俺とメイドとユーザエクスペリエンス

 ユーザインターフェイス(UI)とユーザエクスペリエンス(UE)の違いに関する説明を、メイドさんを例えに説明するアイデアを思いついたが、表ブログでメイドネタを書くと怒られるので、コソッとこっちに書いてみる。
 メイドさんをUIとUEに分解して考えてみよう。メイドさんが持つUIとは言うまでもなくメイド服である。フリルがやや過剰なエプロンドレス、髪にはホワイトブリム。あれはとてもいいものだ(´-`)。ご主人様をユーザとすると、その目に映る部分を指す。だがしかし、メイドさん=メイド服を着た人ではない。それだけでは単にコスプレと呼ばれるものに過ぎない。メイド分(ヒトが生きていくのに不可欠な栄養分の一種)が不足気味だと感じた時に、ビデオ屋に行ってメイド物を借りたりすると、大概失望させられる。確かにメイド服は十九世紀、英国の偉大な発明であり、全人類への遺産ではあるが、

着ているだけではダメなのだ。

#かといって脱いでしまったらもっとダメだ。
#奴ら、なにひとつわかっちゃいない。
 そこで必要になるのがUEの部分なワケですよ。ユーザの側に、「朝ですよ、ご主人さま」と起こしてもらったり、3時には美味しい紅茶を淹れてもらったり、奥様の大事なお皿を割ってしまって涙目になっているのを慰めたり庇ってあげたり、といった心の琴線に触れるような素敵な“体験”が伴って初めてメイドさんという“製品”が成立するワケです。
 つまり、良い製品をデザインするには、ただUIの部分を華美に飾り立てるだけではダメで、本当にユーザが望んでいることを体験として提供するにはどうしたら良いか、何が必要かをよく吟味することが重要だということだ。
 うん、キレイにまとまった。表ブログに書けないのが残念だ。

酒を飲んだ日

 ちょっとプライベートでストレスフルなことになったのにつけ込まれ、naokA達との24会(3rd 3~6話)で飲まされる。「こんな時くらい飲んでみなよ」と。
 小学生の時に祭りで酔った父親に一升瓶で無理矢理飲まされた時(これが精神的外傷なんじゃないかという説もw)と、高校生の時に仲間と自宅の庭でバーベキューパーティをしてた時に、妹がこっそりσ(^^)もカップに酒を混入していたのを飲んでしまったの除けば、アルコールを口にしたことは無かったし、自分の意志で飲んだのは生まれて初めて。
 桃好きなσ(^^)でも飲めるように買ってくれたのがギュギュっと搾った福島石川農園 白桃のお酒。アルコール分が4%で果汁が52%。
 コップに半分注がれ、恐る恐るひと舐め。うぅ、確かに匂いは桃の良い香りがするけど、味は苦みしか感じ無い。微炭酸なんだけど、それ以上に舌がピリピリする感じがする。しかし、チビチビ舐めていると少し慣れてきた。苦い桃ジュースって感じ。積極的に買ったり飲んだりはしないが、薬だと言われれば飲めなくはないって位。せっかくだから飲酒による生理変化も体験してみたいともう少し飲んでいると、喉のあたりが火照ってくるのを感じる。顔はどうだったんだろ。
 一応、コップ半分を飲み終えてしばらく24を鑑賞していると軽い頭痛が襲ってきた。時々なる偏頭痛に近いけれど、少し脳の中心寄りで起きている印象(脳に痛覚はないので錯覚なんだろうけど)。naokA達が帰ってしばらく立つがいまだに持続中。耐えられない苦痛ってほどではなく、まさに日常的な偏頭痛のレベルだが、はたして初飲酒との相関はあるのだろうか?
 とりあえず感想としては、わざわざ苦みに余分な金払わなくても、普通の桃ジュースでいいじゃん?って感じw。まだ飲み会とかの乾杯でビールを飲む気にはなれんなぁ。
 しかしせっかくなので「酔う」という認知現象の方も体験してみたかった気もする。人々が高い金払ってあんな苦い思いをし、なおかつ人に迷惑をかけたり逮捕されるかも知れないリスクを負ってまで得ようとする経験なのだから、さぞかし幸福なのであろう。
 それはσ(^^)が癒しの主食としている“萌え”とは違うのだろうか?萌えでもストレスは解消できるし、健やかな就寝を誘うぞ。飲酒と同じく非生産的な出費を伴うが、他人に迷惑をかけたり傷つけたりするという副作用は伴わない。それなのになぜ酒で癒しを得るのに比べて“萌え”で生きてる人に対する社会的コンセンサスが低いのだろうね?
 ま、“萌え”の定義が不明確でネガティブなイメージだけが先行してるんだろうな。世間の人がクゥちゃん見て抱く感情と同じなんだけどな。ギュっと抱きしめたり、頭撫で撫でしたりしたくなるでしょ?こう、心の臓が「キュぅぅぅぅ~~ン」となるでしょ?癒されるでしょ?
#犬畜生に感じるのは健全でメイドさんは不健全ですか、そうですか。
 酔いと萌え、どっちが癒し効果が高いか決着をつけるため、またいずれ機会が挑戦してみようと思う。

LinkDe録、正式版リリース!(ついでに不具合対処)

TVキャプチャ生活向上委員会|「Link de 録!!」正式リリース!

 予定の1月からやや遅れましたがなんとかバレンタインにリリース(ちなみにβ版はクリスマスイブでした)。フタをあけてみると、専用ツールでストリーミング再生できるようになったし、TV王国のiCommandシステムを利用して「おまかせ・まる録」相当のことができるようになってるのも良いカンジ。
 2ちゃんねるにいくつかユーザビリティ絡みの要望あげたら技術的に難しそうな点以外はちゃんと対応されてるし(営業いった方がいいかなw)。
 ただしTeraStationでRAID5な環境では高録画レートやMPEG4が保証外になってしまうのが激しくorz。しばらくLinkStasionで続投するしかないのかぁ…
 ところでβ版使ってた人はiEPG予約がエラーになる不具合が出ているみたい。(2ちゃんねるにも貼ったしw)いずれ正式に修正されるでしょうが、とりあえずのσ(^^)の発見した対処方法を書いておきます。

  1. 「ファイル名を指定して実行」などからregeditを起動
  2. HKEY_CURRENT_USER\Software\BUFFALO INC.\PCastLinkを開く
  3. LSPORTというDWORDデータを探して、右クリック→削除

 ウチではこれでダメだった3台のマシンが正常に予約できるようになりました。
 2ちゃんに貼った要望の中に「LinkDe録予約画面とLinkStation自体の管理画面はパスワードわけたい。できれば別ポートで動いててくれれば、予約の方だけ静的NATでWANに晒せるのに」って書いたことがあって、それが叶ってか、単にTeraStationとのリソース共有のためか、予約画面はポート8080で別デーモン化されてます。iEPGツールでもβ版にあったポート指定欄が正式版では無くなっています。ところがβ版が作った上記レジストリが残っていると、その指定(たいてい80)でアクセスを試みてしまうようなんです。フォームだけ修正してデフォルト値を8080にしつつ、レジストリを読み込む処理は放置だったんですね。なので当該レジストリを消してやると新しいデフォルトの8080ポートが使われる、というワケです。
 ウチではLSPASS(パスワード)は空だったので消してないですが、なにかデータ
が入っている人は同じ理由でそっちも消した方がいいかも知れませんね。あるいはいっそ、
2.のキー丸ごと一旦消しておく方が健康的かも知れません。
 さて、これで時計の狂いが解消してくれれば、かなり実用性の高いMPEG録画環境になるんですが、そこはまだ様子見中…