので、そいつがあれば一番OSに影響が少ないかなと思ったんですが見付からず。ASRockはNICがIntelなのに惹かれたものの、こないだPCIEのCT買ったばかりだし、今後またM.2熱が再燃した時のためにスロットのあるASUSをチョイス。まる一時間かかって交換したのちOS起動。BTOなせいかMSI製のツール群がなにも入っておらず、特にWindows上での以降操作は必要なく、初回起動時に勝手に入ったドライバーと、付属DVDからのインストールで普通に移行できました。ライセンス認証も発生しなかったです。

しかしこれでも改善せず(この文、コピペです)。ここまでやってなおフリーズしました。しかし!なんということでしょう。今回はBSODが見える、見えるよママン!(マザー交換後だけに)。CRITICAL_STRUCTURE_CORRUPTIONでした。WATCHDOG_VIOLATIONじゃなかった!

てことで早速ググってみると、やはりWindows10非対応ドライバのせいのようですが、その中にDiXiMの製品が悪さをしているという記述が目に入る。ん?そういやウチもDiXiM BD Burner 2013が入ってるぞ。nasneやREGZAなどBDドライブがないレコーダーの録画ファイルをBD-Rに焼くためのツール。販売終了というので慌てて買って見たものの実は一度も使ってみたことがなかったので、躊躇わず削除。あらなんと、フリーズしなくなったよ!

そして公式にもアナウンスされてたよ!11月のWindows10 TH2(ToHeart2Threshold2)適用後から発生している問題らしい。パッチが提供される気配もなくアンインストールあるのみ。

なんとまぁ、膨大な手間をかけてメモリ、電源、マザーと買い換えた後にようやく辿り着いた答えがソフト1本だったとは…

ともあれこのブログ記事を1時間かけて書いてても落ちる気配はなし。エンコも20本ほど達成。完全に脅威は去った模様。まぁ、メモリが16GBになるのは吝かでもないし、GTX970/980に備えて電源に余裕ができたのは安心だし、なによりいじりがいのないBTOマザーから脱却でき、もともとケースデザインに惚れて買ったPCが完全に自作PCに生まれ変わったのが気分が良いです。もうケースとCPUしか元のパーツないなw。ケースについてるカードリーダーはあるけど。その上、使おうと思えばちゃんと使えるはずのM.2スロットも増えたぞと。最近は本当にエンコくらいにしか使わないWindows機ですがグッと愛着が増したので、なんかもう少しカスタムしてやりたいところです。