整備解説CD-ROMがIE7で動かない場合の対処

 久しぶりにCOLTの整備解説CD-ROMを紐解こうとしたところ、「Use only InternetExplorer5.5 or 6.0 to use this system.」という表示が出て終了してしまいました。先日Internet Explorer 7をインストールしたせいでしょう。この手のシステムは安定第一ですし、工場のメンテ用PCをわざわざ最新版ブラウザやOSにアップデートするとは考えられないので、まぁ仕方ないのですが、一般ユーザとしては困ってしまいます。

 で、スクリプトを覗いて強制的に動かす方法を検証しました。

 以下はバージョンチェックを回避する方法であり、根本的に本ソフトをIE7に対応させるものではありません。よって何かしらの不具合を起こす可能性は否定できず、ご利用は自己責任でお願いします

改変するファイル:C:\Program Files\MUT3\MENU\HTML\S000000001_F00.htm (標準のパスにインストールした場合の例)

27行目の、

 if(uagent.indexOf(‘MSIE 5’)>=0 || uagent.indexOf(‘MSIE 6’)>=0){

の後半部分を、

…SIE 5′)>=0 || uagent.indexOf(‘MSIE 6’)>=0 || uagent.indexOf(‘MSIE 7’)>=0){

のように変更します(赤字部分を書き足す)。古いブラウザで動かなくてもよければ、前半の5を7に書き換えるだけでも良いかも知れません。

 これでとりあえずは動くようになります。ただし、車両情報やしおりは引き継がれませんでした。

DSで読書 – 「DS電撃文庫 イリヤの空、UFOの夏」

 快進撃のNintendo DSですが、ここにきて電子ブック系のタイトルが何本か出てきました。早速読書端末としてのDSを評価してみたくなり、ちょうど原作を読んだことなかった『イリヤの空、UFOの夏』をポチっとしてみました。

 届いた箱デカっ!

と思ったら、初回限定版は特典で写真立てとかついてました。正直イラネw。値段が\1,200位違うし。しまった事前調査が不足だった。通常版にしときゃよかった…

■文字表示がダメダメ

 気を取り直して読書開始。うーん、やはりフォントが厳しいですねぇ。画面写真はこの辺りからどうぞ。特に最近、DVD -> Blu-rayで字幕の美しさにウットリしていた最中なので余計に気になります。しかも、文字がスクロールするんですが、液晶の残像が酷く目が疲れます。オプションをじってみるものの、スクロールと文字単位の順次表示はオフにできず。影付きオプションをオフにすると残像は解消されるものの、背景とのコントラストが弱くなるのでやや文字自体が見辛い。左右画面をぶち抜きでイラストが出たりしますが、DSじゃ真ん中ぶった切られ過ぎてあんま嬉しくないです。普通に(DSを文庫持ちして)左画面でイラスト、右画面でテキスト(背景は無地)にしてくれた方が何倍も読みやすかったですね。

 オートは速度が三段階しかなく、画面単位の手動ページめくりが無いのも不満。

■普通にバックして戻れない

 バックはなぜか普段読んでる右画面の文字を逆スクロールするのではなく、別に左画面にバックログ用画面を呼び出し、まず同じ文面が左右に表示された状態から左画面をスクロールさせる、という作りです。こういう作りにした意図がサッパリつかめません。文庫本メタファーで読んでるのに、右画面より左画面の方が過去のテキストを表示していることになって気持ち悪いです。いちいち、右画面で読んでいた部分を左画面の中から探す手間も無駄。なんで普通に読んでた画面が逆スクロールできないのかと小一時間(ry

■自動セーブじゃない

 これはまだちょろっとしか使ってないから未確認ですが、セーブはポップアップメニューから「中断する」を選ぶか、「しおりをはさむ」を使います。もちろん、DSなんでパタンと閉じておけば中断はできるんですが、例えば電池切れなんかの時には「中断する」したところからしか始められないということでしょう。もしかしたら章をまたいだ時くらいは自動セーブされるのかも知れません。普通はパタン閉じのサスペンドで用は足りるんでしょうが、ちょっと不安ですね。

 

 とりあえず、今までのテキスト主体のアドベンチャー系ゲームの文化から何を学んできたんだ?という出来ですね。

 何はさておき、フォントの汚さとスクロール表示による目の疲れが論外レベル。普通に文庫版を買い直そうかと悩む自分がいます。まぁ、「DSで読書してみる」というユーザ・エクスペリエンスが目的なのでもう少しは頑張ってみるかも知れませんが、普通に「イリヤが読みたい」って方は素直に文庫本をお薦めします。

 フォントの解像度の問題はDSの液晶パネルの性能に起因するので、如何ともしがたいでしょうが、残像などはスクロールをやめるなど実装上の工夫で回避できそうなだけに残念ですね。画面下部のUIも非表示にできるもののテキストエリアは変化せず、画面全体の解像度を使い切ってるとも言えない。UIはオーバーレイにするなどすれば、文字数を増やしたり解像度を上げたりできたんじゃないでしょうか?

 以前、電子ブック端末の開発者にインタビューした時に、小説家の方は改行位置が変わったり、スクロールバーなどのUI部品で画面が“汚れる”ことも許さない人が多いんだとか。少なくともこのDS電撃文庫の実装レベルじゃ、出版を許諾する人も増えないんだろうなぁ、という印象。一発モノで終わりそうな悪寒(電撃はとりあえず3タイトル)。モバイルで電子書籍を読みたいという気持ちは強いだけに残念。

 純粋な読書モノではないけど、口直し(目直し)に『ウィッシュルーム 天使の記憶』でも買おうかな…



 

マナーランプスイッチ装着

スイッチ アップ写真

 ディーラーオプションのマナーランプスイッチを装着しました。写真のスイッチレバーの先端にあるボタンがそれで、 AUTOライト(暗くなったら自動で点灯)状態の時に押すと一時的にヘッドライトが消え、走り出すと自動で再点灯する、というものです。

 HIDが明るいのはいいんですが、たまたま信号待ちでピカピカのタンクローリーやメッキバンパーのタクシーなどの後ろに止まると反射が眩しかったりします。普通にライト消せばいいんですが、一度AUTOライトに慣れるとロータリースイッチを回すのが面倒に感じられたり(^^;)。あと、そういう場合、メーターやナビ系の照明が連動する関係上、消灯ではなくスモールにしたいワケですが、写真の通り、下からOFF、AUTO、スモール点灯、ヘッド点灯になるので、AUTOでの点灯状態からスモールに落とすのに上に回すというやや違和感のある操作をしたくない、ってのも。もうとにかくAUTOは動かしたくない。それくらい便利です。>AUTO

 もともと納車時に付けてしまおうと見積もりに入れてたんですが、こういうのをちまちま足していくのも長く楽しむコツかな、と思いキャンセル。でも半年で我慢できなくなりましたw。

 カタログでは部品代\6,700 + 工賃\1,800 = \8,925。最初はエアバッグASSYを外して、とか難易度高そうな話だったので作業も依頼ってことで予約してたんですが、届いた部品についてきた説明書によるとステアリングコラムのカバーを外せば後は差し替えるだけ、ということが判明したので、自分でやってしまいました。ので部品代のみ。

 部品は汎用らしく、多くの三菱車に付くようですが、取り付け説明書に例として分解図が載ってたのがコルトだったので整備書を引っぱり出さずにすんで楽チンでした。デザイン的にはボタン上のシルクだけ黄色ってのはどうよ、と思います。あと、ウインカー出そうとしてうっかりボタンを押してしまうことがないかどうかはしばらく使ってみないとちょっと不安です。

 電気的には、実は元々のスイッチユニットにも端子は同じように出ていて、先端のボタンからの線が2本のびていて半田付けされてる、という違いだけのようです。つまり回路的には最初から実装されていて、極端な話、端子2つをショートさせるボタンを自分でつければ機能しそうな気配です。だったら標準装備にすりゃいいのに、って気がしますね。ノーマルのASSYとの価格差が気になります。

 ちなみに、操作説明書には交差点の先頭などではむしろ消すな的なことが書いてありました。

X-MEN THE LAST STAND、ブレイブストーリー

 「Blu-ray版買う価値あるかどうかレンタルDVDで観てみよう」作戦、本日はX-MEN3とブレイブストーリー。

■X-MEN:THE LAST STAND (邦題:X-MEN ファイナルディシジョン)

 普通にハリウッド映画として面白いですね。超能力シーンも見所が多く、『スーパーマンリターンズ』同様、BD版で観てみたい気はします。ストーム姉さんが好きだー。

 BD版を買うかどうかは思案中。映像はそこそこ良いらしい。あと、BD Javaによる特典が興味深い。表示をオンにしとくと、本編再生中に、色々な説明がポップアップ表示されるんだとか。むしろそれ目当てで買ってもいいかも。

 ただ、個人的に続き物の途中から買うのはなぁ。MIみたいにトリロジーで出してくれた方がむしろ良かったかも。 というか、1と2の内容をあんまりハッキリと覚えてないところをみると、実はそんなに好きじゃないのだろうなぁ。マーベル系の中では興味ある方だったんですけどね。まぁ、ほとんどピカード艦長(パトリック・スチュワート)見たさって感じですが。

 そのピカード艦長、、、、あのエンディングクレジットの後の10秒程のカット、あれはなんなんですかね。これから観る人は、クレジットの途中で再生を停止しないようにw。


■ブレイブストーリー

 芸能人を声優代わりに起用しまくってるのがなぁ…。川澄綾子の声が聞こえた瞬間に“買うぞ”ボルテージ急上昇したんですが、結局あまり出番も多くなかったし、役柄的にもアレだったので最終的な購買意欲にはつながらず。

 絵はPlaystation StoreからDLできるHD版のトレイラーを観た後だと、DVDの解像度の低さがはっきり目立ちますね。全編「ボケてるなぁ」と思いながら観てました。てか本当にHDトレイラーのせい?なんか普通のDVDとしてもちょっと画質悪い気がしたのだけど?動きの激しいところのブロックノイズはもちろん、普通に線がボケてるというか、ゴーストが出てるようなカンジが漂ってます。

 BDとDVDで如実に画質が違うという意味では、高画質マニア的にはBD版が欲しいんですが、内容的にはたぶん買っても積まれるだけのような…


銀河ヒッチハイク・ガイド

 2ちゃんねるのBD画質スレで評価の高い「銀河ヒッチハイク・ガイド」を買ってみました。先ほどのエントリでは「DVDで内容を確認してから」とか書いてますが、まぁ、ひでぼう氏も内容は誉めてたし、画質はとにかく素晴らしいらしいので、買ってみても良いかなと。ゲオの割引券も15日までだったし。

 で、観てみました。確かに画質は素晴らしいの一言です。開始後1分、冒頭のイルカのシーンだけで「買って良かった」と思いました。はねる水しぶきなど、MPEG2が苦手とする映像をキッチリと描写できてます。さすがMPEG4-AVC&高レートの2層収録です。ヒッチハイクガイドのグラフィック画面なんて、まるでネイティブにFLASHか何かで描画してるよう。とても不可逆圧縮映像とは思えない美しさです。宇宙船の中のシーンも臨場感があり、なんだか本当に乗船してる気になります。このソフトは映像美のためだけに買う価値アリです。スケールの大きなシーン(後半の建造シーンとか)などHi-Vision向けなシーンも多く、なぜBlu-rayのローンチに選ばれたかがわかるような気がします。

 で、内容もけっしてつまらなく無いです。ヴェゴン人などの異星人もユーモラスに描かれてますし、しょーもないギャグやパロディが満載で笑わせてくれます。ヒロインも好みだw。

 いや、これは悩まずもっと早く買っておけば良かった。正月や昨日某所でやった新年会の時などに周りにも見せて(魅せて)あげたかった。