iPad Proを2017年版に買い換え

AppleのWWDC 2017直後のストア爆寸解除と同時に予約して購入しました。

iPad Proの12.9インチ+Apple PencilはUT仕事のノート取りに重宝しまくっていますが、ProMotionでさらに手書きの質が上がるならば惜しくはないなと。ProMotionは液晶のレンダリング頻度が60Hzから120Hzと倍増する技術のことで、スクロールなどが滑らかになると言われています。またもともと240Hzで座標をスキャンしているApple Pencilも、描画更新頻度が上がることで、見かけ上の遅延が40msから20msと短縮されます。これでより自然な書き味になるという期待です。

σ(^^)はタブレットやスマホを買う際に、「動画をよく観る端末は黒ベゼル、電子書籍をよく読む端末は白ベゼル」というポリシーを持っています。iPad Proは大画面な上に横向きにしてもステレオスピーカーであることが動画に向いているかと思い、初代は黒ベゼルのスペースグレーをチョイスしましたが、1年間使ってみてあまり動画を観る機会はなく、どちらかといえば電子書籍とノート用途が主だったので今回は白ベゼルのシルバーに。なにげにiOS機器で白ベゼル機種を買うのは十数台で初めてだったりします。

Apple Pencilはアップデートなしなのでそのまま流用。リアのシェルカバーもそのつもりだったんですが、カメラ周りのレイアウト(LEDライト追加)が違っていて互換性がないというので発売日前日に慌てて注文。今回もELECOMのクリアタイプです。後述のSmart Keyboardについてなぜか2017モデル用には対応がなくSmart Coverについてしか記載がなく不安でしたが、結果は余裕でした(2015年モデル用はちゃんとSmart Keyboard/Coverとも対応が明記されています)。

液晶フィルムは共用っぽいですが、一応ELECOMからは2017年モデル対応版が出ています。Apple Pencilでの書き味を重視して今回もペーパーライクをチョイス。

でもまだ貼ってません。iPad mini4やPro 9.7’で定評あるフルラミネーションディスプレイが綺麗で、視認性が落ちるペーパーライクフィルムを貼るのが惜しい、、やはりガラス面を直接Apple Pencilで書き殴るとカツカツ音/感が気にはなりますが、とりあえず次のUT仕事まではフィルム無しでこの綺麗さを味わっておこうかなと(キズはあんまり心配してません)。

噂では付属充電器が急速充電できるUSB-Cタイプ(MacBook 12’付属の29Wのもの)にかわるという話もあったんですが、開けてみると従来通りのUSB A 5Vタイプのものでした。iPad Pro 12.7’はバッテリー容量も大きくフル充電には時間がかかるので、やはりUSB-C充電器を使っておきたいところ。Ankerの充電器やASUSのモバイルバッテリーも揃えているのですが、惜しむ楽はUSB-C – Lightningケーブルが純正しか存在せず、値段はともかく1mタイプしかないというところでしょうか。携帯用にもっと短いものが欲しいものです。

(AmazonではApple純正品を謳う商品でも偽物が届くリスクが高いので、商品リンクは掲載しません)

ファーストインプレ

正直ProMotionによるヌルヌルスクロールはさほど感動しませんでした。ただTrueToneのおかげか、液晶フィルムを貼ってないフルラミネーションディスプレイのフル性能のおかげか、電子書籍アプリでの紙感は素晴らしいものがあります。また、60Hzが倍速になるだけでなく可変フレームレートになることで、24Hzの動画が24Hzのまま表示できることにより滑らかさも、そもそも動画アプリ側の対応が必要なのかどうかもわかりませんが、「まぁそういわれれば滑らかかな?」という位。24Hzを60Hzにする時は、整数倍できないのでどうしてもガタつくという弱点が理論上はあるわけですが。

またApple Pencilについても個人的にはあまり期待した進歩は感じられませんでした。もともと文字を最速で書き殴る用途が中心なので、遅延がないことよりも筆跡が忠実に再現されることに関心があったんですが、それについては表示のレンダリング頻度が上がること自体はあまり寄与しなかったようです。

とまぁ、世の中で感激の嵐が吹き荒れる中、個人的には期待したほどの感動はない感じなんですが、動きがサクサクしたのは間違いないし、容量も32GBから64GBになったし、白ベゼルになったりと、返品して旧モデルを使い続けるセンはないかな、と。追々iOS11や最適化アプリが出そろって来た時に進化が発揮されることでしょう。

PHILIPSのシェーバーのライフサイクルの長さ

2017年6月現在、PHILIPSはソリかえ割という下取りキャンペーンをしています(同年7月31日まで)。

現行製品の7000シリーズと9000シリーズなら1万円のキャッシュバックが受けられます。9000シリーズの上位モデルで4万円くらいするので、これはかなり大きいです。

σ(^^)は2011年モデルのRQ1260を使ってて、大きな不満はないですが、PHILIPSのシェーバー自体は非常に満足しているし、この機会に最新モデルに買い換えるのもいいかなと検討しました。当時、洗浄機が付属するモデルはクリーニング液のランニングコストと置き場所を考えて敬遠し、本体は最上位で洗浄機が付属しないモデルにした気がしますが、あらためて調べるとクリーニング液は3ヵ月で1,000円程度だし、今なら置き場所が確保できなくもなさそうなので、S9551/26に狙いを定めました。最上位のS9731についてくるヒゲトリマーはいらないので、S9551を買って洗顔ブラシだけ単品で買った方が安くあがる計算です。

しかしここでふと気付いてしまいました。なんと2011年モデルのRQ1260用として売られている替え刃、というかヘッド部分丸ごとのパーツが、現行9000シリーズと同等品らしいのです。ヘッド丸ごと交換することで、切れ味が復活するばかりか、5方向から8方向の「輪郭検知」機能付きにアップグレードされてしまうわけです(逆にRQ12xxシリーズ標準のヘッドはもう廃盤ぽい)。

太っ腹ですね。電動歯ブラシとかではよくあることですが、まさかシェーバーでもそんなことがあるとは。旧モデル用の替え刃を並行して生産しつづけるより安上がりということでしょうか。洗浄機による自動洗浄には未練がありましたが、今月は物入りだったことも考え、節約してヘッド交換で切れ味だけを最新版にアップグレードすることにしました。あと洗顔ブラシユニットも使えそうなので注文。

左が9000シリーズ相当の新しいヘッド、右がRQ1260標準品です。新ヘッドには刃を取り外すのに別途治具が付属しています。旧ヘッドは中心から放射状の軸方向に角度が変化し、ヘッド自体の自由度を合わせて5方向に動くのが特徴でした。新型はさらに外刃にあたる丸部分が円周方向に角度がかわるので、それが3ブロックで+3して8方向を謳っています。

旧ヘッドは3つのブロックがそれぞれ外側に開き、金属の押さえリングをパカっと倒すと中の回転刃が取り出せました。新ヘッドでは3ブロック1まとまりでバカっと分離し、専用治具を使ってオレンジの押さえリングを完全に取り外して中の回転刃を取り出します。つまり、治具をもリングも無くさない様気を遣います。またレビューをみるとこのオレンジのリングが破損しやすいようで気を遣います。あと水道水でじゃばっと洗った後も、旧タイプならそのままスタンドに立てておけばよかったですが、新ヘッドでは別途外れた方を置く場所が必要になりますね。洗浄ユニットを使うなら気にしなくて良いんですが。

という感じで、取扱いについてはやや後退した気がします。コスト削減でしょうか。いずれにせよ旧ヘッドはもう手に入らないので選択肢はないわけですが。

肝心の剃り味については、もともとPHILIPSはしばらく使って刃の研磨が進んでからが実力と言われているので、まだなんともです。確かにアゴなどの先端部分にあてた時に、新ヘッドの方が密着度が高いなぁという気はします。

 

シャツのちょっとしたシワ取りに VIVREAL衣類スチーマー

このハンディスチーマーがAmazonで高評価だったので買ってみました。安い綿シャツが洗濯してしわっしわの時、さっと最低限のしわとりができればいいなと。アイロン用意するの面倒だしそんな場所もないし。

当初、Panasonicのちゃんとしたのにしようかとも思ったんですが、値段がかなり違うし、割とすぐに使わなくなるリスクも勘案して。大きく違うのは、Panasonicのはプレスするためのパーツがついたアイロンであるのに対し、VIVREALのものはスチームが吹き出すのをあてる感じ。生地は別途自分で引っ張って伸ばす必要があります。ので、ハンガーで壁にかけつつ、本機を置いたり持ったりできる置き場所が確保できるとベストですね。仕組みは小さい電気ケトルのフタに穴が空いてる、と言う趣なので、方向けすぎると水(熱湯)がこぼれます。写真右のポケットのあたりはそれでぶちまけました(笑)。またスチームをあてた直後は布とはいえ結構熱いのでスチームをどれだけあてて、何秒まって伸ばすか、みたいなところで慣れやコツが必要ですかね。合わせのボタンがない側のとこなんかは、ピシっと引っ張った状態で上からスゥーっとあててくと面白いようにしわが取れていきます。逆に襟のところはあんまりうまく仕上がりませんでした。
てことで使用前、使用後です。完璧ではないですがまぁ急いでる時にとりあえず格好付くくらいにはなるかなと。

Panaのと比べて仕上がりの差は気になりますが、まぁそんななにマメに毎回使うわけでもないので、コストパフォーマンスで考えたらこっちで良かったかなと。

macOSで特定ドメインのDNS問い合わせサーバーを固定する

先日、自宅のネットワークにWiMAX2+ルーターを追加して、時間帯や端末毎にゲートウェイを振り分けて使い分ける体制を構築したのですが、ひとつ困ったことが置きました。LAN内からLAN内のサーバーへのアクセスです。YAMAHAルーター(以下RTX)はいわゆるヘアピンNATには対応してないのですが、特定のホスト名に対して固定のIPアドレスを返す簡易DNSサーバー機能があるので、LAN内からRTXにDNS問い合わせした時はプライベートIPアドレスが返るようにすることでLAN内からも同じホスト名でサーバーにアクセスできていました。

ところが先の記事の体制にしたことで、IPv6でのDNSサーバーがDHCPv6かRA経由で振ってくるようになってしまい、macOSの仕様上そちらが優先されてしまうぽいのです。つまり、Macから自宅サーバーのホスト名を調べるとIPv4についてもプライベートIPではなくグローバルIPがWiMAX2+経由で返ってきてしまい、結果としてRTX(光回線)経由だとLAN内サーバーが見えなくなってしまいます。

回避手段として簡単なのはDNSサーバーを固定しまうことですが、外に持ち出すノートPCだとそれはそれでトラブルになってしまいます(あるいは逐一ネットワークプロファイルを切り替えなければならなくなる)。

そこで見つけた方法は、/etc/resolver/フォルダにドメイン毎のDNS設定を追加する方法です。自ドメインに関する問い合わせだけは、強制的にRTXのIPアドレスをDNSサーバーに使うようにします。またそれだけだと外出先で問題になるので、短めのタイムアウトを指定しておき、外出先でローカルIPアドレスによるDNSサーバーから返事がもらえなければあきらめてDHCP由来のDNSサーバーを使う、という感じにするわけです。

方法は、/etc/resolver/フォルダに、振り分けたいドメイン名(例えばhoge.com)をファイル名としたテキストファイルを作り、以下のような内容を書いておきます。

nameserver 192.168.0.1
options timeout:1

1行目は文字通り指定したいDNSサーバー。2行目はタイムアウトまでの秒数。これだけです。再起動なども必要なく反映されるぽいです。

scutil –dns

とすると、現在のDNS設定が出てくるので、

resolver #9
domain   : hoge.com
nameserver[0] : 192.168.0.1
options  : timeout:1
flags    : Request A records, Request AAAA records
reach    : Reachable, Directly Reachable Address

などという表示が見つかればOKです。*.hoge.comに関するDNS問い合わせは192.168.0.1を使う、ただし1秒で応答がなければ諦めてシステムデフォルトのDNSサーバーを利用、という形になります。

据置型WiMax2+ルーター L01で自宅のネットワーク速度低下を補う話

我が家や大和ハウスの賃貸物件で、D.U-Netというプロバイダのインターネット接続が無料で使えます。物件ごとに1Gbpsや200Mbpsがあるので、おそらくフレッツ光ベースではないかと思います。存在自体はまぁありがたく、昼間は数十〜100Mbps程度、午前中うなどは200Mbps超出るもの、夜20時過ぎから深夜1時過ぎくらいまでが2,3Mbpsまで落ち込むことがあり、NetflixやAmazonプライムビデオなどを観ていてもブツブツ切れたり画質が落ちたりします。ダウンロードなどもちっとも進まなくなります。もはや自腹でいいので戸建て向けのフレッツ光ネクストを引き込みたいところですが、引き込み済み物件だけに交渉がめんどくさそうでまだ着手していません(入居前には原則対応してないが個別相談、みたいな返答だった。まぁ二ヶ月半額とかやってたくらい入居者決めたかったぽいので、回答はボカしたという感じ)。

そんな折り、ふと「契約した翌日に引っ越し話が持ち上がり、ノマド用に買ったもののめっきり使わなくなったWiMAX2+ルーターを使ったらよくね?」と思い立ちました。W03にEthernetポートを増設できるクレードルを買って、RTX1210にぶらさげ静的ルーティング書いてやれば、自宅LANからそちらにパケットを振り向けられるなと。WiMAX2+は先日制限緩和されて3日で10GBまでは速度制限がかからなくなりました。これくらいあればほとんどの需要に耐えられるし、RTXのフィルター型ルーティングを使えば、特定のサーバー向け通信、特定の端末からの通信、特定のプロトコルの通信だけをWiMAX2+に振り向けたり、光に振り向けたりもできるはず。

ということで早速クレードルを取り寄せて実験したところ、混雑時間帯のWiMAX2+の速度はspeedtest.netで15Mbps程度とD.U-NetよりはマシだけどフルHDや4K動画とかには微妙かなー、というレベルでした。そこで220MbpsのW03にかわり、最新の440Mbps CA対応機であり据置型故に感度も良いと評判のHUAWEIのL01に乗り換えてみたらどうだろう?と思い本記事の試みが始まりました。

■L01概要とレビュー

au Speed Wi-Fi HOME WHITE L01 HWS31SWA

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W03と同じHUAWEI製端末で、バッテリーを搭載せず据置専用モデルです。440Mbpsはモバイルルーターでもありますが、本機の方が内蔵アンテナが大きいのかWiMAXもWi-Fiも感度が良いと評判でした。また通常10台程度の推奨同時接続クライアント数が、2.4GHzで20台、5GHzで20台、有線ポートが2ポートで2台で合計42台と業務用ルーター級となっており、それに見合ったCPU(SoC)故か、実効速度もまずまずということでした。

機種変更手続きや、(端末0円契約のための)解約->新規契約するのが面倒だったので、白ロムで端末を手に入れてSIMを刺し替えて使うことにしました。固定代替契約のL01専用プランに変更するとプラスエリアモード(LTE)が7GBからさらに増えるという話もありましたが、基本LTEでは使わない予定なので、特にプラン変更もせず。しちゃうとモバイルルーターで使えなくなるらしいので、なにか用事でモバイルルーターに刺し替えて使いたいことがあるかもな意味でも現行プラン維持でいいかなと。

大きくて電源も必要ですが、同時接続台数が多いので、たまにセミナー業務などで会場にネットワーク接続を提供したい時に、持ち込んでコンセント挿すだけでそれなりの速度と接続台数を提供できるのは業務機材としてももっておいていいかなと思わせます。モバイルルーターの8台とか10台とかだとちょっと不足/不安でしたし。その意味でも結果オーライ感。

仕様としては同じHUAWEIのW03と良くも悪くも近い感じ。例えばWi-Fiの電波強度などが調節できません。今回の用途なら普段はWi-FiをOFFにしておきたくらいですが、残念ながらそれもできない。モバイルルーターと違い2.4GHzと5GHzが排他ではない点も一般的には良いことですが、今回の用途でいうと無駄なSSIDが2つも飛んでしまう点は気になります。MACアドレス制限や同時接続台数制限(最低1)は設定できるので、そちらで不正利用を防ぐ感じです。また据置なのにVPNサーバー機能などもない点は固定代替としては弱い部分かなと思いました。

ハード面ではLED消灯モードが良いカンジですが、まぁわざわざ消すほど目に刺さるような強い光を発する感じでもないです。NFCでAndroid端末などの利用設定がかざすだけで完了するのもセミナー会場利用なんかではいいかも。当分試す機会はないですが。

■自宅LAN(RTX1210)との接続

最初W03でテストした時に、同機のブリッジモードを試しました。RTXの2つあるWAN用ポート(LAN2と3)は使用済みだったので、SWX2200-8GにポートベースVLANを切って、そちに接続を試みたんですが、DHCPでIPアドレスが取得できたものの通信はできず。設定を煮詰めればできたはずなんですが、そこでふと同一ネットワークの方がメリットがあることに気づき方針転換。それはIPv6対応です。auのWiMAX2+回線なら無料でIPv6が使えます。フレッツのIPoEみたいにIPv4 over IPv6(DS-LiteやV6プラス)でIPv4通信を高速化できるわけではないですが、IPv6対応済みのクラウドVPSな自鯖や実家LANとの接続が便利になります。これをLAN2/3やVLANで別ネットワークにしてしまうとややこしいことになります。そこでW03/L01のLAN側のIPアドレスを自宅と同じ192.168.0.xのもの(仮に192.168.0.100とします)とし、RTXとかぶらないようにDHCPサーバーをオフにし、有線LANで接続。これだけでWiMAX2+側から自宅の各端末にIPv6アドレスが振ってきてなにも設定しなくてもIPv6が使える様になりました。

次にIPv4ですが、単純には各端末のネットワーク設定でデフォルトゲートウエイを192.168.100にすれば、L01経由でインターネットに出て行ってくれますが、ひとつひとつ設定をかえるのは面倒だし、先に書いたような柔軟な振り分けもできません。ここは一旦RTX1210に来た通信をフィルター型ルーティングで振り分けることにします。

・端末毎に振り返る

例えば、自宅内でももともと通信が遅くて構わないものは従来通り光で、よく使うPCやスマホなどをL01にするなど、端末のIPアドレスで振り分けたい場合。前提として、DHCPサーバー設定で各端末のMACアドレスに対する固定IPアドレスを適切に振ってあり、192.168.0.1〜192.168.0.99の端末はL01、それ以外は光にしたい場合、

ip filter 500001 pass 192.168.0.1-192.168.0.99 * * * *
ip route default gateway 192.168.0.100 filter 500001 gateway dhcp lan2

などとします。gateway 192.168.0.100がL01、gateway dhcp lan2がLAN2のプロバイダということです。PPPoEでプロバイダにつないでいる場合は、後者はgateway pp 1とかになるかも知れません。うちはさらに固定IPアドレスの別プロバイダもあるので、gatewayが三段構えになります…

・時間帯で設定を変える

混雑時間帯に激重になる光も、朝と昼間はさすがにWiMAX2+より遙かに速いです。ということで、夜間のみ上記の設定をして、昼間は普通に全て光を使うようにします。この場合、RTXにはscheduleコマンドがあるので、それを使います。いちいちLUAスクリプトなどを用意する必要すらありません。

schedule at 1 */* 02:00 * ip route default gateway dhcp lan3
schedule at 2 */* 20:00 * ip route default gateway 192.168.0.100 filter 500001 gateway dhcp lan2

とすれば、午前2時と午後8時にip routeコマンドが実行され、設定が切り替わります。atの後の数字はスケジュール番号なので、重複しなければなんでもOKです。その気になれば曜日毎に動作を換えることも簡単です。また時刻の後の*はppやtunnelなど個別のインターフェイスをselectしてない最上位階層でもコマンド実行を意味しています。最初これに気付かず不親切な「パラメータは整数で指定してください」というエラーメッセージに悩まされました。

・L01がダウンしたら光に振り向ける

先に書いた通り、L01は仕事で持ち出す可能性もありますし、WiMAX2+自体そもそも光よりは不安定なので、つながらなくなる可能性があります。そんなときに自動的に光(この場合LAN2)に振り返ることもできます。

ip keepalive 10 icmp-echo 10 5 192.168.0.100

ip route default gateway 192.168.0.100 filter 500001 keepalive 10 gateway dhcp lan2

一行目で監視設定を作ります。10は監視設定の通し番号です。既にプロバイダ毎に1や2を使ってる場合があるので、上書きしてしまわないよう確認するか大きめの数字を割り振ります。次の10と5は監視pingを打つ間隔と、何度普通になったらダウンと見なすかの基準。最後はL01のIPアドレスです。

これを最初のip routeコマンドのgateway 192.168.0.100に対して割り当てます。filter設定があるのでその後に続けて書けばOKです。scheduleの方への反映も忘れずに。

これでいきなりL01をぶちっとネットワークから外しても自動的に光に振り向けられます(さすがにsshやSkypeなどは切れるでしょうけど…)。

ただしあくまで192.168.0.100へのping到達性で判断しているので、L01は生きてるけどWiMAX2+接続がダウンしている、というケースには対応できないかも知れません。ちゃんとやるなら外部のどこかのサイト(IPアドレス)を指定して、そこへの接続はWiMAX+を経由する設定にするなどが必要かも知れませんね。

 

ともあれ、そんなこんなで「夜の光が遅い時間帯は主要端末はWiMAX2+を利用。ただしWiMAX2+ルーターがダウンしたら光を使う」設定が実現しました。RTXは便利すね。