Omoidoriで文庫本を非破壊自炊できるのか?

前日のOmoidoriレビュー記事に「文庫を非破壊で自炊できそうか?」というコメントをいただいたのでちょっと実験。

ただカールした写真を取り込むフォトプレッサーは未購入なので、たまたま裁断済みでスキャン待ちだったページをテストするだけです。個人的には非破壊はフォトプレッサーやブックプレッサーを使っても手間の観点から実用的ではないと思います。

バード電子 ScanSnap ブックプレッサー (SV600専用) BP600 PZ-BP600

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また色調補正も写真に特化したOmoidoriアプリでは、当然ながら基本モノトーンで文字をくっきりさせたい自炊文脈での補正には足りないでしょう。またテカリ防止の為に左右のライトを切り替えて2枚撮ったものを合成するという本機の特徴が、文字のブレなどの原因にならないかという懸念もあります。

ただ、そこらはプレッサーなくても実験できるな、ということで本記事を起こしてみました。

でスキャン例です。iPhone6sを使用。ページ丸ごとははばかられるので内容が読めないように下半分をカットしています。

OMI_0003

思ったより解像度は出てます。等倍でみてもフォントにブレやボケなどは感じません。ルビまでくっきり読めます。ただやはりガンマ補正としては書籍(小説)向けじゃないというか、無駄に紙の質感まで残ってたり裏写りも。また最大の問題としてはトリミングが効いてません。周囲に色々映り込んだものが除去されてない(右に見えているのは机の縁、上は謎ですがおそらくOmoidoriの内部構造が鏡に映り込んでいるものでしょう)。範囲的にも文庫本はギリギリで、実際にはページ番号などのノンブル行より上に余白があるんですが、縦方向に余裕がなくこんな感じに切り取られます(これ以上エリアを上にすると、下が切れる)。

σ(^^)の望む(bReaderの変換アプリであるbrc.exeがきっちり仕事してくれる)品質にするには、ガンマ補正とトリミングが必須でしょう。しかし1枚1枚がカメラロールに保存されるのをPCに吸い出して一括処理にかけるにしても、ガンマはともかくトリミングは自動化はほぼ無理でしょう。毎ページ、手で位置決めをしているわけなので、同じ範囲を切り取ってもダメだろうと。プレッサーに印を入れて毎回隅を合わせるようなことをすればあるいは、ですが。

てことで、まぁどんなに手間がかかっても非破壊で取り込みたい&読めればOKという人は、フォトプレッサーやブックプレッサーを組み合わせれば「とにかく読める」状態にはできると思います。しかし実用的にはかなり厳しいだろうなと。σ(^^)にはこれを何百ページも繰り返すのは無理です(笑)。

OSX Server管理用のキーボードにLogicool K400Plus

Mac Mini Serverがたまに謎の高負荷で画面共有でつながらなくなるので、一応モニタのHDMIはつないであるんだけど、キーボードとマウス(普段はBluetoothでMagic Trakpad2)は共有しづらいので、小型USBキーボードをつないでました。が、それを使ってメンテ作業をしていてコマンドキーがないことが発覚。VMWareにとられた操作権を取り返せずにハマったので、きちんとコマンドキーが使えるキーボードにかえることに。ついでに実現したい要件としては、

  • なるべく嵩張らないこと
  • できればポインティングデバイスも兼用できるとなお良し

あたりを重視。Bluetoothではトラックパッド一体型の小型キーボードもいくつかあったんですが、やはりなにかのはずみでリンクが切れてたりすると再ペアリング操作に別途キーボードやマウスが必要、という事態になり得るので、LogicoolのUnifiedレシーバーを使うK400Plusをチョイス。

Logicool ロジクール ワイヤレス タッチキーボード K400pBK

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前世代のK400は「ろ」キー(アンダーバー)が「Z」と左Shiftの間にあるという変態配列で散々叩かれました。実は発売前にはもっとヒドい仕様で炎上したので苦肉の策でそうしてたという経緯があります。が、リニューアルされたPlusではそのどちらの仕様にもならず、ごく一般的な配置を実現しています。実は先代は実家用に買ったんですがキータッチもトラックパッドの反応も安っぽくてストレスフルでしたが、Plusではそれも多少マシになってる気がします。とても文章をゴリゴリ入力する気にはなれませんが、サーバーメンテナンスになら許せるかなというレベル。電源スイッチがあるので普段は切っておいて電池消耗を防げるのも良いです。Unifiedレシーバーなので電源ON後は一瞬でリンクし、Bluetoothのようなラグはありません。トラックパッドに妙な模様もなくなったり、カラーリングもパッド下の黄色いラインも含めいい感じ。

また正式にはMac非対応ですが、案の定問題なく使えています。二本指の縦スクロールも問題なし。コントロールパネルのマウス設定でナチュラル方向にも設定できました。ただし右端からのスワイプインで通知センターを開いたりはできないようです。

お値段も手頃で、普段は壁とPCの隙間に乱雑につっこんでおいたりも気兼ねなくできてなかなか良いカンジです。

 

Omoidoriを買ってみた。

毎度野心的な製品を出すPFUさんの新作、iPhoneカメラで古いアルバムの写真を取り込むのに特化したスキャン補助デバイスOmoidori。個人的にはあんまり古いアルバムの大事な写真とかないんですが、オカンとか実家方面で喜ばれそうだったのでプレゼント用に購入。ちょうどオカンもiPhone6に機種変更して家族全員6系になったことだし。ツテがあってちょっと安く買えました。

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PFU Omoidori PD-AS01

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難点はiPhone6/sピッタリの設計なのでバンパーケースとかつけてるといちいち外してからセットしないとならない点。まぁ、古いアルバムのデジタル化って一度ガーっとやったら終わりって作業なので別にいいんですが。折りたたみの感触はしっかりしててコクンって感じで気持ち良く畳んだり開いたりできます。安っぽさはあまり感じないです。

手近にあったのは同居人の昔の猫の写真だけだったのでとりあえずテスト。

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専用フォトプレッサーはまだ買ってないので、若干カールしてましたが、まぁそれなりに綺麗に撮れてる気がします。色味の再現度もまずまず。階調もヒドくつぶれてはない様子。残念ながら自慢の日付認識->EXIF書き込みは失敗。なぜか2000年の日付になりました。アプリ上で手動修正もできますが。

実家で取り込みたい写真がアルバムに整理されたものなのかどうか聞き取りをしてないですが、やはりフォトプレッサーは買った方がいいかも知れませんね。使ってない時にも合体しとけるといいんですが…

1inchセンサのAndroidカメラ DMC-CM10 (作例有り)

同居人が買ったGalaxy S7 edgeのご飯カメラとしての画質が素晴らしくて羨ましくなっていたところ、PanasonicのコミュニケーションカメラCM1から通話機能を省いたCM10が随分値下がりしてきてたので特攻。Lumia1020もWindows10アップグレードがキャンセルされてしまって、今後アプリが増える見通しもあんまりなかったりするしってことで。

センサーサイズとしてはCybershotのRX100M2と同等でありながら、自身がAndroid5.0スマフォ(?)なので、あらゆるアプリを使ってシェアなりなんなりができてしまう。一方RAW撮影にも対応しているので、しっかり現像したい本番写真にも使える。しかも最近Adobe LightroomがRAW現像に対応したので、スマフォ上で撮って現像してシェアできるとか胸アツ。Nexus6でそのワークフローに感激したのも大きかったです(トラップ有り)。

Lightroom Photo & Video Editor
Lightroom Photo & Video Editor
開発者: Adobe
金額: 無料

■JPEG撮って出しの作例

1inchなりのボケが出てると思います。スマフォカメラでは出ない味かなと。また食べ物のような接写の質感もかなりキテます。DP2sを押し入れに仕舞い込んでかなり経つので、既に思い出逆補正かかって、もしかしてDP2sと同等レベルじゃね?とすら。外部ストロボでバウンス撮影できないので、RX100M2の出番はなくなりはしないと思いますが、CM10のコンパクトさ、手軽さ辺りの画質、パワーウェイトレシオ的なスコアはかなり高いと思います。

ちょっとそれぞれをオートで撮ったかAモードだったかは個別に憶えてないですが(EXIF調べればいいんですが…)、たいてい撮り比べてAを採用してる気がします。オートでも食事認識されてそこそこ綺麗になるんですが、ホワイトバランスがいまひとつなことが多い。まぁ好みのレベルですが。CM10を店頭でいじって決め手になったのは、撮影時のホワイトバランスがマニュアルで自在に選べる点。日光、曇天、蛍光灯的なモードでなく、アナログ的にタッチパネルやハードダイヤルでプレビューを見ながら決定できます。

レスポンスはRAW保存をしなければ上々です。サクサクというレベルでもないですが。カメラとアルバムアプリの行き来なんかはもう少しパッパと切り替わるといいなとは思います。

■4Kプリ連射

Panasonic標準アプリとして「4Kプリ連射」というのが入っています。4K画質(またはフルHD)で1.5秒連写し、後からベストショットをJPEGで書き出すもので、動物など動いているものの撮影に便利です。4Kなので切り出してもそれなりの画質です。明るさやボケも連写にしてはそれなり。これもやはりセンサーサイズのなせる技ですかね。

寝てる時以外は絶え間なく動いているフェレットなんて、普通に撮ってたらこんなカメラ目線とか無理ですね。設定でベストショットを選んだら連写ファイルは自動削除にすることもできるので、ストレージを圧迫しない点も良いです。

■単体でRAWまでするワークフロー

2016.7.16追記:2016年7月のアップデートでLightroomから直接本機のrw2を読み込めるようになりました!

Nexus6がAndroid6.0になってDNG形式(Adobeg提唱した汎用フォーマット)のRAW撮影に対応したわけですが、すっかり失念していました。「Android6.0」なのです。本機はAndroid5.0ながら独自にRAW保存できますが、ファイルフォーマットはPanasonic独自のRW2です。そして現状Android版LightroomはRW2を扱えません!PhotoshopもSnapseedも無理。RW2を食わせるとエラーになります。またLightroomアプリ自体の撮影モードでもRAWが選べずJPEG撮影のみになります(これはAndroid6.0ではないせいでしょう)。Nexus6で試して惚れ込んだワークフローは実現しないorz。これが発覚して数日意気消沈していましたが、どうにかスマフォ単体でRAW現像までする方法を発見しました。

まずraw2dngで.RW2を.DNGに変換します。色々探してこの組み合わせの変換ができるのはこれだけでした。

raw2dng
raw2dng
開発者: Fima Gena
金額: 無料

ただしいくつか難点があって、まず変換設定を保存してくれまぜん。なぜか毎回設定が戻ってしまうので、都度「Embed raw in DNG」スイッチをONにします(しないとJPEGに変換してしまう)。Output folder(保存先)も記憶してくれないので都度指定です。そしてなぜかSDカードを保存先にできません。Android的なアレ絡みですが、許可やAndroidバージョンはOKのはずなのに、一般的に書かれているSDカードへの書き込み許可設定手順において、SDカードがリストに現れません。SDカードをFAT32やNTFSにしてみてもダメ。64GB SDXCから32GB SDHCにしてみてもダメでした。ファイラーなど他のアプリも同様でしたが、これらは32GB SDHCにした時点で解決。しかしraw2dngだけは現状SDカードに書き出してきていません。仕方ないので、内部ストレージの/strage/emulated/0/Pictures/下にDNGというフォルダを作っておいてそこを指定します。基本的にはメニューからこの「Embed raw in DNG」をONにし、書き出し場所を内部メモリのどこかに指定するだけ(ただし毎回)。後はメイン画面で変換したいRW2ファイルを選択し「CONVERT」をタップです。RW2の場所は、カメラアプリで保存先を内部メモリかSDのどっちにしてるかによりますが、どこかにDCIMフォルダがあり、その下の100_PANAフォルダの中にあるはずです。

さて、これでLightroomが認識できる.DNG形式おRAWファイルに変換されたわけですが、実はもうひと手間かけないと何故か認識されないのです。Lightroomはストレージを監視していて新しく画像データが見付かるとライブラリに追加してくれるのですが、なぜかraw2dngがDNGファイルを追加したことを検知してくれません。手動で追加しようとフォルダを選んでも一覧に出てこないのです。そこで適当なファイラーで移動したりリネームしたりします。あくまでスマフォ上で加工してアップするので、内蔵メモリのまま作業して終わったら消す、という人はリネームで良いでしょう。むしろRW2を捨ててDNGで残しておきたいという人はSDに適当なフォルダを作って、そこに移動してみてください。ちなみにσ(^^)はESファイルエクスプローラーで確認しています。

ES File Explorer File Manager
ES File Explorer File Manager
開発者: ES Global
金額: 無料+

移動やリネームを行った後で再度Lightroomを立ち上げて少し待つと、自動的に「Lightroomの写真」ライブラリに追加されます。ちなみに、Lightroomはクラウドベースで現像処理をするので、都度DNGをアップロードしてパケット通信量をそれなりに使う可能性があるのでご注意ください。「WiFiでのみ同期」設定などを適宜活用すると良いでしょう。また、デスクトップ版のLightroomをサブスクリプションで利用していると、そちらのライブラリにも自動で追加されるので便利ですね。現像自体はPC/Macでやろうってワークフローでもなかなか便利です。

また、LightroonではなくPhotoshop ExpressもDNGを開けます(RW2はやっぱりダメ)。ただこれも普通にアプリからDNGファイルを探しても出てこないですね。ESファイルエクスプローラーでDNGファイルを選択するとPhotoshopに渡してくれるようになります。Snapseedでもいけた気がします。

Photoshop Express Photo Editor
Photoshop Express Photo Editor
開発者: Adobe
金額: 無料
Snapseed
Snapseed
開発者: Google LLC
金額: 無料

とまぁ、少し手作業が必要になりますが一応RAW撮影して現像してシェアがCM10単体で完結できるようになります(そもそも最低限の補正ならPanasonic純正のギャラリーアプリでもできますが)。PanasonicがAndroid Camera API 2だったかに対応してくれればLightroomのカメラモードでいきなりDNGで保存できてNexux6同等の使い勝手になるんですけどねぇ。Mashmallow対応の話でも出て来ない限り望みは薄そうです。

ではお待ちかねのRAW現像作成。

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Lightroomでかなりいじってます。鼻先の細かい毛並みの質感とか気に入ってます。

■PC/Macで現像する場合のワークフロー(Synology NAS編)

別にPC/Macで現像できればいいやって場合は、RW2のままNASに転送するソリューションの方が手軽でしょう。ウチはSynologyのNASを使っているので、DSphotoのバックアップ機能を使っています。対象フォルダ内のものはRW2であろうと気にせずNASにバックアップしてくれるので、あとはそれをPC/MacのLightroomで読み込むだけです。

DS photo
DS photo
開発者: Synology Inc.
金額: 無料

惜しいのはバックアップツールであって同期ツールではないので、後日CM10側でいらないファイルを消したとしても、NASの側には全てが残ったままで、整理は二度手間になる点ですかね。DropboxやOneDriveなどでは容量やWAN通信が気になるし。

かなり長文になってしまいましたが、画質面ではかなり満足しています。次期モデルでは是非DNG保存と、できればバウンス撮影できるような可変角ストロボ(LEDライトでなくストロボ)とかついたら即買いだなぁとも。Bluetoothで同期する外部ストロボとかでも。

Core-m3版Intel Compute Stickを買ってました

サーバーのダウンでブログでドヤる間もなく国内版がちょうど今日から発売になってしまいした。Intel Compute Stickの2016年モデルのうち、CoreM3/Windows10プレインストール版STK2M3W64CCを少し前に買いました。M.2 SSDで高速なWindows10ポータブル環境を構築するつもりが、Enterprise版の購入障壁が高くて断念。そんな折り、Atom/2GBじゃなぁと敬遠していたスティックPCでCore mを搭載したモデルが北米では販売開始されていると知り。CoreMといえばMacBook 12″と同系統(あっちは5シリーズですが)。AtomからするとCeleron、Pentiumと来てCore m、Core iとなっていきます。その中ではCore M3は最下位グレードにはなりますが、Windows10プレインストールモデルはこれだけになるので。というかCore-m5モデルにDSP版のWindows10まで買うとかなりの予算が必要だし、まぁそこまでは必要ないかなと。メモリも4GB、ストレージも64GBなので、格安Windowsタブレットや旧世代のスティックPCとは一線を画する実用性があるだろうと。Wi-Fiも11acなので、こないだのノートPCみたいに換装も必要ありません。吊しのままでかなり使えると期待。

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Amazon.comのマーケットプレイスで日本発送してくれるところから購入し$431でした。本日の国内初値が57,800円なので1万円以上浮いたことになります。ただ困ったことに届いた品はなぜか振るとカラカラ音が…トップカバーを外してみたら小さなネジが転がり出てきましたorz。もどそうにもトップカバーが完全には外れず(折れそうだったので止めた)戻せないままです。というかネジどっかいった…ま、まぁいまんとこ動作に問題ないのであまり気にしないことにしましょう。

初スティックPCですが、本製品は「実はACアダプタがデカい」詐欺です。容積でいったら本体とかわらない位あります。加えてUSB Type-Cケーブルも必要になるので、それだったらスティックにこだわらずLIVAみたいな小型ボックスでも良かったんでは?という気もします。まぁその場合HDMIケーブルが必要なわけですが。面白いのはACアダプタ(写真左)側にUSB3.0ポートが2つついている点。USB-Cケーブルで本体とつなぐので、本体からすると同時にUSBハブにも見えるわけです。そのせいでACアダプタが巨大化したという説もありますが、まぁ有りといえば有りかなと。ちなみに本体側にもUSB 3.0のType-AポートとmicroSDXCスロットがあり、拡張性もまずますです。SanDiscの200GB microSDXCカードも認識しました。NTFSフォーマットしてDドライブとしています。NTFSならジャンクション(シンボリックリンク)でCドライブの一部に見せかけることもできるので、eMMCより遅いことを除けば、ソフトのインストールやWindows Updateで容量が不足することはないでしょう。出力は5.2V/2.2Aという微妙な数値(USB-Cポート)。通常の5Vで動けばモバイルバッテリーなどでの駆動も可能ということですが。一応本体スペック表は5Vとなっているので、いけるはずなんですが、モバイルバッテリーで一度だけいきなり落ちました。再現してないのでそのせいかは謎です。いずれにせよこのアダプタはデカいし、できれば汎用品やモバイルバッテリーでも安定して使えれば利用スタイルに幅が出ますね。車載とか。

写真右はBluetoothのキーボード+トラックパッドです。なぜかLEDライトまでついた面白グッズですが、操作性はまずますです。ひとつでポインティングデバイスとしても使え、キー配列や推し心地もまずまずです。ただし全半切換キーがありません。

入力デバイスという意味では、公式スマフォアプリでiPhoneやAndroid機器をキーボードやマウス代わりに使うこともできます。ただし同一Wi-Fi下にいる必要があるので、例えば出張先のホテルでまずはESSIDを入力して、なんてことができません。最低でもマウスはやはり用意した方がいいと思います。

Intel® Remote Keyboard
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開発者: Intel Corporation
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タッチの最初のひと触りが反応しなかったり、Ctrlなどの特殊キーがやたら小さかったりで、少なくともスマフォでの情報は厳しいかも知れないです。タブレットならあるいは。まぁ、何に使うか次第ですけど。

個人的には、車載でスマフォで再生できない生ts動画などを再生したり、泊まり出張でホテルのテレビ使って自分の環境で簡単な作業ができたらいいなとか。あと最近あんまり行かないですが、ネットカフェみたいなところで自分のアカウントを使うのが不安だし不便なので、モニタとキーボードとマウスだけ使わせてもらって、あとは丸々自分の環境を持ち込めたらモバイラーとしては楽しいですね。そんな用途にはかなりイケてる製品だと思います。

弱点、というか不安なのは発熱ですね。ファンは一応ついてますがかなり静かです。手をかざして風を感じるくらいで、音は相当耳を近づけないと聞こえないレベルです。触ると不安になるので、あんまり触らないようにしてますw。

またスムーズに使えるように休止状態(ハイバネーション)をデフォルトにしています。持ち歩くときは電源を抜いてしまうのでスリープでは不都合なので。一方シャットダウン、コールドブートはeMMCではそれなりに待たされますし。まぁ、ハイバネーションが終わってランプが消えるまでもちょっと待たされるんですけどね。

ベンチマークやフルHDや4K動画の再生性能などは別記事にて後日。取り急ぎ、国内販売が開始されてしまったのでまずはドヤっておこうかってことで。

その他に買い揃えたアイテムとしては、

まずショートタイプのHDMI延長ケーブル。1本は付属してきますが、自宅モニタにメンテナンス用にぶらさげっぱなしにしとこうかと。

USB-C<->Aのショートケーブルも充電器と本体の接続用。Ankerなどの充電器などUSBポートがたくさん並んでる充電器で、Lightningケーブルは白、microUSBは黒というルールにしてるので、そのどちらでもない赤がサッと見分けられていいかなと思ってコレに。

カーチャージャーもUSB-C出力付きのものにしてみました。これはまだ試してません。いずれ車載で使ってみたいなと。5V/2.4Aなものであれば別にUSB-Aの充電器でもいいんですけどね。

さらに諸々つっこめるキャリングケースとしてこれを。ただACアダプタ、HDMI延長ケーブル、電源ケーブルなどいれてみたら、上記キーボードは入りませんでした。実はその前にもデジカメ用ケースを買って入らず。見かけによらず嵩張るのでケース選びは慎重に。

Panasonic ビデオカメラケース ネイビー VW-SC1-A

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