Oculus Quest2のELITEストラップがご多分に漏れず破損

方々で話題のQculus Quest2のELITEストラップの破損ですが、ウチでも起きました。ほんの数回しか使ってないのに…

折れたELITEストラップ

とりあえず公式サイトでサポートチケットを作成して返答待ち。添付ファイルがつけられるようになっていたので、この写真を添付しました。

店頭購入なので、そっちにもってけ、と言われるかも知れませんが、また進展があったら追記していきます。

2020.12.18追記

本日Oculusより交換品が届きました。サポートチケット送信後の流れとしては、

  • (最初から記載してたがスルーされて)製造番号などを書いて送ってくれと返信があり、もう一度返信
  • 「対策品が出る予定なら待つ」と書いたけどそれもスルー
  • 「交換品を送るので、まず壊れた商品をFedexで送ってくれ」との連絡
  • 先方から送り状PDFが送られてくるので印刷し、破損品を梱包
  • Fedexに電話で集荷を依頼し、伝票があることを伝え、番号を伝える
  • (Oculusからの指示にはなかったが、伝票に含まれる)Invoiceは3枚用意してね、といわれ2枚追加印刷
  • 指定日にFedex集荷担当が家に来たので荷物と伝票を渡す
  • Fedexから対応はいかがでしたか?というアンケート電話がかかってきた
  • 数日後、交換品を発送したよというメールが届く
  • また数日して荷物が自宅に到着

という感じでした。海外(香港)往復で日数がかかる上、日本ではマイナーなFedexなので時間がかかった感じです。ヤマトとかなら自分で持ち込んだりできて楽なんですが。集荷手配が面倒で一週間放置したのもあって結構かかってしまいました。最初Webからも集荷依頼できるようなことが書いてあったのでわざわざユーザ登録までしたんですが、Oculusから送られてきた伝票番号を記載する欄もなくきちんと話が通じるか不安だったので結局電話で依頼しました。もしかすると普通に集荷依頼して、手渡す時点でOculusからの伝票を差し出してもいけたかも知れません。

交換品は未開封の新品のようです。段ボールに新品の箱がポンと入っており、お詫びも「対策品だよ」とかもなく素っ気ないものです。予約しながらも入荷が遅れた人にはクーポンが贈られたらしいですがそういうのも無し!

対策されたのかどうか正式なリリースがないのが一番困りますね。今まで以上に慎重に使わなければならないのか、また同じ壊れ方したら交換してくれるのかなど。もしかしたら一部ユーザで流行っているカウンターウェイトなども故障の要因になるのかも知れず自重した方がいいのか、とか。

まぁでもしばらく標準ベルトで過ごしましたが、やはりELITEストラップの方がきっちり頭に固定できて使いやすいです。とりあえずはまた使えるようになって一安心です。

 

 

このタイミング(mini発売前週)でHomePod追加購入、ステレオ化

仮想DOLBY Atmosが使えるというので、同mini発売直前にも関わらず勇んで買ってきたHomePodですが、正直低音が強いだけでイマイチな印象でした。スマートスピーカーとしてはHomeBridgeと組み合わせることで結構良いカンジなのでiPhone 12 Pro Maxと一緒にminiも発注済みでしたが、どうしてもHomePodの実力が知りたくなり、結局同居人の出資も受けて追加で買ってしまいました。

もともとは自室のながら見用の15インチモニタにサラウンド環境を追加したくて買ったんですが、出力的にオーバースペックな感じがしたので、リビングの55インチBRAVIA用に移設。先日交換したばかりのFireTV CubeとApple TV 4Kも逆に戻し、自室のCubeにはEcho dot 2台によるホームシアター機能を設定しました。

で、HomePodのステレオ化でしたが、こちらはかなり満足しています。180cm幅のローボードの両端においてステレオ感が出やすいせいか、かなり広がりを感じます。また強すぎると感じた低音もニトリの安テーブルより共振が抑えられたのか、HomePodが自身のチューニングをしたのか、はたまた自分の耳が慣れたのかわからないですが、当初ほどは無駄に響いてる感は軽減し、心地良いレベルになりました。なるほど、ステレオ化した人が口を揃えて「これはこうやって使うものだ」「最初からペアで売るべき」などと言う気持ちがわかった気がします。高音と低音のバランスと水平方向の広がり感はほぼ不満がありません。欲を言えば音楽用としては部屋の対角位置に2台おけばさぞ部屋中に音が広がるんだろうなぁと思いつつ、やはりテレビを組み合わせたいのでテレビ両脇というレイアウトは動かせない感じ。3台を切り替えて使えれば…。一方で垂直方法の広がりはAtmosコンテンツを含めて期待ほどではないかなという印象。良いコンテンツが見つけられてないだけかもですが、「すげー!上から音がする!」って感じはないです。以前使っていたのがトールボーイスピーカーだったせいかもですが、ステレオHomePodは耳の高さで鳴ってるなぁという感じがします。もうちょっと高い位置に設置したら変わるかな?

音楽用としては8点、映画用としては6点というとこですかね。ただサラウンドではないアニメとかを見るには8、9点はいくと思います。

あとナリの割にがっつり低音が鳴るので、戸建てとはいえ隣家への漏れが心配。どうせテレビ台の裏の窓はつぶしてるので、なんか防音処理でもしたいところ。

miniはキャンセルしてもいいかなと思ったんですが、まぁApple Storeだしむしろ試してからの返品でもいいかなとか。デスク周りに置いて通話用にしてもいいかも。できればこのテレワークのご時世なのでPC/MacにUSB接続したらマイクスピーカーになってくれないもんですかねぇ(iPhoneの通話用には使えるはず)。

 

HomePodの購入と進化したHomebridgeの再導入

まもなくHomePod miniの予約受付が始まりますが、我が家ではこのタイミングで無印の方(デカい方)のHomePodを買ってしまいました。次期アップデートでDolby Atmosに対応するという情報があったからです。ちょうど先日リビングのBRAVIAにFireTV Cubeを導入した為、余ったAppleTV 4Kを自室に移設し、15.6型の液晶ディスプレイと接続したはいいですが、内蔵スピーカーはショボくてどうしようかなぁと思っていたところだったので。我が家は引越後もAVラックに収まる薄型のAVラックの選定が進まずホームシアター再建も適っていないので、とりあえずDolby Atmosを体験できるのはいいなと。まぁ15.6インチでAtmosに対応してるような映画をじっくりと鑑賞しようとは思わないので、あくまで体験くらいですが。

残念ながらこのAtmos対応はハードウェアの制約で大きい方のHomePodのみ。サイズやステレオ化(2台購入)しやすい価格、デザインでいったら新しいminiが欲しいところですが、、まぁそっちはそっちでいずれ買うかも知れません。インターコム機能もEchoのより便利そうですし。

■インプレッション

・音質

なんか音質を推す情報を多く見受けられましたが、個人的な評価としては低音番長でイマイチという印象です(勿論そう書いてる人も多くいます)。しかもイコライザなどの調整機能が皆無なのでシンドイ。BGMとして流してると唐突に低音がズンドコ鳴り出して気になったりする。HomePodからApple Musicを鳴らすのではなく、「ミュージック」アプリからAirPlay経由で鳴らす時にはイコライザをかけることもできるようですが、それはそれで手軽さが失われるしなぁ。音楽用としてはちょっと期待外れ。当初の目的であるテレビ用のスピーカーとしてはまぁ迫力は出ます。

Atmosをひとしきり味わったら広いリビングに移設して、自室にはminiを2台で買い直そうかな…

・使い勝手

ちょうどApple Oneが始まってファミリーアカウント契約をしたので、久しぶりにApple Musicを利用できる状況になったのもあいまって、なんとなくBGMを鳴らしておく、というには重宝しています。Apple MusicはEcho(=FireTV Cube)からでも流せるので、リビングでも聞けて良いです。「この曲好き」「この曲嫌い」をフィードバックし続けることでどれくらい好みの曲が集まってくるか見守り中ですが、ちょっと面倒くさい。どうせ手元にあるので、上部のタッチパネルから音量と一緒にLike, Dislikeボタンで操作できるようにしてほしいものです。

ハード的にはマイクアレイで聞き取り性能はよいはずですが、他のスマートスピーカーと比べて突出して良さは感じてないです。音楽が鳴っている時の認識率は上々な気がします。そちらかというとソフトウェア的に認識できる言葉が少ないという方が致命的かも。返答が「はい」「了解しました」などと簡潔なところは好印象。

上部にせっかくカラーディスプレイを搭載してる割に、あまり活用できてない気がします。聞き取り中のインジゲーターがモヤモヤでますが、遠めでの見やすさはEcho dotなどのLEDリングには遠く及びません。近くによって真上から覗き込まなければ見えないので。操作としてもSiriのアクティベートと音量の+/-くらい。上にも書きましたがもう少し色々なインタラクションに活用してほしいものです。

■日本ではHomeKit対応製品がほとんどない。せやHomebridgeを再導入したろ!

Google HomeやAmazon Echoではサードパーティ製品をリンクすることでスマートホーム用IoTを簡単に連携させることができます。実際にAPIを調べたわけじゃないですが、おそらくWebというかインターネット経由でアカウントを紐付けできる仕組みさえ作れば連携させられるので、後付けでの対応がやりやすいものと思われます。一方でAppleのHomeKitはそういうスキルのような拡張はなく、ハード自体が最初からLAN内でHomeKit対応機器として検出可能でなければならず、おそらくですが対応の敷居が一段高いのじゃないかと思います(あるいは単にライセンス費用が高いとか?)。ともあれこと日本においてはHomeKit対応の製品はほとんど見付かりません(Siri対応といってるやつはiPhone上でアプリで連携させるだけなので除外)。海外勢のフィリップスとかデロンギみたいな製品で「日本でも売ってる」みたいな製品くらいです。また赤外線コントローラーやスマートタップみたいなものもほとんど存在しないようです。Google HomeやEcho対応品は中華製で山ほどでているのとは対称的です。

そこで簡単なサーバー構築スキルは必要となりますが唯一の解決策がHomebridgeというサーバーソフトウェアです。多くのプラグインと組み合わせて、ネットから操作可能なデバイスをHomeKitから制御できるように仲介してくれます。これのプラグインの中に国産の赤外線コントローラーであるNature Remo用のものがあるので、結果としてHomePodやSiriからNatureRemo経由で赤外線リモコン家電を操作できるようになります(繰り返しになりますがNature Remo自身がSiri対応といっているのとは全く関係ない手段で連携を実現しており、iPhone無しでも操作可能です)。

node.jsという環境で構築されたHomebridgeサーバーを常時稼働させておく必要があるので、RaspberryPiのような超小型サーバーを用意するのが定番ですが、我が家には既にLinuxサーバーがあるので今回はそちらを利用。数年前にも一度構築したのですがずっと放置してあったので、node.jsのバージョンアップ含めほぼイチから再構築しました。

手順についてはこちらの記事が大変参考になりました。いつのまにやらWebブラウザから設定や操作が行えるGUIが備わり大進化していたようです。

我が家では、

  • Nature Remoを通した照明やエアコン操作
  • Dysonの空気清浄機 Pure Coolの操作
  • Netatmo Weatherからの気温、室温、湿度などのセンサー値取得

などが実現できています。AndroidTV搭載BRAVIA用のプラグインもあるのですが、ざっと触った限り認証が上手くいかず、HomePodと別の部屋なので優先度は低くてまだ放置してあります。IFTTTプラグインなどもあるようなので、活用すればもう少し凝ったこともできそうですが、とりあえずHomePodかもGoogle HomeやAmazon Echoでやってる照明、エアコンなどの操作という意味では一旦完成。

ちなみに上記記事で照明操作に使っているHomebridge Nature Remo Cloudプラグインは我が家では上手く動きませんでした。Nature Remo側で「照明器具」として登録できないマイナーメーカーだったり、ON/OFF信号が共通のトグル動作だったりしたせいもあるかも知れません。代わりにHomebridge Nremoを利用しました。こちらはNature RemoのローカルAPIを利用するもので、

  • Nature RemoのLAN内のIPアドレスを固定する
  • (Nature Remoアプリで登録したかどうか関係なしに)1ボタン毎の信号データを黒画面などを駆使して取り出し、設定ファイルに貼り付ける

などの手間が必要で、ネットワーク周りに詳しくない人にはやや敷居が高いですが、メリットもあって、

  • 複数信号の連続送信を割り当てられる
  • 連続送信時のインターバルも指定できる

というのが上記の「ON/OFF信号が共通のトグル動作」の照明器具の操作に非常に都合が良かったです。通常、機器自身がスマートデバイスでなく赤外線信号に頼った操作をする場合、壁スイッチや付属リモコンで操作されたことをコントローラー側が検出できない(今照明が点いているのか消えているのか捕捉できない)ので、こういうON/OFFが同一信号のものは相性がよくありません。スマホでON操作をしようがOFF操作をしようが、現時点の状況に応じて照明器具側で動作がかわってしまうから意図しない逆転状態になります。これを回避するにはON操作に「全灯」信号を割り当て、OFF操作に「常夜灯」信号を割り当てるなどの苦肉の策が必要になります。将来的に赤外線コントローラーでスマート化を考えてる人は、照明器具を買う時に、リモコンでONボタンとOFFボタンが別になっているかどうかを気にしておきましょう!

で、まぁ我が家も一部の部屋に安い無名メーカーの器具を買ってあったりして、OFF=常夜灯で誤魔化したりしてたのですが、この連続信号送信ができることで事情がかわってきます。例えば「常夜灯信号→ON/OFF共通信号」のように連続操作してやれば、一旦常夜灯ONになるので、次にON/OFF共通信号が来たら必ずOFF動作をすることになります。これでOFF操作に対して必ず全消灯という結果が得られるようになりました。参考までに設定例を上げておきます。

カインズホームで2,700円くらいで買った激安照明器具のリモコンはこんな感じ。E-Brightというのがブランドかな?

廉価機種のご多分に漏れずON/OFFボタンが共通で、それをは別に畳数(明るさ)別のダイレクトボタンがあります。通常は目一杯の明るさである8畳モードを常用するので、

  • 点灯させたい時:8畳ボタンを押す
  • 消灯させたい時:8畳ボタンを押した後でON/OFFボタンを押す

という動作をさせれば良いことになります。実際の設定がこちら。

まず8jouとpower_toggleという2つのボタンを定義し、それぞれの信号データを調べて貼り付けます。次に「command_order」というブロックの中に、onとoffをいう定義を作成。これがそれぞれHomeKit経由で点灯、消灯指示が来た時の動作ということになるわけです。onの時は8jouボタンを押す、offの時は8jouとpower_toggleを連続して押す、となります。形式はjson準拠で書くので、カンマの有無などに気をつけてください。同じ階層の行はカンマで区切りつつ列挙しますが、最後の行にはカンマをつけてはいけません。

また2連続でボタンを押す時の間隔はdelayAfterのところで指定します。ウチでは0だと上手く動作しませんでしたが、200(ms)空けておけば充分のようでした。

この辺の設定追い込みができるところが、Google HomeやEchoにはないアドバンテージです。めんどくさい反面、お仕着せのスマートホームスキルでは難しい操作も実現できます。赤外線コントローラーも少し高いけどNature Remoにしといて良かった。例えば、ONするとテレビの電源を付け、BSモードにし、1chを選ぶ、みたいな信号を順に送って「Hey Siri, NHK BSをつけて」みたいなことも実現できそうです。

 

 

 

Oculus Quest2 コントラーラー用のストラップ装着。白でいい感じに。

Oculus QuestなどのVRゴーグルでBeat Saberのような動きの激しいゲームをする時、コントローラーのスッポ抜けが不安になります。もちろん最初から紐状のストラップがついてくるのですが、いちいち付け外しが面倒です。また握りを開くとスポっと落ちて手首にぶらさがった状態になり、VRゴーグルをしたままもういちど握り直すのが困難です。

それに対して、こういうグリップを掴んだ状態で指の甲を囲うようなタイプは、グリップの握りを開いても位置が保持されるので握り直しができ、より自然なフィーリングでゲームに挑むことができます。

初代Questでは当時国内では選択肢、流通がほとんどなく、並行輸入で買った気がします。使用感は良かったのですが、グリップ部分を覆うようなカバーのせいで電池交換が面倒でした(そして初代は電池トラブルが多かった…)

Quest2でも一応装着はできたのですが、今回カラーが白になったので合わせる意味も兼ねてこちらに買い直しました。海外発送だったので少し日にちがかかり

取り付け方法を示すマニュアルの1枚すらついておらず少し悩みましたが、片方を電池ブタを開けた中にある純正ストラップ取り付け穴に差し込み、もう片方はシリコンリングをコントローラのリングにとりつけ、あとは手のサイズにあわせて面ファスナー同士を貼り付けて完了です。

取り付けた状態

やはり白には白がいいですね。素材はPUレザーという合皮の一種。肌触りも良いカンジ。前のは靴紐のような伸縮性の高い紐で締め付けてる感じがありましたが、こちらは面ファスナーの貼り付け位置でキツさを調整でき、辺りも線ではなく面なので締め付け感がなく気持ちが良いです。純正付属品にして欲しいくらいの出来かと。あとは耐久性とか汚れがどうなのかとかは今後。

テレビがスマートディスプレイに!~Amazon FireTV Cube

我が家のスマートスピーカーはGoogle Homeが主力だったんですが、前居でFireTVとEcho dot 2台でステレオスピーカーとして使っていたのが余ったのと新居の部屋数が増えたのもあってEcho dotを再活用すべく再セッティング。トリガワードも「OK, Google」より「Alexa」の方が短いし、動作やスキルも初期の頃より良くなってる印象で見直しが始まりました。

Web情報の調べ物とかには依然Google優位ですが、赤外線コントローラーを介した家電操作なら遜色ないなという感じ。またAmazonの方がハードウェアのバラエティが豊富です。例えばコンセント直付けで安価なEcho Flexとかクルマ用Echo Autoなど。

今回はそんな中で、Fire TV Cubeを導入してみました。

こちらはFireTV系列の商品ではありますが、スマートスピーカーを内蔵しておりEcho dot相当の用途にも使える上、HDMIで接続したテレビの画面をディスプレイ付きモデルEcho Showのように使うこともできます。そしてもちろんFireTV端末なのでAmazon Prime Videoなどの映像ストリーミングを視聴できるわけですが、従来のFireTV Stick(やAppleTV、Googleアシスタント内蔵テレビなど)では音声操作ができるといってもリモコンを手に持って音声認識ボタンを押しながら話す必要がありました。Google HomeならChromecastをデフォルトの出力先として設定しておけばYoutubeやNetflixのコンテンツを声で呼び出して再生はできましたが、Echo ShowやGoogle Nest Hubのように天気予報など検索結果を表示することは(たぶん)できません。たぶん、大型テレビをストリーミング視聴兼スマートデバイスとして使えるのは現状このFireTV Cubeのみなんじゃないかと。

ただしこれを書いてる当日、AmazonがFireTVとEchoの組み合わせで同等のことができるようになるアップデートを近日中にリリースする予定であることを発表したようです。

これは捗りますね。

 

まぁそれはそれとして今日現在で使えるFireTV Cubeです。いちいちリモコンを探して音声ボタンを押さなくても動画が再生できるのが素晴らしい。HDMI CECに対応しているのでテレビの操作も行えます。有線LANアダプタが付属しているのも極力有線で使いたい私的にはGood。現状リビングのBRAVIAに接続してあったApple TV 4Kを置き換える形で接続しました。AppleTV+コンテンツを見たくなったらまた必要になるかも知れませんが、現状アニメやYoutubeを見る分にはApple TVである必要はほぼないかなと感じています。

便利なのは安価なネットワークカメラであるATOM CamがAlexa連携できるので、例えば「Alexa、猫トイレを見せて」なんて言えばテレビが点いて猫トイレの様子が見られるところ。

多少遅延が大きい(数秒)気もしますが屋内監視カメラとしてはこの上なく手軽です。防水モデルが出たら玄関や車庫などにも追加設置したいところです。

■AlexaかGoogle Homeか?

Google Home/Nestシリーズと比べてEchoやFireTV CubeなどのAlexaデバイスがまだ負けている点として、

  • 複数ユーザでの利用ができない
  • インターネット調べ物系が弱い
  • 音声認識精度も一歩負けてる気がする

辺りでしょうか。「呼びかけ」「アナウンス」などを家族のスマホから使おうとすると、自分のAmazonアカウントでログインさせないといけない点。実質それで困ることもないっちゃないですが、セキュリティ管理をしっかりしたい派にはちょっと抵抗があります。共有アカウントを作ると、それはそれでプライム会員にならないと使えない機能が出てきたりで、解決にはならない気がします。

調べ物では近隣店舗の営業時間を調べたりするんですが、Alexaだとチェーン店の名前だけで聞いた時に最寄り店舗がきちんと出なかったり、「わかりませんでした」と言われたり、地名の読み方がおかしかったり、イマイチな結果がになることが多い印象。

アドバンテージとしては、

  • ハードウェアの多様さ、安さ
  • 「呼びかけ」「アナウンス」周り

かな。Google Homeもminiが投げ売りされてたりはしましたが、最近さすがに見かけなくなってきています。2千円台で買えるEcho FlexがあるAmazon優位じゃないでしょうか。またGoogle HomeもDuoを使えばインターホン的に使えそうですが一斉呼び出しはなかった気がします。この辺りはAppleがHomePodでかなり強化してくるようなのでそれはそれで興味があるところです。

現状、用途毎に一長一短あるし、家族の慣れもあり、いきなりGoogle Homeを全廃してAlexa系に移行することは考えられないですが、家電コントローラーとインターフォン用途としては安く買えるチャンスをみて家中で使える体制を構築していこうかなと思います。