AppleSIM搭載のiPad Proでau LTEデータプリペイドがE-U3130エラーでチャージできない時の対処法

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仕事に持ち出すことを考えわざわざCellularモデルに買い換えたiPad Pro 12.7 2017モデル(SIMフリー版)ですが、初回にチャージした後しばらく家で使って追加チャージはせず、期限が切れて半月くらいしてから再チャージしようとしたら最後の段階で写真のようなエラーが出てチャージを完了できません。時間を置けというので一ヶ月くらいに渡ってちょいちょいやってみてもダメ。支払い方法や暗証番号など操作可能な要素を色々変えてみてもダメ。

システムエラーが発生しました。しばらくお待ちの上、再度アクセスをお願いします。[E-U3130]
こんなエラーが何度やっても出る…
有り難いことにE-U3130というエラー番号を出してくれているので、同じ現象の人を特定しやすいと思いググってもまったくヒットせず。

諦めてauのサポートに電話。通常の問い合わせ窓口ではだめでau iPhoneテクニカルサポートという専門部署で聞いてくれと言われました。そこからまた時間がとれなくて半月くらい放置したあと、やっぱり同じ現象が続くので当該部署に電話。即答はもらえず調べて今日か明日に電話しますとのこと。で翌日また別の人からかかってきて詳細を最初から説明させられ、しばらく待たされた後、わからないので調べてわかり次第お伝えします、とのこと。向こうでもこのエラー番号でさくっと事例が見付からない様子。

結局そこからまた1,2日でまた別の人から電話がかかってきて、「このエラーになった場合はSafariからチャージしてくれ」とのこと。なるほどその発想はなかった。しかしせっかくの専用フローが使えないのはめんどくさいな。「それをすることでエラーが解決して、次からは設定アプリからチャージできるようになるんですか?」と聞き返すもなんだかはっきりしない。とりあえずチャージ成功までの手順を説明して一緒に完遂まで付き合う風だったけど、その時手が離せなかったので「じゃぁあとでやってみます」といって電話を切る。

そして後からSafariでやったら一発で成功。うーむ。こっちだとau IDでログインとか色々手間が増えるんだよね。まさかスマホ主回線のau IDと紐付けちゃうとこのパターンになるとかじゃないよね?(だったらもっと話題になってそう)。

結果は一ヶ月後に期限が切れて、その後でチャージする気になった時点w。

AppleSIMのLTEデータプリペイド回線をデータシェア登録する覚え書き

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iPadをセルラー版に買い換えて、Apple SIMのデータ契約をauの主回線とデータシェアにしようとしたんですが、ちょっとややこしかったのでメモ。

Apple SIMで契約できるのはLTEデータプリペイドというプランなんですが、auのデータシェアのページにある。「条件・対象機種/プラン」の表には載ってなくて焦ります。しかし欄外に小さく「※LTEデータプリペイド機種もデータシェアをご利用いただけます。」とあるのでまずは安心。

手続きとしては、

  1. LTEデータプリペイドのau IDを登録
  2. 主回線のau IDに、データプリペイドのau IDを統合
  3. データシェアの設定画面で、2つの回線にチェックを入れて登録

という感じ。もちろん主番号は既にau IDがあってMy auにログインできる前提です。

まず1.ですが、iPad上で開通手続きを済ませます。この時電話番号が振られるのでそれをメモしておきます。そしてau IDの新規発行操作ですが、iPad自身の内蔵ブラウザからWi-Fiを切って行う必要があります。つまりその時点で初期チャージをしてLTE通信ができる必要があります。なので、「1500円チャージしないでいきなりデータシェアでギガを持って来て使う」ということはできなそうですね。ともあれ新規発行画面で、発番された電話番号と設定したパスワードを入力しIDを作成します。au IDを電話番号ではなく任意の英数字にもできますが、どうせ統合してしまうのでここで悩む意味はないです。デフォルトの電話番号のままで進めましょう。

次に2.の統合作業。主番号でau IDポータルにログインします(My auではないので注意)。で、右サイドバーにある「au ID統合」を選び、暗証番号を入れて進みます。おそらくLTEデータプリペイド回線のau ID発行直後はここに候補としては出てこないので、手入力で先ほどの番号とパスワード(暗証番号に非ず)を入れます。

最後に、My auにログインして、データシェア手続きを行います。前提として主回線がデータチャージに申し込み済みである必要があるっぽいです。この画面でシェアしたい2回線にチェックを入れて、重要説明事項に「承諾する」して進めます。ただし、注意しないとならないのは、au IDの統合(または発行)手続きをした当日にはこの画面に選択肢として表示されないということです。σ(^^)の場合、当日や深夜日付かわった直後にみた限りでは出ませんでした。おそらく翌朝8時とかをまたがないと出現できないようです。ややじれったいですが一晩寝かせておきましょう。

iPad Pro 2017をWi-Fi Cellular版に買い直すことに

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先日、発売日ゲットしたばかりのiPad Proですが、JIS版Smart Keyboardがなかなか良く、以前より持ち出して仕事の打ち合わせノートとりなどにも活用してみようと思った矢先、こちらの電車で盗られて「iPhoneを探す」で取り返した記事を読みました。

基本的にはその場のWi-Fiやテザリングで事足りるんですが、万一の保険としてセルラーで位置情報とったりワイプできたりするのも仕事用として使うならアリかなと思い、Wi-Fi版を返品してWi-Fi Cellular版(以下セルラー版)を買い直すことにしました。

iPad Proは現在品薄で店頭ではなかなか入手できない、特にキャリア版はヒドいらしいですが、Apple StoreでのSIMフリー版は11〜12日予定だったものが結局6日で届きました。初白ベゼル機に加え、初セルラーiPadです(家族のとかを触ったことはありますが)。

2017 iPad Proは背面のアンテナもシンプルになったのも決断の理由の1つですね。重さは微妙に増えますが体感ではわからない感じです。あとはあんまりないですが、GPSがあるので地図アプリなどがより正確になるというのがありますね。

回線契約はiPhoneがauなので、素直にApple SIMでauのデータプリペイドをチョイス。いつのまにかSoftbankも対応したんですね。Apple SIMはオンボードというか内蔵になったらしく、SIMトレイにApple SIMは入ってません。内蔵Apple SIM + トレイの変形デュアルSIMになったんですね(初代Proから?)。言い換えれば開封したらそのまま契約手続きに入れるので、楽チンです。

いまいち確定情報がなくて不安はあるんですが、たぶんメイン回線とデータシェアを組めば、そちらから“ギガ”を移せるので、無チャージで契約が失効する1年以内に1回はチャージすれば、直接の追加チャージはしなくていいんじゃないかと。つまり親回線からギガを移し続ける限りは1,500円/年で使えるような気がしています。親回線はスマートバリューの割引き額の関係で3Gで足りそうなところをほぼ差額なしで5Gで契約しているので、わりと余裕がありそうなので、年1,500円ならいいなと。まぁダメなら1GBくらいのMVNOを挿せばいいかなと(SIMフリーだし!)。

2017.7.27追記:んー、ダメでした。LTEプリペイドは回線自体のチャージが切れると通信自体ができなくなり、データシェアが組んであってもそっちからギガをもってきてくれません。ということは年1回チャージ計画は頓挫ですね。できるって書いてある個人ブログを信じたんですが、可能ならもっと話題になってるでしょうし、、。ということで当初から書いてる通り500MB〜1GBで500〜1,000円くらいのMVNOにしようかと思ったんですが、その後、auにピタットとフラットの新プランが発表され、σ(^^)はフラット20にしてギガがダダ余る予定なので、+500円ならこのまま毎月チャージして高速なau回線をギガ気にせず使うのもありかなと思案中。ちなみにチャージの手間を嫌って通常の回線にする場合、タブレットプランds(3年契約)がありますが、基本料が2,000円とさらに500円高い上にデータ通信はゼロ、さらに3年以内に解約すると9,900円の違約金が発生するのでメリットはなにもないみたい。確か何回かは自動チャージできるはずなので、auにするならプリペイドですかね。

もちろん無くさない/盗られないのが理想ですが、これで万一そうなっても追跡したりデータを消去できる可能性が上がったかなと一安心。バリバリ活用していきたいと思います。

 

Swift Playgrounds 入門コンテンツの解説サイト作りました

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少し前からサイドバーで紹介してますが、Apple がリリースしているiPad向けプログラミング学習アプリ「Swift Playgrounds」の攻略サイトというか、コード例と解説を掲載したサイトを作りました

Swift Playgroundsはアプリ内で教材コンテンツを追加ダウンロードする仕組みになっていますが、その入門コンテンツである「コードを学ぼう」の1と2の全ステージを本日ようやく網羅しましたので改めてご紹介。

プログラムに唯一絶対の正解はないので、単なる攻略サイトみたいなものを作るのは野暮かと思いましたが、それでも「プログラミングを勉強したいけど、身近に聞ける人がいなくて先へ進めず諦めてしまった」なんて不幸が回避できるならと思い、コードはあくまで正解“例”であることを強調しつつ、アプリ内の出題でカバーしきれてない部分の解説を丁寧にするよう心がけました。さっそく親子で参考にしていただいたというコメントもいただきやってよかったなと。

しかしやっと1,2が終わったとほぼ同時にPlaygrounds自体がアップデートされ「コードを学ぼう」も3がリリースされてしまいました。個々の解説を丁寧に書きすぎて結構時間がかかってしまったので、ちょっと今すぐ続きに着手できるかはビミョウな気持ちです(^^;)。まぁ、ざっとみた感じ3は基本を離れてよりクリエイティブな内容に寄っている印象なので、このサイトの役割としては少し範囲外かなという気もしています。Swiftの基本文法やループ、条件分岐、変数、配列といったプログラミング言語に共通の概念については「コードを学ぼう」1と2で一通り触れており、そのフォローという意味で一区切りかなぁと。まぁ1,2の反響や要望をみてまた考えます。

英語版が公開された時にいくつかのITサイトの連載やブログで紹介されたものはありますが、3月に日本語化されてから本格的に全ステージを網羅したものはたぶんまだなかったと思うので、まだ不完全ながらも、これからPlaygroundsにチャレンジしてみようと思う人の助けになればなと思います。

iPad Proを2017年版に買い換え

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AppleのWWDC 2017直後のストア爆寸解除と同時に予約して購入しました。

iPad Proの12.9インチ+Apple PencilはUT仕事のノート取りに重宝しまくっていますが、ProMotionでさらに手書きの質が上がるならば惜しくはないなと。ProMotionは液晶のレンダリング頻度が60Hzから120Hzと倍増する技術のことで、スクロールなどが滑らかになると言われています。またもともと240Hzで座標をスキャンしているApple Pencilも、描画更新頻度が上がることで、見かけ上の遅延が40msから20msと短縮されます。これでより自然な書き味になるという期待です。

σ(^^)はタブレットやスマホを買う際に、「動画をよく観る端末は黒ベゼル、電子書籍をよく読む端末は白ベゼル」というポリシーを持っています。iPad Proは大画面な上に横向きにしてもステレオスピーカーであることが動画に向いているかと思い、初代は黒ベゼルのスペースグレーをチョイスしましたが、1年間使ってみてあまり動画を観る機会はなく、どちらかといえば電子書籍とノート用途が主だったので今回は白ベゼルのシルバーに。なにげにiOS機器で白ベゼル機種を買うのは十数台で初めてだったりします。

Apple Pencilはアップデートなしなのでそのまま流用。リアのシェルカバーもそのつもりだったんですが、カメラ周りのレイアウト(LEDライト追加)が違っていて互換性がないというので発売日前日に慌てて注文。今回もELECOMのクリアタイプです。後述のSmart Keyboardについてなぜか2017モデル用には対応がなくSmart Coverについてしか記載がなく不安でしたが、結果は余裕でした(2015年モデル用はちゃんとSmart Keyboard/Coverとも対応が明記されています)。

液晶フィルムは共用っぽいですが、一応ELECOMからは2017年モデル対応版が出ています。Apple Pencilでの書き味を重視して今回もペーパーライクをチョイス。

でもまだ貼ってません。iPad mini4やPro 9.7’で定評あるフルラミネーションディスプレイが綺麗で、視認性が落ちるペーパーライクフィルムを貼るのが惜しい、、やはりガラス面を直接Apple Pencilで書き殴るとカツカツ音/感が気にはなりますが、とりあえず次のUT仕事まではフィルム無しでこの綺麗さを味わっておこうかなと(キズはあんまり心配してません)。

噂では付属充電器が急速充電できるUSB-Cタイプ(MacBook 12’付属の29Wのもの)にかわるという話もあったんですが、開けてみると従来通りのUSB A 5Vタイプのものでした。iPad Pro 12.7’はバッテリー容量も大きくフル充電には時間がかかるので、やはりUSB-C充電器を使っておきたいところ。Ankerの充電器やASUSのモバイルバッテリーも揃えているのですが、惜しむ楽はUSB-C – Lightningケーブルが純正しか存在せず、値段はともかく1mタイプしかないというところでしょうか。携帯用にもっと短いものが欲しいものです。

(AmazonではApple純正品を謳う商品でも偽物が届くリスクが高いので、商品リンクは掲載しません)

ファーストインプレ

正直ProMotionによるヌルヌルスクロールはさほど感動しませんでした。ただTrueToneのおかげか、液晶フィルムを貼ってないフルラミネーションディスプレイのフル性能のおかげか、電子書籍アプリでの紙感は素晴らしいものがあります。また、60Hzが倍速になるだけでなく可変フレームレートになることで、24Hzの動画が24Hzのまま表示できることにより滑らかさも、そもそも動画アプリ側の対応が必要なのかどうかもわかりませんが、「まぁそういわれれば滑らかかな?」という位。24Hzを60Hzにする時は、整数倍できないのでどうしてもガタつくという弱点が理論上はあるわけですが。

またApple Pencilについても個人的にはあまり期待した進歩は感じられませんでした。もともと文字を最速で書き殴る用途が中心なので、遅延がないことよりも筆跡が忠実に再現されることに関心があったんですが、それについては表示のレンダリング頻度が上がること自体はあまり寄与しなかったようです。

とまぁ、世の中で感激の嵐が吹き荒れる中、個人的には期待したほどの感動はない感じなんですが、動きがサクサクしたのは間違いないし、容量も32GBから64GBになったし、白ベゼルになったりと、返品して旧モデルを使い続けるセンはないかな、と。追々iOS11や最適化アプリが出そろって来た時に進化が発揮されることでしょう。