MacBook Pro 15 TouchBarに買い換え

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仕事用メインマシンであるMacBook Pro(以下MBP)を、2014年モデルから2016年モデルに買い換えました。

ご存じTouch Barの搭載されたアレです。SSDが256GBでは限界だったので、新型出たら512GBにするぞー、と思っていたものの、夏の稼ぎが少なかったり、SierraでKarabinerが動かなかったり、ファンクションキーがないのが不安だったり、シルバーかスペースグレーか決めきれなかったりで、予約解禁日に予約はせず、量販店展示開始日にヨドバシで512GBモデルの在庫残り一台に出会いつつもスルーしてたんですが、なんとか年も越せそうだし、Karabiner Elementでなんとかなりそうだし、4-5週間待ちならそろそろ注文だけしちゃうかなーと思って矢先、ふとビックカメラ.comでみたら在庫ありだったので、特攻しちゃいました。11/30発注で翌12/1到着。ポイントは5%でした。LABI CONCEPT TOKYOに電話したら10%っぽかったですが在庫がなかったので断念。やっぱMacはLABIが強いですね(在庫力ではなく値引きという意味で)。

■ハード全般

MacBook 12’も併用しているので、薄さ自体に「うっす!」ってほど違いは感じません。バッグ軽くなったなーとかの違いもわからないですね。比べるとこんな感じ。

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気になるのは背面のこの左右のスリット(排熱口?)と、液晶側の凹みですね。エッジがかなり立ってるのでパッとつかんだ時に指がここにあたるとちょっとドキっとします。スゥーっと指動かしたらスパっと切れそうな(いや、切れないけど)。

デザイン的にはリンゴマークが光らない、鏡面パネルになりましたが、MacBook 12’で慣れてるのであまり違和感なし。

■Touch Bar

正直まだ未知数です。今はファンクションキーが無くなった衝撃の方が大きいです。かわりに日本語変換候補が出たりしますが、ATOKとかサードパーティのIME使う分には関係ないですしね。ATOKもなにかここ使ってくれるといいんだけど。指紋ログインはいいです。反応も早い。

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それよりσ(^^)はカナ変換にF7使ったりとかしてるので、それができなくなる方が痛いです。アプリ毎にTouch Barにファンクションキーを強制表示する設定ができはするんですが、キリもないし、将来的にイケてる用途がでてきた時の為に、F7変換を使わないでCtrl + Iを使うようリハビリ中です。ATOKからF7〜10のキーアサインを抜きましたw。

キータッチは上々です。MacBook 12’同様、ストロークが浅い割には打てる。ペタペタ音が従来より増してますが12’よりは改善したかな?という気がします。今までのキーボードやデスクトップのキーボードの感覚でタイプするとかなりうるさいです。気持ちを切り替えてそっと押すようにしたいなと。

その外、キーボード周りではKarabinerが使えなくなったことで色々痛いんですが、これは新MacBook ProのせいというよりSierraの問題なのでまた別記事にて。

■接続端子周り

色々言われてますが、まぁ不便というかお金がかかります。一度環境整えてしまえばまぁいいんですが、乗り換えコストが油断ならないくらいじわじわと。とりあえず購入したのはこの辺。

自宅も実家もDisplayPortなので、AppleのTB3(USB-C)->TB2アダプタをそれぞれに買うと高くつくんですが、2chで動作報告出てたこれを2本買ってみました。TB3->TB2アダプタは12月まで30%くらい安いですが、それよりも安い。しかも別途DosplayPortケーブルがいらない。実際届いて使えています。ただ、これに更にDisplay Port ->mini Display PortアダプタをかましてThunderbolt端子のモニタにつないでみたところ映りませんでした。そのアダプタをWindows機からのDPケーブルにつないでもダメだったので、アダプタが悪い可能性大ですが…

単純にUSB-A端子のUSBフラッシュメモリとか光学ドライブにさっとつなぎたくなる時の為のアダプタとして、極小で持ち歩きにも良いこちらを購入。これもとりあえず使えました。ただし(両面対応ではないのに)裏表逆でもそれなりに刺さってしまう形状なので注意が必要かなと。コスパはいいです。ひとつはMacBook 12’用バッグに。

これはまだ未発売。一応純正のDigital AVアダプタ(HDMI付き)も買いましたが、これが全部入りで便利かなと。多分自宅でクラムシェル仕様の時に使うと思います。この手のってEthernetポートはThunderbolt3経由ではなくUSB 3.1経由なんでしょうかね。スピードとしてはTB3-2アダプタ->Thunderbolt Ethernetアダプタの組み合わせとどっちが上か興味があるところです。

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こちらはMacBook 12’で使っていたものを流用。ただし今日プロジェクターにつないだところ画面がチラチラする現象が出ました。ちょっとのどくらいの再現度があるかわからないですが、HDMIがないとこがあるとヤバいので純正か他の新MBP動作報告のあるものを買い直そうか思案中。

純正のものです。今だけお安いので本体を将来買う予定のある人はこれだけでも今買っておくべきかも知れません。今日のプロジェクターでは上記チラ付きはこっちにしたらピタっと収まりました。ただHDMIは上のTunewearなど色々対応製品が出てるので、悩ましいですね。

その他、TB3-2アダプタ経由で過去に買ったRAIDケースやGigabit Ethernetアダプタ(純正)、Thunderbolt接続のモニタなどは問題なく使えています。

しかしこうなんでもかんでもUSB Type-Cポートだと、さすがに4ポートあっても一杯です。充電もこれだし。おいおいハブかわないとですが、形はUSB-Cでも、単なるUSB3.1ハブだとThunderbolt接続の分岐はできないんでしょうかね?その辺りの紛らわしさがまだ当面試行錯誤が必要そうです。

2016.12.4追記:↑このハブ買いました。3.0のType-Aポートが4つと、USB Power Delivery対応のType-Cポートが4つです。Type-Cポートに純正充電器をつないで充電できています。意外なのは、直差しでもこれ経由でもOSの確認画面では55Wしか出ていない点です。残量78%時点なので少しブレーキかかってるのかも知れません。空に近い場合はもしかしたら差が出るかも?

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2016.12.10追記:やっぱこのハブはダメです。スリープ復帰に失敗してシャットダウンしてることが多く、これを経由しないで別のUSB-Cポートに直接充電ケーブルを挿すようにしたら収まりました。Power Delivery対応とひとくちにいっても通過させられる電流量の上限があるっぽいですね。他の製品(ハブ)でも60Wと明記されているものがありました。MacBook Proの86Wに対応を謳う商品が出揃ってくるまで、直結の方が無難そうです。

充電もややこしいですね。MacBook 12’の29Wのものは使えないか使えてもすごく時間がかかったり発熱したりするでしょう。しかし複数買うには8800円もすると厳しい。今のMagSafe/2充電器は3台もあって、自宅用、持ち歩き用、実家用と使い分けてるんですが、同じだけ買い揃えるのは勇気がいりますね。でも持ち歩きは減らしたい派なので、いずれ買ってしまいそう。

AnkerのこちらのUSB PD対応の充電器も試してみたところ、1時間ほどつないでおいて残量が27%から65%に復帰(スリープ状態。他の端子にスマホなどはいっさい接続なし)。期待よりは充電されてます。この後はバッテリー保護でペースは落ちてくと思うので、純正とそんなに差は出ない予感。一泊出張くらいならこっちでもいいかも知れません。ほぼ同じ大きさで、スマホなども一緒に充電できますし。

 

そんなこんなで、色々不便だったりお金かかることがあったりで、Retina MBPからならそんなに急いで買い換えなくても良い気がします。追々、USB-C機器が値下がりしたり、USB PD充電対応機の選択肢も広がってくるでしょう。σ(^^)の場合はとにかく256GBのストレージがギリギリだったので、という感じです。その話でいえば、新型はメモリやSSDが半田付けされていて交換不能ならしいので、余裕をもってモデルをチョイスされることをオススメします。SDカードスロットもないので、JetDriveみたいなのも使えないですしね。

現行最強のノイキャンヘッドフォンSONY MDR-1000X

ステレオヘッドホン MDR-1000X CM

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数年愛用してきたBOSE Quiet Confort 3(以下QC3)のパッドがボロボロになってきたのと、iPhone7Plusでイヤホン端子がなくなったことを受け、ノイズキャンセリング・ヘッドフォンを買い換えました。今回はSONYに返り咲き、最新のMDR-1000Xに。特徴としては、

  • 有線時ハイレゾ対応
  • Bluetooth時、LDAC対応
  • Bluetooth時、DSEE HXによるアップサンプリング対応
  • メガネの有無なども加味して最適化する自動チューニング機能
  • 右ハウジングにタッチセンサー搭載でタップやスワイプで選曲操作などが可能

など。メガネerなので4番目は特に刺さりました。当面有線やLDAC送信対応ウォークマンで使う予定はないのでもったいないところですが、DSEE HXもあればあったでいいかなと。

ちなみに、BOSEのQuiet Control 30(こっちもQCで紛らわしい…)が対向馬。一般にはQC35と迷う人が多いみたいですが、個人的には同じオーバーイヤーなら機能重視でSONY、NC力が同等ならハンドリングが良いQC30かなって感じでした。

実際、店頭で視聴した感じ、1000Xの方が少し離れたところでガンガンなってたTVのMVがスパっと聞こえなくなったのに感動したのと、そもそもQC30はどこも品切れで買えなかった点も考慮して、1000Xをチョイス。QC30も悪くはなかったんですが、今回はNC重視で。QC35は発売当時に試聴してますが今回は試聴すらしなかったです。

主な利用はファミレスなどでノマドする時用。うっかり混んでる時間帯に行ったり、運が悪いと大声で話してるグループとかいてとても仕事にならず、飲食だけして速攻で退店というもったいないケースがあるので、そういう時でも静寂が得られればという感じ。たいていは徒歩圏の店か車で郊外スーパーいって買い物しつつその中にあるカフェ、って感じなので携帯性は二の次としました。

■ハード周り

充電はmicroUSBなので、バッテリーを取り外して専用充電器につけなおす必要があったQC3と比べると大幅に使い勝手が上がってます。

側圧は若干高めな印象。長時間使ってると少し圧迫感がしてきます。まぁオンイヤーなQC3と比べては酷というものです。あちらはあのフカフカのクッションに惚れて購入決めたようなもんですし。といっても大柄で持ち運びに嵩張るのも事実。ケースも付属してますがかなりデカいです。仮に使わない時に首にひっかけておくとしても、やっぱりハウジングがデカいのでアゴが持ち上がってしまう形になり、車や自転車運転時に首の動きが制限される感じです。運転中に使用しないのは無論ですが、最近の生活だとちょっと駅からの帰り道にコミュニティサイクルを借りて移動なんてこともあって、そういう時の処遇に困る感じです

専用ケースに入れた感じとお約束の単三eneloopとの比較写真をば。

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気に入ったのはカラーリング。この手の製品にない色味だったので迷わずグレーベージュをチョイスしました。MDR-100Aシリーズといい攻めてますね。あれのグリーンも一時悩みました。

■音質

冒頭に書いた通り、当面iPhone7PlusのコンパニオンでLDACではないBluetooth(apt-Xですらない?)のみでの使用なので、本製品の性能を引き出した使い方とは言い難いのですが、とりあえずBOSEみたいな特徴的な味付けのない(良い意味で)素直な音な気がします。NC性能のお陰で無闇に音量を上げることもなく自然に聴けて満足しています。

■操作性

右ハウジングのタッチセンサーで、曲送りや音量調節、再生/ポーズなどの操作ができます。これがなかなか便利。iPhoneをポケットに入れたままでさっと操作ができます。コード途中のリモコンをまさぐって探す必要もありません。事前にあまり注目してませんでしたが、使ってみるとなかなか良いカンジ。その他、手のひらで覆うようにタッチすると一時的にNCがオフになり、車内放送がかかった時や話しかけられた時に相手の声を聞いたりできます。

ちなみにケースの内側にこんな感じでガイドが描かれています。

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■ノイキャン性能

ノイキャンの感覚は言葉で説明するのは難しいです。レビューを見てても「なにも聞こえなくなる」って人もいれば期待外れという評価の人もいる。得意な音もあれば消しにくい音もあるし、声など意識して消さない場合もあるので、「9x%除去」みたいな売り文句もあまり信用できません。でもまぁなんとかσ(^^)の実使用範囲での印象を書いてみます。

まずファミレスで使った時、隣の席の比較的大声でしゃべくるおばちゃん2人の会話は消えませんでした。一方そのまた隣のカップルの会話は全くといっていいほど聞こえず、口パクしてるかのようでした。厨房から聞こえてくるカチャカチャという金属音もかなり抑えられ、いずれにせよ小さい音量で音楽を流せば他はほぼ気にならなくなるといった印象。通路に背を向けて座っていたところ、店員さんが「お待たせしました。○○です。」的なことを言いながら食事を持って来たことに全く気付けませんでした。向かいに座ってた人が指差しで教えてくれて気付いたって感じ。ということで当初の目的は果たせている気がします。

またテレビ(X9300c)で地デジを流して1m前に座って試したところ、12くらいまで下げればほぼ無音。15だと耳を澄ませばかろうじてなにいってるかわかるって感じ。

地下鉄半藏門線では音楽を流してると(聞いてるというよりはスマホしながらBGMでという感じ)、車内アナウンスはまったく聞こえてない感じ。Tsuku-TsukuというGPSで目的位置に近づいたら教えてくれるアプリが重宝します(地下鉄駅だと無理だけど…)。

ツクツクアプリ - App Store
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開発者: 不明
金額: 無料

 

という感じで、遮音性重視のオーバーイヤータイプ故に持ち運びと圧迫感は若干アレですが、NC性能としては満足いくものという印象です。ガシガシとノマドで仕事をこなして元を取りたいと思います。

PlayStation ProでDuak Shock 4他Bluetooth接続が不安定な件

PlayStation Proのインプレ記事でも触れましたが、Dual Shock4(以下DS4)がリンクしないで白ランプ点滅な件で困っています。

PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)

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付属の新DS4だけでなく、以前購入した初期型DS4でも。初期型の方が若干マシ。本体を再起動すると最初はつながるんだけど、DVDとかみてるとリンクが切断して、その後はなかなか再接続しなかったり。2.4GHzの干渉を疑ってAndroid BRAVIAのBluetoothをOFFにしてみても効果無し。

そしてHORIのBDリモコンが特にダメ。初期型PS4でもDVDを数十分視聴してると省電力のせいなのかリンクが切れ、その後PSボタンを押してもなかなか再復帰しない問題がありましたが、PS4 Proになってからはハナからリンクしない。一度ダメになると本体を再起動してペアリングしなおさないとダメ。

そして色々検証した結果、どうもこのHORIのマルチリモコンを使うとDS4までも不安定になることがわかってきました。PS4 Pro起動後普通に二台のDS4が使えてるとします。そこでDVDを見ようとしてBDリモコンのPSボタンをおしてリンクさせます。すると数十秒ほどして「DS4の接続が切れました」的な表示。こうなるともう新DS4は再接続しません。旧DS4は使えなくなることもあれば使えるままのことも。一度こうなってしまうと新DS4はPS4 Pro本体を再起動するまでリンクできなくなります。

現状解決策、というか回避策はHORIのリモコンを使わないこと、しかなさげです。逆にいうとHORIリモコンを使わない限りは新旧のDS4ともに安定しているように思えます。HORIに要問い合わせかも知れません。

 

ANIME LOCKERで欲しいファイルを見つけやすくするプチハック

ANIME LOCKERは非常に便利なのですが録れたMP4をiPhoneにつっこんで出かける際、ファイル名が若干不満でした。SambaやDLNAのフォルダ構成はこんな感じ。animelocker

「01-全録画」に全てのファイルが含まれるんですが、実は階層がかなり深く、01-全録画 -> 2016 -> 11 -> MP4HDと掘り下げてようやくMP4のある階層です。しかも最近録画された分をもって出ようとした時、月始めなんかだと複数のフォルダを2階層戻って開き直さなければなりません。そしてファイル名も「1109-0135_夏目友人帳 伍_6_音無しの谷_HD_383044.MP4」みたいにかなり長い上、先頭に放送日時を示す数字が来るので、iPhone上(おやゆびでお上)でのソート順が放送順になります。個人的には番組別にしたいのです。さらに個人的な事情ですが、同居人がキーワード予約で録るバラエティ番組なんかもズラーっと並ぶので、当期追いかけているアニメだけ拾ってiPhoneにコピーするのがひどく面倒くさいのです。

「02-アニメ自動録画」から辿るとキーワードやEPG録画のものは表示されず、かつ番組毎に整理されててヨサゲなんですが、これも階層としては、02-アニメ自動録画 -> 01-あ行 -> 05-お ->4288-Occultic;Nine -オカルティック・ナイン- -> MP4-HDまで掘る必要があります。複数の番組から最新録画を拾うのは骨が折れます。

実はこれらのフォルダ内の動画ファイルは内部的にはシンボリックリンクで構成されています。実態となるファイルは別のところにあり、それが複数の検索方法(フォルダ分類)から辿れるように、あちこちにリンクを貼っているのです。複数のフォルダに同じファイルが見えるものの、ディスク上で個別に容量を食ってるワケではありません。iTunesのスマートプレイリストみたいなものを想像してもらうとイメージしやすいかも知れません。で、だったら自分のルールで必要なファイルだけが集まっている仮想フォルダを作れるんじゃね?ってことで、簡単なPHPスクリプトを作って見ました。

基本的な動作は01-全録画の指定月(指定がない場合は当月)のファイル一覧を取得し、キーワード録画のものを除外。次に、アニメ自動録画で録ったファイルのファイル名を正規表現置換で先頭の数字と末尾の数字を削除し、サブタイトルを「」で囲むというリネームを施します。また話数はソートした時に10話が2話より先に来ちゃわないように1桁話数は0をつけて2桁にしています。こんな感じ。

  • 加工前:1109-0135_夏目友人帳 伍_6_音無しの谷_HD_383044.MP4
  • 加工後:夏目友人帳 伍_06「音無しの谷」.MP4

これを、上記スクショのSamba/DLNAフォルダ下に「99-お好み」なんてフォルダを掘って、そこにシンボリックリンクを作る感じ。これで最新のアニメMP4がさっと一覧して抜き出せるようになりました。

これをcronで定期的に実行すれば、常に最新状態が保たれるんですが、面倒くさかったのと、都度追加分を目視で確認できた方が便利かと思って、いまのところブラウザ経由で手動で叩くようにしています。

ここにおいときます。

https://github.com/do-gugan/animelocker_mymp4

PlayStation 4Proで4K HDR体験

予約してあったものの、PSVRと立て続けな出費だし、金欠なのでキャンセルしようかかなり悩んだものの、11月、12月で仕事が入りだしたのでなんとかなるかってことでそのまま購入。

PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)

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HDRパススルー問題など配線周りはまだ悩みが多いですが、とりあえずBRAVIA直結でセットアップし、データ移行を済ませました。
PS4は以前512GBのSSDに換装してあったんですが、今回は標準で1TB HDD。流用しても容量が半分に減ってしまうのはなんだか悔しい。さりとて本体でこれだけ悩んだのにこの上1TB級のSSDを買うのはちょっと厳しい。悩んだ挙げ句、PS4Proに鉄板と言われてるCrucial MX300の750GBモデルをチョイス。3D NANDモデルで1.8万円程度ならまぁいっかと。

調べると旧モデルでのストレージ使用量が300GB超だったので、一旦外付けHDDなどにバックアップして、SSDをProに初期化し直して、とかってのが面倒に感じられたのも理由。先にProをSSD化できればLAN経由でデータ移行ができるので手間がかなり違います。実際この移行ウィザードはよくできていて、旧ハード側にはモニタがなくても操作が簡潔できるようになっていました。旧ハードを起動した状態で、新ハードから移行メニューを起動すると、ローカルネットワーク上のPS4を検索して表示してくれます。それを選択した後、旧ハードの電源ボタンを1秒長押しすれば認証完了。あとは新ハード側の操作だけでコピーが開始になり、旧ハードは終了次第自動で電源が切れる模様(記憶不鮮明)。最初予測が42分と出ましたがだんだん伸びて結局1時間ほどかかったぽい。BDリモコンのペアリングと新型固有の設定項目以外は綺麗に移ったぽいです。

■ハード周り

いままでPS4の上にXbox Oneが積んであったんですが(フットプリントの関係で逆は無理だった)、今回ラックから抜き出してビックリ。PS4の天板の光沢側が傷だらけでしたorz。その点、今度のProは全面シボなのでこういった傷には強そう。またPSVR導入して不満だったのは前面にしかUSB端子がなく、PSVR映像ユニットへの配線がフロントに出っ張りっぱなしになる点。これも今回のProには背面USB端子がついたことで解決。今回は上下入れ替えてXbox Oneを下にしたらしっくり収まりました。Xbox Oneは上面に排熱口らしきスリットがあるので悩ましいですが、基本的に最近使ってないので、当面これでいいやと。フロント側にUSBケーブルが出ないのも○。
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しかし配線周りでは悩ましい問題も。HDRパススルーの問題です。写真にもあるPSVRのユニットのHDMI端子がHDRのパススルーに対応してないので、これを本体とモニタの間にはさんでしますと、HDRのコンテンツ(動画もゲームも)が楽しめなくなってしまいます。PSVRで遊ぶ時には接続し、HDRを楽しむときには取り外すというなんとも面倒な事態に。コスト的にやむを得なかったらしいですが、結局パススルー対応のHDMIセレクタを別に買う人がほとんどだと思うともう少しスマートな方法があったんじゃないのかなとも。しかも我が家にはあと、AVアンプのVSA-1124とサラウンドヘッドフォンのMDR-HW700DSがいます。

SONY デジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-HW700DS

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彼らも出画機器とソース機器の間にはさんで音声信号だけ抜いて使う系なので、HDRパススルーできないと問題になるわけです。VSA-1124はHDMI2.0と記載されており、HDRのHDMI2.0aはビミョー。MDR-HW700DSに至っては仕様表みてもわかりませんでした。追々試して見るしかないんですが面倒くさくて放置中。

PSVRというよりPS4Pro側でProの名に恥じないようHDMI出力を2系統もたせてほしかったなぁ。

動作音は静か。旧PS4(初代)は少し負荷が上がると冷却ファンの音が想像しくなってましたが、Proはいまんとこ皆無。これは有り難い。

あとは電源スイッチとイジェクトスイッチがタッチセンサ型から物理ボタンになって若干コスト削減の爪痕を感じるのと、電源状態を示すステータスLEDが横にスゥーっと長くなって、カッコいいんだけど夜部屋を暗くして鑑賞/プレイする時にはややウザいなという。

DS4については手前面にライトバーがつきましたがいまんとこ恩恵もなく、操作感も違いは感じないです。ただBluetoothの感度的な問題がちょっと。DVD視聴中などにDS4との接続が切れました、などと出て操作不能に。再度PSボタンを押しても再接続できないとか。HORIのBDリモコンは更に不安定。もともとDVDでスタトレ1話見る頃には省エネなのかペアリングが切れていて、なかなか復帰しませんでした。あれこれボタン押したのが貯まってて、不意に再接続した時に全部反映されて予期せぬ操作になったりとかザラでしたが、Proにしてから更に再接続に手間取るように。というかどうやっても再接続しないので本体再起動したりペアリングしなおしたりとかまでするハメに。ペアリングも数回エラーになったあとやっとつながるとかって感じ。ちょっとBluetooth周りの不具合を疑う現状です。

2016.11.28追記:その後あれこれ実験して、このBDリモコンを使おうとPSボタンを押すと、DS4もろともリンクが切れるということがわかりました。新DS4は100%。以前買い増しした旧DS4だと使えることもある、位。一旦こうなるとPS4Pro本体を再起動するまで新DS4すらつながらなくなるというかなりヤバい状況。HORIさんに連絡したところ、PS4Proでの動作は確認しているとのこと。で、検査の為に送っても異常なしだったんですが、念のためということで新品交換していただき、そちらは今のところ(二日)マシになっているようです。一度だけやはりDS4ごとつながらなくなりましたが、本体をスリープ->解除したら治りました。個体不良ではないとすると、旧PS4からのデータ移行時にハードウェアID(MACアドレス的なもの)のペアリング情報が壊れて移ったりでもしたんですかね。で全く新規のIDでの登録になったので発現しない、的な。iOSみたいにネットワーク周りの設定だけリセットするような機能があればどうにかなったのかなぁとか。

■4K HDRの実力は?

ちなみにウチの4K出画デバイスはBRAVIAの55X9300c。一世代前のモデルです。

HDRには対応済みなものの、ゲームモードと排他になるらしく遅延が懸念されています。まぁ音ゲーとか格ゲーでフレーム云々いうレベルのゲーマーじゃないのであんまし心配してないですが。

で、手持ちタイトルでざっと検証。

手持ちで唯一の4K HDR対応パッチが出てるタイトル。パッと見で解像感とHDRのギラギラ感は感じられました。暗い建物の中から窓を通して日光を見た時なんかはサングラスが欲しいという錯覚を感じます。ジャングルの植物や遠景の建物や人物の表情などの解像感も上がってる感じ。ただまぁ元も充分綺麗だし、ゲーム体験が劇的にかわるというほどではないかも。設定でHDRのON/OFFはすぐに切り替えられるものの4Kに関してはOFFれないみたいなので、対応パッチ前との比較は記憶頼りですし。今回のようにちょっと気になるチャプターを呼び出して久しぶりにやってみた、ってレベルより、新作を通しでやってる時にじわじわと効いてくるんじゃないかなって感じです。

こちらは対応パッチの予定すら公表されていないもの。一部タイトルで2Kのままでの滑らかさが増したとかつっかえなくなったとか言われてるので期待してみたものの、あんまり違いは感じられませんでしたw。今でも結構やってるので、パッチ出るといいなぁ。

スター・トレック エンタープライズ シーズン3<トク選BOX> DVD

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次に試したのはDVD(笑)。いま古いの見返してるんですよ。でまぁ今までも旧PS4+9300cで見てて、とりたてて不満はなかったんです。むしろPS4発売当初はPS3以下な気がしてたんですが、いまみると結構綺麗。いやBRAVIA側の4Kアプコンが優秀なのかな?ともうっかりすると、あれこれDVDだっけ?ってくらい質感が出ていました。ので、逆にPS4Proがアプコン対応するようになってもあんまり違いが感じられない。若干ノイズが気になるかなという気もしますが、まぁもう少し色々なタイトルで比べないとなんとも。

 

とまぁ対応コンテンツなら着実な進歩を感じるもののびっくりするほど、例えばDVD->BDほどの劇的な違いではないかなという印象。そして非対応コンテンツについてはあまり差がない。PSVRについては配線に手を出す気力がわいたらテストします。