オープンソースのHDD消去ツール kdshred

kdshred

 使わなくなったマシンを某氏に引き取ってもらうことになりました。捨てるにはしのびないが、場所もそれなりに取って困っていたので助かります。

 が、一応メインサーバーに使っていたマシンもあるので、この機会にHDD消去ソフトをかけておこうと検索。上記のツールを見つけました。

 このkdshredは、オープンソースでKNOPPIX(CDブートで動くLinuxディストリ)を使った1CD構成で配布されているのが便利。FDブートできるものもあるみたいですが、最近だとCDの方が都合良かったりします。

 消去プロトコルも色々あって、NSA準拠方式 (乱数x2, ゼロクリア)にも対応。NSA(アメリカ国家安全保障局)の定めた基準ならまぁ気分的にも安心かなと。

 ちょっとハマったのはKDE/Qtが起動するのでマウスレスではオペレーションが不可ということ。最初マウス無しで起動してなんとかキーボードで操作できないか頑張ったんですが、最後の開始ボタンが押せませんでした(^^;)。フォーカスまではしたんですたEnterを押しても開始されない。KDEとかでなくテキストベースのGUIでサクっと起動してキーボード操作で完結できたら100点だったんですけどね。

 ともあれフリーで目的が達成して助かりました。開発者の方々、乙です。

結局、寝室マシンは新調

 Vista化した後、どうも動画がモッサリで試行錯誤していた寝室マシンですが、どうにも解消されず。やはりオーバーレイが廃止されVMR描画に統一されたのが理由なんでしょうかね。タスクバーのプレビューや3Dフリップ中にも動画が動くのはスゲーんですが、スキップ時に映像が3秒くらい固まる。WMV再生中はCPUも100%。グラボをAGPxRadeonX1650XTやGeForce7300GTにしてみてもダメ。ReadyBoostしてみてもダメ。Webやゲーム(といっても紙芝居ゲー中心)には全く不満はないのですが、やはりプロジェクターでの動画視聴もメインの用途の1つ。妥協はできません。

 そこで素直にXPに敗退しては漢が廃る(?)。

 てことで、これを気に中身を新調してみました。古いマザーASUS A7V8Xは確か豊田のGoodWillで買ったような記憶がある。AKIBA PC Hotlineの発売記事が2002年8月なので、もう4年半も前に組んだってことになる。CPUもケースも換えたような気がするけど、まぁよく頑張ってくれた。AGP周りが微妙に不安定でしたが、当時としては全部入り系の豪華マザーだった。今回、ケースは使い回してしまったので、マザーごととっぱずして裸で放置されてますが、実家用にするか、実験用に欲しいと言ってる某氏に嫁がれるかしてまだ活用されそうです。

■新マシン構成

 いつか出先などで衝動買いする時に「あれ?今グラボなんだっけ?」とかいうことになるので、構成を記しておきます。

  • M/B:ASUS COMMANDO (LGA775)
  • CPU: Intel Core2Duo/E6400/FSB 1066MHz/TDP 65W
  • メモリ:DDR2-PC6400 1GB x 2毎組 (CFD/elixirブランド)
  • VGA:玄人志向 Radeon X1650XT/256MB

 これでちょうど10万位。どうせ他に使い道あるからとVista Business DSP版を追加購入で計12万の出費。残りは現行パーツの流用。

 ママンはちょっと色モノ系。ゲーマー、オーバークロッカー向けを謳う仕様。オーバークロック的には同社のP5B Deluxeとかと比べて秀でてるワケでもなさそうでしたが、とりあえずゲームマシンとしてはいつかはSLI/CrossFire、ってことになるかもな、とPCIeが2本あるものにしてみました。オーディオボードが別基盤になってるのもヨサゲだし、光&同軸のSPDI/Fがオンボードってのも嬉しい。いまんとこの使い方ならグラボ以外はオンボードでイケそう。スペック的な不満はeSATAがないこと位ですかね。

 使い勝手としては、SATAとIDEのコネクタがボード端で横向き(バックパネルの端子類みたいな)に並んでいること。ちょうどディスクベイの下に来てかなり作業が辛いです。普通に上向きにしない理由がわからないですね。Q-Connector(上記製品ページの一番下を参照)は単純ですが良い配慮だと思います。

 それにしてもなんで昨今のママンはEthernetx2構成なのが多いんでしょうね?ルーター組むようなカテゴリのマザーじゃないと思うんですが?ちなみに両方GbEですが、ひとつはPCIe接続、ひとつはPCI接続のようです。

 CPUはもう1つ上のE6600が売れ線みたいですが、1万違うし、当面は動画再生がスムーズにできればいいやってことでE6400に。E6300だとクロックが2GHzを切ってなんか悔しいのと、あんまり価格差がないからって感じで。ちなみにOSは当然まだ32bitです。

 メモリは当然最高スペックのPC6400をデュアルで使ってみたくてチョイス。2本セットで相性の心配もいらないってのをチョイス。本当はVistaも入れて10万に収めたかったので、とりあえず1GBx1構成で、しばらくしてからパワーアップしようかとも思ったんですが、やはり挿すなら同品番で揃えたいってことでいっちゃいました。店員さんもやはりデュアルは体感で違いがわかる、と言うし。

 グラボは、HDMI/HDCP対応も悩んだんですが、例えばBDドライブを買ってBDソフトを再生しようと思った場合、X1800、X1900系推奨とのこと。つまり、X1650でHDCPなグラボを買ってもあんまり使い道がない。かといって、今1900まで手を出す必要性を感じない、ってことでHDCP無し。1×50系は1×00系よりもかなり性能アップしてるということだったので1650に。当初\4,000ほど安いProでいいかと思ってたんですが、これも店員に「価格以上に差がありますよ?」と進められたのと、クロシコのグラボが\3,000引きセールだったので1650XTをチョイス。

■自作のコストパフォーマンス

 実は今回、自作の手間暇を惜しんで、BTOやショップモデルなど完成品を購入することも視野に入れて検討しました。最近安いですもんね。ただやはり上記位のスペックだと10万は無理。唯一DELLなら行けるかなって感じだったんですが、モニタをセットで買わないと注文できず、いまんとこ液晶モニタのニーズがなく断念。

 ちなみに、おひつVAIOもかなり揺れたんですが、将来的にグラボを交換できないとゲーム用としては辛いなと思って排除。キーボードはTR1系で好みだったんですけどね。

 でも、本当にただ買って使うだけなら自作のメリットは無くなってきましたね。久しぶりだったのでチップセットやメモリ規格まで色々勉強したり。それ自体が楽しみだったり、パーツ流用や特殊なニーズをもっていない限り、BTOモデルでえぇやん、って感じです。特に、Vistaだと古いパーツの流用だとドライバ差がしたりが割と大変。ウチもRadeonが2台で問題出たりして時間とられましたし、スリープ復帰とか微妙なとこで不具合が出たり。現時点でVista使うには、最初から「Vistaで動きます」と保証された組み合わせで使うのが余分な時間使わないコツかと思われます。

 今回はケース、電源、HDD、FDD、光学ドライブを流用しているので感覚的には予算10万で収まったぁ?、って気がしてますが、全部新調してたらBTOと変わらない予算になったでしょうね。あ?、でもケースは重要だな。どんなにお値打ちでも、ケースが気に入らないとやはり買う気にはならない(^^;)。そういう意味では、今回一番そそられたのは、GatewayのGT5068jでした。フロントパネルのヘアライン入りのアルミパネル(ダークグレーでチタンっぽい)がカコイイ。ただ、BTOではないので、OSがVista Home Premium固定だったりいくつか不満があって断念しましたが。

■で、組んでみた

 上述のSATAコネクタの向きに苦戦したくらいで、組み立てもインストールも比較的順調にいきました。LGA775ははじめですが扱いやすいですね。CPU側にピンが無いのでうっかり落としてピン折れ、とかいう心配がないです(もちろんソケットの上に落としたらマズいですが…)。Intel純正クーラーも4隅の固定具を押し込むだけでガッチリロックされます。

 ユーザエクスペリエンスインデックスは全て5以上達成。動画のモタ付きも無し。かなりサクサク動きます。AV&ゲームマシンにはもったいないくらいだ(^^;)。ずっと使えなかったS3スリープもOK。ただしトラックボール回しただけで復帰してしまうので、これはどこかで反応しないように設定しないと。

 とりあえずOC無しで、HDDのドライバもAHCI化もしてないままだけど、全く不満がないので、当面はこのままでいってみようかな。エンコするワケでもないし(でも使わない手はないなぁ)。

 というかAHCIはインストール時に設定してないとダメだった模様。一応レジストリで後対応もできるようです。これはさくっとやってみようかな?

 

 

  

EMモバイル、2ヶ月無料で予約受付してた

 横浜(16号線内)の対応が6月のEMモバイルブロードバンド、当然それまで見送りと思っていたんですが、今日ヨドバシ横浜でキャンペーンをやっていて、横浜で使えない4月、5月分に相当する2ヶ月分の基本料を無料にするとのこと。つまり、サービス初日から端末は手にして自宅で無線LANでは使え、たまに都内にでかければ当然HSDPAでも使える、という感じ。うーん、なかなかマニアの気持ちを突いたキャンペーンですな。

 かなり予約手続きしちゃおうかと傾いたんですが、こちらも途中解約は端末代金の負担がデカいので、911Tとどっちが良いかもう少し考えてみることに。

■EM-ONEの長所

  • 画面がデカい
  • タッチパネル
  • Bluetooth経由のPC利用でも定額(だよね?)
  • QWERTYキーボード
  • SmartPhoneであること

■911Tの長所

  • エリアが広い
  • ホームアンテナがついたら自宅でも使える
  • プッシュメールが使える
  • GPSが使える
  • おサイフケータイになる
  • 物理サイズが小さい

 一番大きいのはおサイフケータイですねぇ。911TにしたらFOMAを解約できるんですが、EM-ONEだとDoCoMo回線も別途キープしなけりゃならない。ただおサイフケータイはやはりDoCoMoが頑張っていて、iDがローソンでも使えるようになったりするので、一番便利だったりはしますね。

 EM-ONEはWM5ということで、あらためてP.O.R.の開発にチャレンジできそうな気がしなくもないが、本当にやる時間があるかどうかは微妙。PCでも定額なのは魅力だけど、実際使いたいのは出張など普段の行動エリアを出た時なワケで、そこが圏外なら意味がねー、ってことに。実家方面なんていったいいつになるやら。まぁ、その場合は遅いの我慢すればE61経由で使えるからいいんですけどね。

 同じWVGAでOperaが使えるといっても、やはり横画面の時にちょこっと文字入力するのにQWERTYキーボードがあるのは大きいですね。

 うーん、いまんとこ6:4でEM-ONEってとこかなぁ。別にサービスインと同時に入手できる必要はあんまりないので、911Tのホットモックを待とうかなぁ。まぁ、3/30までなら無料でキャンセルできるらしいので予約だけはしちゃうかもしれません。

■実機レビュー

 ハード自体はものすごく物欲をそそる、というほどではなかったです。なんでだろ?デザインが妙にノッペリしてるからかなw。キーボードも特別良くも悪くもない印象。タッチパネルの反応はなかなかヨサゲ。

ToHeart2 OVA版スゲー出来!

 ToHeart2のOVA版の一巻がリリースされました。テレビ版がアレだったので不安はあったんですが、たまたま懐が温かかったし、全3話ならどう転んでも痛みは少ないしいっかとセルGet。が、良い意味で思いっきり裏切られました。

 いや、コレはスゴいよっ!

 作画もセリフ回しもかなりツボをおさえた作りで神な出来映え。「ω」な口のラインもなかなかな再現度w。声はもともとクオリティ高いですしね。画質的にもかなりのレベル。ノイズ皆無で色も綺麗に出てます。SD(DVD)もまだまだ捨てたもんじゃないな、と思える。

 シナリオも、かなり外伝的ノリですが、雄二の家に憧れのメイドロボ(イルファ)が来るというメイドロボフェチ的には感情移入しやすいw流れで萌えます。個人的には原作で出番のなかったミルファの活躍してもらいたかったですが、それはAnother Daysに期待するとしましょう。

 ともあれ、原作ファンなら満足度が高く、萌え転げられること必死。

 次回は愛佳シナリオで春予定。待ち遠しい。というかこのクオリティで1クールくらい続けてください。マジで。

キッチンでテレビがよく聞こえるRP-WS500

赤外線コードレススピーカーシステム RP-WS500 : 商品概要 | パナソニック商品カタログ

  リビングのテレビをつけたままキッチンで炊事や洗いものをする際、水音にかき消されてテレビの音が聞こえない。かといって補助スピーカーのためにコードを這いまわす気にもならずにいました。
 そんな時、これを発見。ヨドバシで\6,000ちょいでした。 もう1マソくらい出すとステレオタイプもありましたが、まぁ“ながら”で観るようなのはニュースやバラエティだしいいかと。

 いくつか不満点はありますが、まぁ目的は達成できたかなと。

 ■不満点

  • ホワイトノイズが大きめ
  • 受信機側のACアダプタが別売り
  • おにぎりみたいなデザインが…

  受信機側を乾電池で運用するかどうかは寿命次第かな。一回電源切り忘れたらアウトの予感。エネループって単2はなくてスペーサーを使うんだっけか?容量少なくて充電サイクル短そうだなぁ…