メモリ交換、Sandy Bridge化完了

昨日のエントリで書いた不良メモリはヨドバシにもってたらチェックもせずすぐに交換してもらえました。ただし同一品のみ。無事な片方は保持とかもできず、パッケージごと交換。片方だけ交換できれば再不良発生率も抑えられるのにと思ったものの、結果として交換してもらった方はどちらも大丈夫そうでした。数時間使ってみて一度もBSOD発生無し。GTX260も

■とりあえずストレージのベンチ

まずC300。左が旧マザーでのSATA2接続。真ん中はU3S6つけた時のもの(ただしアライメント調整前)。右が新環境のSATA3。

C300_Sandy C300_Sandy C300_Sandy

イイカンジ。一部U3S6経由に負けてるけど、気にするほどじゃなさげ。

とはいえ、いまんとこ体感で差を感じるほどではないですね。

 

以下はHDD(WD1002FAEX)。

1002FAEX_Sandy1002FAEX_Sandy

SATA3.0の効果まったく無し。単騎で使う分にはSATA2.0の帯域でも余裕ってことですね。うーん、ビデオ編集作業とかでもたつきを感じたらRAID-0復活させるか。

■エクスペリエンスインデックススコア

まずはグラボ刺さない素の状態。つまりHD3000。あとメモリが片方不調でシングルチャンネル状態。

EI1

下がGTX260を刺した状態。メモリもデュアルチャンネル効果が出てますね。

EI2

2600Kゲット!…しかしメモリ不良?orz

予約注文してから一週間半、ようやくヨドバシから2600Kの入荷連絡があり、さっそく組み付けてみました。

OSの再インストールは行わずマザー、CPU、メモリのみ交換という形で普通にブートできました。ただしBSOD(ブルースクリーン)が出まくり。色々検証した結果、どうやらUMAXのDDR3メモリ(4GBx2)の片方がダメっぽいです。2枚差しでmemtest86+を3passかけて問題なかったんですが、負荷テストであるPrime95やエクスペリエンスインデックス計測でBSOD。メモリを1枚ずつ検証したところ、片方はPrime95数分でBSOD、もう片方はPrime95も平気っぽいしTMPGEnc Video Mastering Worksによる短時間のエンコードも完走するなど安定してるっぽいです。これだけ傾向が見られれば初期不良として交渉する材料になりそうなので、早速明日ヨドバシに行ってこようかと。

実は購入後、UMAXはDDR3世代になって相性問題が出やすくなり評判を落としているということを知りました。DDR2のものは我が家でも3、4台のマシンで安定稼働しており、先日もっと安いメモリでトラブルまみれだった実家録画マシンもUMAXに交換したらピタリと安定したので、「メモリはケチっても最低限UMAXを買っておくべし」と決意したばかりでした。それがDDR3になってそんな話になってるとは…なんという情弱!>自分

CPU入荷を待つ間にもどうするか悩んだんですが、ヨドバシの自作パーツは不良以外で返品交換は不可みたいなので、「まぁ、さすがに定格で使う分には普通に動くくらいの品質はあるん(2chで騒がれてるのはOCerだけ?)じゃね?」と望みをかけてみることにした訳です。が、結局評判通りの結果になったと(^^;)。

ヨドバシの対応が同じ製品に交換するのみか、差額払って別ブランドの製品に変更させてくれるか、明日の報告をお待ち下さい。

2011.01.27追記:

無事交換してもらいました(同等品のみ)。交換品を組み付けてみたところ嘘みたいにBSOD病は収まりました。やはりメモリ不良だったんですね。これがUMAXクオリティなのかたまたまの不運だったのかは難しいところです。

■エンコテスト仮報告

メモリのテストを兼ねてTMPGEnc Video Mastering Works 5 + Intel HWでエンコードしてみました。90秒のアニメOP、1440x1080i –> 1280x720pのH.264エンコで、ノイズ除去フィルタをかけるとQ9650 + x264とあまり変わらない結果になりました。ノイズ除去しないと半分くらい。フィルタはHW支援されないのでかなり足を引っ張るのかな?という印象。基本的には画質重視のアニメはどのみちHWではなくx264を使う前提で考えていますが、ノイズ除去等のフィルタにはCUDAを使えるように、最終的にはGTX260も外さずにおきたいところです(今は検証のため外しています)。

ようやく仕事用マシンのC300のアライメント調整完了

SandyBridge移行準備に入った仕事用マシンですが、いまだにCPUが入荷してくれません。

まぁ、できることから着々と準備を進めています。

■C300のアライメント調整

以前、Paragon Alignment Tools 2.0でなぜかアライメント調整できなかったこのマシンのSSDドライブC300/128GBですが、思い切ってバックアップ->リストアによる調整方法を試すことにしました。

ちょうど年末に実家用にAcronis TrueImage Home 2011の英語版が3ライセンスパックで安売りしてたのを買って、1ライセンス余ってたので。TrueImageは2010以降ならアライメント調整に配慮したリストアができるみたいです。

手順はこんな感じ。SSD上にはCドライブの他に、Windows7インストーラーが勝手に作る「システムで予約済み」パーティションも存在した状態でした。後者はもともとパーティションアライメントは狂っていなかったので維持の方向で。

  1. DドライブにCドライブを丸ごとバックアップ(Disk and partition backupというのを使用)
  2. Windows7のインストールDVDでブート
  3. 新規インストールを途中まで進め、既存パーティション(Cドライブ部分のみ)を一旦削除し、再度領域確保、フォーマットを実行
  4. TrueImageのブートCDで起動し、Cドライブパーティションのみ書き戻し

最初3のところで領域解放をせずフォーマットのみで進めたら、アライメントが狂ったまま復元されてしまったのでやり直しました。で、2回目はなぜかOSがブートしなくなりました。領域解放したことでMBR(マスターブートレコード)が消し飛んだっぽいです。「0xc0000225 アプリケーションが見つからないか壊れているため、選択されたエントリをロードできませんでした」というエラーに。そこで再度Windows7インストールDVDでブートし、修復セットアップからコマンドラインプロンプトを開き、

x:\Windows\System32\bcdboot f:\Windows /s C:

として復旧。この場合、x:はDVDドライブ、f:は本来のWindowsがインストールされているパーティション、C:はいまいち不明ですが元々ブートしていた場所?まぁ、とにかくこれで起動に成功しました。正確には「Windows 7」というのが2つブートメニューに現れるようになりましたが、1つ目を選んだら普通に起動できました。

そしてめでたくParagon Alignment Toolsで表示してもグリーン(アライメント調整済み)表示になり、以下がベンチです。左が調整前、右が調整後。

c300_before_tunedc300_tuned

4K Random Writeが劇的に向上しています。あとは新マザーに換装してSATA3.0(6Gbps)で更に高速化されると期待っ!

■データドライブをRAID-0から単騎へ

冒頭のリンク先にも書いた通り、先日冷や汗を書いたオンボードRAIDのRAID-0アレイを、これを機に単騎のSATA3.0ドライブに変更しようとWD1002FAEXを買っておいたんですが、こちらも先行して交換作業。単純にデータドライブなので丸ごとコピーして完了。主に動画ファイル置き場なので、クラスタサイズを大きめの64KBにしてみました。こちらもついでにベンチ。さすがにRAID-0のアレイには敵わないみたい。2,3割遅いって感じなので、SATA3.0接続にしたら期待は持てるんじゃないかと。

WS1002FAEX

Asteriskで迷惑電話対策

最近、複数の謎の電話番号から定期的に着信が有り、ググると勧誘電話だったり無言電話だったりするみたいなので、久しぶりにAsteriskをいじって、該当番号からの着信を留守電直行させて電話機を鳴らさないようにする設定にチャレンジ。すぐ忘れること請け合いなので覚え書き。

ズバリそのまんまなBLACKLIST関数を使います。まずAsteriskのCLIを起動し、ブラックリスト用データベースに番号を追加。

database put blacklist 03xxxxxxxx "Mugon"

「Updated database successfully」と出ればOK。最後の”Mugon”は番号毎のメモなのでなんでもいいみたいです。後でなんの番号だったか思い出せるようなものを適当に。

データベースから番号を削除するには、

database del blacklist 03xxxxxxxx

でOK。

登録済みの番号を一覧するには、

database show blacklist

です。動作確認用に自分の携帯電話番号などを入れたのを消し忘れてないか確認しましょう。σ(^^)は消したつもりが消えてなかったということがありました。

 

で、着信時にこのデータベースを使って条件分岐させるには、extensions.confで例えばこんな感じ。

exten => ${NTTNUMBER},1,GotoIf(${BLACKLIST()}?103)

我が家では元々103行以降に留守電(voicemail)設定が書いてあったので、そこにジャンプさせるようにしました。Hangupでも良かったかもですが、まぁ一応メッセージ残す余地くらいは与えようかと。extensions.confを書き換えたらCLIでreloadを忘れないこと。

Logicoolの新型マウスはベッドの上でも使える?!

σ(^^)はベッドトップコンピューティングをよくします。実家寝室はプロジェクターで映画みたりゲームするし、実家でも足下方向に27インチモニタと録画PCがあって、コードレスのマウスとキーボードで使います。で、いつも問題なるのがマウス。ベッドに寝転がって(厳密には背中にクッションをあてて上半身起こして)腿の脇あたりにマウスを置いて使うと、

  • ちょっと姿勢を変えるとマウスが勝手に反応してウザイ(全画面で動画再生とかしてるとコントローラーが出現したりする)
  • 毛足の長いボアシーツなどでは、Microsoft BluetrackやLogicool DarkFieldといった最上位グレードの光学センサ搭載マウスでも使えない

といった問題があります。

仕方ないので自宅ではトラックボールのCodeless Trackman、実家ではコスパ重視でM505 + 厚手のマウスパッドを使っています。

そんな折り、LogicoolからヨサゲなマウスM515(ちょうど使ってるM505の後継っぽいですね)が発表されたようです[engadget.jp]国内販売未定)。

2011.2.19追記:3月4日に国内発売が決まりました!

  • 開口部にフタがされてゴミが入らない
  • 底面の形状を工夫して布の上でもひっかかりにくい
  • グリップセンサーで手でもってる間しか反応しない
  • 慣性付き超高速スクロール対応
  • Unifyingレシーバー対応

というスペック。光学センサー的な改良がされてるのかは不明ですが、3番目はサスガの気配りですね。これでベッド上で放り出してあっても勝手に反応とかしなさそげ。後ろ2つも順当な進化で、M5052台も持ってて余り気味ですがかなり欲しくなりました。

欧州で4月発売ということなので日本投入はまだまだ先になりそうですが、話題に取り上げて投入時期を早めようとご紹介。気になった人はあちこちで広めましょうっ!