ANIME LOCKERのドロップ回避メモ

先日ANIME LOCKER機のチューナーカードを替え、システムを4系から6系にしたところ、なぜか地デジ録画のMP4ファイルが音ズレやブロックノイズでまくりに。BSは問題なし。以前は逆にBSの感度が低くてMP4変換が詰まることが多かったんですが、それは収まった模様(更新後一度も発生していない)。

MPEG2ファイルをのドロップ状況を調べて発生が確認できたので、受信環境の問題化と思いケーブルかえたりブースターを入れてみたものの改善せず。そもそも以前は同じケーブルまでの環境で問題なかったのでチューナー特性か個体差?と思って諦めてたんですが、ふとこちらの記事でエンコード負荷が高いとドロップするという指摘を拝見。

Pz-LinkCard
- URLの記述に誤りがあります。
- URL=
Pz-LinkCard
- URLの記述に誤りがあります。
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曰く、

  • エンコード(ffmpeg)の同時実行スレッド数を抑える
  • エンコードが実行される時間を録画が集中する時間からズラす

というアプローチ。とりあえず簡単に試せるのでトライ。たぶんシステムアップデートで上書きされて戻ってしまうのでとりあえずメモ。ちなみに本稿時点のシステムは6.1.4。

■エンコードのスレッド数を減らす

sshでログインして/home/foltia/perl/ipodtranscode.plを覗くと、確かに-threads 0というオプション指定をしてる箇所が多数見つかる。ffmpegの仕様を調べると0は自動でCPUのスレッド数の1.5倍で実行するらしい(どういう理屈??)。ということで、ウチはi5/4570Tで2コア4スレッドなので、とりあえず-threads 4にしてみる(上記記事と同じ)。場合によってはもっと減らしてみてもいいかも知れない。

■エンコード実行時間を制限する

ユーザfortiaがcronで定期実行しているのはこれだけ。

50 * * * * /home/foltia/perl/schedulecheck.pl >/dev/null 2>&1
25 5 * * * /home/foltia/perl/cron_foltia_dayly.sh >/dev/null 2>&1
25 4 * * 1 /home/foltia/perl/syobocalxml.pl 28 >/dev/null 2>&1
25 3 21 * * /home/foltia/perl/syobocalxml.pl 42 >/dev/null 2>&1
27 */5 * * * /home/foltia/perl/maintenancedb.pl LIGHT >/dev/null 2>&1

このうち、ipodtranscode.plを叩いているのはschedulecheck.plだけっぽい。ただし2番目の記事にあるrecwrap.plも録画実行スクリプトであるものの中でupodtranscode.plを呼んでるぽい。これがいつ呼ばれるかまでは追えていないですが、たぶん録画終了直後にこのブロックが実行されるんじゃないかと。ipodtranscode.pl自体は多重起動チェックをしているので、適当に呼んでも問題なさそう。なるほど、確かにschedulecheck.plとrecwrap.plからipodtranscode.pl呼び出しを押さえて、cronで任意のタイミングで実行するのは理に適ってそう。ウチの使い方ではそんなに即時エンコードは求めておらず、品質優先なので。
ということで有り難くパクらせていただき、schedulecheck.plとrecwrap.plの該当行(一箇所ずつ)をコメントアウト。

続いて、ユーザfoltiaのcrontabに

15 5 * * * /home/foltia/perl/ipodtranscode.pl >/dev/null 2>&1

などとして朝5時過ぎにトランスコード処理が走るようにしてみた。

しばらくこれで様子見。ダメそうならスレッド数を更に減らす。またバージョンアップがあった時はこれを見て変更が戻されてないかチェックすること。

2019.06.22追記:あんまし効果なかったぽくて結局チューナーを増設しました..

AppleTV車載チャレンジ再び

今度来るカローラスポーツのナビNSZT-Y68TにはHDMI入力があります。その活用法を考えていて、今のiPhone直結ではなく、AppeTVを介するようにすれば見た目もスッキリするし配信サービスの動画は単体で再生できていいんじゃないかと考えました。FireTV StickでもAirPlayレシーバーアプリを入れればいいかと思いましたが、AppleTVのP2P AirPlayならiPhoneを車内Wi-Fiにつながなくてもキャストできて便利なんじゃないかと。車内Wi-Fiは格安SIMで通信速度もギガも制限があり、au契約で毎月ギガだだ余りのiPhone回線の方を優先して使える方がいいので。ただNetflixは最近AirPlayサポートを外してしまったのでAppleTV再生しかなさげ。事前ダウンロードも使えないし。まぁNetflixはもともと外部出力厳しめで最近はAmazon Primeビデオメインなんですが。Chromecastはあくまでレシーバーで単体で再生はできないので除外。ということで余ってるAppleTV 4thを使う予定。

実は7年ほど前、前車のCOLT時代にもAppeTVの車載にチャレンジしたことがありましたが、エンジン始動の度に画面がブラックアウトする現象に悩まされ常用には至りませんでした。HDMIをアナログRGBに変換して出していたのも影響するかも知れませんし、その後のファーム更新や世代進化で解消しているかも知れないですが、どのみち毎回動画を選び直して再生というのも面倒なので、常時通電を目指してみようと思います。エンジン(ハイブリッドシステム)をOFFにしてもポーズ状態が保たれるようにしようというわけです。家庭用電源で使用することを前提に設計されたAppleTVの振る舞いを車載でも再現しようというわけです。もちろん一定時間たったり車両バッテリーの電圧低下を監視して電源を切るという仕掛けはいれます。幸い最近ではドライブレコーダーを駐車場監視に使うためにその手のデバイスは普通に売っています。とりあえずこれを発注。

これを車両の常時給電(バッテリー)端子につないで給電しておけば、ACCがOFFになってから一定時間(例えば24時間)経つか、指定電圧を下回った時に給電をカットしてくれます。まぁ予想ですがハイブリッド車なので電源的にも余裕はあるんじゃないかと。

さて、あとはAppleTV自体を12V電源で駆動します。もちろんメーカーオプションのAC 100V電源は装着してますが、それではエンジン停止で普通に切れてしまい意味がありません。では市販のDC-ACインバーターはどうでしょう。AppleTVの消費電力はたいしたことないのでスマホが充電できるくらいの安物でも充分利用可能でしょう。ただそれではちょっと箱やケーブルが増えてゴチャゴチャしそうなのと、DC 12V -> AC 100V -> DCと無駄に変換を繰り返しロスが増えます。上記のように常時給電運用を目指すなら少しでも消費電力は抑えたいところ。

で、調べてみるとAppleTV 第4世代はなんと内部的には12Vで駆動しているとのこと。先代は3.4Vだったので12Vや5Vからインバーターで変換してたらしんですが、クルマと同じ12VならAppleTV内部のAC->DC変換回路をすっとばして文字通りバッ直してやれば動くということです。

その改造手順を示した動画がこちら。

How to Convert your Apple 4Gen TV to 12Volts

No Description

簡単そうですね。半田ゴテすらいりません。

なんて考えてたんですが、こんな記事を見つけました。なんとAC100Vの両極にDC 12Vを直結で動かしてます。え、そんなんでいいのw?電源回路はACをDCにし、無駄に高い電圧を下げるフィルターと考えると、最初からDCで電圧も高くなければ別に問題無い、ということなんですかねぇ。これなら無改造で済むので技適とかも問題無し?

てことで試してみました。こちらのメガネコネクタにシガープラグをつけてみました。

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が、残念ながら起動せず。4thも3rdも白色LEDの店頭すらしません。うーむ。

ということで当初予定通り、上記動画に倣ってDC12V直結策。サクっと30分もかからず干渉しました。

動画ではAC100Vコネクタを併存する場合はケースにドリルで追加ケーブルを通す穴をあけることになってましたが、とりあえず不可逆加工に留めるためにACコネクタを外してその穴から基板直結のケーブルを出しギボシ加工。ちょっと固定を考えないとテンションかかった時に不安です。

が、今回はバッチリ起動。テストなのでまだ常時電源接続はせずシガープラグでの検証のみですが。

モニタは既設のものへHDMIで直接。音声は内蔵モノラルスピーカーですが、とりあえずアナログRGBや音声分岐アダプタを通さずHDMIで素直につないだ時の動作検証になるかなと。車内Wi-Fiは以前とりつけたPIXELAのルーターにDMMの格安SIM。このルーターはバッテリーがなくUSB電源で駆動するので、車両のUSB充電ポートにさしておけばエンジン始動に連動して電源が入ります。

当たり前ながらNetflixもAmazon PrimeビデオもAppleTV上で操作すると普通に再生できました。iPhoneからの再生は、Netflixは最近AirPlayサポートを廃止してしまったのでNG。Amazon Primeはいけましたが、残念ながらiPhone上にダウンロードしてあってもAppleTV側でストリーミング再生に切り替わってしまうようです。自宅Wi-FiでiPhoneに事前ダウンロードしておくという運用はできません。「おやゆびでお」などのアプリでローカル保存したものをAirPlayで映すことはOK。

このモニタは10.1インチの1336×768で、今度のナビは9インチ1280×720にダウングレードとなってしまうので(しかもナビと併用不可)なので少し画質は落ちてしまいますが、まぁ配線まわりはスッキリさせられそうです。配信で使用する解像度も720p固定ができるといいんですが、tvOS全体で4Kを使わない設定はあるけど、個々のアプリにどう反映されるかは不明。もう少し実験が必要そうです。ともあれAppleTV 4Kが出た時にHDモデルを売らないでとっておいて良かった(面倒で出品してなかっただけだけどw)。

XLRマイクをMacやWindowsで使うマイクアンプ兼USBオーディオ UMC202HD

UTやインタビュー収録でせっかくのバウンダリーマイク(XLR端子)をPC/Macでも活用できるようにしておこうと思い、サウンドインターフェイスを物色。

XLRでファンタム電源が必要なマイクをPC/Macで使うには

  • 電源供給できるマイクアンプ
  • USBオーディオインターフェイス

の2つの機能が必要で、TASCAMやZOOMなど各種機材メーカーから色々出ています。基本は客先での収録用なのでバスパワーで動いてなるべくコンパクトなものがいいかなと。当面はXLR入力が1系統あれば足りるんだけど、こないだとあるイベントを配信した時に、演台のマイクとは別に質疑時間にフロアの声を録りたいなと思ったことがあって、次は2マイク体制をとるかも知れないなと思って2系統のものをチョイス。あとはMIDIとかは絶対いらないと思ったんだけどあってもなくてもあまりサイズや値段は違わないっぽかった。

最終的にはハイレゾでコスパもヨサゲなベリンガーのこちらを選択。

最小サイズではなかったけど入力が大きすぎる時に抑えられるPADスイッチもあるしつぶしが効くかなと。

サイズはこんな感じ。ジャンプコミックくらい。イメージよりちょっと大きかったけど、重さは見た目なりかな。ズッシリってほどではない。

USBケーブルは別売りだったので、どうせならとUSB B-Cというレアでかつ短めのものを探して注文。MacBook ProやDELL XPSに直結できるようにしました。

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ざっとMacBook Pro + OBS Studioで試し録り。少しゲインが小さい気がしたけどまぁコンデンサマイクなのでそんなもんかなと。クリップ時にLEDが赤チカするのも地味に便利かな。たいていは画面にレベルメーターを出してはあるんだけど、「一瞬光る」というのがやはり見分け易い。

2chで1つのステレオソースとして認識されるので、1マイクで左右両チャンネルに音を入れたい場合はOBS側で設定をしてやる必要がありました。SONYのビデオカメラみたいにハード側で指定できると設定忘れとかが防げていいかなとも。

でもまぁ2chで1万円しないのでコスパは高いかなと。1ch、4chモデルやハイレゾ有無などラインナップも豊富なのでニーズにあわせて選べるのも良し。Amazonで見つからない時はサウンドハウスとかにいってみるといいかも。

 

ANIME LOCKERの更新(6.0化&チューナー交換)

ANIME LOCKERが唐突にチューナーを認識しなくなった。またカーネル更新時のドライバー再インストールが必要かなと思ってやってみるも復活せず。ハード的に逝ったかな?もともと使用してたチューナーはBSの感度が悪く、よくノイズで映像が乱れたりMP4変換エラーが詰まってたりしてたし、システムも4.0のままだったので刷新を決意。システムは5.0からシステムパーティションのサイズが変更になり単純にはアップデートインストールできなくなってて、手動でLVM操作すれば不可能ではなく手順は示すが非サポート、というスタンスだったので面倒で放置してたのです。すでに5.xどころか6.xになり、4.xは更新も停止していたので、どのみちチューナーを交換するなら上げないとダメそげだったので。

HDDは2014年の初期導入時のWD GREEN 2.5′ 2TBと、2015年に追加したSeagate(SAMSUNG)の2TBで4TB体制だったのを、今回前者をリプレイスしてWD BLUEの4TB + Seagate 2TBに。当初BLUEだけでいこうと思ったけど、インストーラーのメッセージで起動ドライブは2TB以下の警告されたので、(そのまま進めそうだったけど念のため)併用することに。結果として6TB、セットアップ後残量5.5TBとなりだいぶ余裕もできました。

当初はデータを保持して移行することも考えたんですが、結局面倒くさくなって新規インストールでいいやと。残したいファイルは一旦他のNASに待避して折を見てAmatsukazeでごりごりMP4にしていこうと。

チューナーはPX-Q3PEから後継モデルのPX-Q3PE4にリプレイス。このモデルはPCIexながら実質はUSB接続らしく、オンボードコネクタでUSB接続が必要でした。幸いマザーにピンヘッダが余っていたので問題なし。その他は仕様的にはほぼ同一ですが、チューナーテストをしてみると9dbくらいしかなかったのが16dbと向上。かなり期待できます。

あっさり動いたことを思うとやはりハード不良だったかも知れません。時間もないし感度もあがったので良しということで、原因究明は見送りw。

ANIME LOCKER 6.0はそんなに目に見える変化はないですが、録画一覧で変換ステータスが表示されるようになったのは地味に便利かも。あとデータがまだほぼ空でDBが綺麗なせいかわからないですが画面表示が気持ち速くなった印象。アップグレードライセンスでクリーンインストールはできるのか不安でしたが、インストール画面で一番古いキーから入れていけば順番にアップグレードライセンスキーが聞かれます。3.0->4.0キーの存在を忘れており、旧システムの管理画面でも4.0ライセンスキーしか表示されなかったので、それしかメモしておらず焦りましたがVectorの履歴画面から無事発掘できました。滅多にすることではないとはいえ面倒なのでアップグレード成立後は最新バージョンのキーを生成して表示してほしいものです。

ともあれクリーンな環境でまだまだ活躍してくれそうです。

チョップドサラダをもりもり食べたいので専用プロセッサーを買った

最近、夜中の間食というかアニメとかみながら無駄にものを食べてしまうのが止まらず体重増加に歯止めがかからないのが悩み。そんな折り、デニーズでPREMIUMデニーズサラダというメニューが気に入って、一定の腹持ちはしつつもロカボなサラダを自宅でも食べればイイジャナイ!?と思い立ちました。問題は毎日続けられる手軽さ(と美味しさ)。なにかガジェットを衝動買いすることで解決できないかとリサーチ。

そこで辿り着いたのが流行のチョップドサラダ。文字通りなんでもみじん切りで混ぜちゃう系。お店ではクリンゴンのバトラフみたいな専用包丁でザクザクやるみたいですが(行ったことないから知らん)、自宅ではもうちょい手軽にやるための製品があります。それがこちら。

普通のフードプロセッサと違うのは中に紫色のメッシュ状の部品がついてる点。ここに材料を詰め込んで回転ブレードで切ったもののうち、編み目を抜けられるサイズのものが下に落ちていきます。落ちたらもう刃は届かないので、ミンチになるまでつぶれてしまうことはない、という寸法です。固いものと柔らかいものが混ざっていてもOKということなので、葉物野菜だけでなく生の人参やナッツ系なども気にせず混ぜてカットすることができます。一人なら下のカップ部分に直接ドレッシングなども入れてスプーンで混ぜて食べるのも洗い物が減ってあり。

ラインナップには冷凍素材にも対応した別ブレードがついたものもありますが、多分使わないだろうなと思い下位モデルをチョイス。余計な部品がキッチンに溢れずに良いです。ちょうどモデルチェンジ時期なのかヨドバシは販売終了。コジマ店舗にいったら8,000円弱でしたが在庫なし。ただし系列のビックカメラで3,880円(税別)になってるので取り寄せでよければ同じ値段で、と提案されたので決断しました。

操作は簡単で上の本体(白い部分)を中蓋をセットしたカップにのせて、上から押しつけるとその間モーターが回転します。きちっとハマってないと回らないので安全生も高そう。本体以外のパーツはすべて食洗機対応です。肉などを入れるとかなり油でべっとりするので食洗機で丸洗いできるのは有り難い。本体が一番ずっしりしているので、見た目のシンプルオシャレさよりは握りやすさ、落としにくさをもう少し追求した形状だったら良かったなと思います。

パワーは問題なし。ナッツ類も面白いように砕いていきます。ただし水分や油分が多い食材は苦手。うまくカゴから落ちなくてそのままミンチ状になってしまうことも。例えば豆腐は無理でしたw。あと照り焼きチキンなどは油で貼り付くのでこれも下に落ちにくく、手で洗うのも大変です。

なんでもかんでもチョップしようと思わず、肉や魚といった食材はちょい手間ですが包丁で適当にスライスして盛る、とかの方が結果的に片付けも楽だし食感も腹持ち感もいいんじゃないかなと。当面色々な食材やドレッシングを組み合わせるだけで楽しめそうです。