持ってて良かった。今大注目の次亜塩素酸水発生機ジアイーノの再レビュー

新型コロナウィルスの殺菌、除菌に躍起になる中、次亜塩素酸生成器であるPanasonicのジアイーノがとても売れているようです。メーカーが受注を停止しており、家電店でも品切れ、Amazonに至っては定価の倍ほどで売っているマケプレ業者までいるようです(できればこういうところからは買いたくないものですが、在庫が復活した時のためにリンクを貼っておきます)。

現行モデルのは18、12、9畳モデルがあり、2020年4月現在の家電量販店での売価は15万円、9万6千円、8万2千円くらいです。これを大きく上回るような業者は気をつけましょう。



私が買った初期モデルのレビューはこちら。

■ジアイーノとは?

Panasonicのジアイーノは次亜塩素酸水を発生させて部屋の脱臭やウィルス除菌を行う空間除菌脱臭機とされています。塩と水道水から次亜塩素酸水を生成し、吹き出し口から散布することで空間を除菌、脱臭します。空気清浄機が部屋の空気をファンで吸い込んで浮遊物をフィルターで濾過したり電気的な刺激で無効化するのに比べると、既に物体の表面に落ちて付着してしまったウィルスまで除菌できるところが優位性なんだと理解しています。新型コロナウィルスもプラスチックやステンレスの表面では2,3日は一部生き延びるようです(ただ全く同数がそこまで生き残るわけではなく、数はそれなりに減っていき、感染力も落ちてはいきます。いるかいないかでいえば72時間くらいはゼロにはならない、くらいの意味合いのようです)。ドアノブなど金属、プラスチック部分を定期的に70%濃度のアルコールで拭き取るのがベストとされていますが、なかなか手が回らなかったりアルコールが手に入りづらかったりします。それを次亜塩素酸水の散布で自動化、定期化してくれるというわけですね。

■次亜塩素酸水とは?

まず注意したいのは、次亜塩素酸”ナトリウム”溶液と次亜塩素酸水は違うものだという点です。次亜塩素酸ナトリウムはハイターとかブリーチとかいわゆる漂白剤のことで、これを0.05%に薄めた次亜塩素酸ナトリウム液も消毒剤として有効と言われています(厚生労働省の配布資料)。漂白剤は現在でも比較的入手が容易なので、これを買ってきて既定の水で薄めれば次亜塩素酸ナトリウム”液”となり、消毒に使えます。「酸」の文字がついていますがアルカリ性です。ハイターなどの原液は毒性、刺激臭があり扱う時はゴム手袋やマスクが必要です。また例え0.05%に希釈したものでもスプレーなどで噴霧するのはNGのようです。基本は拭き取り用という感じですね。

これに対して、次亜塩素酸”水”の方はより中性または弱酸性で食品に使っても安全と言われています。ペットやお子さんがいても安心。でも除菌効果は強い。ただしすぐに効果が弱まってしまい保存が利かない性質があります。ホームセンター、ドラッグストアなどでボトルで売ってますが消費期限が短め。買ってきても開封するとどんどん効果が薄れてしまうため、使い切りに近い感覚になります。そこでこのジアイーノなら自宅で食塩水を電気分解してこの次亜塩素酸水をバンバン生成でき、それをファンで室内に放出してくれる機器、ということなわけです。

■ジアイーノ使用感

空気清浄機と違ってコンセントにつないでおくだけでは稼働できません。次亜塩素酸水の原料となる水と塩(塩化ナトリウム)を随時補給する必要があります。これが手間っちゃ手間です。我が家では現在24時間稼働させており、水のタンクはだいたい1,2日で空になる感触です。空になるとピピピとか音が鳴ります。夜中でも否応なく鳴るのでベッドの中で「ちぇー」とか思うこともあります。塩は2回に1回くらいタブレットを補充します。また何回かに1回はトレイに貯まった排水を捨てる必要もあります。そして月に1回だったかはトレイなどを取り出して洗ったりする必要があります。並べると、

  • タンクに水を補充する(1,2日ごと)
  • 水補充時に塩タブレットを投入する(水補充2,3回に1回)
  • 水補充時に排水を捨てる(水補充数回に1回)
  • 各パーツを取り外して洗浄する(月に1回)
  • 各種消耗パーツを交換する(12時間稼働なら5年ごと、24時間稼働なら2.5年に1回)

というお世話レイヤーがあります。5つ目はまだ来てないですがいくつかのパーツを一度に変えるのでそれなりに費用がかかりそうです。それ以外の普段のメンテナンスとしては、ピピピっと水切れ音がなってサイドパネルをあけると、LEDで「塩投入」「排水」「メンテナンス」など必要な作業がわかるようになっています。家族2人で適当に気付いた者が処理しますが「ラッキー、水入れだけだ」とか「ちっ、排水もしないとかよ」とか当たり外れがある感じ(笑)。メンテナンスは私しかやってない気がします。空気清浄機に比べると水を使う分、汚れも加湿機並と言えるでしょう。業務用モデルでは水道管直結で水は常時補給されるタイプもあった気がしますが、家庭用ではこれらの手間は致し方なしです。

不満点としては、ファーストインプレにも書きましたが、「赤外線リモコンやIoT制御に非対応なこと」です。それなりにお高いデバイスな割に、リモコンのひとつもついていません。直接的にリモコンが欲しいというよりは、赤外線制御ができるならNature Remoのデバイス、ひいてはスマートスピーカーなどで制御できるのです。基本は入れっぱなしの家電かもは知れないですが、それでも風量を調整したりなんかが機器の前までいかずにできるのはメリットだと思います。

あと最近、仔猫が上にのってタッチパネルが誤反応してしまうのも気になっています。ロックボタンを3秒長押しでチャイルドロック状態にはなりますが、正直面倒です。チャイルドロック状態でも赤外線で操作できたらな、、と改めて思いました。

肝心の効果ですがなんとも言えません、少なくとも導入後に新コロナはもちろんですが、インフルには誰もかかっていません。寝込むような風邪もしてない気がします。同居人が聞いてきた話ではペットショップでこれを使ってる店主が小動物の赤ちゃんの死亡率が下がったとも言ってました。ただ目に見えるものではないので、実感としては効果を感じられるのはプール臭のはずなんですが、買った初日以降自分としては全くプール臭を感じていません。プール臭は原因菌を消毒した時に発生するものらしく、良く解釈すれば稼働後は臭いがするほどの原因菌がいない状態が続いている、となります。最悪、二日目にして生成システムが故障して、ただの加湿器になっている、という可能性も否定できません(笑)。この記事を書くにあたって「汗臭と反応してもプール臭になる」らしいと読んだので、こんど汗かいたTシャツとかを吹き出し口にかざしてみようかと思います。

また有効な次亜塩素酸水を生成して噴霧してくれるとして、それがどれだけ部屋中に行き渡るか、です。各モデル毎に適用畳数が決まっているので、仕様的にはその限りにおいては効果をもつと考えられます。吹き出し口は上部についていてルーバーで多少の風向きがかわる程度です。左右には振られません。はたしてこれでそう室内のあらゆる場所まで次亜塩素酸水が降り注ぐのかは、これまたユーザからすると確かめる術はありません。また風量を強にすると結構音がするのでテレビなどを観るにはしんどいです。だからといって弱にしたら適用畳数一杯までの部屋に風がまわるのかな?とか。

 

ともあれ、購入当時は確か13万くらいしたので、安い買い物ではなかったですが、こんな風にウィルスに怯える日々となった今では買っておいて良かったと思っています。はやくPanasonicが生産体制を整えて在庫が復活するといいなと思います。

iPhone SE (2020年モデル)を2台購入(白/黒)

だいぶ前から待ち続けていたiPhone SE(2020年モデル。当初9と噂されていたもの)がついに発売。なんとホワイトとブラックの2台を速攻予約ゲットしました。

iPhone SE (2020)の白と黒

といっても実家の姪っ子(中2、小6)達用です。コロナ不況で金欠だし、親である妹も「まだいいんじゃない?」と言ってたんですが、

  • 姉が使っている親のお古のiPhone6はOSサポートが切れててセキュリティ的に不安があった
  • 姉(というか厳密には共用で)にiPhone5cを与えたのが小5だった(すぐに事実条、姉専有機になってしまった)

というわけで、妹がその年を過ぎているのにスマホをもらえず、なおかつ姉だけ最新モデルにアップデートはさすがに不公平だろうと。そしてこの学校も休みでロクに外出もできないコロナ禍の元で、何か楽しいことのひとつも与えてやりたいし、これを窓口に、Switchでゲームする以外のなにかに興味でもをもってくれればいいかなと(妹は親のスマホで写真を撮るのが好きらしい)。

金欠だけどな!

■モデルとオプション

4万円台半ばで買えるiPhone SEですが、

  • 64GBと128GBで5,000円しか違わないなら128GBにしといてやるか
  • 落っことしたりしそうだしAppleCareの盗難・紛失オプション付きもつけといてやろう
  • あー、消費税が10%もかー…

ってことで気付いたら2台で13万くらいになってました…。まぁそれでも11 Pro Maxより安いんだからコスパ高いことは確か。一応、より画面が大きくて高性能なiPhone XとXS Maxのお古を流用することも考えたんですが、まぁ女の子にスペースグレーはどうかなとか、性能より2人お揃いで新型の方がいいよなと思い、少し前に処分しておきました。フタを開けてみると、SE 2020はなんとベンチマーク的に11に肉薄する高性能だし良かったかなと。しかも希望の色を聞いたら妹はブラックをチョイス。シブいな…

このマスク必須のご時世、TouchID(指紋認証)はむしろ使いやすいかも(マスクしたままFaceIDする非公式テクニックも発見されたようですが)。

現時点で母親はiPhone7、祖父も7、祖母は7Plusなので、私についでの最新高性能機へと躍り出ましたw。

ちなみにケースも買ってやるかだ好きなの選びねぇ、といってチョイスされたのはこれのブルー(姉)とレッド(妹)。ボディカラー関係ねー!なんかもうちょいとキャラクターものとか選んでくるかと思ったけど意外だ。オシャレ系にしたいお年頃だろうか。

■SIMはLinksMate

今姉の方はUQ mobileのデータ専用プラン(高速3GB/月)を使わせていますが、これを回収して解約、現在サブ回線用に契約しているLinks MateのグループSIMの2枚を割り当てることに。自分のサブ用としては楽天モバイルが1年無料なのでそれを使えばいいし。グループで5GB契約なので、(そんなに使ってない自分と)2人で共有ということにすれば、互いにパケット節約意識も芽生えていいかなと。まぁ姉にしてみれば実質減なのでどうしても毎月足りないようならプラン変更も検討。まぁ今あんまり外出できないだろうし。LinksMateのプランは1GB刻みでギガ量を選べるのも良い。SMSが使えるのでLINEアカウントも作れます。

手元から差し引き1枚減りますがどう補充するかは追って検討。LinksMateはSIMの追加に加えて減らす時も3,000円かかるので慎重に。(2021年2月の改訂でSIM削除手数料は無料かされました。)

あと対象ゲームが多いならカウントフリーのオプションをつけるのもいいかも。でもまぁやっぱり外出しないだろうしな。

いずれにせよLinksMateはプランの自由度が高くて良いです。SIM増減が高いせいかあんまり人で溢れてなくて極端な速度落ちがないのも良い。設備増強も定期的にやってるみたいです(違いの実感はないけど)。

■開封の儀

オッサン、いくつになっても新型iPhoneを開封するのワクワクしちゃうな。まぁ見た目や付属品は色以外なにも新しいことないですが。ホワイトは「白!」、ブラックは「黒!」って感じのスタンダードな色味。ここまで真っ白、真っ黒なのはiPhone3Gs以来かも?(iPhone5cはホワイトあったけど)。レビューをみるとPRODUCT REDもiPhone8のシブめの赤と比べると「赤!」って感じみたいですね。ベーシックモデルということをアピールする意味で純色寄りにしたんですかね(もちろんコスト面もあるんでしょうが)。

付属充電器は残念ながら非PDの従来品。本体はPD 18Wの高速充電に対応しているのでデュアルUSB-Cポートの充電器を同梱してやろうと思ったんですが、まぁ同じ場所で充電したいかどうかもわからないし、もう少しユースケースを聞き取りしてからにしようかなと。Qi充電器のがいいかもだし。

マルチポートUSB-Cで一番コスパいいのはこれかな。計36Wなので2台同時に18W充電できるはず。

もしくはもう1,000円だけ出してこっちにすれば60Wなので使い道が広がるかな?

Max 60Wとかでいいので3,4ポートあるとSwitchとかプロコンも充電できていいんですが。あとUSB-C – Lightningケーブルが地味に高い。買うなら2本セットのこれかな。

 

初期設定していくつかのアプリ入れたくらいですが、iPhone 11 Pro Maxに慣れてる身からしてもなんの遜色も感じないレスポンスです。カメラのシャッターを始めて切る栄誉は本人達に与えてやろうと試していませんが、これもかなり良いみたいですね。Wi-Fi6もウチには環境がないので11acですが普通に速いです。

■年齢制限設定など

姉機で一度やってるので手慣れたものです。ファミリーアカウントとして子アカウントを追加し、スクリーンタイムで色々制限設定。ポイントは連絡先の編集権限を無しにして、予め入れておいた家族としか通話できなくします(データSIMなのでFaceTime専用ですが)。アプリのインストールは都度こちらに承認要求がとんできて許可したものしかインストールできないようにできます。アプリやコンテンツの購入代金もこちらもち。残念というかやりづらいのは、承認や位置確認の機能を使うために母親である妹もファミリーに入れざるをえず、その課金までこちらに請求がくる点(笑)。まぁ、たまにゲームの課金が100円とかとんでくる程度なので目をつぶっています。大きいのがきたらLINE Payなどの送金/請求機能で回収しよう。

あとはFind Myアプリで自分と妹(母親)が位置情報を見られるように設定。

LINEは年齢確認を未実施にしておけば各種あぶなそげな機能は自ずと制限されます。

予想外だったのはApple Payが13歳未満は使えなかった点。せっかくこれに備えて三井住友カードの「かぞくのおさいふ」プリペイドカード(6歳から持てて、親アカウントからリモートチャージできる)を作っておいたのに。これで毎月定額でお小遣い補助や、お年玉などの送金をクラウドで済ませる算段だったのに、、まぁ妹にはしばらくカードで使ってもらうしかなさげ。このカードについてはまた別記事で触れたいと思います。

 

おそらく戦略的なモデルなのでOSサポートも長いと予想され、上手くすれば5年くらいはサポート対象リストに残ってくれるんじゃないでしょうか。まぁできたら3年くらいは大事に使ってもらいたい。初めての新品スマホ(姉)、初めてのマイスマホを買ってもらった事が、しんどいコロナ禍の経験の中でちょっとだけ良い思い出として残ってくれるといいな、と。

 

ペットケアモニター SHARP HN-PC001 二ヶ月使用レビュー

IoT猫トイレ、SHARP ペットケアモニターHN-PC001を仔猫のお迎えと同時に利用開始して二ヶ月ほど経ちました。当時からあまりレビューがない製品なので、改めて長期間使ってみての気付きをしておきたいと思います。

シャープ 猫用システムトイレ型ペットケアモニター HN-PC001-W

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6,980円(08/04 10:50時点)
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前記事でも書いてますが、改めてこの製品の特徴は、

  • トイレに入った時刻、滞在時間
  • 猫の体重
  • おしっこの量

をクラウドに記録してくれて、異常な変化があった場合にお知らせしてくれる、というものです。猫は尿路系の疾患にかかりやすいのですがなかなか飼い主は気付けません。トイレに頻繁に出入りしているのに排尿していない、みたいな症状は危険サインなのですが「おしっこした」ことは事実としてペットシーツを見れば観察できるものの、「(入ったけど)していない」ということはかなり気をつけていないと見逃しがちです。それをIT技術で気付かせてくれるというわけです。また体重の変化についても病気のサインなことがあるので、それも見逃すのを不正でくれます。仔猫の場合、単純にグイグイ成長しているのが毎日の計測で見て判るのもいいですね(もっとゆっくり仔猫でいてー、とも思いますが)。

お陰様で、お迎え時少し建康に不安のあった子でしたが、50日ほどで500gから1.5kgにデカくなっています。

■トイレとして順調に使われている

最初の数日はすんなり使ってくれていませんでした。布団の上にされたり。高さが高いので仔猫には上りづらいのかな?とも思い、仔猫専用のシステムトイレを別に買って二箇所にトイレがある状態をしばらく続けました。まぁとはいってもオモチャで釣るとさくっと乗れる高さではあったんですが。しばらく2つのトイレを気まぐれに(あるいは本人にしかわからない基準で)使い分けた後、一ヶ月くらいでジョジョに本製品の使用率が上がっていきました。場所が良かったのか猫砂が気に入ったのかは不明。つい先日仔猫用一般システムトイレは撤去しました。他所でもトイレをしているこのシステムの特徴である計測が正確に出来ませんので一安心です。

■オープン型であることについて

カバー型は猫が比較的物陰のようなところを好むとか匂いが部屋に広がらないとかいうメリットがあるということで、前猫ではカバー型でした。が、それで実際にウンチしたのが匂いでわかるのは同じかなーという気がします。まぁタイムラグとかはあったのかも知れませんが。むしろトイレの上でじっとしてたり砂をいじってたりするのがよく見えるので、「あ、トイレしてるな。回収準備しなくちゃ!」という心づもりができます。回収後はニオフをさっと吹きかけています。

猫的にオープンなおところで排泄することに不満があるのかはわかりませんが、とりあえずきちんと使ってくれています。

■猫砂について

付属のサンプルは使い切ったので、同時に買ったこちらに切り替えました。一応公式で操作確認された製品です(この製品ではおしっこは猫砂に吸収されず下に流れ落ちなければ原理上計測できませんので猫砂を選びます)。8kg入りで割安感あります。

なぜか側面ギリギリで用をたし、ウンチがちょっぴり壁面についちゃうことも多々あります。仕方ないのでウェットシートで随時拭き取ったり。猫砂自体がおしっこを吸わずに流れ落とすタイプなせいか、猫砂自体は確かに水分を吸って重くなったり崩れたりはほぼしないようです。たまにウンチがくっついたヤツが残ってたりはしますが、これも結果的に匂いを押さえ込めてる気がします。前に使っていた水分でボロボロにしてシステムトイレのメッシュから下に落とすタイプは、どうしてもオシッコを吸って細々になった木くずがトレイ上に残ってアンモニア臭が漂っていました。一方、本製品はおしっこはすべて下に流れ落ち、猫砂はほぼ吸わないので、密閉状態に近い下部トレイのペットシーツにおしっこが吸い込まれた後はあまりおしっこも匂いも残ってない感じ。ペットシーツがしっかい消臭してくれるタイプだったり、頻繁にシート自体を交換していれば問題なさそう。ちなみにシートは専用品ではないものを使っています。

■アプリについて

アプリ&オンラインサービスもこれといって不具合なく稼働しています。

外出中でもネコがトイレを使うとこんな感じで通知が来ます。前にも書きましたが通知では排尿があったかどうかまでわからないのがやや残念(大の方はそもそも本製品は検知しませんが、「小でないなら大かな?」という推測はできます)。まぁそこまで排尿で一喜一憂するのはまだだいぶ先の話ですが。

 

下がネコ毎のメイン画面(複数のネコを識別にするには別売りのペンダントを首輪につける必要あり)。生後年数やお迎え日数が出るのはちょっと嬉しいですね。

 

これが通知一覧。トイレを利用したログ以外に、それらの統計から「尿量が多いようです。」的なアラート、「成長して体重が増えています。」などのメッセージが出ます。

 

■まとめ

当初使ってくれずにやきもきしましたが、今は毎日しっかり使ってくれてログも順当に貯まっています。将来、尿路疾患を心配する日なんて来ない方が良いに決まっていますが、もしその時に早期発見/治療ができるなら使ってて安心な製品/サービスだと思います。ブログでもYoutubeでもレビューがあまりなくて心配でしたが導入して良かったです。

 

ATEM Mini Proのお供にSandisk Extreme Pro ポータブルSSD

2021.2.18追記:

ここ最近のファームウェアで何故か本SSDで録画ができない状態が続いています。少し前のアップデートでもSSDの互換性に関する問題が修正されてりしてて、そのうちこのモデルに関する問題も解決するかもなと様子を見ていたのですが、本日リリースされていた8.3でも相変わらず。そろそろ見限ることにします。

現象としては、接続するとATEM MINI Pro上のランプはグリーンに点灯するのですが、RECボタンをおしても録画が開始されないという状態。他のディスクなら問題なく録画できています。SSDのフォーマットはexFATにしています。

やはりあちこちの動画で刺さっているSAMSUNGが良さそうです。このSanDiskはPS5の外付け用にしようかなと思っています。

以下、元記事です。

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ヨドバシで予約中、納期まったく不明のATEM Mini Proですが、USB経由で外部ストレージに録画が可能になっています。USB Webカメラ出力と排他ような気がしなくもないですが、まぁ使う機会があるだろうと専用のストレージを用意しておくことに。ちょいと気が早いけれど、au Pay祭りのポイントを期間限定のau WOWMAポイント化(1.5倍)して有効期限が迫ってたので、、

動画なのでランダムアクセス性能はあまり発揮されないけど、業務用なのでデータ消失リスクを減らしたかったのと、そのままPCにマウントして簡単な編集作業が快適にできれば便利かなと思いSSDで物色。ATEM Mini ProのUSB-C端子はGen1(5Gbps)止まりですが、PCにマウントした時により快適になればとGen2(10Gbps)対応のこちらの製品にしました。

読み出し最大1050MB/秒を謳っています。1秒1ギガバイト!もはやコピー先の書き込み速度の方が問題になるレベルです。OS入れてネットカフェ持ち込み用システムを組んでみたい速度ですが、最近そういう機会もないしなー。

ATEM Mini Proの録画時のビットレートは仕様表に書いてなかったですが、所詮フルHDなので仮に50MB/sで1時間録っても2GB程度、UTを1案件録っても足りなくなることはないだろうということでお値段手頃な500GBモデルをチョイス。

手持ちの現役PCでは、MacBook Pro 15′ 2016、DELL XPS9575、Surface Pro XともにUSB 3.1 Gen2対応なのでインターフェイスとしてはフルに活用できそう。現場でクライアントにそのままコピーを渡す時にも少しでも速いに越したことはないでしょう。

■ハード周り

幅がちょうど4インチのiPhone(SE/5系)と同じくらい。高さはやや高いので、今手元にないけど3.5インチのiPhone4あたりに近いかな。一般的な2.5インチHDDをケースに入れた製品よりはだいぶコンパクトで荷物を少しでも減らしたい出張現場に良さげ。カラビナとかつけられそうなループ穴がついていてヘビーデューティな雰囲気ですが、まぁ使うことはないかな(笑)。防塵防滴仕様でアルミボディ。クルマに轢かれたらどうなんだろ。薄い一度くらいならなんとか耐えてくれないかな。背面は肌触りの良いゴムっぽい触感。数年後に加水分解でベタっとしてこないか不安なヤツです。製品写真ではブラックぽいですが実際は写真のように紺色ですね。真っ黒の方がオレンジが映えた気がしますが、まぁ悪くない。

■付属品

端子はUSB-C。ケーブルとしていい感じに短いのがType-C用と-A用が付属。この手の製品にありがちなキャリングポーチみたいなものは付属せず。もちろんカラビナも(笑)。

■ソフト面

フォーマットは最初からexFATでWindowsでもMacでもATEM Mini Proでも使える感じ。

暗号化ソフトはWin/Mac両方あり、Windows用は中に入っており、Mac版はダウンロードという感じぽいです。ATEM Mini Pro用なので暗号化はしないで利用予定。

 

ATEM Mini Proでたまの実務で使うだけにはもったいないスペックですが、SSDとしても目ん玉飛び出るほど高額というわけでもないので、通常の持ち歩き&データ交換用ストレージとしても充分実用的じゃないかと思います(暗号化ツールもあるし)。ちょっと仕事相手に大きなデータ渡す時にもキラリと光るデザイン性も(最近USBデバイス使えない企業さんも多いですが…)。

P.S. コスパ重視の代替候補を探すなら…

これとかいいかもですね。同じGen2で2.5inchドライブより小さい仲間で容量もほぼ同じでナント半額以下で買えます。Gen2でもカタログ性能では530Mbpsなので、中身がSATA接続のM.2ドライブなのかも知れません。

新Kyashカード到着

申し込み開始をウォッチしていたつもりが出遅れて初日夜になってしまい、初回発送組から遅れること数日。ようやくKyashの新カードが届きました。

ポイント還元率が下がって価値がなくなっただの言われるKyashですが、個人的にはまだ以下の強みがあると思っています。

  • 1%還元がある(自動引き落としに指定したクレジットカードの還元に上乗せ)
  • エンボスレスカード
  • 番号裏面記載
  • まずまずのフェイスデザイン
  • Visaタッチ決済
  • ApplePay/GooglePay対応(還元対象外でしたが復活!)
  • アプリで引き落としカードを切り替えられる
  • 利用するとアプリに即通知(不正使用に気付きやすい)
  • アプリ設定で、海外実店舗使用とオンライン決済を個別にロックできる
  • 紛失時などには利用自体をロックできる

など。個別には他のカードでも実現しているものがありますが、これだけを同時に満たすものは少ないんじゃ無いかと思います。エンボスレス&裏面記載、Visaタッチ、アプリロック等は最近の三井住友VISAカードなんかも近いスペックになります。あちらは今なら年会費永年無料になるので通常のクレジットカードがお好みならそちらもいいかも知れません(そっちも作りました)。一方、自動即時チャージができるプリペイドカードとしてKyashが便利なのは、

  • 複数カードの使い分けを1枚からできるプロキシ的な用途
  • メインカードのカード情報をオンラインサイトに明かさずに決済するエイリアスとしての用途(万一ショップに漏らされても本カードをロックするなりメインカードを切り離せば良い)
  • ユーザ間送金

などかなと思います。個人事業主なので、経費、家計、個人と複数のカードを使い分けていますが、やろうと思えばこれ1枚だけの持ち歩きで済ますこともできます。エンボスレスなので財布の厚みも出にくい。

ただしこれらの長所を打ち消してしまう欠点もあります。

  • 発行手数料が900円かかる。しかも100万円使うと再発行
  • 3Dセキュア認証非対応のため、オンライン決済で使えないところが少なくない
  • 不正仕様された時に補償がない
  • プリペイドカードなのでガソリンスタンドや月額課金サービスなどで使えない

など。なのでオンラインサービス、特にサブスク系には向きません。結局のところ、店頭決済専用にして、オンライン決済は基本ロックにしておく使い方が無難かなと思っています。でメインカードを持ち歩かなくて済めばお財布も薄くなるし、そちらの安全性も向上するかなと。基本はApplePay/GooglePay、それが使えないお店ではこの1枚、という感じにできれば別に900円くらいは惜しくありません。そこまで1%還元をしつこく狙うほどでもないですし。ただ以前のカードからですが地味に困るのはクレカ側の明細に「Kyash」とだけ書かれて、どこのお店で使ったのかわからない点。なので確定申告で困るので経費用としては基本使えないです。

■デザインを見る

各利用者に着弾しだして、「Webサイトの写真と色味が違う!」と言われている今回のデザイン、私はシルバーにしましたがまぁおおむねイメージ通りかなと思います。若干シャンパンゴールドが入った感じですかね。Kyashロゴは鏡面、VISA、コンタクトレスのロゴは白、ICチップは金です。まぁ悪くないんじゃないでしょうか。ネイビーの人を中心に騒がれていた裏面CVVコードの打刻が表面側へ浮き上がってしまっている件も全然問題ないと思います。

確かに色々視認性の意味では微妙なのは確かで、番号や有効期限などは裏面記載なので、店頭でパッと見VISAカードだと気付いてもらえないんじゃないか?という指摘も出ていますが、これから実際使ってみて検証ですね。チップが銀色の方がスッキリした見た目だったかも知れませんが、金色で目立っていた方がそういう取り違えは防げそうな気もします。まぁ口頭でちゃんと言えば大丈夫かなと思っています。またICチップや背面のマグネットストライプが通常のカードと反対のレイアウトになっていて、逆指し、逆スリット通しをされがちなリスクも。それで無駄にすり傷ついたらイヤかもとは思います。Visaタッチ対応店が増えるといいなと思います(まぁそうであればたいていiD/QUICPayも使えるので、そもそもこのカードを出す意味はあんまりないかもですが)。

外食や買い物をする機会が極端に減ってるご時世ですが上手く活用していきたいと思います。