フルHDファイル再生対応の動画プレーヤー T11TE

フルHDクラスの動画ファイル対応のポータブルプレーヤーが増えてきました。しかも中国製のは2万円を切る価格帯とお手頃。ずっとCOWON A3を使って来ましたが、そろそろ買い換えてもいいかなと。臨時収入もあったことだし、今日秋葉原行って買って来ました。

機種はRAmosT11TE [impress] にしました。生ts対応を謳う同社のT17FHDの評判が良かったのでそれを買うつもりでお店に行ったんですが、東映無線さんの店頭でやはり4.3インチより5インチだなぁとかデザインが好みだなぁとかで急遽変更。生tsも大丈夫とのことでしたし。

■ハード面

シンプルで安っぽくないデザインはかなり気に入っています。狭額縁なのもいいです。外殻が金属なせいか、手に持つとややズッシリ来ます。あと狭額縁な分、指の添え方にちと悩みますが、まぁそれは贅沢な悩みでしょう。

液晶の視認性は上々。視野角は実用上充分です。

充電は5Vですが、残念ながらmini-BなUSBでありません。最近買ったWiMAXのモバイルルーター、シンセイのUroad-5000と同じでした。

惜しいのは内蔵の 16GBメモリの書き込み速度が遅い点ですね。店員さんにも言われたんですが、実際かなり遅いです。FireFileCopy読みで8.8MB/sでした。生ts1本だとかなり待たされます。別マシンで手近なmicroSDにコピーしようとしたら11MB/s程度だったので、microSD経由を基本にした方がいいかも。

あと内蔵メモリはFATみたいで、4GB以上あるファイルは置けません。

■再生互換性

本日時点での最新ファームでざっと試した限りでは、

  • DivX AVI コンテナ 1280×720 OK
  • H.264 MP4コンテナ 1280×720 OK
  • H.264 MP4コンテナ 多重音声ファイル NG
  • MPEG2 tsコンテナ 1440×1080 シークすると固まって再起動

という感じです。

tsがちと残念ですが、一応見られるのであとはファーム更新に期待しましょう。その他、ウチで作る予定の形式は概ね再生できたのでひと安心です。

日本語ファイル名、フォルダ名もちゃんと表示されます。「・」が化けますが…

 

ともあれ、これで春からの新番組の消化ペースもあげられそうです。また、チャック付きビニール袋に入れてお風呂に持ち込めば、テレビ録画消化しつつVAIO Pではネット、という環境が構築できます!実際、このエントリもお風呂で動画見ながら書いています。

なんか手頃なスタンドを物色しよっと。

torne ファーストインプレ/ PS3 HDD換装

PC録画環境もBDレコもある我が家ではさしたる必要性はなかったのですが、PS3パワーを駆使したレコーダーUIを体験してみたくてtorneを購入してみました。初回は逃したんですが、一昨日あたりにあちこち再入荷があったらしく、近所のGEOで10台ほど在庫有り状態で普通に買えました。

■torne UI所感

やはり家電レコーダーに比べると操作性は良いです。まずなによりレスポンスが良い。そしてSIX AXIS/Dual Shock 3を使った両手オペレーションが存外しっくりくる印象。BDリモコンよりも快適かも知れないです。実際、BDリモコンの専用ボタンはほとんど効きません。例えば15秒フラッシュボタンがあるのに動作せず、R1/L1ボタンは効く、って感じ。ここは追々バージョンアップで対応してくれると嬉しいですね。

ユーザビリティ的に微妙だなと思うのはトップ画面(メインメニュー)。全ての機能の入り口が等間隔で円形配置されていてクルクル回して選ぶ感じなんですが、SETTING(初期設定)やCONTROL(ボタン割り付け設定)みたいな普段使わないようなものまで同格で配置されていて日常の操作で無駄を感じます。またどれが何のボタンかもフォーカスしないとラベルが出ないので、とっさにどれを選ぶのか狙いがつかず、1つずつ回してラベル確認して「違った、次」と進めて行く感じ。通常のリスト形式だと位置を手がかりにして学習が進んだりするんですが、円形メニューだと毎回位置も変わってしまうので、純粋にアイコンの意味を記憶する必要があります。これは慣れれば(覚えれば)解消される可能性はありますが、ちょっとUXに走り過ぎちゃったんじゃね?という印象は否めません。

トップ画面以外は概ね良好で、少ないボタンでやりたいことができるよう上手くまとめてあると思います。Playstation Storeなどに慣れてる人なら違和感なく操作できるんじゃないでしょうか。

一方で機能的には必要最低限で、今時の家電レコに比べるとちょっと見劣りがします。W録とかBS/CSとかハード的な制限はおいといても、ソフト面で解決できる機能として、とりあえずEPG(電子番組表)画面で、特定のカテゴリを色分け表示する機能は欲しかったです。例えばσ(^^)の場合、アニメ、映画、ドキュメンタリーはよく見るけど、ドラマ、バラエティ、スポーツはほとんど用無しなので、はっきり視覚的に描き分けられてると番組表を見る効率が非常に高いです。また録った番組の一覧画面は予約別のフォルダ分け表示とかはなく、ズラーっと並んでソート順が選べる程度とシンプル。この辺は同じグループのBDレコーダーなどのノウハウを共有できないもんでしょうか。VerUpに期待。あと、録画パターンは一回、毎日、毎週の3つしかないんですが、月~金みたいなのはどうするんでしょうね?番組名でちゃんと認識して土日はスキップとかするんでしょうか?ちょっとWBSを予約して挙動を調べてみたいと思います。

■HDレコーダーとしての実用性はあるのか?

起動時間、操作を別にすれば、視聴用としてもそれなりに扱いやすいと思います。Bluetoothのコントローラー/リモコンは向きを意識しなくていいので便利ですしね。ので、地デジチューナーがついてないHDテレビ/モニタと組み合わせて使うのはアリかなと思います。ただ、それらのコントローラーで音量が調節できないのがかなり痛い。どうしてPS3側でもある程度は音量調整できるようにしてくれなかったんでしょうね。

またウチは初代の60GBモデルですが、録画動作中のファンの音は結構気になります。寝室で深夜番組を録るにはちょっとつらいです。そういう使い方をするなら薄型以降のモデルと組み合わせるのが前提かもです(薄型がどれくらい静かなのか自分の耳で確かめたことはないですが)。

普通にデジタルチューナーのついてるテレビにこれを組み合わせて使うメリットはあまりないかなぁ。リアルタイムの視聴率ゲージとかに価値を見いだせる人向け。あと、画面を2分割してブラウザを使える機能は面白いですが、文字入力パレットがど真ん中に出て映像を隠してしまうのは微妙。パレットも右側のブラウザエリアに納めるか、せめて寄せて欲しいです。これハードウェア的なキーボードをつけたらどうなるんだろ?テレビみながらWebで調べ物、という使い方はσ(^^)自身よくするのでアイデアとしてはおおいにアリだと思いますね。予約数ランキングは家電レコでも一部についてた時期がありますが、便利といえば便利ですね。ちょうど今みたいな改変期は予約入れ直しが多いですが、ランキングみるとすぐ見つかったり。PS3ということもあって、あきらかにアニメ好き層が多いランキングなので、個人的には実用性も高いw。

PSP連携機能は、SONY製レコーダーを既に持ってる我が家では今のとこあまり魅力を感じないです。転送時に変換する分、BDレコよりも時間がかかるようですし。リモートプレイもWANから使えるなら是非使いたい気はしますがLAN専用だとどうかなぁ。まぁお風呂では近々試してみたいと思います。

「BDも観られるゲーム機」から「BDも地デジみ観られて、レコーダーにもなるゲーム機」へとステップアップできるという点ではPS3の付加価値を上げる良い周辺機器だと思います。ほとんどテレビを観ない人、私室ユースにはとてもCP高い製品ですよね。

■ついでにHDDも換装してみました

レコーダーの使い勝手はある程度録り貯めてみてわかると思うわけですが、我が家のPS3はtorne購入時点で残量20GB強。30分アニメ番組数本しか録れません。やらなくなったゲームをアンインストールしても44GB程度でした。そこでこの機会にHDDの換装を実施。気持ち的に現行モデルに負けない320GBか500GBにしようとお店(ドスパラ)に出向き、価格差などを考えて、WDの500GBモデル、WD500BEVTをチョイスしました。7,000円弱でゲット。PS3につくのは2.5インチの9.5mm厚タイプ、S-ATA。3Gbpsのものはジャンパーで1.5Gbpsに固定した方が良いらしいですがジャンパーついてなかったのでとりあえずそのまま投入。いまんとこ普通に使えてます。WDのお家芸である節電機能のせいかゲームで時々つっかかるという書き込みもみかけましたが、そこらへんは未検証です。

バックアップは16GBのUSBメモリで足りました。ファーム自体は本
体のフラッシュメモリにあるのか、HDD交換して電源を投入するとフォーマット画面が出てきて、フォーマット後は普通に起動。バックアップデータをリストアして完了。割と簡単です。1TB、2TBと欲しい人は別ですが、現状640GBまでなら内蔵を換装する方が色々と便利じゃないかと思います。レートの高いBS/CSは録れないので、500GBでも実用上は充分な人が多いのではないかと。

 

普段、PS3はプロジェクターにしかつながっておらず、気合いいれて映画みたりゲームしたりする用なんですが、しばらくは食卓前のテレビにつなぎかて、普段の録画視聴に活用してみようと思います。

お風呂VAIO P用にマウス調達

お風呂VAIO P用にマウスを新しくゲット。今まで使っていたBluetoothマウスは使い心地がイマイチで実家用にお下がり。

今回購入したのはLogicoolのM505。Amazonで2,721円とお安いので最悪水濡れして壊れてもまぁ諦められるだろうという点と、Unifyingレシーバー対応という点が選択理由。Unifyingレシーバーとは、Logicoolの超小型レシーバーで6台のデバイス(マウス、キーボード)をペアリングできるというありそうでなかった製品。もともとVAIO P用に買ったM905がこのUnifying対応だったので、レシーバー挿しっぱなしで使い分けができて便利かなと。

お風呂のフタ(アイボリー)をテーブルにしてて、イマイチ光学マウスの反応が悪くマウスパッドを使ってたんですが、できればもう少し感度がいいのがいいなと。MicrosoftのBlueTrackタイプがいいんですが、相変わらずBluetoothのモデルは存在せず。VAIO type Zで愛用しているExplorer Miniはレシーバーが長いので、VAIO P用防水ケースと相性が悪い。同等の性能をもっているDark FieldのM905を買い回したり、使い回すことも考えたんですが、やっぱお高いモデルなので壊れたらもったいないなと。結局、普通の光学よりはマシだろうということでレーザーのM505で妥協。

で、感度的にはやっぱり風呂のフタの上ではいまいち。ただ既存のマウスパッドの上なら問題無し。ホイールはノッチ(クリック感)有りのタイプで感触は上々。電池は2本なのでやや重いかなぁ。M905と同じく電池ブタの中にUnifyingレシーバーを収納する形なので、出し入れは面倒です。ウチの使い方だとあんまり問題にはならないんですが、レシーバーを外してマウスと一緒に保管したい人はMicrosoftの方がいいでしょう。動作を示すランプがなくて通電してるか不安になるのもLogicool伝統ですね。普段はそれでも問題ないんですが、時々つながらなくなった時なんかに電池切れなのかリンク上のトラブルなのか切り分けできなくて困ります。この点でもMicrosoftの方がいいですね(一定時間LEDが点灯)。Unifyingレシーバーの追加ペアリング自体は非常に簡単でした。

トータルでコストパフォーマンスは良い製品ではないでしょうか。

確定申告、e-Taxのための覚え書き

今年も無事締め切り間際にe-Taxによる確定申告送信をすることができました。

今回、やよいの青色申告がWindows7、64bitに正式対応したということで、あらたに環境設定からやりなおした絡みで、つっかえたことなどを覚え書きしておきます。

「やよいの青色申告10」はNTT DATAの提供するe-Tax申告ASPサービス「電子申告の達人」に対応しています。このサービスは1回毎の利用権を購入するタイプのWebサービスですが、「やよい」に一回分の利用権が付属されるので、購入した年は無料で利用することができます。自力で準備するよりも、このサイトで配布されている「事前準備ツール」を使ってセッティングすることで、チェックリスト形式でToDoを消化していくことができ、ルート証明書のインストールやらなんやらわけわからん!って人にはありがたいです。とてもおすすめなのでリンクバナーも貼っておきましょう。

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■JPKI利用者ツールのインストールと再起動

「やよい」から「電子申告の達人」形式でデータを書き出すと、自動的に「電子申告の達人」ログインページが開くので、ついそのまま使えるかと思って作業を進めたんですが、どうしてもICカードを認識しません(ドライバは導入済み)。今回利用してなかった「事前準備ツール」をあらためてインストールしてチェック項目をつぶしていって、JPKI利用者ツールをインストールしてなかったことが判明(^^;)。存在自体すっかり忘れてました。これは住民基本台帳カードに格納された電子証明書の内容や有効期限をチェックできるユーティリティなどが含まれるパッケージなんですが、これがないと「電子申告の達人」がICカードリーダーを見つけられないっぽいです。

また、入れた直後もやっぱりダメだったんですがOSを再起動したら認識してくれました。

なお現在の最新バージョンは2.3。念のため毎年最新版をチェックした方が良さそうです。

■前年データの引き継ぎ

電子申告の達人は前年のデータを統合することができます。まぁ、あんまり意味はないかもですが、統合した場合、やよいなどのパッケージについてくるシリアルでいきなり新規登録してしまうとマズいので注意が必要でした。一度昨年のIDでログインし、その中の継続手続き画面で新しいシリアルを入力することでデータを統合することができます。

■ICカードの向き

今回使用したICカードリーダーはNTT-ME製のSCR3310-NTTComです。普段は某赤いカードを挿して使ってるのですが、これはICチップが裏面にあるので裏返しに挿すのがお約束。今回ついそのクセで住民基本台帳カードも裏返しに入れて、しばらく読み込めずに悩みました(^^;)。普通に写真が載ってる面が上でOK。

バスヒーター 風呂バンス600を実家に導入

ウチの実家の風呂は30年近く前のもので、これホーローっていうのかな?もう表面のコーティング剥げまくりのザラザラで、なにより熱逃げまくり。冬場は一人入る毎に足し湯をしないと寒くて入ってられないぐらい。お湯の入ってない時に触るとヒンヤリ冷たいくらいで、めちゃくちゃ比熱が高い素材っぽい。すぐ冷めるのがわかっているから入れる時に熱めで入れる(設定で45度とか)ので、一番風呂の人は熱くてたまらないしとか。しかも我が家は灯油式のボイラーなのでいかにもCO2排出に直結してる感があります。

毎回差し湯するのはエコじゃないし、時間かかるし、わざわざ風呂入って凍えるとか!と思い電気式のバスヒーターを導入しました。電子レンジで加熱して沈めるタイプのものが数千円からありますが、とてもそれは追いつかなそうだったので除外。

電気式のものも出力別にいくつかあり、一番弱いのじゃダメかなぁと思いつつ安さでとりあえず風呂バンスの下位モデル600を買って見ました。実売10,000円強。温度設定はなく40度前後にキープするのみです。

まずは各部を写真でチェック。下は電源部。漏電ブレーカー付きのプラグ部と電源スイッチです。

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こちらがヒーター本体。汚い風呂ですがw大きさのイメージがつきやすいように色々写してみます。ケースが暖まるというより、内部で暖めたお湯を循環させる仕組みのようです。

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沈めた感じ。中で横倒しになるとうまく循環せずに保温されないので、必ず立てておく必要があるのですが、ケーブルなどで引っ張られて倒れないように固定用の吸盤がついています。

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■使い勝手

実際の使用にはいくつか注意事項があります。入浴中は使用不可、保温時はフタをする、などはいいんですが、ちと面倒なのが

  • ヒーターを取り出すのはスイッチOFFして二分後。忘れずに脱衣前にスイッチを切るべし。

という点。ヒーターが過熱したまま取り出すと故障の可能性もあるとのこと。事前に商品解説を結構見たんですが、どこにも書いてなかった気がします。こういう使い勝手にかかわる点はちゃんと目立つように書いておいてほしいですね。

吸盤は便利です。脱衣所から電源を取っていて、戸を閉める時にコードが引っ張られてヒーターユニットが転けてしまう可能性がありますが、手前で吸盤を固定しておけば平気です。ただし、ヒーター取り出し前に吸盤を外すのを忘れると、うっかりビーンとなってヒーターを落っことしてしまうんじゃないかという気がします。かなりがっちりつく大きめの吸盤ですが、もう少しバランスを詰められるんじゃないかなと思いました。

■性能

実のところ、今回の帰省では一番風呂だったり風邪ひいてたりでまだ自分自身で効果を体感していません(^^;)。ただ家族には好評のようです。効果がなかったらσ(^^)が自宅で使うということで自腹購入したのですが、家族から買い取りの申し出がありました。とりあえず満足してもらえてるみたいです。これで最初にわかす温度も無駄に高くせずにすめば、全員が快適に入浴できそうです。灯油代にも変化が出るか楽しみです。