計測ライフが激変!レーザー測距計 BOSCH GLM50C

みなさん、測距してますか?
私は昨年9月に引越をしました。その際、カーテンのサイズを知るために窓枠のサイズを測ったり、冷蔵庫や洗濯機スペースを測ったり、またテレビ壁掛け台をDYIするためなど、ありとあらゆるところを計測しました。その際、大活躍だったレーザー測距計を紹介したいと思います。
レーザー測距計というのは、読んで字の如く、レーザーを照射して目的物から反射して返ってくるまでの時間を調べることで距離を測る道具です。例えば部屋の隅から隅とか、床から天井などをメジャーで測ろうとすると、1人じゃ難しかったり、脚立が必要になったりしますが、レーザー測距計ならば片側に置いてボタンを押すだけで一瞬です。私も人生初のレーザー測距計購入だったんですが、その手軽さに感動しました。なぜもっと早く買わなかったのかと。20年分くらいの測距人生を損していた気がします。
さて、このレーザー測距計ですが、安いものならば4千円前後でも手に入ります。そんな中で、ある機能にこだわって選んだのがこちら。

1万円超です。業務用の何十mも測れるものを別にすればかなり高価なモデル。ポイントはBluetoothで計測値をスマホに転送できること。画面で数値を読み取って、メモに書き写すといった手間がなく、その数値も移し間違えて違うサイズのカーテンや木材を買ってしまった!なんてトラブルが未然に防げます。
対応アプリはBOSCHが無料で適用しているアプリの他、サードパーティからも間取り図作成用などいくつか出ています。

■ハード周り

大きさは手のひらですっぽり握れるくらい。一般的な5mのコンベックスよりもコンパクトです。単4電池2本で駆動します。電源を押してレーザー照射が始まるまでに3秒とかからない位。一度起動してしまえば連続して測れるのでさほど不満はないです。測距計自体の長さは常に足し算されるので、レーザーが出るのとは反対側、お尻の部分を基点にする感じになります。ただし設定で足し算しない(レーザーが出る側を基点にする)こともできるので、本体の全長より短い距離を測ることも可能です。

本体で選べる計測モード(FUNC)はかなり多才です。代表的なものを上げると、

  • 計測ボタン(▲)を押した瞬間の長さを計測(目標物までの距離を測定)
  • 連続的に計測(測距計や目標物を動かしながら目的の距離になったら止める、といった時に使用)
  • 2辺を測って面積を求める
  • 複数回の計測値を足し算または引き算する
  • あらかじめ指定した間隔になったらビープを鳴らす(50cm毎に印をつける、といった時に使用)

などなど。通常反対側にレーザーが反射するものが必要で、例えば建物の外壁で高さを測りたい時なんかは単純な計測はできないわけですが、ピタゴラスの定理を使って直角三角形の2辺から高さを計算することもできます(地上で建物からある程度離れて立ち、建物までの距離と、同じ地点から天辺までを測ると、残り1辺が建物の高さになる)。

まぁそんな複雑なことは建築のお仕事でもしてなければあまり使う機会がないですが、普通に2点間距離が測れるだけでもめっちゃ重宝します。メジャーや定規と違うのは、先にも書いた通り、反対側にレーザーを反射する箇所が必要という点。窓枠のように窪んだ空間は簡単に測れますが、ただの棒きれの長さを測るには片側を壁や板に当ててそちらに反射させるなど若干工夫が必要になります。

地味に便利なのは水平も出せるところ。0.1°単位まで測れます。棚板を取り付ける時などに重宝しました。これは計測ボタンを押す前から常時計測値が更新されているのでなお良し。棚板の上にこれを置いといて、この表示をみながら位置決めをして固定、という感じ。

画面内左上に水平計。このデスクは0.4°傾いているらしい。

■アプリ使用例

最近純正アプリが刷新されてMeasureOnという名前になりました。従来のMeasuringMasterも引き続き使えるものの今後はアップデートされないとのことです。

せっかくなのでMeasureOnの方で画面をみていきましょう(自分も今回初めて使う)。データの階層としてプロジェクト(建物)フォルダーを作り、その中に「部屋」「写真」「メモ」がいくつでも作れます。

「部屋」は平面図を作成するモードで、適当に壁の形に線を引き、それぞれの長さを実測値で更新していくという感じ。ストアページみてもらうとイメージわくと思います。

個人的に一番使うのは「写真」。対象物の写真を撮って、そこに矢印を書き込んでいくタイプ。昔から「My Measures」みたいなアプリでよくあるタイプ。あれの数値入力のかわりに測距計の精緻な計測値を入力できます、という感じ。

例えば、階段の上のこの壁のタテヨコを測りたいと思ったとします。天井まではかなりあるのでメジャーをあてるのはほぼ不可能です。

この置くの平面を測りたい。底辺部分にならギリギリ手が届く。

まずアプリで撮影します(あらかじめBluetoothリンクは済ませてある想定)。

撮影した状態

「矢印」ツールを選択して画面上をなぞると両端に矢印がついた黄色い線が表示されます。両端はドラッグすると拡大画面が出て微調整ができます。

下に距離が「- m」と空欄で表示されるので、この状態で測距計の▲ボタンを押して計測を実施すると、自動的に数値が転送されて、こんな感じで矢印線分上に数値が書き込まれます。

続けて横にも矢印線を作り測距。超簡単。うっかりcmとmを間違えちゃうこともない。下に出ているのは計測値の履歴です。タップすると再利用できます。

リアルではこんな感じで計測しています。片側にあてればいいので片手にスマホを保ち、空いた片手で計測できちゃいます。

リニューアルされたMeasureOnではアプリ上から測定を実行することもできるようになりました。測距計を置ける場所があるなら手を離して、スマホからの操作のみで計測を完了させることができます。ただ、こういう長い距離だと本体が微妙に傾いていて測距点が意図しないところに当たってたりするので、個人的には本体側を持って狙い通りの場所にポイントした状態で▲ボタンを押すのが確実かなとも思います。

ともあれ、この情報を保存しておけば、あとでホームセンター店頭などで見返すのも簡単。単に数値だけのリストをメモしていくよりもイメージしやすくて間違いも起きにくいと思います。誰かに送って指示する時にも齟齬が起きにくいでしょう。

このアプリ自体は無料で数値の手入力もできるのでBluetooth連携機能がない測距計を選んでも使うことは可能ですが、頻繁に使うならGLM50Cのコスパも上がると思います。興味ある方はまずこのアプリを入れてみてはいかがでしょう?

■ねこまっしぐら

ウチの猫はレーザーポインターの光が大好きで、部屋で使っているとすっとんで来ます。本製品はクラス2のレーザ製品なので直視は厳禁ですが、たまに遊び道具にもなります。

ちなみにペット用のより弱いレーザーポインターおもちゃにはこういうのもあります。

こちらはクラス1なのでより安全。ボタンを押すだけで即光るのでGLM50Cのように2,3秒起動を待つ必要がありません(笑)。ウチの猫は「カチッ」っとボタンのクリック音がするだけで注目するようになりました(笑)。

こちらはさらに弱いLEDライト。光がハエの形をしていて、距離をあけるとすぐにぼんやりした光になりイマイチです。その分、安全性は高いですが。

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ATEM Mini Pro録画用SSDを交換 SAMSUNG T5

USB接続のSSDに録画がてきるATEM Mini Proを購入した時に、意気揚々を下記のSSDを購入しました。

ATEM Mini ProのUSB-C端子はGen1(5Gbps)止まりですが、PCにマウントした時により快適になればとGen2(10Gbps)対応のこれを選んだわけですが。

 

が、ある時ATEM Mini Proで使おうとすると認識しない。というか録画がスタートできない。フォーマットはexFATでOKのはず。昨年10月のATEM Miniファームウェア8.5.2で

What’s new in ATEM 8.5.2
Fixes an issue that disabled previously working disks for the ATEM Mini Pro and the ATEM Mini Pro ISO.

(筆者訳:以前使えていたディスクが無効になる問題を修正)

という記載があって、その辺でまだ完全にサポートされてないかむしろエンバグしちゃったのかな?次の更新で治るかもな、と放置していました。普段の短い録画ならSDXCカードをこのUSB-Cのカードリーダーに挿して接続しておけば録画できてましたし(若干LANケーブルと干渉しますがギリ使える)。

しかしその後の2回の更新を経ても治らず(報告しろよ>自分)。どうも10Gbpsの内部NVMeのディスクがダメなんじゃないかというレビューもみかけたので、諦めて買い直すことに。折角の10Gbps対応のSanDiskは売り払うかPS5の外付けディスク(PS4タイトル保存用)にでもします。

で、スペックは劣るけど公式動作リストにあるらしいSAMSUNGのT5をチョイス。色で値段が違いましたがブルーなら8千円台とリーズナブル。ヨドバシなどでないので既に終売モデルかも知れないです。なくならないうちに、という意味でも今のうちに。

■開封メモ

初期フォーマットからexFATでした。

ケーブルはC-CとA-Cの短めのものが付属。

特に問題なくATEM Mini Proで20分くらい録画できました。SamDiskでの苦労はなんだったんだ…

■ベンチマーク

同じUSB 3.1 gen1ポートでベンチとってみます。

Samsung T5 (USB 3.1 gen1接続)

 

SanDisk (同上)

似たようなもんですね。USB3.1 gen1ポートがボトルネックになってる感じ。

そしてgen2ポートがなぜか不調で計測ができないのでそちらはまた後日…

赤外線センサーもつけられるハイネック型の自動給水器 NPET WF050TP

先日2FトイレにDYIで増設水栓(蛇口)をつけたところ、ぬっこがやたらと気に入ってチョロ出しにした水を飲もうとするようになりました。

猫にしっかり水を飲ませることは健康上とても重要なので、飲んでくれるなら大歓迎です。こういう蛇口から垂直に落ちる水が好きなのかな?と思って、なんとか熱帯魚用や水冷PC用の小型ポンプで循環水環境をDYIできないか検討しました。

が、結局のところ活性炭フィルターとかまで考えると最初からペット用の自動給水器(ウォーターファウンテン)のが早いし、探せば上から下へ水が落ちるハイネック型もあるじゃん!と。自動給水器というとお皿状のところに下から湧き出るタイプや、あっても数センチくらい吹き出るくらいのものばかりのイメージでしたが、さすがAmazon。ホームセンターでは見かけないようなタイプも色々ありました。

ハイネック型(というのが正しいかわかりませんが)は3商品くらい見つけ、その中で選んだのはこちら。

サイズが手頃そうだったのもありますが、目を惹いたのがオプションの赤外線センサー。

24時間稼働させるのではなく、猫(または人でも誤反応するでしょう)が近づいた時にだけ吐水される。興味を惹く意味でもいいのかなと。当初はスマートコンセントで時刻制御しようと思ってましたが方針転換。

本体とセットで購入しました。センサーはこんな感じ。

別売りの赤外線センサー

グースネックの先にセンサーユニットがついています。底部には3つの吸盤があり好きなところにとりつけできます。残念ながら3つのうち1つは変形してました…返品手続きが面倒なのでとりあえず熱湯にでもつけて修復を試みます。というかむしろ変形してるのとは別の吸盤の方が弱くてヤバい。ちょっとトータルで固定力は不安が残ります。3mくらいが検知範囲で検出が途絶えてから30秒で切れるぽいですが、近くにいるとずっと出っぱなしです。箱によるとデフォルトが30秒で調節が可能そうなことが書いてありますが、説明書がなく調整方法は不明です。

もともと本体がUSB-Aの5V電源で動き、スマホ用充電器的なACアダプタがついています。で、このセンサーはUSB-Aのオスとメスの2つのコネクタが生えており、本体とACアダプタのあいだに挟み込む形で接続します。ぶっちゃけ他の製品でもUSB-Aポートを使う5Vの製品ならどれにでも使えそう(笑)。むしろ自動給水器以外のデバイスも人感センサー化できそう。

ともあれ仮置きでケーブルが整理できてませんが、とりあえず水を出してみたところすぐに寄ってきてしばらく匂いを嗅いだしした後、水を飲み出しました。最初は上手く飲めなかったようですが数分もしたらピチャピチャと舌で舐めるように飲み始めました。その時の様子はYoutubeにアップしてますのでこちらをどうぞ。稼働音の感じなんかもわかるかと思います。

出だしは快調かな。後は継続的に飲んでくれるかと、センサーがきちんとしたタイミングで反応するかですね。経過を見守っていきたいと思います。

コンセント用ブレーカー(漏電遮断機) 日動 Lヘナポッキン延長ブレーカ PBWL-EK-T

同居人が業務用のフードプロセッサーというか粉砕機を使うのですが、消費電力が大きいために、少し超過使用すると家の安全ブレーカーが落ちます。通常使用には問題ないですが、少し材料を多めに入れてしまったりして負荷が高まると、という感じ。安全ブレーカーなので家全体ではなく部屋単位ではあるのですが余計な器具までシャットダウンしてしまうのでよろしくありません。また復帰には階下へ降りて分電盤まで行かなければならず不便です。

なので、消費電力が1,500Wを超えたらブレーカーが落ちるタイプのタップを使っていたのですが、これが発動する前に安全ブレーカーが落ちてしまうことが多発。もちろん理論上は同じ分岐回路上の他の電力が上がれば、フープロ単体では1,500W以下であっても合計で安全ブレーカーが落ちることはあるでしょうが、思い当たるような大きな消費電力のものを同時に使ってる心当たりもなく、ちょっとそのブレーカー付きタップが信用できるのかな?という気になっていました。

で、なんかもうちょいとないかなと思って検索したところ、見た目からしてガチめの遮断機がついた製品を発見。分電盤にあるようなレバー式のバチコーンと入切するようなのがついています。業務用なのでお高いですがその分信頼性も高そう。「漏電時作動時間 0.1秒以内」だそうです。漏電時と過負荷時ではメカニズムが違うので、今回のニーズ(過負荷)において関係あるスペックではないかもですが、まぁ試しに買ってみました(というか同居人に買うよう薦めました)。

実際に買ったのはPBWL-EB-Tというタイプ。

ガチめなブレーカー搭載。通常はバネ付きのカバーで覆われており、何かが引っかかって遮断されない、といったトラブルも防げそう。

このシリーズにはいくつかバリエーションモデルがあります。まず「漏電保護専用」か「過負荷+漏電保護兼用」タイプか。今回の用途では当然後者。次に屋内用と屋外対応(防雨)か。屋内用だとコンセント直付けで使いにくそうなので屋内使用ですがあえて屋外用をチョイス。過電流を警戒してのものなので、ここで下手な延長ケーブルや分岐タップを介さずに、壁からこれだけを経由して粉砕機につないだ方がいいかなと。屋内用には「超高感度ブレーカ」搭載タイプがあり、定格感度電流が15mAから6mAへと高精度化されているようです。より敏感に(安全ブレーカーより高速に)作動してくれるならありかと思ったんですが、カタログをみると漏電保護向けの仕様っぽいかったのと価格が一気に上がる感じだったので見送りました。あとはケーブルの長さだったり、コンセント側の形状が「Lヘナ」タイプかどうかなど。Lヘナは2口のコンセントパネルで2口塞いでしまわないようにナナメにケーブルをとりつけられる仕様です。また共通仕様としてアースピンが折りたためる「ポッキン」と呼ばれる機構があります。コンセント側がアース無しの2ピンの場合、邪魔なアースピンを畳むだけでアダプタ無しで差し込むことができます。

Lヘナ仕様のポッキンプラグ。ケーブルがナナメ下に伸びる形状。真ん中のアースプラグがバネ式で畳める。
機器側は3口で別個に防水キャップ付き。

 

まとめると、PBWL-EB-Tは、

  • 過負荷(15A)時にも遮断する
  • 屋外対応(防雨キャップ付き)
  • ケーブル長1m
  • 3分岐
  • Lヘナ
  • ポッキン

という仕様になります。バリエーション一覧については公式ページのカタログを見るとわかりやすいと思います。Amazonの商品ページだと全てのバリエーションが1ページにまとまっていないので、カタログでどれがいいか決めて型番で検索するのが良いと思います。

結果的にコンセント位置からいい感じに粉砕機の位置まで届く長さで、ブレーカースイッチも手の届きやすい範囲に来たので復帰操作も楽にできそう。

ちなみによくあるブレーカー内蔵タップよりもガチめな製品としてはこんなのもありました。

ポッキンプラグではない代わりに6個口と分岐数が多めになっています。単一で消費電力が大きい機器を使うなら日動、より多くの機器の合計消費電力で監視・保護したい場合はサンワサプライ、という使い分けでしょうかね。

すみません、こちらは漏電時遮断専用みたいです。

■使用感

ガチの業務製品なので見た目のオシャレさとかは皆無ですねw。色も敢えての目立ちカラーなんだろうと。作業部屋はもともと色々な機械や在庫、材料が山積みなのであんまり気になりません。多少なりとも見た目を気にするならサンワサプライの方が多少マシでしょうか。

ケーブルは短めなので、予め使用場所をきちんと想定しておく必要があります。まぁこの遮断機できちんと1500Wで切れるなら、この後ろ(コンセント方向)は通常の延長タップを使ったっていいことになるわけですが。ケーブルの太さも太めで安心感はありますが、取り回しはさほどよくありません。

実際に1回遮断が発生しました。一応動作しているようですが、前のブレーカー内蔵タップでも効く時(内蔵ブレーカーが落ちる)と効かない時(家の安全ブレーカーが落ちる)があったようなので、もう少し様子はみる必要がありそうです。

復帰はバネ付きのフタがあるのでやや面倒ですが、一旦落ち着いて原因を考えて解消させてから復帰させるという意味ではこれくらいの壁があった方が良いように思います。

 

カタログの定価はややお高いですが、実売は結構落差があると思うので、普通のブレーカー内蔵タップと比べてめちゃめちゃ割高というほどではないと思います。より安心を求めるならアリなんじゃないかと思います。

新しいハンダごてセットを購入

別記事のカビキラー電動スプレーを修理にするのにハンダごてが必要になったんですが、引越し以降行方不明。

この機会に買い直しました。

USB 5Vやガス式のコードレス式もいいかなと思ったんですが、

  • 温度調節ができるハンダごて
  • 半田
  • 半田吸い取り器(実は使ったことなかった)
  • 小手先も数種類付属
  • ピンセット2本
  • スタンド
  • 収納ケース

など盛りだくさんのセットで2,000円というコスパの高そうなこちらにしてみました。半田ごて関係は割とゴチャゴチャ小物が必要になるので、ひとまとめにしておけるケースはありかなと。あんまり基板実装されたものを扱うことはないですが、Youtube動画とかでICチップや抵抗をつけかえている様に憧れて吸い取り器やチップ固定用の小手先などもなんとなくもっておきたく。

あと温度調節ができるのも憧れでした。USB式やガス式のはレビューをみていると熱くなりすぎて濡れスポンジで冷ましてから使う必要があるなどと書かれており、だったら最初から温度指定できるものがいいかなと。先日の電気フライヤーでも感じましたが、温度という目に見えないパラメーターが自動で維持されるのって非常に便利です。一般的な半田には300℃くらいがいい模様。今回修理したカビキラー電動スプレーの半田はやや溶けにくくて350℃まで上げる必要がありました。

スタンドはやや安っぽい組立式ですが、機能としては充分だし、使わない時はバラしてケースに収まるのもGood。できればネジとナットは毎回面倒くさいのでもう少し簡単に組立/バラシできる作りだと良かった。

また地味に良かったのがピンセット。先端がめっちゃ鋭い。それでいてしっかりつかめるので、モーターの接点に巻き付いた半田まみれの電線をもぎとるのに重宝しました。黒いので非導通タイプですかね?こないだXperia Z3 Tablet Compactのバッテリー交換の際にコーナンで3本ばかり買ったばっかりですが、こちらの方が良かったかも。

ケースは若干の余裕があるので、吸い取り線とか多少の追加小物も格納できます。

DYI用にひとつ持っとこうという向きにはピッタリのセットだと思います。