実家用録画PCのCドライブとして導入したA-DATAのSSD、S596ですが、iTunesを使っている時などにプチフリが発生していました。BIOS設定はAHCIで、SATAドライバはnForce@Windows7/32bitです。
で、デバイスドライバーで右の写真の様にこのSSDに対してのコマンドキューイングの設定をオフにしてみたところ、改善できたっぽいので覚え書き。
改善前はiTunes上の動画ファイル(保存先はHDDのDドライブ)のプロパティを表示するだけでも、やたら待たされる状態(右クリックしてからメニューが出るまですら時間がかかる)だったんですが、今はそういうこともありません。
CrystalDiskMarkも再実行してみました。左が導入直後のもの、右が対策後です。シーケンシャル値がかなり向上してます。公称のRead 230~240MB/s、Write 100~110MB/sに対し、前回はかなり残念な値でしたが、ぼちぼちになりましたね。Seq. WriteはまだHDDに負けてますが。512KのRandom Writeも倍近く速くなりました。先日別PCに載せたC300よりもいくつかの点で上回っちゃいましたw。
対策前 | 対策後 |
エクスペリエンスインデックスのプライマリハードディスク値も6.2から6.9へ。
無効にしたコマンドキューイングは、HDDへのアクセスをバッファしある程度整理してから書き込んでHDDのヘッドシークを効率化する設定で、ヘッドの移動時間が事実上ゼロのSSDにはあまり効果がないと考えられます。また、これが進化したのがネイティブコマンドユーイング(NCQ)というAHCIと共に導入された機能ですが、Windows7のこの設定項目との関係はよくわかりません。
ともあれ目に見えて効果があったので良しとします。
それにしても先日のC300といい、SSDのパフォーマンスを最大限引き出すのはまだいろいろと面倒が多いですね。まぁ、パーティション移行ツールなんぞ使わずにクリーンインストールすればうまいことやっといてくれるものなのかも知れませんが…
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