AppleTV車載チャレンジ再び

今度来るカローラスポーツのナビNSZT-Y68TにはHDMI入力があります。その活用法を考えていて、今のiPhone直結ではなく、AppeTVを介するようにすれば見た目もスッキリするし配信サービスの動画は単体で再生できていいんじゃないかと考えました。FireTV StickでもAirPlayレシーバーアプリを入れればいいかと思いましたが、AppleTVのP2P AirPlayならiPhoneを車内Wi-Fiにつながなくてもキャストできて便利なんじゃないかと。車内Wi-Fiは格安SIMで通信速度もギガも制限があり、au契約で毎月ギガだだ余りのiPhone回線の方を優先して使える方がいいので。ただNetflixは最近AirPlayサポートを外してしまったのでAppleTV再生しかなさげ。事前ダウンロードも使えないし。まぁNetflixはもともと外部出力厳しめで最近はAmazon Primeビデオメインなんですが。Chromecastはあくまでレシーバーで単体で再生はできないので除外。ということで余ってるAppleTV 4thを使う予定。

実は7年ほど前、前車のCOLT時代にもAppeTVの車載にチャレンジしたことがありましたが、エンジン始動の度に画面がブラックアウトする現象に悩まされ常用には至りませんでした。HDMIをアナログRGBに変換して出していたのも影響するかも知れませんし、その後のファーム更新や世代進化で解消しているかも知れないですが、どのみち毎回動画を選び直して再生というのも面倒なので、常時通電を目指してみようと思います。エンジン(ハイブリッドシステム)をOFFにしてもポーズ状態が保たれるようにしようというわけです。家庭用電源で使用することを前提に設計されたAppleTVの振る舞いを車載でも再現しようというわけです。もちろん一定時間たったり車両バッテリーの電圧低下を監視して電源を切るという仕掛けはいれます。幸い最近ではドライブレコーダーを駐車場監視に使うためにその手のデバイスは普通に売っています。とりあえずこれを発注。

これを車両の常時給電(バッテリー)端子につないで給電しておけば、ACCがOFFになってから一定時間(例えば24時間)経つか、指定電圧を下回った時に給電をカットしてくれます。まぁ予想ですがハイブリッド車なので電源的にも余裕はあるんじゃないかと。

さて、あとはAppleTV自体を12V電源で駆動します。もちろんメーカーオプションのAC 100V電源は装着してますが、それではエンジン停止で普通に切れてしまい意味がありません。では市販のDC-ACインバーターはどうでしょう。AppleTVの消費電力はたいしたことないのでスマホが充電できるくらいの安物でも充分利用可能でしょう。ただそれではちょっと箱やケーブルが増えてゴチャゴチャしそうなのと、DC 12V -> AC 100V -> DCと無駄に変換を繰り返しロスが増えます。上記のように常時給電運用を目指すなら少しでも消費電力は抑えたいところ。

で、調べてみるとAppleTV 第4世代はなんと内部的には12Vで駆動しているとのこと。先代は3.4Vだったので12Vや5Vからインバーターで変換してたらしんですが、クルマと同じ12VならAppleTV内部のAC->DC変換回路をすっとばして文字通りバッ直してやれば動くということです。

その改造手順を示した動画がこちら。

簡単そうですね。半田ゴテすらいりません。

なんて考えてたんですが、こんな記事を見つけました。なんとAC100Vの両極にDC 12Vを直結で動かしてます。え、そんなんでいいのw?電源回路はACをDCにし、無駄に高い電圧を下げるフィルターと考えると、最初からDCで電圧も高くなければ別に問題無い、ということなんですかねぇ。これなら無改造で済むので技適とかも問題無し?

てことで試してみました。こちらのメガネコネクタにシガープラグをつけてみました。

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が、残念ながら起動せず。4thも3rdも白色LEDの店頭すらしません。うーむ。

ということで当初予定通り、上記動画に倣ってDC12V直結策。サクっと30分もかからず干渉しました。

動画ではAC100Vコネクタを併存する場合はケースにドリルで追加ケーブルを通す穴をあけることになってましたが、とりあえず不可逆加工に留めるためにACコネクタを外してその穴から基板直結のケーブルを出しギボシ加工。ちょっと固定を考えないとテンションかかった時に不安です。

が、今回はバッチリ起動。テストなのでまだ常時電源接続はせずシガープラグでの検証のみですが。

モニタは既設のものへHDMIで直接。音声は内蔵モノラルスピーカーですが、とりあえずアナログRGBや音声分岐アダプタを通さずHDMIで素直につないだ時の動作検証になるかなと。車内Wi-Fiは以前とりつけたPIXELAのルーターにDMMの格安SIM。このルーターはバッテリーがなくUSB電源で駆動するので、車両のUSB充電ポートにさしておけばエンジン始動に連動して電源が入ります。

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当たり前ながらNetflixもAmazon PrimeビデオもAppleTV上で操作すると普通に再生できました。iPhoneからの再生は、Netflixは最近AirPlayサポートを廃止してしまったのでNG。Amazon Primeはいけましたが、残念ながらiPhone上にダウンロードしてあってもAppleTV側でストリーミング再生に切り替わってしまうようです。自宅Wi-FiでiPhoneに事前ダウンロードしておくという運用はできません。「おやゆびでお」などのアプリでローカル保存したものをAirPlayで映すことはOK。

このモニタは10.1インチの1336×768で、今度のナビは9インチ1280×720にダウングレードとなってしまうので(しかもナビと併用不可)なので少し画質は落ちてしまいますが、まぁ配線まわりはスッキリさせられそうです。配信で使用する解像度も720p固定ができるといいんですが、tvOS全体で4Kを使わない設定はあるけど、個々のアプリにどう反映されるかは不明。もう少し実験が必要そうです。ともあれAppleTV 4Kが出た時にHDモデルを売らないでとっておいて良かった(面倒で出品してなかっただけだけどw)。

XLRマイクをMacやWindowsで使うマイクアンプ兼USBオーディオ UMC202HD

UTやインタビュー収録でせっかくのバウンダリーマイク(XLR端子)をPC/Macでも活用できるようにしておこうと思い、サウンドインターフェイスを物色。

XLRでファンタム電源が必要なマイクをPC/Macで使うには

  • 電源供給できるマイクアンプ
  • USBオーディオインターフェイス

の2つの機能が必要で、TASCAMやZOOMなど各種機材メーカーから色々出ています。基本は客先での収録用なのでバスパワーで動いてなるべくコンパクトなものがいいかなと。当面はXLR入力が1系統あれば足りるんだけど、こないだとあるイベントを配信した時に、演台のマイクとは別に質疑時間にフロアの声を録りたいなと思ったことがあって、次は2マイク体制をとるかも知れないなと思って2系統のものをチョイス。あとはMIDIとかは絶対いらないと思ったんだけどあってもなくてもあまりサイズや値段は違わないっぽかった。

最終的にはハイレゾでコスパもヨサゲなベリンガーのこちらを選択。

最小サイズではなかったけど入力が大きすぎる時に抑えられるPADスイッチもあるしつぶしが効くかなと。

サイズはこんな感じ。ジャンプコミックくらい。イメージよりちょっと大きかったけど、重さは見た目なりかな。ズッシリってほどではない。

USBケーブルは別売りだったので、どうせならとUSB B-Cというレアでかつ短めのものを探して注文。MacBook ProやDELL XPSに直結できるようにしました。

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ざっとMacBook Pro + OBS Studioで試し録り。少しゲインが小さい気がしたけどまぁコンデンサマイクなのでそんなもんかなと。クリップ時にLEDが赤チカするのも地味に便利かな。たいていは画面にレベルメーターを出してはあるんだけど、「一瞬光る」というのがやはり見分け易い。

2chで1つのステレオソースとして認識されるので、1マイクで左右両チャンネルに音を入れたい場合はOBS側で設定をしてやる必要がありました。SONYのビデオカメラみたいにハード側で指定できると設定忘れとかが防げていいかなとも。

でもまぁ2chで1万円しないのでコスパは高いかなと。1ch、4chモデルやハイレゾ有無などラインナップも豊富なのでニーズにあわせて選べるのも良し。Amazonで見つからない時はサウンドハウスとかにいってみるといいかも。

 

ANIME LOCKERの更新(6.0化&チューナー交換)

ANIME LOCKERが唐突にチューナーを認識しなくなった。またカーネル更新時のドライバー再インストールが必要かなと思ってやってみるも復活せず。ハード的に逝ったかな?もともと使用してたチューナーはBSの感度が悪く、よくノイズで映像が乱れたりMP4変換エラーが詰まってたりしてたし、システムも4.0のままだったので刷新を決意。システムは5.0からシステムパーティションのサイズが変更になり単純にはアップデートインストールできなくなってて、手動でLVM操作すれば不可能ではなく手順は示すが非サポート、というスタンスだったので面倒で放置してたのです。すでに5.xどころか6.xになり、4.xは更新も停止していたので、どのみちチューナーを交換するなら上げないとダメそげだったので。

HDDは2014年の初期導入時のWD GREEN 2.5′ 2TBと、2015年に追加したSeagate(SAMSUNG)の2TBで4TB体制だったのを、今回前者をリプレイスしてWD BLUEの4TB + Seagate 2TBに。当初BLUEだけでいこうと思ったけど、インストーラーのメッセージで起動ドライブは2TB以下の警告されたので、(そのまま進めそうだったけど念のため)併用することに。結果として6TB、セットアップ後残量5.5TBとなりだいぶ余裕もできました。

当初はデータを保持して移行することも考えたんですが、結局面倒くさくなって新規インストールでいいやと。残したいファイルは一旦他のNASに待避して折を見てAmatsukazeでごりごりMP4にしていこうと。

チューナーはPX-Q3PEから後継モデルのPX-Q3PE4にリプレイス。このモデルはPCIexながら実質はUSB接続らしく、オンボードコネクタでUSB接続が必要でした。幸いマザーにピンヘッダが余っていたので問題なし。その他は仕様的にはほぼ同一ですが、チューナーテストをしてみると9dbくらいしかなかったのが16dbと向上。かなり期待できます。

あっさり動いたことを思うとやはりハード不良だったかも知れません。時間もないし感度もあがったので良しということで、原因究明は見送りw。

ANIME LOCKER 6.0はそんなに目に見える変化はないですが、録画一覧で変換ステータスが表示されるようになったのは地味に便利かも。あとデータがまだほぼ空でDBが綺麗なせいかわからないですが画面表示が気持ち速くなった印象。アップグレードライセンスでクリーンインストールはできるのか不安でしたが、インストール画面で一番古いキーから入れていけば順番にアップグレードライセンスキーが聞かれます。3.0->4.0キーの存在を忘れており、旧システムの管理画面でも4.0ライセンスキーしか表示されなかったので、それしかメモしておらず焦りましたがVectorの履歴画面から無事発掘できました。滅多にすることではないとはいえ面倒なのでアップグレード成立後は最新バージョンのキーを生成して表示してほしいものです。

ともあれクリーンな環境でまだまだ活躍してくれそうです。

チョップドサラダをもりもり食べたいので専用プロセッサーを買った

最近、夜中の間食というかアニメとかみながら無駄にものを食べてしまうのが止まらず体重増加に歯止めがかからないのが悩み。そんな折り、デニーズでPREMIUMデニーズサラダというメニューが気に入って、一定の腹持ちはしつつもロカボなサラダを自宅でも食べればイイジャナイ!?と思い立ちました。問題は毎日続けられる手軽さ(と美味しさ)。なにかガジェットを衝動買いすることで解決できないかとリサーチ。

そこで辿り着いたのが流行のチョップドサラダ。文字通りなんでもみじん切りで混ぜちゃう系。お店ではクリンゴンのバトラフみたいな専用包丁でザクザクやるみたいですが(行ったことないから知らん)、自宅ではもうちょい手軽にやるための製品があります。それがこちら。

普通のフードプロセッサと違うのは中に紫色のメッシュ状の部品がついてる点。ここに材料を詰め込んで回転ブレードで切ったもののうち、編み目を抜けられるサイズのものが下に落ちていきます。落ちたらもう刃は届かないので、ミンチになるまでつぶれてしまうことはない、という寸法です。固いものと柔らかいものが混ざっていてもOKということなので、葉物野菜だけでなく生の人参やナッツ系なども気にせず混ぜてカットすることができます。一人なら下のカップ部分に直接ドレッシングなども入れてスプーンで混ぜて食べるのも洗い物が減ってあり。

ラインナップには冷凍素材にも対応した別ブレードがついたものもありますが、多分使わないだろうなと思い下位モデルをチョイス。余計な部品がキッチンに溢れずに良いです。ちょうどモデルチェンジ時期なのかヨドバシは販売終了。コジマ店舗にいったら8,000円弱でしたが在庫なし。ただし系列のビックカメラで3,880円(税別)になってるので取り寄せでよければ同じ値段で、と提案されたので決断しました。

操作は簡単で上の本体(白い部分)を中蓋をセットしたカップにのせて、上から押しつけるとその間モーターが回転します。きちっとハマってないと回らないので安全生も高そう。本体以外のパーツはすべて食洗機対応です。肉などを入れるとかなり油でべっとりするので食洗機で丸洗いできるのは有り難い。本体が一番ずっしりしているので、見た目のシンプルオシャレさよりは握りやすさ、落としにくさをもう少し追求した形状だったら良かったなと思います。

パワーは問題なし。ナッツ類も面白いように砕いていきます。ただし水分や油分が多い食材は苦手。うまくカゴから落ちなくてそのままミンチ状になってしまうことも。例えば豆腐は無理でしたw。あと照り焼きチキンなどは油で貼り付くのでこれも下に落ちにくく、手で洗うのも大変です。

なんでもかんでもチョップしようと思わず、肉や魚といった食材はちょい手間ですが包丁で適当にスライスして盛る、とかの方が結果的に片付けも楽だし食感も腹持ち感もいいんじゃないかなと。当面色々な食材やドレッシングを組み合わせるだけで楽しめそうです。

BS 4Kチューナー搭載レコーダー導入 SHARP 4B-C40AT3

賃貸だし、どうせ当面はスポーツや紀行番組だけでしょ、とあんまり興味をもっていなかったBS 4K放送ですが、改めて調べてみると、以下のことが判明しました。

  • 従来アンテナでもNHKとキー局の放送は受信できる(可能性が高い)
  • 解像度が4KになるだけでなくHDRや広色域規格にも対応している
  • 4K放送帯域確保のために従来BSの画質が犠牲になり、NHKとキー局は1920 x 1080から1440 x 1080に劣化されている(BS11は含まれない
  • NHKでは「ダーウィンが来た」が4Kらしい
  • BSテレ東ではWBSがアプコン放送らしい
  • たまにアニメもアプコン放送されてるらしい

アプコンなら別にいいやと思ってたんですが、単に解像度だけでなくビットレートが潤沢に使えることやHDR/広色域な面でも優位性があるなら、毎日みているWBSも価値がなくはないのかも知れない(放送時間的に店頭で見られないんですよね)、と。

しかしながらウチのBRAVIAにはすでにHDMIポートが残ってない。4Kチューナー買うならレコーダー入れ替えかなぁ。そういえば去年買ったSONYのレコーダーの予約機能は全くの期待外れだったなぁ。SHARPの「ドラ丸」の方が便利だったかもなぁという気持ちが燻っていたので、調べたところ、

  • 4Kチューナー搭載
  • UHDBD再生
  • ドラ丸

というモデルが発売されていました。2TBと4TBのモデルがありますが、その他は同一スペック。PayPay祭りのバックが5万円くらいあり近所のコジマでポイント込み実質でAmazon最安値レベルにしてもらえたので、4Tモデルに特攻。

■ドラ丸とは?

ドラ丸はあらかじめドラマかアニメかや対象チャンネルを選んでおくと、自動的に新番組を4回分まで録画。その後視聴してみて継続設定すると最終回まで録画。なにもしないと勝手に消えていく、という「とりあえず新番組は何話かみてから切るか残すか決めたい」というクラスタにはドツボな機能です。ドラマかアニメかは排他になりますが、アニメ設定に手動でドラマを足したりはできるっぽいです。

SONYのFW2000を買った時点でも存在は知っていたものの、UHDBD再生画質が良さそうとかいうイメージでスルーをしてしまいました。しかし結局UHDBDはアニメ作品はちっとも出ないし、SONYの新予約システムが期待外れだったのが想定外でした。

■またしてもネットワーク設定でハマる

つい先週、同社の空気清浄機をスマホとペアリング設定できなくてハマったところですが、今回もすんなりとは行きませんでした。

  • 有線LANでDHCP情報まではとれる(IPアドレスやゲートウェイ、サブネットマスクは取得)
  • しかし最後の段階で「インターネットに接続できません」となりネット系機能の設定へ進めない
  • Wi-Fiの手動(非WPS)設定しようとするとSSID検索でフリーズ(リセットボタンで強制再起動)

という状態。状況的にLAN内での通信はできてるぽいけど、疎通確認も兼ねたSHARPのサービスサーバーにつながってない、という雰囲気だったのでDNS的な問題か?と当たりをつけて、DHCPサーバーから配布指定しているWindows Sever 2012 R2のDNSサーバーをやめて、手動設定でルーター(RTX1210)に振り向けたところあっさり解決。すんごいレアケースだと思いますが、一応メモ。SHARPレコーダーはWindows ServerのDNSサーバーと相性が悪いのかも知れない。

■UI周りファーストインプレ

UI的な印象はまあ普通。上下左右で選んだフォーカスに対してツール(SONYでいうオプション)であれこでするといった基本的なところはかわらないですし、30秒送り、10秒送りと非対象な秒数ジャンプもちゃんとある。レスポンスはメニュー関係は上々、SONYよりサクサクしてる印象。EPGは最初の読み込みが少し遅延やプチフリがあるけど、全部並んでしまえばそこそこ。4K解像度で番組情報まで直接読めるので便利。チャンネル別で8日間(日曜から日曜)分が見渡せるのが便利。

良かったのは再生中のOSD表示。チャプタースキップや30秒スキップをした時の表示が、Panasonicは右上にタイムバー付きで長い目に出る。WBSをとばしとばし見てる時に、右上の概要テロップにかぶるのがとてもフラストレーションでした。Panaは全録に専念させて普段見て消し用に追加導入しようと思った動機の1つ。細かい点だし趣味的な話でもないけど、頻度でいえばダントツで高い不満だったので。で、SONYはそれが出ないことを確認して買ったわけですが、タイムバーがないこと自体はやや不便でした。チャプターがきちんと入ってなくて「CMスキップのつもりがAパートまるごと跳んでた」みたいな自体が起きなかったかを視覚的に確認できません。最近だと青ブタなんかはOPの後にすぐAパートが始まる構成なので、OPスキップするといきなりBパートになり、しばらく気付かずに見てしまって「あれ?なんか話が跳んでる?」と思って戻る、みたいなことが割と起きていました。んで、SHARPですがそのいいとこ取りです。タイムバーは画面下中央に出ます。感激。ただちょっとレスポンスは落ちるかな。跳んだ先の絵が出るまでにちょっと詰まる。その上タイムバーはとんだ後に出るので目押しもできない、という感じ。まぁこれが実際どれくらい不便かはCMの自動チャプターがどれくらい正確なのかと不可分なのでもう少し使い込んでみないと致命度は不明。

あと残念だったのはリモコンの「ドラ丸」ボタンで電源が入らないところかな。SONYではいつも「録画リスト」一発でレコーダーもTVもオンしてたので。

■スマホアプリはちょっと古い

連携スマホアプリはiOS、Androidそれぞれ3つずつあります。

  • 予約アプリ
  • 視聴、持ち出しアプリ
  • リモコンアプリ

です。SONYのは一本化されてますが、リモコンを呼び出すのにやや手間だったのでこれはこれでアリ。ただどれもいまひとつあまりメンテナンスされてないというか画像パーツが高解像度されてなかったりノッチ端末に最適化されてなかったりと更新頻度が低そうな印象。特にリモコンアプリは放送波切り替えボタンにスカパーがあるくせにBS4Kがなかったり(致命的やんけ)。視聴、持ち出しアプリは有料でお高いめだし、予約アプリはドラ丸の設定いじったりできず、急ぎでとりあえず単発予約入れられます程度。iPadにも非対応。背景がiOS5とかのすごく古い頃のデフォルト壁紙だったりするのでもう長いこと保守されてないぽい。視聴アプリのiOS向けなんてDixim(社外)のを買って使ってね状態です。SONYのアプリは広告がうざいですがそれが原資になってるんですかねw。鴻海マネーでなんとかしてほしいものです。というか個人的にはドラ丸とかまできっちり管理できるなら予約アプリも有料でいいです。

■BS4K画質インプレ

最初に書いたようにあんまり興味もってなかったので店頭でもあんまり立ち止まってみたことなかったんですよね。正式な呼称が4K BSなのかBS 4Kなのかもよくわかってないw。

NHKの4K制作番組はさすがに綺麗。解像度もさることながらフレームレートが上がったヌルヌル感が良いです。ちなみにBRAVIAはHDR信号が入力されると自動的に専用モードになるので設定はほぼいじる余地なくなります。輝度も最大になったり。ので、フレーム補完がどう働いているかは不明。空撮、宇宙なんかは効果が実感できます。こういうのはまぁパッケージソフトをお金出して買うほどでもないのでしばらくは楽しめそう。いずれそんなに見なくはなるでしょうけどw。

アニメはちょうど日曜だったのでONE PIECEを久しぶりに視聴。4Kで放送されてますが制作解像度は不明。いいとこフルHDのアプコンでしょうか。当然前景のキャラクターはベタ塗りで制作解像度なりでボケて見えますが、背景美術で例えば壁のタイルとかはいい感じに解像度出てます。5chの4K8Kでアニメの塗り絵に4Kとか意味ねぇだろ、といって暴れてる人がいましたが、きっと昭和の「テレビまんが」の感覚でしかアニメを捉えてないのでしょうね。手書きの背景美術だったりCGによる夜空や水、花火みたいな演出は解像度はいくらあってもいい。まぁ実際に4K制作することが一般化するのはいったいいつになるやらって話ではありますが。当面はHDRの恩恵の方が大きそうですね。ちなみに昔の劇場映画なんかは35mmフィルムだったりするので、NHKがコロンボでやってるようにリマスターすれば手書きの線の強弱なんかが見えたり(あとゴミもw)して、マニアにはそれはそれで価値がありますね。

一般的な映画なんかはパッケージだったり配信サービスで4Kも見られるようになってきてるので、テレビ放送としてはもっとドキュメンタリーとか普段のニュース、バラエティ、そしてアニメなどを充実させてほしいものです。

 

という感じで、第一印象は本体も連携アプリもソフト面の煮詰め方がまだ足りない感じはしますが、画質厨としてはやっと4Kコンテンツが湯水のようにタダで延々見られるようになったのは嬉しい。AppleTVのスクリーンセーバーばかり眺める日々が終わる、、か?