AVアンプも新調。全部入りでコスパ最強 Pioneer VSA-1124

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先日レコーダーをAX1000からBXT970に買い換えて困ったこととして、HDMI出力が2つから1つに減ったことがあります。映像信号と音声信号を別々のHDMIポートから出すと音質が良いという理屈でAX1000などのSONY上位機種にはHDMIポートが2つついてるのですが、個人的にはもう少しベタな理由で、AVアンプSONY TA-DA3200ESが3Dパススルーに非対応だというのがあります。プレーヤーとTV/プロジェクターが3Dに対応していても、途中に入るAVアンプがそれを通さないとプレーヤーが3D対応出力機器がいると認識してくれず3Dモードにならないんですね。結果として、音声は光や同軸のSPDI/Fを経由するか、AX1000のようにHDMIを2つもって、メインのHDMIセレクターポートで映像を直接プロジェクターに送りつつ、音声を別HDMIポートでAVアンプに、ということをするハメになります。3200ESはSONYの一定の自信の証であるESを付与されたモデルですが、さすがに10年近く前のものなので、Blu-rayのロスレス圧縮コーデック(DOLBY TrueHDやdtsHD MasterAudio)にも非対応。5.1chまではプレーヤー側で復号してLinearPCM 5.1chとして再生はできるんですが、まぁさすがに今時のに買い換えるかと。購入価格としては半分近い(4.5万弱で購入。3200ESが当時の記事によると8万強)し、アンプとしての格はひょっとしたら落ちるかも知れないですが、まぁそこまで音質を聞き分けられる耳でもないし、むしろ最新機能を堪能したい気持ちの方が強まり。

VSA-1124が持つ最新機能の例。

  • AirPlay(音楽用)
  • DLNAクライアント(音楽用)
  • FLACなどハイレゾを含む最新の音楽コーデックに対応
  • DOLBY TrueHDやdtsHD MasterAudioなどのロスレスBlu-rayコーデックに対応
  • スマフォアプリからのコントロール

など。最近ぼちぼちFLACやWAVのハイレゾ楽曲を買うようになり、それをリビングで流したいなとも思って据置型ネットワークプレーヤーを物色するも結局いいものは数万以上、安くても3万程度はする。だったらいっそAVアンプを買い換えた方が色々幸せになれるだろうと。HDMI出力も2系統あるのでテレビとプロジェクターに出し分けるのにHDMIセレクターが不要になります。HDMI入力も7系統も!同レンジのSONY STR-DN1050と迷ったんですが、HDMIポートの数が1つだけ多いのとスマフォ関係の充実度で決定しました。今はまだ使う機会がないですが4Kパススルーやアプコン、HDMI2.0など最新規格にも対応しているので、長く使えそうです(Atmosには対応してないけど…)。

■ハード周り

3200ESと比べると大きさはほぼ同じですが結構軽い。アンプについて軽いというのはあまり良いことではないのかも知れないですが、取り回しは楽でした。電源ケーブルはゴン太(ぶと)だった3200ESに比べるとまぁ普通。細いってわけでもないけど。あと少し短くてリプレースしたらギリギリに。サービスコンセントが無くなったのでいくつかの機器の電源配線を再考しなければならなかったり。

今回文字通りAVセンターとして、すべてのHDMIセレクター機器をこれ経由につなぎ直したので、例えばプロジェクター/アンプを使わずに、レコーダー->TVだけで録画番組を視聴したい時にどうなんだろう、途中経路であるAVアンプの電源入れないとダメ?と思ったんですが、ちゃんとスタンバイスルーという機能がありました。最後に使った機器もしくは指定のHDMI端子固定で、アンプの電源が切れている時も信号をTVにスルーしてくれます(まぁスタンバイ電力は食ってるんだろうけど)。これで今まで通りのカジュアル視聴も問題無し。まぁそれ以外のHDMI機器に切り替えたい時に一瞬アンプを立ち上げる必要がありますが…

ネットワークは有線、IPv4オンリーですが、リモコンで状態確認ボタンを押すと本体ディスプレイにIPアドレスを表示してくれるので、ブラウザからそこにアクセスするとGUI設定画面が出ます。つなぎたい機器の数を指定してやると配線の手順まで教えてくれます。正直そこまでは必要なかったですが、入力端子毎の表示名称などはフォームから設定できて楽チンでした。普段使い用のスマフォアプリはBonjourで見つけてくれるんですが、まぁ一応固定IPアドレス振っておきました。

大きな2つのツマミは右がボリューム、左が入力セレクタです。入力セレクタは別にツマミである必要ないし、むしろ無段階なのでやりづらい部分もあるんですが、まぁデザイン上の対称性が大事だったんですかね…。

前面にiPhone/iPod用のUSB端子と、HDMI入力があるのがナイス。ただMHL対応のHDMIポートはなぜか背面。MHLなんてスマフォ用なんだから一時接続中心で前面ポートでいいじゃん、と思うんですが。むしろドックとかつないで常時挿しっぱなしにする人なら背面の方がいいんですかねぇ。前面はビデオカメラとか?

またBluetoothは残念ながら非対応で別売りアダプタが必要。SONYだとNFCペアリング込みで標準装備なので、Androidメインな人はそっちのがいいかもですね。まぁACアンプで音楽聴こうって人がBluetoothなんか使うか?って話もありますが。

視聴位置にマイクを設置して自動でアライメント調整を行う機能ですが、一秒程度で終わるSONYと違って、こちらはじっくり数分かけてやってました。同社のCyverNaviでやるアレと同じ感じですね。途中SW音量が大きすぎると言われ、真ん中だったのを2/3に落としたりもしました。個人宅だと面倒以前にきっちり左右同条件でスピーカーを配置できないことが多いので、こうした自動補正は有り難いですね。

■音質

音質は上々にして充分です。今は設置の関係でサラウンドバックスピーカーを省略して5.1ch配置ですが、3200ESよりも方位感のつながりが自然は印象。背後で個々のスピーカーが独立して鳴ってるなー、って感じではなく定位がぼやける感じ。ぼやけると書くとネガティブっぽいですが映画視聴体験としては誉めてます。仮想11chスピーカー機能とやらのおかげですかね。センター音声、というか台詞がタイトルによっては聞きづらいものもあるんですが、Dialog Enhancementもあるし、最悪スピーカーレベルやイコライザもスマフォアプリから操作できるので
、視聴中に設定画面を重ねて表示して調整する必要がないのがナイス。また夜間にダイナミックレンジを下げつつ台詞の明瞭度を保つナイトモード系の機能としては「ALC(オートレベルコントロール)forマルチ」というのがあるっぽいです。まだこれは試してませんが。3200ESのナイトモードはあまり台詞が聞きやすくなかったので期待したいところ。

音楽用にEXTENDED STEREOというリスニングモードがあって部屋のどこにいてどっちを向いててもステレオ感が楽しめるというもの。BGM用にいい感じです。

■スマフォアプリ iControlAV5

かなり色々な調整項目があって便利なんですが、正直デザイン凝りすぎてて使いやすくはないです。余計なアニメーションとかいらないからもっとサクサク使わせてくれよ、と。

あと電源とボリュームくらいはどの画面に遷移してもすぐ操作できるようにしてほしいですね。

 

ともあれ、4.5万円でHDMI出力2系統あって、ネットワーク周りが充実していてコストパフォーマンスは高いと思います。色々不安なニュースが多いパイオニアさんですが、実力は信頼できるものなので頑張って欲しいと思いました(カーナビもね!)。

欲を言えばDLNAでの再生対象として音楽だけじゃなく動画(mp4)も対応しててくれればなぁ。BXT970もそこは期待外れだったので、、、

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