シンプルなリモコンが秀逸な地デジチューナーTLSD/R

実家経営会社のオフィスのTVデジタル化の第二弾として、事務所のアナログブラウン管TVに外付けチューナーをつけることに。

買ったのは以前コンポーネント付きモデルHVT-TLを購入して評価していたIO-DATAのコンポジット出力オンリーモデルHVT-TLSD/Rです。このシリーズは、

  • チャンネル切換などのレスポンスが充分に良い
  • リモコンがコンパクトな割に主要ボタンが大きく使いやすい
  • お値段もお手頃

というのが特長で、TLSD/Rはコンポジット(赤白黄のビデオ入力)に端子を絞って数千円という価格を実現しています。つまりこれを使ってもハイビジョン画質にはならないですが、デジタルのクッキリとノイズのない画質で来年以降をテレビが見られるわけです。地デジ対応のみなのでBS/CSは見られませんが、とりあえず安価に今のブラウン管テレビを継続利用したいという人にはお手頃なチョイスだと思います。

(IO-DATAというとPCの周辺機器っぽいですが、アナログTVでデジタル放送を視聴できるようにする外付けチューナーです!)

SDIM0533■リモコンがシンプルで使い勝手が良い

こちらがそのナイスなリモコン。

電源、10キー、音量などの基本ボタンが大きく、4色キー等の使用頻度が低いボタンを省いてあるので、シニア層や「地デジとかようわからんけど、来年見られなくなるっていうから仕方なくチューナー買う」層にはとても優しいデザインになっていると思います。それでいて安物っぽさを感じさせない質感も備えています。写真では区別つきにくいですが、右上の「テレビ電源」と入力切換、下部の音量+/-、消音ボタンはグレーに色分けされていて、これは国産主要メーカーのテレビを操作できるマルチリモコンになってます。ので、大抵の場合は設置移行はこのリモコンだけで操作が完結できるでしょう。

また、10キーへのチャンネルの割り当ては自由に設定できるので、アナログTVと同じ感覚で使えるようにカスタマイズでき、より違和感なく地デジ移行できます。

残念なことに、同じリモコンが付属するコンポーネント付きモデルのHVT-TLは廃盤。他のコンポーネントやD端子がついてるモデルやBS/CS対応モデルなどの上位機種はより大げさなリモコンに置き換わってしまっていて、もうこのリモコンが使われるのはこのTLSD/Rだけになってしまいました。是非このモデルだけでも末永く販売を続けていって欲しいものです。知人などに同様の場面向けの機種選定を依頼された時は当面この機種を推して行こうと思ってます。

手ぶれ防止効果も望めるかも知れないHandycam用ストラップ

妹の子供が今週運動会というのでビデオカメラ用のストラップを買って見ました。SONY純正のHandycamオプションのBLT-HSA。

Handycam本体にはストラップホール的な穴はついてないんですが、ハンドストラップ部分に小さなカラビナのようなパーツがありそこにつけるのが基本のようです。CX520Vの場合は写真のように手前側に金具がついてるんですが、CX170の場合は前(レンズ)側で、ちょっと使いづらいんじゃないかなと思いました。肩からぶら下げてる状態でレンズが下を向いている方がさっと構えて使えるんじゃないでしょうかね?

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あと取り付けてみて気付いたんですが、これ写真のようにカメラをグっと前に押し出してベルトにテンションかかるようにすれば、手ぶれ防止効果も得られそうですね。実際にそういう商品も売られてますし。単に肩に提げておくと必要な時に素早く構えられるかと思って買って見たんですが、思わぬ副作用が期待できそうでちょっと得した気になりました。でもこれも取り付け金具が後方についてる機種じゃないと使いにくいかもです。

実家の会社オフィスを地デジ化

実家の父親が経営している会社のオフィスのテレビを一部地デジ化。全部で3台ある内の手始めの1台。元がブラウン管の19インチだったので、感覚的に近い22インチをチョイス。最終的に1台のレコーダーの録画番組を各テレビで視聴できるようにしようってことでDLNAクライアント内蔵のもので、価格が手ごろだったBRAVIAのEX300に決定。REGZA RE1と悩んだんですが、実家がWEGAでXMBなので、同じ操作感のものがいいだろうということで。ヤマダでポイント無しの現金特価で42,800円也。このサイズだとエコポイントは7,000ポイント。ブラウン管テレビをリサイクルに出すと+3,000ポイントですが、リサイクル費用が同じ位かかるので相殺です。

デザインは同クラスのAQUOSに比べるとやや額縁感が強いですが、REGZAとはどっこい。リモコンはREGZAの方がいかにもハイテク感があって小難しそう。EX300もボタン数は少ないものの、心持ちシンプルな印象ですかね。なぜかリモコン背面に電源ボタンがついているのは謎(普通に表面にももちろんあります)。ちょっと気が利いてるなと思ったのは、背面に電源ケーブルを巻き付けてプラグを差し込むダミーのコンセント状の凹みまで設けてある点。運搬時にコードがぶらぶらしなくていいです。

画質、視野角はまぁ普通ですかね。視野角なんて言葉も知らないであろう父親がちょっと斜めから見て「こっちから見ると暗いなぁ」なんて言ってました。省エネを謳うモデルだけにデフォルトのバックライト輝度が暗めで、(個人的にはあまり気にならなかったんですが)結局少し輝度を上げて使うハメになりました。シニアってそんなもんでしたっけね?>輝度に対する感度

当然倍速も非対応ですが、ざっと見た範囲ではあまり気にならなかったです。>ブレ

アプリキャスト(ウィジェット)は天気予報や野球ニュースを設定して父見せてみたんですが、感心はしたものの「多分使わない」とのことでした。普通にブラウザも入ってたりしますが、まぁ同じでしょう。

Youtubeも見られますが、文字入力が果てしなく面倒なので、ID登録してPC側でお気に入り登録しておくなどのコンビネーションが必要そうです。

下記の苦労を思えば、そもそもUBSメモリ内のtsやmp4が普通に再生できればいいのになぁとは思います。DRMフリーのものだけでも対応してくれればいいと思うんですが、国産製品は「むしろDRM無しモノに対応したら負けかなと思っている」と言わんばかりにその手には冷たいですよね。

■PLCにも初挑戦

で、テレビへのネットワーク配線ですが、設置部屋にEthernetケーブルも来ておらず、無線LANも感度が微妙だったので、初めてPLCに手を出してみました。電源ケーブルにノイズフィルタがついたものが使われている上位モデルBL-PA510の二個セットモデルをチョイス。社屋が大きな倉庫に後から内装だけ追加して二階建てにしたり仕切りを追加したりしたような作りなので、壁コンに見えても実は延長されたタップだったりして、安定して通信できるコンセントを探すのに手間取りましたが、ちゃんとしたとこにつなげば特に設定も無しであっさりつながってくれました。セットモデルなので最初からペアリングが済んでるってのが大きいですね。

ちゃんとした速度測定はしてないですが、DLNAで生tsファイルは普通に再生できたので良しとします。

■DLNAでハマる

最初オフィスにたまたまあったDLNA対応のLinkStationを使う前提で設定を進めてみたんですが、どうも生tsは対応してないっぽい。拡張子をmpgにしてもダメでした。AVCなMP4もダメ。今時そんな仕様で一体何の役に立つんだろう?またファイルを置いてもDLNAサーバーが認識するのは一定周期毎(デフォルト1時間)なのも使いにくそう。

てことで、EX300でも動作実績がある、PS3 Media Server(PMS)にBRAVIA対応のパッチ(AVCパッチ)を当てたものを使うことに(REGZAではなくBRAVIAにしといて良かった!)。生tsをトランスコード無しで配信するのがメインなので、非力な父のLet’s Noteでも問題ないだろうと(主に実家の録画PCで録ったものをファイルでコピーしてきて視聴することを想定)。

最初デスクトップに作られるショートカットを実行しても何も起きなくて、インストールフォルダのバッチや.jarファイルを叩いたりしてましたが、どうもexeファイルを管理者権限で動かせば大丈夫みたい(Vista)。で、あっさりBRAVIAから認識できたものの、生tsに関しては再生できたりできなかったり。できたのはだいぶ前に録ったもので詳細不明。BDレコから抜いたものだっけな?PT2のものは認識はされるもののトラスコ無しだと再生不可。どうも録画時のパラメーターをいじる必要があるっぽい。MP4は音だけ出ない。PMS側にかなり設定項目があってデコーダーも色々選択できるっぽいので、色々チューニングが必要なのかも知れません。まずはPT2の生tsを確実に再生できるようにするのが最優先です。先人がいるのでちゃんとググればなんとかなるだろうと楽観視。

■無線LANアクセスポイントも追加

で、その部屋でノートPCが無線LANでネットできないのも不便だからなんとかしてくれと言われ、アクセスポイントも追加することに。なら最初から無線LANの中継器を買って、BRAVIA用の無線LANアダプタつけた方が安上がりだった気もしますが、時既に遅し。まぁ、たいして速度が必要なワケでもないので、11gの一番安いアクセスポイントでよかろうと思ったんですが、PLCアダプタにLANポートは1つしかないのでハブが必要になります。結局ハブが内蔵されてるとなるといっぱしのブロードバンドルーターになっちゃいました。その中で一番安かったのがBUFFALOのWHR-HP-GN。白筐体でいかにもエントリーモデルという感じですが、4,980円で買えたのでまぁいいか。当然ながらGbE非対応、5GHz帯非対応の150Mbps機です。そのくせPPTPサーバー搭載だったりしますが今回の用途では関係なし。

それにしても毎度ながらBUFFALOのルーターは最初買ってから管理画面開くまでやたら時間かかったり異常動作が多い気がします。設定変更して何度か再起動するうちにサクサク反応するようになるんですが。なんなんだろ?あとルーターモードとブリッジモードの切換スイッチがついてて、ブリッジ(ルーターOFF)モードにしても、IPアドレスは192.168.11.セグメントの固定設定のままで激しく不便。ブリッジの時はDHCPクライアント動作になって欲しい。今時のWindowsならネットワークマップみればIPアドレスは見つけられるわけだし。

ようやく見つけたCX170用黒枠プロテクター

先日衝動買いしたHandycam HDR-CX170ですが、レンズシャッターが手動のため、使い終わった後に閉じ忘れてレンズむき出しでバッグに放り込んでしまう恐れがありました。で、MCプロテクターをつけておくことを考えたんですが、純正を含め近所やAmazonで売っているものはすべてシルバー枠。どう考えても今回購入したブラックモデルにつけたら浮きまくりだろうと。

でしばらく保留にしてたんですが、いよいよ実家に貸すかもしれないということになりあらためてググってみました。結果、Raynoxから30mm径で黒枠のものが出ていることがわかりました。PFR-030MCという型番です。

型番で検索してもAmazonに扱い無し、楽天でも在庫なしのところばかりで終息品?と不安になりましたが、ビックカメラ.comに注文したところ数日で無事届きましたとさ。

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写真は装着した状態。値段はたいしたことなくても気軽にAmazonや近所ですぐに買えないとなると、なんだかこのプロテクターもレンズキャップで保護した方がよくね?とか無限ループの予感w。

そもそもレンズシャッターの閉め忘れを防止する警告音とか出してくれればいいんですけどね。シャッター開け忘れの警告は「レンズカバーが閉まっている可能性があります」となっているので、おそらく開閉は電気的に識別できないんでしょうね。画面全体が真っ黒だったらそう表示するってだけで。なので、閉め忘れ警告も出せないのかも(カバーが閉じてるのか鞄に放り込まれて真っ黒なのか判別できない?)。でも大事なことなのでFalse Alarmになってでも毎回知らせてくれた方が嬉しい気がします。

飲み口付き水筒 SAHARA MUG

寝室のプロジェクター環境で映画観たりゲームしたりする際、普通のマグカップで飲み物を置いておくと、うっかりひっくり返して大変なことになるリスクがあります。また熱中している時などは画面から目を離さずに飲みたいものです。

そこで写真のステンレスボトルを買ってみました。ボタン操作で蓋が跳ね上がり、そのまま口をつけて飲めるタイプです。蓋を閉じておけばベッドの上に放り出してあっても平気で、いちいちベッドサイドのテーブルに中身をこぼさないように気をつけながらマグカップを置いたり取ったりするのに比べ、遙かに楽です。

容量は0.3リットルと500mlペットボトルよりも少なくやや不安でしたが、手に持った感じがしっくり来たので妥協してみました。

実はこの容量の似たような製品を以前にも買ったんですが、細身の方が持ちやすそうだったのと、蓋の内側についているパッキンの突起が大きいものが1つだけで洗いやすそうだった点が決め手で買い換えてみることに。この部分はしっかり洗わないとすぐに黒カビがわいたりするんですが、前に使っていたものは、飲み口と空気穴の二箇所を塞ぐ為、小さな突起が二箇所でやや洗いにくかったんです。それに比べてこのSHARA MUGは飲み口を大きくすることで空気取り入れ口をなくし(兼用し)、パッキンの形も単純化するというデザインを採ったようです(写真)。

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保温力もそれなり。朝、飲み残しは冷たいとも言えないがぬるいとも感じない、という程度になってました。カタログスペックでは6時間の保冷能力がある模様。起き抜けに一口が多少なりとも美味しいのもちょっぴり幸せです。

惜しむらくは、サーモスの様にパッキンやキャップ部分が消耗品として店頭に売ってなさげなところでしょうか?少なくともAmazonにはないようです。公式のオンラインショップで扱いはあるようですが、このモデル用はヒットしませんでした。まぁ、なるべくこまめに洗ってカビ生えさせないように気をつけます。