Vistaをリモートから電源を落とす方法の覚え書き

 Windowsでリモートデスクトップ接続している時、おそらくフェイルセーフなんでしょうが普通にスタートメニューからは電源が落とせません。XPの場合はタスクバーを右クリックしてタスクマネージャーからシャットダウンできたんですが、Vistaのタスクマネージャーは再起動や電源を切るといったメニューが無くなってるっぽいです。

 ショートカットを作るような技やらスクリプトやらの話を聞いた覚えがあったので検索。こちらの記事にコマンドを発見しました。Vistaの場合、スタートメニューのサーチ欄にそのままコマンドを入力できるので、これを打ち込むのが早そう。

シャットダウン shutdown -s -f -t 0
再起動 shutdown -r -f -t 0

 オプションがLinuxなどのshutdown -h nowよりもちと覚えにくいですね。-sがshutdown、-rはreboot。-fはforce(保存してないファイルがあっても無視)、-t 0が「すぐやれ」の意味のようです。

 というか、shutdown -iでGUIが起動しました。LAN内の他のマシンも操作できたりするみたいですね。

PS3 Ver1.80とDVD-3930(訂正)

 以前のエントリでPS3のFW1.8でもHQVベンチでFailするものがある、と書いたんですが、2ちゃんねるでPassしている証拠写真がアップされ、ウチの環境に問題があるかもと、再検証。

 ウチでFailした原因は、HQVベンチDVDをDVDメディアから起動せず、以前にUSB-HDD経由でコピーしたイメージで再生していた点にありました。同じMPEG2バイナリでも、DVDメディアから再生した場合とHDDから読み込んだ場合で処理が違うってことですね。ついでに検証してみると、DLNA経由でもFailでした。

 つまり、PS3を大容量HDDやDLNA経由でDVDジュークボックスとして使う際には、評判の神画質では再生されない、ってことです。これはかなり残念。是非今後のアップデートで、HDD(内蔵、外付け)やDLNAからの再生でも同様の高画質化処理をかけるようになって欲しいものです。

 ちなみに、FW1.8とそれより前のバージョンでは垂直解像度テストの結果に差は出てるので、ローカルHDD再生でも今回のアップデートの影響がまったくないワケではないようです。

映画漬け2

■コープスブライド

 WOWOWにて。

 CGものはレンダリング次第で解像度があがるので、ハイビジョン甲斐がありますね。

 話はそんなに面白くはなかったかな。

■日本沈没

 これもWOWOW。ちなみに旧作や原作は知りません。

 この手の災害モノの王道的な話でしたが、なかなか面白かったです。SFXも綺麗でした。BDが出るなら買っても良いかも。

 今月は、スターウォーズ一挙HV放送。視聴が追いつかないなぁ。でも、実はSWはちゃんと通して観たことがなかったりします。  楽しみ。1、2、3と4、5、6ってどっちから先に観るのがいいんだろ…

PS3向けにDLNAサーバー物色

 PS3がDLNAクライアントになったことだし、寝室にはルームリンクがあるしで、DLNAサーバーを物色してみました。

 我が家的なニーズとしては、

  • DivXをMPEG2トランスコードして送信できる(PS3/ルームリンクがDivX非対応なので)
  • ネットワークファイルを配信できる

あたりです。TeraStationもDLNAサーバーモデルがありますが、トランスコードができないので、やはり常時電源ONのWindowsマシンで動いて、リアルタイムトランスコードをする、という方法をとらざるを得ないようです(PS3などがDivXに対応してくれるのが一番手っ取り早いんですが…)。

■Windows Media Player 11、Windows Media Connect

 トランスコードができないので華麗にスルー

TVersity

 フリーの実装。ウチではトランスコードがうまく動きませんでした。真っ黒な画面になり、PS3が操作不能に。サーバー側を停止したらPS3もXMBに復帰。2chをみてると、やたら重いだけって可能性もあるようですが、どのみち実用にはならない印象。

 またトランスコードしてないMPEG2でも早送りができない模様。

 ただフォルダ階層の作りは良い感じでした。例えば、作品名->VIDEO_TSという階層構造でDVDイメージがたくさんあるフォルダを共有した場合、他の作品だと、すべてVIDEO_TSというフォルダ下にズラーっと並んでしまい実用になりません。しかしこのソフトではちゃんとフォルダ階層に沿ってツリーが展開されます。

 サーバー本体はサービスとして起動するので、ネットワークファイルにアクセスさせたい場合は、管理ツールのサービス設定で実行権限を自分に変更してやる必要がありました。

PS3用パッチに関する追記:

 PS3向けのパッチが出た模様。やばい。いい感じです。デフォルトでは解像度を落として400×300にされてしまうので、640×480に変更したところ画質は上々に。音飛びもナサゲ。しかも1.5倍速再生まで!>DivX

Nero MediaHome

 CD/DVDライティングで有名なNeroの1機能です。体験版を入れてみました。トランスコードは安定。出画はもっとも早かった気がします。Nero Scoutというインデックスツールでメディアファイルをインデックス登録した後で、サーバーにも登録、といういささか煩雑な操作手順。トランスコードの品質は後述のUltimate CSよりも劣る印象。

 MPEG2の早送りもOK。

Ultimate CS

 しばらく販売休止になっていたんですが、PS3を気に再会したのかも知れません。BHAのオンラインショップで限定\1,980だったので買ってみました。

 MPEG2も早送り可能。ただしVIDEO_TSフォルダにすべて並んでしまう実装はNeroと同じ。

 ネットワークフォルダは登録できないですが、ドライブレターを割り当ててやればごまかせるようです。設定としては一番簡単だった気がします。

 DivXのトランスコード画質もNeroより微妙に良いような気がする。ただし、その分レートが高いのか、トランスコードが追いつかないのか、時々音声が飛ぶ感じ。日本語の会話でひらがな1文字抜けるってレベル。残念。これさえなければコストパフォーマンス的にも最善な気がするんですが。

 UltimateCSの音飛びがなければ一番良い気がします。NeroはDLNAサーバーだけのために買うにはちょっと高い印象。どのみちどの製品もレジュームもできなくて、まだまだ実用段階じゃない印象。特に早送りのできないトランスコーディングでレジュームもできない、というのは致命的ですね。うっかり再生を停止させようものならまた最初から延々観るしかないワケで。

 TVersity最高です。UltimateCS買うのもう少し待てばよかった…