PHP/PEARのマニュアルをミラー

 最近、オンラインのPHP、PEARマニュアルにお世話になることが多いので、いっそ自分とこにもミラーしたらどうか、と思って調べてみました。

 それぞれ、PHPの公式サイトからパッケージを取得できました。PHPはここから、PEARはここから

 面白いのは、Windowsのオンラインヘルプ形式であるchmフォーマットでも配布されてる点です。これだと単一のファイルでローカルHDD上に置いておけるし、検索などのUI面のメリットもあります。ただ、ちょっと字が小さかったりPEARの方は目次の作りがイマイチでHTML版の方が使いやすいかなぁ、という印象。一応、ノートPCには入れておいてモバイルでパケ代かけずに見る用にしてもいいかも。でもまぁ、PHPの開発をオフラインでそもそもしないしなぁw。

 

GPSガジェット持って散策

 ここんとこプログラミング仕事で引き籠もりなので、週末くらいは少し外出したくなり、さりとてヨドバシとか言っちゃうといらん金使うので困る。

 そんな折り、Nokia Sports Trackerなるツールを発見(以下NST)。Nokia端末+GPSでランニングやサイクリングのログを記録してくれるというもの。ログはGoogle EarthのKML形式で書き出すことも可能。

 面白そうなので、これを試しつつ、近所をぶらついてみようと。

 装備は、

  • E61 + BT336(Bluetooth GPS)
  • GPS-CS1K
  • VAIO UX + 911T

 ミリタリーベストのポケットに色々つっこんだ重武装w。

 目的は、

  • Nokia Sports Trackerのテスト
  • Mobile Gmaps新バージョンのテスト
  • BT336 vs GPS-CS1Kの精度比較
  • Place Engineへの投稿
  • 近所のFON_APを使ってみる

などとし、自転車で出動。NSTのログによると、4.84kmほど廻った模様。

■BT336 vs GPS-CS1K

 以下の図は、双方のログをGoogle Earthにインポートしたものの一部です。赤がBT336(NST)、青がGPS-CS1Kです。

ge_070415.JPG

 BT336はおおむね道路に沿っているし、道路の反対側へ移動したなんてのもなんとなくわかるレベルなのに対し、青はかなり道を外れてますね。点として時々おおはズレなログを残すようで、経路としては変な突起が出来てしまっています。元々の製品コンセプトとして、こういった連続的なルート記録を目的としてないとは言え、ちょっと残念ですね。

 ちなみにベストの両肩のポケットにそれぞれ収納した状態でテストしました。

■Place Engineへの近隣AP登録

 Place Engineとは、無線LANアクセスポイントのMACアドレス情報を使って位置情報を推定しようというプロジェクトで、近日発売のPSP用地図ソフト『みんなの地図2』でも対応が予定されています。 同ソフトはGPSユニット付属版と単体版がありますが、単体版でもPSP内蔵の無線LANデバイスを使ってある程度の位置取得ができるワケです。

 このサービスは無線LANアクセスポイントの電波を緯度経度に紐づけた情報の蓄積量がキモになるわけで、公式サイトではWindowsやW-ZERO3用のソフトを配布し、ユーザの協力を募っています。

 σ(^^)も時々VAIO UXで登録してまわっていますが、自宅周辺は思いの他情報が登録済みのようです。大雑把にはすでに位置取得可能な状態でした。都市部であればGPS無しでも結構実用になるかも知れません。

 それでも無線LANアクセスポイントの数は予想外に膨大で、交差点毎に止まって電波を拾ってみると新規のAPが結構見つかります。また位置も大雑把なものが多いので、正確な情報を送信することで、サーバー側がどんどん補正していってくれるようです。いかんせん、公式サイトのログイン機能が正常に機能しない(TypeKeyのみテスト)ので、登録ランキングには参加できず、匿名投稿ばかりで統計値がわかりませんが…

 ちなみに、PlaceEngineツールはGPSユニットとも連携できますが、ポートが若い番号までしか指定できず、BT338のようにポート40とかやたら大きな番号に割り振られるデバイスは認識できません。多分、Bluetoothデバイスはこういう大きなポート番号になりがちなので改善してほしいですね。

 σ(^^)の修論テーマであるPlace Oriented Reminderのようなツールを実装するにも、GPSより現実的な気がします(GPSだと見通しの良い場所にデバイスを保持しなければならず、PIMとしては非現実的)。W-ZERO3を手放してしまったのが悔やまれます。次にWM端末を入手したら是非試作してみたいと思います。

■思ったより使えないFON

 FONには利用したアクセスポイントの履歴をGoogeMapsで参照できる「旅日記」という機能があります。楽しげなので、近所のFON_APにログインしてみようと思って、FONマップに掲載されている近所のAPまで行ってみたのですが結局3箇所トライして1軒も見つかりませんでした。考えられる理由としては、

  • マンションの高層階などに設置してあり、路上まで電波が届かない
  • プライバシーのため、わざと不正確な位置でマップ登録してある
  • Linus権取得のために公開はしてあるが、実際には他人に使われないよう細工してある

などがあります。どんな理由にせよ、FONマップはあまりアテにならない、ひいてはFONというサービス自体が考えていたより頼りにならない、という気がしてちょっとガッカリです。

 それでも\1,980で無線LANアクセスポイントを販売しているという意味で優良な企業ではあるのでw文句は言いませんが、結局データ上の登録AP数だけは増えてもサービスとしての実用性があがらないと、経営は成り立たなくなって消えていくんじゃないかという心配はありますね。

 また探索範囲を広めてテストをしてみたいと思います。

追記:

 その後、2カ所でAP受信。一カ所は接続できず、もう一カ所でようやくWindows接続!Skype電話は接続できず。

 

 


PEARに挑戦

 最近、仕事でするプログラミング作業の内容がこみいってきたので、効率化を図るため、今更ながらPEARに挑戦してます。

 σ(^^)は新しい言語やツールを始める時は書籍から入る達なので、とりあえず→の本を買ってきました。てか、PEARの専門書って思ったより少ないんですね。少なくともタイトルにPEARと入ったものはAmazonでもほとんどないみたいです。

 PEARはPHP用の汎用ライブラリなんですが、DB接続を抽象化(特定のDB向けにコードを書かず、PostgreSQLからMySQLに乗り換えたり、ということが後から手軽にできる)できたり、QuickFormというのを使うと、JavaScriptによる入力チェック付きのフォームが簡単に作れたりと便利です。

 ただ、コードはすごく書きやすいというほどではない印象です(慣れの問題かなぁ)。正直、いまんとこ自分でゴリゴリ方が手は滑らかに動きます。まぁ、規模が大きくなるほど、後の管理が楽になると信じて使ってみます。

遥かに仰ぎ、麗しの

 “かにしの”こと『遥かに仰ぎ、麗しの』をコンプしました。

 全然予備知識無しで、ヨドバシで見かけて衝動買い。去年秋のタイトルなんですね。

 結果としては当たりでした。シナリオが良かったです。主人公は新任歴史教師。色々と複雑な事情で僻地に幽閉された超お嬢様学校の生徒達とコミュニケーションしていくストーリーなんですが、なんか妙に臨場感があって、本当に教師になったような充実感がありました。こんな触れあいができるなら教師という職業もいいなとか思っちゃったり。てかとても新任教師とは思えない出来た野郎ですよ。>主人公

 自身が親に捨てられたという過去をもつため、自分は絶対生徒を見捨てない。同時にそれが他人を心底信用できないトラウマでもあり、後半は学生達が慕ってくれてるのに踏み出せない、という展開が多い印象。このあたりの個人的な共感度が高かったのでもハマった理由ですかね(別にσ(^^)は捨て子ではないですが…)。

 あと、各シナリオの中で、サブ課題、というか学生とのコミュニケーションの部分以外に、毎日放課後にこっそり(あるいは特定の学生と)ラジコン飛行機を作る、裏山で見つけた朽ちた倉庫にあった戦闘機をレストアして飛ばす、とかその奥にある戦時の地下秘密基地を探検するとかいう展開が無闇にワクワクしました。いいなぁ、こういう楽しげな活動をしたいですよ。

 お気に入りシナリオは美綺(みさき)、殿子(とのこ)、栖香(すみか)、梓乃(しの)ルートかな(ほとんどじゃん)。キャラ的には栖香、あとサブヒロインだけど奏(かなで)。てか名前難しすぎ。ルートのないサブキャラもいい味だしてるのが多いです。追加シナリオ集とか出ないですかね。

 そしてBGMがまた素晴らしい。ピアノやアコースティックギターなどが中心の綺麗なメロディが多い。サントラ出てないかなと調べてたら、初回限定版にバンドルだったらしい。σ(^^)が買ったのは通常版。仕方ないのでヤフオクで初回版もゲットしました。手持ちが2本になってしまった…

P.S.

 今回、特に臨場感、没入感が強かった印象ですが、やはりこういう感覚って小説や映画では体感できないんですよね。どうしても第三者的な視点になる。たとえ一人称視点の小説でもこういうインパクトを感じたことないなぁ。だからゲームはやめられないのですよね。

東映版Kanon

 TSUTAYAの旧作半額セールで、Kanonの初回アニメ版(東映版)も一気観してみました。

 京アニ版の後だと絵がアレなのはわかっていたんですが、まぁ声優人はほぼ同じだし、同じ原作をどうアレンジしてるか興味があったので。

 ヒロインの声優陣は同じ。でも微妙に声の出し方が違う、というか皆さん演技力が向上したんですかね。京アニ版の方がずっと自然な気がしました(慣れ?)。特にあゆは東映版ではやけにマイクに向かってしゃべってる感が抜けませんでした。他のヒロインも京アニの方が良いです。

 主人公は別の人。『まほろまてぃっく』で脇役やってた人ですね。2ちゃんではキョン声の人を叩いてる人がいましたが、やはりσ(^^)はもうキョン声の方が馴染みますね。絵的にも少し大人っぽいので、あの絵にはあの声の方がマッチすると思います。キョンツッコミも合ってる気がするし。まぁ、どちらがダメということはない気がします。

 シナリオ的には佐祐理さんの過去に触れられてる分、断然京アニ版マンセー。

 絵の作りも京アニ圧勝。まぁ、時代が違うので仕方ないですが、水道の水ひとつとっても白と水色のベタ塗りから、CGによる半透過処理に進化してます。あらためて京アニスゲー。

 ところで、京アニ版4巻のオーディオコメンタリーで、真琴&舞シナリオのライターさんが、「名古屋の大学で心理学科所属だった」と言ってたので、Wikipediaで調べてみると、ばっちり後輩でした。1975年生まれとなっているので、浪人をしていなければ2コ下なので、同時にキャンパス通ってたことになりますね。世の中狭いなぁ。