iPhone4S予約メモ

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今年は例年よりだいぶ遅れましたが、無事新型iPhone、4Sが発表になりましたね。もちろん予約してきましたともえぇ。昨年のエントリ「iPhone4予約メモ」が役に立ったので今年も記録しておきます。

今年は全国一斉の16時受付開始でした。ヨドバシでも一部店舗は朝から整理券を配布したようでドキドキでしたが我ら横浜店は昨年同様配布はなし。15時から正式な行列が作られ、割り込み防止券を配布しました。これは整理券とは違い受け取っても列は離れられないというもの。文字通り割り込んでくるヤツを排除するためだけのもの。基本的にトイレとかもNGなので、お昼抜いて来たのは正解でした。

14時頃にお店に入り、いつもの奥の階段スペースで二人ほどそれらしき人を見つけ後につきました。実際に公式の列を形成する時に他の場所からもなだれ込んで来たので結局割り込み防止券番号は12でした。前の人が学生さんで親の同意書がないということで離脱したので実質11番だったっぽい。横浜店はSoftbankのカウンターが19席あるので一発目の席につき、事前に記入できるものは記入し、後は店員さんが「送信」を押すだけという状態で16時のカウントダウンを待つ。

がしかし、やはり、というか「今年もかよ。学習してねぇな。」というか開始直後にあっさりサーバーダウン。去年はσ(^^)が手続き完了する位まではもってたのに、今年は下手すると一人も登録できなかったんじゃないかと。改悪してますがな…

結局サーバー復旧後にまとめて入力しますってことで紙の書面で手続きを済ませて退店。例の全国統一の予約番号は発行されておらずやや残念。みんなで「オレ○○番!」とか言うのが楽しいんですが。当日の受取時間とかもよくわかりませんが、まぁ当落通知と一緒に通達される(選べる?)でしょう。

■auかSoftbankか?

auの電波は魅力ではありましたが、実際問題普段の生活エリアでそこまで不便もしてないし、自宅にはホームアンテナもあるしでSoftbank続投決定。通信速度や通話との同時通信の件もありますしね。確かに社長の最近の言動はぁゃιぃですがそれはそれw。別にサービスを選ぶ理由にはならないかなと。

■モデル選択

現在32GBモデルを使っていて数GB余ってる状態なのでまた32GBでいいやというつもりで出向いたんですが、並んでるうちに1万円差なら64GBいっとくかぁと気変わり。カメラの画素数もあがってますし。色は迷い無く黒続投で。

 

さてあと一週間楽しみな日が続きます。

[宣伝] iOSアプリ「独りブレスト!発想会議」リリースされました

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3月からプログラミングを担当していたU’eyes Design製のiOS(iPhone)アプリ「独りブレスト!発想会議」がリリースされました。5月の某研究会でβ版を初お披露目した時に「(Apple絡みだけに)泳げる頃までには(ってこのネタわかるのオサーン)」なんて言ってましたがなんとか実現して良かったです。

ちなみに審査にかかった時間ですが、Appleからのメール着信時刻で言うと、

  • 11/06/20 17:05  Waiting for Review (審査待ち)
  • 11/06/22 22:05  In Review (審査中)
  • 11/06/23 12:44  Processing for App Store (AppStore向けに処理中)
  • 11/06/23 12:51  Ready for Sale (販売準備完了)

という感じで、三日程で通ってしまいました。しかも一発合格。初めてにしては上出来じゃないすか?

AppStoreの審査は、例えばテーブルビュ-(リスト画面)で下位階層に遷移してから上位階層に戻った時に、最初のフォーカスがじわっと消える効果が入ってないとリジェクトされる、とか細かいガイドライン準拠もチェックされると聞いていたので、あれこれ気をつけつつもかなり不安だったんですが、ホント一安心です。

■アプリ紹介

せっかくなので公開したアプリの紹介も。

端的にいうと、商品企画などで新商品、新サービスの企画アイデアを生み出す為の支援ツールで、新しい発想を採り入れたいテーマ(下の写真の例では「扇風機」)を設定すると、1枚目の写真のように発想のトリガとなるキーワードが付箋紙として表示されます(写真1枚目)。このキーワードが全部で117種類あって、スワイプで次々めくったり、下部の「101」と出ている吹き出しをドラッグして好きなものを出したり、あるいは左下のシャッフルボタンでランダムに表示したりできます。

テーマに対して何か閃きをくれそうなキーワードに出会ったらタップして赤丸をつけます(写真2枚目)。「“自然の美しさを持つ”扇風機ねぇ…そうか!例えば花びら型とか?」なんて閃いたらミニ付箋にメモを書き込んでおくこともできます。

このアプリでは赤丸をつけることを「クリップ」と呼んでいて、トップ画面から「クリップリスト」を開いてテーマを選択すると赤丸をつけた付箋とそのメモ内容を一覧したり、メモの編集を行ったりすることもできます(写真3枚目)。またこのデータはExcel等で読み込みやすいCSV(カンマ区切りテキスト)形式にして、メールで送信したり、iTunesから取り出したりできます。CSV形式でクリップボードにコピーすることもできるので、Evernote等に貼り付けても良し、です。

 

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で、ここで使われている117の発想刺激ワードというのが、単に思いつきで書き殴ったものではなく、U’eyes Designのリサーチに基づいたものであることがこのアプリの価値となっています。簡単にいうと、「あなたが最近感動したものは?」というアンケート調査をして、その回答(感動シチュエーション)を分析して抽出された、いわば感動エッセンスとでも言うべきワード集なんです。これをU’eyes DesignではXB法(クロスビーと発音)としてチームで発想会議をする手法として導入しセミナー等を行ってきました。これをスマートフォン向けアプリとしてスピンアウトし、一人でも実践できるようにしたのがこの「独りブレスト!発想会議」というワケです。「独りなのにブレスト?会議?」というツッコミ待ちのネーミングが秀逸ですよね(σ(^^)の発案ではないので自画自賛ではない)。

商品企画に携わっていない人でも、家族や友人へのプレゼント選びのような「感動」させたい発想の支援に幅広く利用できると思います。お値段230円!プライベートでもご利用いただきやすいお手頃価格となっております。是非お試しあれ!

2011.07.14追記:

2011.07.12頃、ついにビジネス有料ランキングで1位を獲りました!ありがとうございます。

あとYouTubeに解説動画がアップされました。動いている様子をご覧いただけます!

 

独りブレスト!発想会議 - U'eyes Design Inc.

父上もiPhone4に機種変更

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σ(^^)が発売日に買って、父親が自分の水没させて代替機にしていたiPhone3GSが不調になって昨日iPhone4に買い換えました。

■バッテリ周りで不調が出たiPhone3GS

少し前から気付くと時計が1970年1月1日(だっけな?)になってるという現象が頻繁に発生してた模様。そして昨日、充電器をつないでる分には動くけど、抜くと即座に落ちる、という状態に。Softbankショップにもっていったところ、

  • 新品交換ですぐにお渡しできる
  • ただし無償になるか有償(2万何千円だか)になるかはAppleに送ってあちらの判断次第
  • 有償になってもキャンセルはできない

という方式だという。父親が買ってから1年以内だったのでこういう回答をされたけど、実際の個体はσ(^^)が発売日に買った2年前のものなので無償にはならんだろうと。であれば今2万払うならiPhone4に買い換えた方がよかろうとい判断をしました。

ちなみに父親がiPhone3Gを紛失してiPhone3GSを買ったのもちょうど去年の今頃。あと1,2ヶ月でiPhone4が出るというタイミングだったなぁw。まぁ、ある意味毎回底値で買ってると思えば美味しいのかも知れないけど。

ちなみに、iPhone4に機種変更した後の3GSは修理も受け付けてくれないとのことです。

■バッテリ交換してみるか?

さて、手元にはこれでiPhone3GSが2台。今回のバッテリー不良が出たものと、父親が水没させてホームボタンが効かなくなったもの。これニコイチにしたら使えるんじゃねw?ググると分解方法も結構見つかるし、ヒマを見つけてチャレンジしてみようかと。新品のバッテリーも1,500円~2,000円で買えるっぽいし。

2010.04.12追記:

3GS分解にあると便利な吸盤を百均で買って来て、分解->バッテリ端子グリグリ->組み上げとやってみたら復活しちゃいましたw。時計が狂う件は経過観察が必要ですが、とりあえずバッテリーで動いちゃってます。ありゃぁw。まぁ、このまま保管して予備機にするか?でもどうせiPhone5出た後でなにか起きたらそっち買うんだろうなぁ。

「軍事技術転用」とか言われると萌える Jawbone ICON

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久々にBluetoothヘッドセットを買ってみました。Jawbone ICONシリーズのブラックドミノ(英名:HERO)です。日本語の商品ページはこちら。最大の特徴は「軍用レベルのノイズキャンセル NOISEASSASIN」。NOISE ASSASINと区切ってくれないと意味わかんないですね。ノイズ-アサシン(刺客)ですね。なんでも軍隊のヘリコプターや戦車内でも通話できることを目的に開発されたもので、そのVer2.5を搭載したのがこのICONのようです。YouTubeのPR動画がこちら。

具体的には通常のマイクに加え骨伝導マイクを併用することで、外来ノイズと話者の音声を識別しているようです。マルチポイント(2台まで?)にも対応してるっぽいので、iPhoneとMacBook Airで使ってみようと少し前から興味をもってたんですが今日ヨドバシで駐車券稼ぎのために衝動買いしてみましたw。

まだ試験通話くらいしかしてないんですが、とりあえずハード周りのファーストインプレをば。

SDIM1000

デザインもイイカンジ。HEROはこのボツボツがガジェット感を醸し出してますね。レビューもこのモデルが多い気がします。ホワイトパールもMacBook Airと合うならと思ったんですが、現物をみたらかなり白くてちょっと合わないかなということで結局こっちにしました。写真左上側にスイッチと充電コネクタがあります。充電は最近流行のmicroUSB。AC充電器は付属せず短いUSBケーブルとシガーソケット用充電器がセットになっています。

SDIM1005

ひっくり返したところ。電源スイッチがスライダなのがこの手のヘッドセットでは珍しい。普通はペアリングモードに入るボタンと兼用で長押しとかですもんね。でも使ってみると一発でカチっと電源ONできるのは地味に便利です。ブラインドでも操作できますしね。イヤーパッドは製品サイトに写真が多いリング付きのものと、上記写真のようにリング無しのもの、それぞれ3サイズが付属。とりあえずリングの意義を感じなかったので無しの大サイズを使ってみることにしました。本体重量が8.2gと比較的軽い部類なのもあって、激しい運動などしない限りは安定して固定できそうです。

写真ではわかりにくいですが先端側の白くリング状に光っている部分が骨伝導マイクで、ここが頬に当たることで正確に声を拾えるようです。リングは充電中は赤、ペアリング待機モードでは赤<->白に交互に点滅します。

面白いのは、本体のステータスが音声でフィードバックされる点。電源を入れると往年のMacのアルペジオみたいな起動音の続いて、レーダースイープ的な音(宇宙船のブリッジでよく鳴ってるピコーンってヤツ)が鳴りペアリング相手を探していることを知らせます。接続が完了すると「ピコッ」って感じの音がします。また発信者の番号やバッテリー残量などを英語音声で伝えてくれたり、その音声ファイルもUSB経由で差し替えができたりするみたいです。

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更に貴重な点として、iPhoneで使用時、ステータスバーにバッテリー残量が表示されます。

 

まだ実際に騒がしいところでNOISEASSASINの実力を試せてないですが、テレビを大きめの音量で流しながらSkypeテスト通話をしてみた感じ、多少声が変化してしまってる感じはありますが、なに言っているかは充分聞き取れそうです。ちなみに1枚目の写真にあったUSBコネクタ付近のボタンを長押しすると通話中でもノイズキャンセリングをON/OFFできます。

実際の通話で使ってみた感じはまた追記しますが、とりあえずガジェットとしては満足度の高い製品でした。

iOS開発修行中に参考になった本を紹介

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■木下誠 「たのしいCocoaプログラミング」

iPhoneのSDKが一般公開された頃から、自分でアプリ作ってみたいと思ってMac miniまで買いそろえたりしていたものの、昔から「C」と名のつく言語(というかポインタ?)が苦手だし、オブジェクト指向も概念はわかるもののいまいちとっつきにくくて、長らく放置していました。

が、MacBook Airを買ったり、ちょっと仕事絡みで相談を受けたりを機にようやく重い腰をあげてみたのがこの年末年始。でもやっぱりObjective-CもXcodeも敷居が高くてTwitterでプログラマの友人達に助言を請うたりしつつ、1月は本当に頭を悩ませていました。本を何冊も買っては、説明がスッキリしなかったりサンプルのビルドが通らなかったりで投げ出したりの繰り返し。

そんな中で急速にObjective-CやXcodeに関する理解が進んだ感があったのが、木下誠氏の「たのしいCocoaプログラミング」でした。この本は正確にはiOS開発について触れた書籍ではなく、MacOSXに関するものです。ただObjective-CやXcodeに関しては共通事項もおおいということで、随分前にTiger版を買ってあったのを手にとってパラパラと読み返してみたところ、その前に何冊か読んでいてイマイチすっきりしてなかったところが急激に納得いくようになりました。Xcode 2.xと現行の3.xでは随分作法もかわっているということなので改訂されたLeopard版を速攻で注文。

以前友人向けにVB.NETで作った簡単なWindowsアプリをOSXにさっくり移植できてしまいました。最初からこれ一冊で足りたかどうかは定かではありませんが、断片的だった知識をこの本が再構成してくれた感は高いです。特に他の書籍ではXcodeやInterface Builder上での操作が手順でしか示されていなかったのに対し、この本ではその意味についても触れてくれていたのが大きいような気がします。.hファイルと.mファイルがペアで1つのクラスを表している、といった極基本的な事も、この本でようやく気付いたというレベル(他の本は.hにこう書け、.mにこう書け、ほら動いたでしょ、というノリ)。Objective-Cについても、例えばimport文で宣言ファイルを指定するのに、<>で括るのと””で括る意味の違いまで触れていたのはこの本が初めてでした。そういうレベルの入門者には、(iOS開発を目的とした場合やや遠回りに思えるかも知れませんが)一読の価値があると思います。

■所友太「iPhoneプログラミング UIKit詳細リファレンス」

続けて重宝したのがこちら。「たのしい~」でObjective-CとXcodeの雰囲気がつかめたので、あとはiOS特有の部分を差分的に読めればいいやってことで。iOS 3.x世代の解説本ですが、入門レベルの要素は網羅されているので支障はない気がします。まぁ、もしかするとiOS4.xなら同じことをより簡単にできるようになったりはしてるかも知れませんが。

この本を参考にして、相談を受けた極簡単なアプリのデモ版を完成させることができました。データ保存もネット通信もしないごくごくプリミティブなアプリですが、何冊も投げてきたσ(^^)としては、格段の進歩という気がしています。詳しい人にソースを見せると、とてもオブジェクト指向的とは言えないような作りかも知れませんが、それは今までのVB.NETで作ってきたツールも同じだしw。

「あとは本でもネットでも公式リファレンスでも見ながら猿真似していけば(σ(^^)個人が作る規模のアプリなら)なんとかなるんじゃないか?」という気がVB並にしてきたのは(錯覚だったとしても)大きい。あとはそのドキュメントがVBに比べるとやはり少ないのが難点ですね。

■てことで逆引き本2冊

というワケで、やりたいことがサクっと調べられるよう、いわゆる逆引き本をObjective-CとiOSで1冊ずつ買って見ました。これらはまだ活用には至ってないので、(「原則として自分で使ってみたものをレビューする」という本ブログの主旨には反しますが)紹介まで。

1冊目はObjective-Cという言語に関するもの。「文字列を文字列で分割する」とかそういうレベルの調べもの用。おそらく現時点で日本語で読める逆引き本としては唯一なんじゃないかと。先日立ち寄った書店でも2010年のプログラミング関連書籍ランキングで3位になってました。

もう1冊はiOS特化の方で、「アプリ内から写真撮影をするには」とかいったAPIレベルのノウハウが数多く収録されているようです。世代的にもiOS4.x対応なので心強いです。

 

当面この後マスターしたいのはテーブルビュー(リスト画面)とCoreData(データの保存関係)ですね(フルグラフィックなアプリを作ることはないだろうし)。それを習得できれば簡単な実用アプリは書けるようになる気がします。なんか手頃なお題を物色中。