2020最後のヤンチャ買い?骨伝導テレワーク用ヘッドセット AfterShokz OpenComm

Pocket

年内最後の実査業務が終わり、なんか散財したいな!とその日のウチにヨドバシへ。いくつか候補はあったんですが、金欠でまり大きな買い物はできず、結局買ったのがこちら。

■長い前置き(スキップ可)

現在、自宅でウェブ会議をする時は、こちらのガンマイクを先日買ったZOOM F6経由でPCにUSB入力しています。

MS2はステレオMSマイクですが片チャンネル(Mid)だけ使えばモノラル指向性マイクになります。これをモニタ下に背の低いマイクスタンド+ショックマウントで設置して口元を狙っているのですが、単一指向性とはいえ結構周辺ノイズまで綺麗に拾ってしまいます。部屋のレイアウトの問題なんですが、背後にエアコンやサーバーラックがあって、単一指向性が向く方向に音源と騒音源がかぶっちゃってる。どこかで大幅なレイアウト変更をしたいのですが、、

テレワークにラージダイアフラムマイク(コンデンサマイク)が流行っているようですが、私の理解ではこれはオーバースペックというか選択間違えてる気がしてなりません。すごく騒音や反射音に気を遣ったYoutuberや、RTX BroardcastやKrispなどノイズ低減ソフトやポストプロセス前提で考えるならそれもアリですが、普通にウェブ会議を手軽になるにはちょっと感度が良すぎてしまうんじゃないかと。部屋の空気感とか音場まで再現する必要ないわけで、声だけをクリアに拾ってくれれば良いはず。もちろんZoomなどウェブ会議ソフト側でも音声特化のフィルターがかかるので実際にはそれほどホワイトノイズに悩まされることはないのかもですが、その他にも打鍵音、クリック音などもできれば抑えたい。

そうするとダイナミックマイクを口元近くで使うのが良いということ。カラオケとかで使うアレとかダイナミックマイクです。比較的感度が低く、遠くの騒音などは拾いません。近くの音源に関しては音質もそこそこ、そして一般にコストも安い、という特徴があります。最近(XLRに比べて)USB接続もできるSHURE MV7というのが一部で話題になっています。

ダイナミックマイクではレアなUSBタイプで、配信者に評判なようです。スペック的にはかなりそそられます。ただちょっとデカいのと、ダイナミックにしてはお高いのと、現在品薄でヤンチャ買い対象にはできませんでした。

■骨伝導のイメージを覆すAftershokzシリーズ

噂には聞いていましたが、骨伝導スピーカーの登場の頃に少し試してイマイチだったイメージが抜けきれず、そんなに注目はしていませんでした。フレンドがFacebookで高評価なので「へー」くらい。ただそれをきっかけで型番をググったせいか広告を目にする機会が増えて、詳細な仕様をみたら関心が湧いたという感じ。

もともとは「通話マイクもある音楽用ヘッドセット」という位置づけだった同シリーズ。骨伝導なら耳を塞がないのでジョギングなどにも使えるし、スピーカーネットが露出しないので防水性も高められますという特徴でした。

が、何モデル目かで通話により特化したOPENCOMMが登場。クラウドファンディングで先行販売されたようですが、それは完全に見落としていました。前モデルからの踏襲も含め本機の特徴はこんな感じ。

  • 骨伝導で耳を塞がないで音が(とてもクリアに)聞こえる
  • 防水
  • ノイズキャンセル付きの跳ね上げ式ブームマイク(口元)を新搭載
  • 最大16時間駆動、5分の充電で2時間使用可能
  • 充電は専用のマグネットコネクタ(USB 5V電源)
  • 軽量なネックバンド式で、メガネともあまり干渉しない装着感
  • 接続はBluetooth(コーデックはSBCのみ)

個人的には赤字部分が刺さりました。リモートインタビュー/ユーザテストをしているとほぼ終日ウェブ会議ということもあります。AirPods ProやSurface EarBuds、Xperia EarDuoなど手持ちのワイヤレスヘッドセットは数あれど、スタミナが全然足りない。インタビュー/UTなら1セッションが60-90分毎で30-60分の休憩が入るのが一般的なので、「5分で2時間分充電」ならば頼もしいです。

防水ならお風呂で動画をダラダラ見られますし、骨伝導で音漏れなく聞こえるなら寝室で家族が寝ている場所でも使えるなとか(後述しますが音漏れはありました)。

とはいえ骨伝導のイメージはあまりよろしくなかったので、とにかく試聴してから判断しようとヨドバシへ。結果従来の骨伝導に比べるとかなりクリアに聞こえることが確認できたので2020年駆け込みガジェットとして購入に至ったのです。

■ファーストインプレッション

・音質

傾向としてはXperia EarDuoのような感じ。直接耳穴にぶっさして鳴らすイヤホンと比べれば細かい音質はそりゃ劣りますが、音楽としてはそれなりに成立する、というか。まぁそもそもコーデックがSBCな時点でそんな感じの音です。テレビの内蔵スピーカーくらいには聞こえてるんじゃないでしょうか。そもそもOPENCOMMはウェブ会議用ヘッドセットなので必要充分な音質だと思います。

ただ音量をあげると振動レベルもあがって時々こめかみの辺りにブーンという物理振動を感じて気になることがあります。声というよりなにかの通知音が鳴った時とか。

・音漏れ

店頭試聴では気付けませんでしたが、これは予想外に大きいようです。静かな部屋でさほど爆音でもない音量で再生し、対面に座った同居人に誰の曲か当てられました。想像ですが、純粋な骨伝導ではなくある程度音波としても鳴らしてハイブリッドでこの音質を実現しているような気がします(そもそもどちらも振動なので厳密な境界線はないのかしら?)。あるいは頭蓋骨がスピーカーコーンの役割をして鳴っているか(笑)。ちょっと家族が寝静まった部屋でこっそり動画を見たり音楽を聴こうという目論みにはフィットしないなという感じ(家族は寝る時のBGMを嫌うので。まぁ寝る時に聴くのは静かめの曲なので実質は問題ないかも)。想像ですが、電車とかでも満員電車で駅に停車中とかだとすぐ隣の人にはシャカシャカが普通に聞こえそうなレベルです。

・装着感

これは上々です。耳穴を塞がないので完全ワイヤレスイヤホンよりも疲れがないですし、周りの音も自然に聞こえて良い。私は自分がしゃべるウェブ会議だとカナル型のAirPods Proのようなイヤホンはちょっと違和感あって無理。それでSurface EarBudsにしたんですが、まぁトントンというか一長一短くらいの快適さ。もちろんオーバーヘッドフォンなどに比べたら軽くて締め付け感も少なくて良いです。ただ完全ワイヤレスではないので寝ホンにはならないかな。

またフレンド曰く「マスクの紐が絡む」とのこと。確かにコレ、メガネ、マスクの紐とかあったら耳周りは大渋滞でしょう。まぁ私は自室でウェブ会議をする時はマスクしないので今のところその不便は実感していません。いずれ外に持ち出して使うことがあればそこは問題なるかもです。

こういうのでマスクを首に追い出せるといいかも知れない?

・マルチポイント接続はイマイチ?

本機はデフォルトではシングルポイント専用ですが、裏コマンド的な手順を踏むとマルチポイント接続(といっても2台)できるようになります。私は複数デバイスで使いたかったので速攻でマルチポイントモードを有効にしましたが、これがちょいと微妙でした。Windows機に追加ペアリングしてウェブ会議に参加していたのですが、前日にペアリングしてあった階下のiPad Proと絶妙な距離があったせいか、「接続しました」メッセージが数秒毎に流れ続ける事態に。Windowsでの通話自体は途切れた様子はなかったので、マルチペアリングされているiPadが繋がったり切れたりを繰り返す状態になっていたんじゃないかと推察しています。そもそも今メインで聞いているソース以外は切れてもつながってもアナウンスはいちいちしなくていいと思うんですが、ともあれとてもウェブ会議に使ってられなくてその時は別のデバイスに切り替えました。たまたまかも知れませんが、仕事などで使う時を考えるとシングルペアリングにしておいた方が無難だなと思ってマルチポイント接続機能は速攻で無効にしました。

デバイスを変える毎のペアリング操作は面倒っちゃ面倒ですが一応NFCは搭載しているのでスマホであればタッチでペアリングもできるからまぁいっかという感じですね。そもそも音楽として音質はやっぱり微妙ということがわかったので、実質はメインのデスクトップ機でウェブ会議専用になるかなと思っています。

・キャリングケースがデカい

キャリングケースは付属しますが本体のサイズからするとかなり大きく嵩張ります。これに入れてバッグに収納して出歩くのは正直微妙。ただチタニウムだかの細いアームは一定の力をかけると折れたり曲がったりしてしまいそうなので、裸でバッグに放り込むという気軽さもありません。その意味でも基本はデスク周り専用かな。持ち歩くならつけっぱなしか首にかけておくかするでしょう。

 

■まとめ

ということであくまでテレワーク、ウェブ(音声)会議)用としてはかなり良い。音楽用としては微妙(AfterShokzには別に音楽用モデルもあるので通話よりはジョギング用とかいう方はそちらがオススメかな)。大きな量販店ならデモ機があると思うので音質は自分の耳で試してみるのがいいと思います(ただし私が見た展示什器は専用曲が流せるようになっていてペアリングは殺してあったっぽかったです)。

音漏れもそれなりにするので注意。

ウチではXperia Duoに近い使い方の商品になるかな。あれは通話品質はとても良いのだけどバッテリーが弱いのと、すぐにイヤーチップ部分が壊れるので常用は厳しい。ようやくそれの代替品を見つけたかなという感じがしています。

 

 

One thought to “2020最後のヤンチャ買い?骨伝導テレワーク用ヘッドセット AfterShokz OpenComm”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)