Xperia Z Ultra Wi-Fi

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スマフォとタブレットの中間、ファブレットという6インチ級の端末Xperia Z UltraのWi-Fiモデルを購入しました。これより一回り大きいNexux7(2013)は持ってましたが、より薄く細く片手で扱い易いこと、防水であること、電磁誘導ではないもののペンの感度が非常に良いらしいということなどで買い増し(あるいは買い換え)をしようと。Xperia SXをauから出ているSOL24にMNP機種変更することも考えたんですが、やはりおサイフケータイ機としては小さいSXがベストだと思い、iPhoneテザリング前提でWi-Fiモデルに。この機種は海外向けのSIMフリーモデルも割と簡単に入手でき、Wi-Fiモデルの+1万円くらいなのでMVNO SIMでの運用もちらっと考えましたが、まぁ基本は在宅利用だろうということでこれも却下。

■ハード周り

パスポート幅と言われているけど、「長財布」といった方がイメージしやすいでしょう。(スーツ的な意味の)上着を着ている時は内ポケットにジャストインで、画面も広くていいサイズです。また予想外に良かった点として画面が大きいと視距離が長く取れるので同じようなppiでもスマフォより目が楽な印象。(是非の議論はおいといて)歩きスマホも視野が広くとれる気がします。
ただしこれから薄着の季節になってくると持ち運びに難儀するんでしょうね。バッグを極力もたないモバイラーは困る予感。あとつるっと落としそうなのではじめてリングストラップをつけてみました。使用時に小指をひっかけるなどしてみています。
充電はmicroUSBとドック用のマグネット付き端子があり、USBポートのキャップを頻繁にあけしめすると防水性能が落ちる懸念があるので、なるべくマグネット充電端子を使いたいということで別売りのドックは購入(au版には付属)。またサードパーティからMagSafeみたいなマグネット付き充電ケーブルが発売されているので比較的短いものを購入。ただマグネットはかなり弱いのでつけたまま利用するのは難しいっぽいです。

Qi非対応なのは残念ですね。

■Androidとして

レスポンスなどは問題なし。4.4のリリース予定もあるみたいなので、Nexus7を手放すか悩ましいところです。今年後半に4.5が出るとしたらNexus7もっといた方が真っ先に遊べるんでしょうけど、その頃にはまたいい端末出るだろうしなぁ。ただNexus7は横1200pxなので、電子書籍閲覧にはコレ(1080px)より良いんですよねぇ。

■IME(PO-Box)

「ひらがな手書き」がいい感じ。1つの枠につぎつぎひらがなを書いていくと推測単語候補がでてくる。ひと文字ずつではなく単語として候補を挙げるので、途中誤認識しても諦めずに単語の最後まで書いていくと正しい候補に辿り着けるという具合。フリック誤爆が多いσ(^^)には、筆順は多いけど確実に打てる気がして好感触。またアルファベットフリックが嫌いでiOSでは英数はQWERTYで打ってるけど、このサイズ(縦持ち)だと厳しいので、これも手書きがいい感じ。ただまぁやはり記号入力のしやすさや辞書連携なども考えるとやはりATOKになるかなと。

■手書き性能

別売りの純正スタイラスで試用。電磁誘導ではないけど、かなりいいレスポンスです。先端もフニャってないので描きやすい。鉛筆やボールペンでも書けるらしいけどどういう仕組みなんだろ?静電容量の感度がすごいやつってどっかで読んだ気がするけど。
静電容量が落としがちな濁点みたいな小さい点もちゃんと拾って描画できる(内蔵スケッチアプリにて)。上述の手書きIMEとも相性いいんじゃないかと。

ただしストラップとして本体につけておいたら二日ですっぽぬけてどっかいきましたorz。

■独自アプリ

Social LiveというFacebookにライブ動画を中継できるアプリが面白しろいです。簡単な中継はしたいけど、Ustreamするほどでもないなぁって時に。撮影しながらイイネやコメントが読めるので「ここもっと映して」とかフィードバックうけながらストリーミングできます。公開範囲にリストが使えず、公開、フレンドのみ、個人単位指定のみなのが惜しい。

ムービーアプリがDLNAクライアント機能も統合しているのでtorneるのが捗ります。

顔認証アンロックも健在。たまに認証しないこともありますが、追加学習も可能なのでダメだった時はひたすら追加で覚え込ませています。

■ネット周り

iPhoneからのテザリングで使うのに、Bluetoothがいい感じ。WiFiより遅いけど電池消費が少ないので常時接続しててもあまり気にならないです。またiPhoneのWi-FiテザリングESSIDがクライアントからすぐ見えなくなって設定アプリでOFF/ONしないと再接続しなくなるので、それに比べるとBluetoothの方が再接続にストレスがない。BluetoothがONになった時に指定のデバイスの指定のプロファイルに自動接続する「Bluetooth Auto Connect」って神アプリのおかげで、通知領域のBTスイッチを事実上テザリングON/OFFに使えるのもGood。これに「画面OFF時はネット接続もOFFる(ただし指定アプリは除く)」なスタミナモードを併用すれば終日テザっててもどうにかなるんじゃないかと期待。

■動画画質

超解像技術を含むX-Realityに期待したんですが、アニメ用途にはダメダメ。輪郭が強調されすぎたり色がギトギトになって見られたもんじゃないです。強度を調整できたり超解像化のみの有効化ができればいいんですが、現行ではまとめてON/OFFしかないので、OFFせざるをえない状態。

■アクセサリ

レイアウトのブルーライトカットフィルムとジャケットタイプのケースを購入。フィルムは指紋というかタップ跡が結構つきます。画面が点いていれば気になるレベルではないですが、消えてる時は斑点模様でいまいちです。しかも少し強く拭かないととれない。カット率が弱めのタイプなので色味の変化は感じないです。

ジャケットの方は本体にセットする樹脂ケースの部分が若干ナナメって取り付けられていて、フリップカバーが閉じずに勝手に開いてしまう体たらく。はっきりいって初期不良のレベルですが秋葉で買ったので返品交換に持っていくのが面倒でそのまま使ってます。Amazonには他にも色々あるのでそのうち買い換えるかも。というか自宅用ならあんまりいらないかなとも。お風呂にもってく時は外しますし。

 

Nexus7よりもほんの一回り小さいだけなんですが使い勝手の差は予想以上に大きかったです。とりわけWeb閲覧とテキストチャットが捗ります。やっぱりSOL24にして持ち歩き常用にする手もあったかなぁと思いますが、やはり夏に困るだろうと自分を納得させている日々ですw。動画は残念な感じですがどのみち自分のこだわりで操作性を煮詰めている「おやゆびでお」がないAndroidではそうそう視聴しないからいっかなと。発色自体はとても良いです。白もニュートラルだしそもそも設定でホワイトバランスが変えられます(変えてないけど)。

実家お風呂テレビをフルセグ化 アンテナに苦労した話

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5年前に実家のお風呂に設置したワンセグテレビのバッテリーがヘタってすぐに切れるようになった、という連絡があり、正月にアップグレードしてきました。

自分なら防水タブレットを選ぶところですが、実家勢のリテラシーを考えるとそうもいかず前にも自分用に検討したことのあるPanasonicの防水テレビSV-ME5000をチョイス。基本は防水フルセグポータブルテレビでありつつ、DLNAやHuluのクライアントにもなるという充実っぷり。従来のLTV-1S700WPが7インチだったのに対し、10インチとかなりの大画面化です。

■ハード編

LTV-1S700WPが壁にフックを取り付けて引っかけられる作りになっていたのに対し、SV-ME5000はキックスタンドで自立させる感じ。それだとウチの実家のお風呂の場合、浴槽のヘリにおけないので結局金属板を曲げて置き場所を作る必要がありました。

またやはり内蔵ロッドアンテナでの受信は無理で、外部アンテナが必要だったのですが、なんとこの機種のアホなところは、外部アンテナ端子が防水キャップの内側にある点。アンテナ線をつなぐ為に防水キャップを開けるとSDスロットやmini B-CASカードスロットも剥き出しになり、当然防水動作条件から外れることになります。なにを考えてこんな設計にしたんでしょうね。これがわかった時は目の前が真っ暗になりました。この対処については後述。

充電端子はMagSafeのような磁石でピタっとつくタイプのもの(ただし向きは固定)。なかなかに使い勝手は良いですが、やはりここも水のかかる場所での常時給電は考えられてはいないようです。この手の商品はもう少し固定設置用途についても真剣に検討してほしいものです。

また気になるのは別途防水リモコンが付属していてそちらでの操作が前提となる点です。画面脇の黒いベゼル部分がタッチボタンになっていて、最低限のチャンネルと音量のUp/Downはできるんですが、それ以外のGUI操作はリモコンが必須。また電源ボタンも背面のやや触りづらいところに小さくついているので、壁にピッタリ設置してしまうとかなり操作しづらかったです。リモコン自体は防水で水に浮く使用ではあるのですが。

操作レスポンスはややもっさり。フルセグなのでチャンネル変更が若干待たされるのは仕方ないにしてもGUI部分はもう少しサクサク動いてくれるといいなと。

■受信対策

いっそ外部アンテナをつけた状態でホットメルトやビニールテープみたいなものでガチガチにコーキングしてやろうかとも思ったんですが、今度は充電のために脱衣所にもっていくことができなくなる…

とりあえず本体には手を加えない前提で、BUFFALOのワンセグ用アンテナを建ててみました。ワンセグ用ですが検索するとフルセグ端末にも効果があったということで。ただ風呂、脱衣場、隣接するダイニングにもアンテナ線は来ておらず、結局真上にある2Fの部屋から外壁づたいで下ろしてくるという大規模な工事になりました。まぁそちら面は道路などに面してないので人目も気にせずケーブル垂らしただけなんですが…それでも隙間ケーブルを二回使うなど地味な出費に。これを本体の直近に置けば一部のチャンネルはなんとか映るようになったんですが、やはり完全とはいえず。

さてどうしたものかなぁと思いながらGoodWill(中部圏のPCショップ)の初売りに出かけたところ、偶然見つけたのがSKT-1というブースター付きのアンテナ。脱衣所の窓から入れたアンテナ線をこれに接続。アンテナユニットを風呂場に入れ、浴槽を挟んで反対側の位置に設置したら、見事全チャンネルフルセグで映りました!ブースター-アンテナ間のケーブルがもう少し長ければ本体に近づけられて良かったんですが、まぁ向きを合わせればとりあえず見られてるっぽいです。アンテナのベースはマグネットで、吸盤付き金属ベースも付属しているので、お風呂のタイルとは相性が良かったです。こういう製品はいつ消えてもおかしくないので、もう一台位予備で買って置くべきか悩ましいところ。まぁ、お風呂のリフォーム計画があるっぽいので、その時にはちゃんとアンテナ線をひいたりできる配管を確保してもらおうかなとか。

USB端子の電流/電圧計でケーブル、充電器の品質チェック

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先日ネットで見かけた1,000円前後で買えるUSBポートの電流/電圧チェッカーを買って見ました。

USBポートは規格上5Vの電圧を出力することになっており、多くの携帯デバイスはが充電に使っており、USB互換端子のついた充電器も数多く販売されていることはご承知の通りです。

しかし、見た目同じUSBポートでも充電器の性能によって一度に流せる電気の量が異なっていて、デバイスの充電時間に差が出てきます。仕様上の最大出力は充電器のどこかに「1A(1アンペア)」とか「1,000mA(ミリアンペア)」などという形で書いてあります。スマートフォンで一般的なものは1A前後で、例えばiPhoneの純正充電器も1Aですし、これより低い0.5~0.7A程度のものだと完全に空の状態からは充電自体できなかったりします。古いもの、安いもの、小さいものはそうしたものもあるので買う時には気にしてみたり、どうも使っているのは充電が遅いとか一晩刺しておいたのに充電できてなかった!なんてことがある人は一度確認してみて下さい。

さて、こうした仕様は充電器やその箱に書いてあるのですが、粗悪な製品だと実際にはその数値まで出なかったり、またケーブルの善し悪しによっても左右されるといいます。そこでこうした実際の電流値が手軽に測れるチェッカーの出番というわけです。

charger_1
charger_2

本製品はUSBポート専用のチェッカーなので充電器とケーブルの間にはさむだけで一切の操作は入りません。通電すると自動的に計測が始まり、1秒サイクル位で値が更新されていきます。また電流と電圧が数秒サイクルで切り替わります。電卓でよくある7セグ表示なのでちと読みづらいですが、写真は最後が「A」つまり電流値を示していて、0.67Aが流れていることがわかります。

Appleの純正充電器&ケーブルの割にはやや低い値ですが、どうもこれはiPod touch 5th側の仕様っぽいです。iPhone5sだと0.9以上の数値が出ます。電池残量によっても違うのかも知れません。電圧は5.07V位。

他にも手近にあった充電器やケーブル、デバイスをとっかえひっかえ試してみました。きちんとしたデータをまとめる気力はなかったですが、全体的な傾向としていえそうなのは、

・長いケーブルは如実に落ちる

やはり電気抵抗が大きくなるせいか、1m程度のケーブルでも0.7A前後のものが多いです。逆に10cm、15cmといった短いものだと1.0Aきっちり出ます。

特に左の写真の数年前Kindle DXに付属してきて、もはや被膜が硬化して触るはじからボロボロはがれてくるレベルのものはダメダメでした。実は一番使用頻度が高かった位なんですが、この機会に処分して30cmのものを代わりに注文。

・モバイルバッテリーは不安定

別に実害がある話ではないですが、モバイルバッテリーを充電する時は電流値は結構変動します。ウチにあるバッテリーがたまたまなのかも知れませんが、0.6台から1A超えまで表示が切り替わる度に数値が変動するので、この数値、と言い切るのが難しいです。逆にiPhoneやNexus7だと比較的一定で落ち着くようです。

・純正品はやはり良い

長いのはダメだと書きましたが、iPhoneやNexus7に付属しているものは1m以上あってもあまり電流値は落ちないようです。また電圧もサードパーティ品が5V切って4.8~9程度なのに対し、これらは5.1V近く出ています。お高いなりの品質ってことですかね。

・Nexus7は充電器、ケーブルを選ぶ

難しいのはNexus7です。今回のリサーチの動機として「どうもNexus7 (2013)は充電が遅い気がする」というものがありました。ちゃんと2.0AポートがあるBUFFALOの4口充電器の2Aというポートに挿しているにも関わらずです。測ってみるとなんと0.5A弱しか出ていません!試しに1A出力のKindleDX付属充電器につなぎかえてみるとこっちは1A位でます。たまにあるんですが、充電器ときちんとネゴシエートできないと1Aを受け取らない(要求しない)タイプの充電制御をしているのでしょう。

仕方ないので枕元の充電器を未開封だったNexus7付属の純正充電器(出力1.3A)に交換。ところがこれでも0.5Aのまま!更にケーブルも付属のものに交換するとついに1Aで充電し始めました。枕元で使っていたmicro USBケーブル(1m)がNexus7とのネゴシエートを阻害していたようです。てことは充電器はBUFFALOのものに戻して平気なのかも知れませんが、別の2Planexの2.0A出力充電器+大丈夫なケーブルで試した時も0.5Aだったので、もう純正の組み合わせが無難そう、ってことで試してません(ベッドのマットレス直しちゃったので試すのめんどくさい…)。

 

今回の調査で、よりによって一番ガジェットの充電をしている、リビングの充電コーナーと枕元の両方のケーブルがイケてないことが発覚しました。単純計算で4割ほど充電効率が違ってくることになります。基本は寝る時につないで放置なので体感でどの程度差を感じられるかわかりませんが、気持ち的には満足感高い結果となりました。

ケーブルの基本ではありますがやはり「無駄に長いものは使わない」ってことですね。また、どうせすぐヤフオクに出すからとなるべく純正付属品を温存しようとしたり、規格さえあってりゃ10円でも安いのを買う、といった習慣を改めるべきだと思いました。オーディオマニアの人がケーブルにこだわる理由もちょっと裏付けられた気がします(もともとσ(^^)は聞き分けられなくてもちょっと御高めのケーブル買っちゃうスペック厨ですけどw)。

モバイルWiFi環境を見直し、Aterm W300P導入

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σ(^^)は週2,3回程スタバなどで2,3時間ノマド作業をするんですが、使い勝手の悪い(一発でつながらなかったりする)iPhoneのテザリングはあまり使わず、公衆無線LANが使えるお店では積極的にそちらを活用する派です。利用料金は月2~300円程度なのであまり気にならないんですが、1契約あたりの同時接続数が限られているのが地味に不便だったりします。

・ケースA

Macとタブレット端末を同時に持ち込んだ時。モバイル開発をしている時など、Macでコーディングしてタブレットで動作確認、など両方ネットワーク接続が必要なことも多いです。

・ケースB

Mac上のVMWareで仮想Windows機を使う時。これはVMWareの設定でNAT接続にすればいいんですが、自宅ではブリッジ接続の方がなにかと都合が良いので、いちいち切り替えるのが面倒。

・ケースC

au iPhone契約に付帯されているau Wi-Fiは当該iPhoneに加え1つの端末を追加登録できるんですが、日によって持っていくMacBookが違うσ(^^)としては足枷です。

などなど。そんな折り、Aterm W300pのPC Watchのレビュー記事が刺さりました。

  • キーホルダー並に小さい
  • Wi-Fi → Wi-Fiブリッジができる
  • そんなに高くない

と三拍子揃っています。モバイルルーターは各社から出ていてNECは最後発みたいな書き方されてますが、Wi-Fi → Wi-Fiブリッジできるものは実はあまり多くないはずです。3G/LTE系機能がついていないものとしては、数年ぶりなんじゃないですかね?それでいてこのフリスクフォンみたいな小ささ。即日近所のヤマダに走って買ってきました。

■バッテリーついてなかったorz

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買うまで素で気付いてなかったんですが、これバッテリー入ってなかったorz。さっそくスタバに直行して使おうと車の中で開封したんですが、薄暗い車内で電源ボタンが見当たらず1,2分格闘してしまいましたよえぇ。microUSB端子から5V供給で動くタイプで、基本的にはPCにつないで使うものでした!(つなぐと自動的に電源ON、外すと即時OFF)記事にバッテリー駆動時間が書いてなくておかしいなぁと思ったんですよね。でもまぁ2,3時間使えりゃ充分だし、とか思ってカタログ調べずに買ってしまった(^^;)。まぁ、9割方MacBookどっちかもってくからいいやと自分を納得させ、なるべく携行品体積が減るよう、10cmのmicroUSBケーブルを買い増しました。

本体色は二色。σ(^^)にしては珍しくホワイトに興味を惹かれたんですが、店頭でブリスター越しに現物をみたら写真みたいなキラキラ感はなくかなり安っぽいプラスチック質感だったので却下。結局黒を買いました。

元記事にもありますが、設定画面の使用感はNECのルーターそのもの。再起動が多いのがいちいち面倒ですが、設定が決まってしまえば、USBケーブルさして電源ON、抜いてOFFだけなのはむしろ楽かも知れません。

タブレットしか持ち込まないって時/人は別途モバイルバッテリーが必要になるので悩ましいですが、このサイズで有線ブリッジ/NATルーターとしても使えるので、ホテル宿泊用も兼ねてこのサイズ、お値段な製品は希有なんじゃないでしょうか。

■ついでに公衆無線LANサービス契約も見直し

σ(^^)が主に使うサービスは、docomo Wi-Fi、au Wi-Fi、BBモバイルポイントです。スタバではdocomoかau、マクドナルドではmobilepointという感じ。それらを以下のような契約で使っていました。

サービス名 プロバイダ 月額料金 条件等
docomo Wi-Fi docomo 315円 docomoでパケホ契約があれば無料
au Wi-Fi au 無料 iPhone+1台のみ
mobilepoint Wireless Gate 380円  

それを今回こんな感じに刷新。

サービス名 プロバイダ 月額料金 条件等
docomo Wi-Fi docomo 315円 docomoでパケホ契約があれば無料
Wi300 Wi300 380円  
mobilepoint

au Wi-Fi設置店舗は基本的に同系列であるWi300は使えると考えて良い、かつWi300ならローミングでmobilepointも使えます。そして通常のID/PW認証なのでau Wi-Fiのように台数制限はありません。総額も同じ。Macからうっとおしいau Wi-Fi接続アプリも削除できますw(時間かかる上に最初に1回必ず認証失敗のモーダルウインドウ出たり、かなりヒドい出来ですよねアレ)。

スッキリしました。

ちなみにWireless Gate解約してWi300契約しなおした後で気付いたんですが、Wireless GateからもWi300ローミングができるようです。Wireless Gateのサイトには書いてませんが、提携しているヨドバシカメラオリジナルプランのページにはWi300のロゴが入ってました。まぁ初期費用とかはかからないので損はしてないですが。ふん、Wireless Gateはサイトの作りが悪いせいで客を一人失ったなっ!

電子書籍リーダー PRS-T3S

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前エントリで最近ePub制作仕事をしてると書きましたが、ちょうどそんな折り、楽天でkobo gloとkobo miniが半額セールに。しかも最近楽天使ってなくてすっかり忘れていたポイントが2,000pt以上あって、千円ちょいで買えてしまう状態だったので、kobo gloを注文しました。

がしかし、優勝セールの慌ただしさでちっとも配送されず。色々ePub表示の仕様をリサーチしているうちに、SONY Readerの最新モデルPRS-T3Sが評判良いということがわかり、2,3日迷った挙げ句ゲトしてしまいました。初代PRS-350から3年ぶり、e-ペーパー機としてはKindle Paperwhite 2012から1年ぶりの購入です。正直自炊小説はbREADERがあればいいやと思ってたんですが、上記のePub仕事の検証機としての大義名分と、あと最近電車で読むことが増えて、iPhoneのサイズだと座った時に視距離が離れてて文字が小さい(または大きくするとページめくり頻度が高くなる)なと思って。

T3Sが手持ち機種に比べて良いところは、

  • ページめくりが高速され、白黒反転もほぼなくなった
  • 内蔵ブラウザでSONY Reader Storeだけでなく紀伊國屋ストアからも買える
  • Facebook連携
  • Evernote連携
  • microSDスロット

などです。eペーパーの宿命と言われていためくり時の白黒反転が独自制御によってほぼ見えないレベルになっています。もともとメチャクチャ気になるってほどではなかったですが、ないに越したことはありません。特に最近の機種は白黒反転をしないまま数ページはめくれるように進化してきたんですが、それが逆に数回に一回忘れた頃にやってきてリズムを乱す、みたいなひっかかりになってました。本機は仕様上4時間に1回すればいいんだとか。

内蔵ブラウザは確かに便利だけどやっぱりもっさりしてるし本を物色する時は液晶タブレットやPCを使うかなー、という感じ。Facebook連携は面白そうだけど、何をどう勝手にポストされるかわからないのでちょっと慎重になりますね。koboも先にiPadアプリを入れて試しに認証してみたんだけど、以前koboから色々ポストさせてた友人もいつのまにかOFFにしてた。やはり色々暴露されすぎてイヤになったとw。電子版ならではの楽しみを付加したい気持ちはわかるんですが、やはりまだシーズ先行感が否めないですね。でもkoboのバッジはちょっと楽しそうかも。

そんな感じで微妙だと思っていたネット機能ですが、Evernote連携はちょっといいかも。大きくわけて、

  • 指定ノートブックをダウンロード
  • Cleary連携

があります。ClearyはInstapaperやiOSのリーダーのように、ゴチャゴチャしたWebページをすっきり本文コンテンツだけ抽出して見せてくれるブックマークレット的なサービスですが、これに登録して簡易化したコンテンツを、自動的に同期しておいてくれるのです。対応ブラウザにプラグインを入れておけばサクっと登録できるのでヨサゲ。ただし残念なことにSafariにはアドインが存在しない模様。

■ハード面

まずKindle Paperwhiteより更に軽いという軽量さは良いです。両手にもって比べるとわかるレベルです。それでいてReaderにはハードボタンあります。これはまぁ好みの分かれるところでしょうが、個人的にはボタン1発で確実にしかも素早くめくれるのはやはり気持ち良いです。まためくり以外のメニューを出すのに、Kindleは見えていない特定部位をタップするわけですが、これがいつも一発で出せなかったりする(まぁ、色々なリーダーやアプリを使ってて画面上部タップだったり画面中心タップだったりダブルタップだったりして混乱してる方も悪いんですがw)。この当たりはハードボタンでサクっとやれるのが良いです。それでいてPaperwhiteより軽いんだから文句はいわせねぇぜ、というSONYのドヤ顔が浮かびます。ただ、山口さんもPC Watchのレビューで書いてるように、ボタン形状がアイコンをそのまま象ったもので、全般的に尖っていて指にチクチクささるのが気になります。前モデルよりはマシになったらしいですが、これは止めて欲しい…

またページめくりは快適な一方、ホーム画面で本を選んだりといった動作はあいかわらずトロいです。

ちなみに本体カラーは白を買いました。外枠の色は動画メインなら黒、書籍メインなら白というこだわりで。あんまりテカテカだったら考えるところでしたが、ギリギリ許容範囲かな。あんまりマットだと手垢がつきやすくなるでしょうし。まぁ、画面の周囲に細い黒枠が存在するのであんまり一体感ないですけどねw。これはタッチ検出用の赤外線センサ部になるのかな?だとすると白くするのは難しいんでしょうなぁ。

Paperwhiteやkobo gloに劣る点としてはフロントライトがないところ。gloのライトはムラムラで焼けた古本みたいになるのでむしろいらないですが、Paperwhiteの文字通り綺麗な白色になるライトはたとえ暗所で使わないとしても良いものです。まぁ、暗いところではeペーパー+フロントライトよりも、白黒反転(黒地に白文字)させた液晶の方が目が疲れないので、そういう時は素直にiPhoneやiPadやNexus7を使います。ってことでオプションのアンコウライトは買ってません。

■ソフト面

UI面での不満は画面タップでページめくりができない点です。スワイプのみ。右手で持った時はハードボタン届かないので、画面タッチで読み進めることになるんですが、まいどスワイプするのがめんどくさい。Kindle Paperwhiteの記事でも書いてますが、画面の左右端どちらでも進む方向にアサインできてほしいですね。

PRS-350からの踏襲ですが、明るさとコントラストを調整できるのもナイス。自炊書籍で微妙に薄かったりした時にリーダー側で補正できるのは非常に助かるのです。プリセットはたいてい役立たずで「カスタム」を選んで調整することになるんですが、欲を言えばこのパラメーターをデフォルトにしたりプリセットにできるといいなぁ。

フォントも代わってるっぽいですが、特に大きな不満はなし。行間は調整できると良かったかなー。

自炊面でいうと、PDFを表示した時にステータスバーがなくなり758×1024ピクセルをフルに活用でき
るようになった点は特筆に値します。自炊のスキャン書籍をeペーパー端末で読む時には解像度は1ピクセルたりとも無駄にしたくないものです。残念ながらePubの場合は引き続きバーが表示されページ番号が出ちゃいます。今後はePubで自炊しようと思ってたのになぁ。当面本機用のフォーマットはPDFを使うことになりそうです。ただ旧機種であったように綴じ方向の設定が無視されてしまうことはなくなっているので、特にPDFで困ることはなさげ。また範囲手動指定可能な余白カット機能もついてるので、わざわざ本機専用の解像度でドットバイドット表示できるPDF/ePubを作り直さなくても、充分高解像度なデータをそのまま放り込んでやればそこそこ読めちゃうのかも知れません。容量食われてもmicroSDを使えばいいんですし。レスポンスが落ちたりするかは追々実験してみます。逆にそんな未最適化のデータがあんまりないw。

オタ的にはスタンバイ中の壁紙が自分でカスタマイズできるのも嬉しいポイントです。旧機種からあった機能ですが、解像度が上がってより綺麗に表示されるようになりましたw。Kindle Paperwhiteも昔のように世界の文豪シリーズでオッサン&オバサンが入れ替われ井出るなんてことはなくなりましたが、やはり自分でカスタマイズしたいものです。

■自炊レシピメモ

久しぶりにChainLPが活躍しそうです。おおまかにはこちらのPaperwhite用レシピに乗っ取ります。ファイル出力タブでKindle対応のためのコーナー色チェックが不要になる位ですかね。最近はページ補正タブのノンブル転送のところの「余白付け」をオンして、かわりにトリミング&余白設定の下余白を0にしてます。

出力解像度はPDFなら758×1024(=ハード解像度)、ePubなら738×965でいいみたい。

あとヒストグラム設定で少し濃いめにしておくと、端末側でカスタム指定しなくてよくなります。