引っ越しも見越して固定線代わりに5GパケホのルーターSH-52Aを導入

NURO開通間近になった突然同居人が引っ越すとか言い出しました。まぁNUROの費用は家計に計上せずσ(^^)が経費として払う予定で黙って申し込みしたという経緯もあって文句もいいづらく、仕方なくキャンセルの方向で調整することに(屋内工事が済んでいるものの、調べた限りはまだ工事費とられずにキャンセルできるっぽい)。

とはいえ良い物件を見つけて実際に引っ越すまで少し時間もあるし、引っ越した先で高速は光ファイバー回線を開通できるまでにもタイムラグがあります。そこで速度が安定してかつ使い放題なモバイル回線を追加契約することにしました。現在のアパートに無料付帯されるD.U-Netは200Mbps回線で空いてるとほぼ200Mbps出ますが混雑すると10Mbps位まで落ち、ブラウザでWebサイトを見ていても明らかに「遅いな」という感じになります。幸いルーターがRTX1210なので、例えば落ち込む時間帯だけデフォルトゲートウエイを切り替える、とか特定端末だけそちら経由にするといった方法も簡単にとれます(実際に以前WiMAX2+ルーターでやってました)。

据置型WiMax2+ルーター L01で自宅のネットワーク速度低下を補う話

当時メイン回線のiPhoneがau回線だったのもあってUQ WiMAXをチョイスしましたが、今は主回線がdocomo。そうとなればすぐ思いつくのが5Gギガホにして4Gエリアで使い放題とするプラン。主回線に付帯させるデータプラスなら1,000円でデータ回線がもて、5Gプランにするので+1,000円増えるだけ、、、と思ったんですが、5Gカケホのデータプラスで使えるのは30GBという制限があることが発覚。一時断念しました。さすがにもう1回線5Gギガホを追加で+7,8千円はしんどいなと。

しかし、よく考えると現在の

・ギガホ2(iPhone)+データプラス(クルマ用ルーター)

の契約から、

・ギガライト(iPhone)

・5Gギガホ(自宅用ルーター)+データプラス(クルマ用ルーター)

の組み合わせに移行すれば、ギガライト+5G差額500円になるのでまぁ許容範囲かと。5Gギガホは5G圏外、つまり従来の4G LTEエリアであっても使い放題(2020年6月現在)です。また半年は1,000円/月割引きがあります。

いままでどちらかというとiPhoneよりクルマ用ルーターの方がパケット使用量が多かったんですが、さすがに30GBあれば充分ですし、超過後も3Mbpsは出るので実用上問題なさそう。また楽天MNOのサブ端末もあるのでスマートフォンとしてiPhoneでの通信量は更に減るだろうと。

また今のiPhone側のギガホ2を解約しても解約金は1,000円で済みます。

■ルーターはSH-52A一択

現在ドコモで5Gギガホが契約できるルーター機種はSH-52A一択となります。5Gスマホのテザリングでは自宅の常時回線としては使い勝手が悪いので、モバイルルーターとしてはかなり割高感ありますが仕方有りません。その代わり、スペック的に

  • 2.5Gbps マルチギガビットイーサ
  • Wi-Fi6

と自宅用としても見栄えする仕様となっています。基本持ち歩かないのでデカいのも問題なし。今ほぼ使ってないHW-01Lも処分できるので足しにできます。

この製品はほぼ店頭在庫をおかない予約商品でしたが、幸い最寄りのドコモショップで1店舗だけ在庫があるところがありゲットすることができました。ドコモショップ取り分であるところの「頭金」が思いの他が高く(1万円以上)、8万円台半ばと言われ一瞬キャンセルしてオンラインを待とうかとも思いましたが、まぁ他にプラン変更とかまとめてやりたいし確認しながらしたいこともあるしと手数料だと思って諦めました。というか最初から手数料だと言えばいいのにと思いますが、そしたら余計に(人件費というものを理解できない)人が来なくなるんでしょうね…

音声オプションは付加できた

ちなみに音声オプションは付加できました。データ端末に音声オプションつけても意味ないと思われるかもしれませんが、

  • 5分通話無料オプション 700円
  • 5Gギガホ音声割で1年間 -700円されて実質無料
  • みんなドコモ割で5ギガホと(4G)ギガライトの2回線なので-500円x2される
  • いずれ5G音声端末を入手したら音声も使える

ということで少しだけお得なのです。最初はSH-52Aだとつけられないといわれましたが、奥で確認したのちはOKといわれました(後述の件もありちょいと頼りない店員でした)。

■SH-52Aファーストインプレ

購入前に検索しましたがびっくりするほどレビュー記事が少ないですね。impress位でした。しかもコロナの影響で5Gエリアでの実測値もありません。かなり冒険でしたので、これから検討する皆さんの参考になればとできるだけ書いておこうと思います。

やはりデカいです。モバイルルーターで放熱口が空いてるとか初めてみました(ファンはなさげ)。それだけ5G、Wi-Fi6、2.5Gbpsの発熱がスゴいんでしょうね。実際普通においてあるだけでも結構熱を持ちます。素手で持てないほどじゃないですが、冬はカイロにもいいんじゃないかってくらい。とりあえず安定動作してほしいので大きなアルミヒートシンクにのっけてますw。

タッチ画面の操作はメーカーが違うHW-01Lとかなり似ている印象。docomo指示で共通設計なんでしょうか。HW系に慣れた人でもすんなり以降できると思います。

有線LANポート、しかも2.5Gbpsなのはいらない人にはいらない仕様でしょうが、個人的には歓迎です。従来の「より小型なルーター+クレードル」という形よりもフラットで出張カバンなどに詰めていくには良い形状だと思います。私はホテルでPCに入れて持ち込んだ動画をスマホやタブレット、Oculus Questで視聴するということをよくするんですが、PCもタブレットもWi-Fiだと割と詰まってしまいがちで、PCは有線でつなぐようにしています。これが2.5Gbps + Wi-Fi6でどれだけ快適になるか次の出張がとても楽しみです。

充電はUSB-Cポート。ただし充電器は付属しません(A-Cのケーブルは付属)。私は多ポート充電器を持ち歩くのでむしろかさばる1ポートはついてきてもいずれヤフオクするときに「充電器、ケーブルは未使用です」と書きたいために箱から出さないくらいなので、最初から付属していないのは合理的だと感じます。本体が高いので、「まだお金がいるの?!」と思っちゃう人はいるかもですね。

推奨されている充電器はドコモ製のACアダプタ07です。こちらはPower Deliveryには対応しているみたいですが、SH-52A本体側がどうなのかは不明。CT-2があるのでそのうち調べてみようと思いますが、なにせ自宅で常にフル充電なもので…

・常時給電使用について

自宅などの定点仕様で常時給電しようと思った時、利用自体は可能ですが、バッテリーを外しておくとか、満充電にしない「いたわり充電」的な機能があったりとかはしません(少なくとも設定画面に項目はありません)。常時フル充電はバッテリーの寿命を縮めるわけですが、本機の場合はあまりそこに配慮がないようです。そして電池が劣化した場合自分で交換はできません。ショップで依頼するとしていくら、何日かかるのかは不明ですが面倒であることは確かでしょう。

ただ理由は不明ですが現状充電器つなぎっぱなしで充電が89%で止まってしまいます。抜き差ししたり充電器、ケーブルを変えてみても数秒で赤ランプが消えてしまいます。説明書にはエラーの時は点滅するとなっているのでエラーではなく仕様なんでしょうか。今の使い方なら結果オーライなのですが、設定項目が見当たらないので、逆に100%まで充電したいときはどうすんだろ?と思っています。

・管理ページの不具合

ブラウザから管理ページにアクセスすると再読み込みループに入って進めなくなることが多々あります。ブラウザやデバイスを変えても同じ。動的情報の読み込みに失敗してリセットされてる感じ。ログインボタンを連打してなんとかログインしてもリロードで未ログイン状態に戻ったり。こうなると本体を再起動するしかなくなります。再起動直後はちゃんと使えるんですが、またいつのまにかダメになってる、という感じ。ファームウェアで直るといいんですが。

■5Gベンチはまだできず…

すみません、これを期待してる方がもっとも多いと思うのですが、インプレスの記事と同じで、現状手近なエリア(というかスポット)が近くになく、羽田空港とか人の集まるところに行くのも憚られるので未計測です。神奈川県は5Gが使えるドコモショップすら1件しかないし、横浜スタジアムは「客席付近」となってるので、いっても入らなければ5G電波をつかめないかもしれません。

4G+については自宅が公式マップでいうピンク(1.7~1Gbps)ではなく黄色(938~250Mbps)のエリアで、2.5Gbps接続のPCから下りが300Mbps弱くらい。上りはやはり振るわず20Mbpsとかいっても30Mbpsというところです。pingも40msくらいあります。うちはアパートの無料付帯回線が200Mbpsなので、下りでは勝っても上りとレイテンシーでは大負け、という感じで、特に自宅回線が遅くなる時間帯に4K動画を見る、とかいう時のバックアップにはなる感じですが、完全に置き換えずにやはりRTX1210のフィルタ機能で端末(目的)別、時間帯別で使い分けるレシピをよく練らないとなぁという感じ。

Wi-Fi経由のスマホ計測ではWi-Fi6の効果は感じられて下り250Mbpsくらいは出てる感じ。Wi-Fi5だと160Mbpsとかに落ちます。「Wi-Fi5の理論値にすら届かないから同じ」という感じではないですね。同様に2.5GbpsではないPCだともっと遅かったりします。

(すべてspeedtest.netにて計測)

2020.06.29追記:持ち出してピンクエリアで計測してきましたが、トップスピードは250~300Mbpsといったところであまり変わらずでした。インプレスのレビューにある400Mbps台にはお目にかかれず。Wi-Fi6経由での2.5Gbps有線でも。

■5GプランではグローバルIPアドレスもIPv6も使えない!?

せっかく使い放題で自宅回線として使うので、サーバーアクセスやVPNにも使えるといいなと思いmopera Uをつけてもらうよう店頭で指定しました。しかし契約が進んだところで「5Gプランではmopera Uをつけられないようです」といわれる。アラジン(今もそういう名前かな?)をいじっていて気付いたようですが、「今さら言われても…」な状態です。「じゃぁグローバルIPアドレスで使えないってことでしょうか?」と聞き返したところ「お待ちください」とセンターへ電話。しばらく待たされた後、「5Gではspモードでも固定ではないですがグローバルIPをお使いいただけます」との返事。そんな大盤振る舞いあるの!?と思いましたが、ならmopera代もいらないしオッケーですと。しかし結果は間違いでした。がっつり10.始まりのプライベートアドレスが降ってきます。IPv6もなし。HW-01Lでは最初からspモードとmopera UのAPNが登録されていましたが、SH-52Aではそういうこともなくspモードのみ。IPv4/6を選ぶところもマスクされており編集も付加。ためしに自前でIP4&6のAPN設定を作成してみてもダメ。とりあえずspモードでもグローバルIPがつきますというのはガセでした。

もしかしたらmopera Uがつけられないという方も間違いではと期待して151に電話。マニアックな質問なので専門部署にまわされた挙句、判明したのはmopera Uも付加不可。現状、グローバルIPアドレスを5Gプランで使う方法はない、と断言されました。「店員が間違った案内をしたので後はその店舗と相談してください」と暗に返品してくれというニュアンス。そんなぁ…。

失意のあまりIPv6のことは聞き逃してしまいました。これも謎です。公式サイトではとっくの昔にspモードでもIPv6使えますよと書いてあるくせに、iPhone含めIPv6が降ってきた試しがない。「接続先設備によってはIPv6アドレスが割り当てられない場合があります。」との一文があるのでエリアによっちゃうんでしょうかね?

■アクセスポイントとして使うには難アリ

ちょっとマニアックすぎて誰の参考にもならないかもですが、せっかくWi-Fi6がついているので、自宅の既存LANに組み込んでWi-Fi6アクセスポイントにしてみようとトライしてみました。ざっくりいうと、

  • SH-52AのLAN IPアドレスを自宅LANセグメントに属するものに固定する
  • DHCPサーバー機能をOFFにする(自宅ルーターが担うため)

という手順。しかし結果としてはうまくいきませんでした。SH-52AのWi-Fiにつながった端末が自宅ルーターからDHCPでアドレスをとってくれません。SH-52AのWi-Fiと自宅LAN間の通信ができてないっぽいです。プライバシーセパレーターやSSID間通信許可の設定を試してもダメ。たまにある「自分のDHCPサーバーでIPを配布した端末しか通信できない奴」ですね。SH-52A側のDHCPサーバー機能を有効にしてやるときちんとLANとも通信できますが、自宅ルーターとダブルDHCPサーバー状態になるのでよろしくありません。SH-52AのDHCPサーバーをメインにするには非力すぎます(例えばMACアドレスで固定IPを割り振る機能もありませんし、配布するゲートウェイを指定することもできない。DNSだけは2つ指定できました)。IPフィルターとかで許可をするにも、そもそもIPをアサインする前のパケットが通らないんだからどうしようもなさげ?

そもそもさすがにモバイルルーターだけあって電波出力を100%にしても自宅の端っこでは電波が弱くて役者不足となりそうなので、Wi-Fi6 APとしての用途も諦めました。

ホテルに滞在した時なんかにも純粋なアクセスポイントモードって結構重宝すると思うんですが、、というかHW-01Lとかにはあった(ゲートウェイが有線ポート固定だけど)んですが残念です。

あれもこれもできるからこの価格でも仕方ないっ!と勇んで買ったものの何割かはNGで割高感が増していきますorz。

■SIMロック解除は店頭預かりで1週間程度…

以前に一括で買ったHW-01Lを処分するとなればSIMロック解除しておいた方がよかろうと。ルーター製品は無料ではあるものの店頭でやってもらう必要があるとわかっていたので、一緒に持参してやってもらうつもりでした。SH-52Aも一括買いなのでこちらもやっておけば後々楽天SIMとかでも使えるかも、とか。

が、しかし「預かりで一週間ほど。受け取りだけでも来店予約が必要。」というめんどくさい回答。さすがに買ったばかりのSH-52Aをさわりもせず1週間も預けるのはつらいので断念。HW-01Lのみ依頼してきました。なお返却は宅配便もOKでした(送料は言われなかったので店持ち?)。SH-52Aのロック解除はまた次の買い替えで処分する時になりそうです。

■サービスが追い付いていない印象はあるが、ハードには満足

というわけで、mopera U(グローバルIPアドレス、IPv6)が使えないとかがっかりな点はありましたが、モバイルルーターとしてのスペックの高さはサイズの大きさというハンデを補って余りある魅力と感じます。

自宅LANをマルチギガビットイーサネット化

NURO光 2Gbpsの導入に先駆けて自宅LANをオーバー1Gbps化しました。現在もっとも普及しているいわゆるギガビットイーサネット(1Gbps)を超える規格としては、10Gbps/5Gbps/2.5Gbpsがあります。最初に10Gbpsが出ましたが高くてなかなか個人やクライアント機器向けに普及せず、後から機器も安くケーブルも従来品が使える5Gbpsと2.5Gbpsが登場しました。この2つをまとめてマルチギガビットイーサなどと呼んだりするようです。特に2.5GbpsはCat 5eケーブルでもOKなので何年も前の既設配線でも従来の倍以上の速度アップが見込めることになります。

今回導入するNUROは2Gbpsのサービスで、スマートルーターセットでレンタルされるSONYのNSD-G1000Tは1つのポートが2.5Gbps対応しています。今回のリニューアルでは最低限2.5Gbpsが出せることを狙っての刷新ということになります。WANが2Gbps止まりでもLAN内の通信がそれ以上になるなら5/10Gbpsでもいいわけですが、コスパも考えるととりあえず2.5Gbps狙いかなというところです。

■スイッチングハブ

なにはなくともルーターの1ポートだけでは意味がありません。また我が家はリビングにルーターが引き込まれていますが、下記の端末を使うのは別の仕事部屋です。リビング<->仕事部屋間は少し前までOrbiを使ったWi-Fiバックホールでしたが、最近家族に内緒で20mのLANケーブルを這わせました。これを活用し、仕事部屋側に2.5Gbps対応スイッチを設置します。なおリビングにもハブがありますが機器としてはレコーダーやPS4など1Gbps止まり、もしくは100Mbpsの機器ばかりなので放置です(そもそもNSD-G1000Tには1しか2.5Gbpsポートがないですし)。

さて、いま2020年春時点で個人で手が出しやすいマルチギガビットイーサ対応スイッチというとBUFFALOのこちらの2機種になると思います。

2.5Gx5ポートのLXW-2G5(約2万円)と、10Gx2+2.5Gx4のLXW-10G2/2G4(約2.7万円)です。当初25Gでいいやと思っていたのですが、次節のDS1517+で2.5Gpsで動作確認が取れているネットワークカードが見付からず純正の10Gbpsカードをチョイスしたので、だったらまぁ7千円しか違わないなら将来見越して10G2/2G4にすっか、となりました。もちろん10Gポートは2.5Gや5Gとしても使えるので当面は2.5Gポートが6ポートとして使える(1つ増える)と思えばいいかなと。

■NAS(Synology DS1517+)

上に書いてしまいましたが、これで使える(動作報告がある)2.5Gbpsカードは見当たりませんでした。仕方ないので純正のこちらを購入。

オーバースペックだけど仕方なし。2.5Gbps機複数台から同時アクセスした時に速度が落ちにくいとかあるかもですが、まぁ所詮HDDのRAID5なのでどうかな…

とりあえず唯一の10Gbps機となったので、以下、対DS1517+でiPerf3計測をしてみたいと思います。iPerf3ならストレージの遅さに影響されないで計測ができるはず。DS1517+へのiPerf3サーバーの導入はこちらを参考にDockerでインストールしました。

■Windows PC(デスクトップ)

こちらは2.5Gbps止まりのNICは選択肢があるので問題なし。これを買いました。4千円切りと、上に比べてグッとお安くなります。IntelのGbE NICを1万円以上出してたのと比べれば安いものです。Realtkチップだけど。

Synologyを10Gbpsにせざるを得なくなった時点で、こちらも10Gbpsにしとこうかと思ったんですが、マザーボードに1xスロットしか空いてなくて断念しました。いつか丸ゴと買い換える日まで10Gbps通信はお預けですかね。

届いてみたら外箱に「10/100/1000Mbps」と書いてあって発送ミスかぁぁ!と思いましたが、中身のNICとマニュアルはきちんと2.5Gのものでした。NICのドライバーはあらかじめダウンロードしておかないと、交換後にネットワークがつながらないので詰みがちですが、これは普通に認識してネットにもつながりました。でも一応マニュアルにあるReaktekのサイトにいって最新版をダウンロードしてインストールしました。

・実測

対DS1517+で1.03Gbits/secでした。うーん、交換前に測り損ねたので比較できないですが、1Gbpsから毛が生えた程度ですね。。

■MacBook Pro 15′ 2016

上記Windows機と並ぶメイン機であり、そのWindows機が現状2.5Gbps止まりなことを考えて、もう少し上の世界を見てみたいな、ということで5GbpsまでいけるQNAPのQNA-UC5G1Tにしてみました。Premiere ProやLightroomの作業が捗ればいいなと。

USB-LANアダプタの場合、2.5GbpsならばUSB3.1 Gen1(5Gbps)で理論上は足りるようです。5Gbpsでも数字上は足りそうですがきっとロスはあると思うので、LANでフルに5Gbps出すならUSBは余裕をもってGen2の10Gbpsがいいような気がします。が、このアダプタはGen1止まり。どうなんでしょうね。2.5Gbps以上は出るけど5Gbps上限ギリまではいけないような?まぁコスパ的にはこれがギリギリなので良しとしました。デザインもいいですね。放熱性も高そう。

ガチで10Gbpsを目指すならThunderbolt3を使うコレでしょうね。でもバランス的にみて今はまだちょっとオーバースペックかなと。デカくて取り回し悪いし。

・レビュー&実測

QNA-UC5G1Tは一応挿しただけで認識してネットもつながりましたが、マニュアルによるとドライバーインストールが必要とのことでした。そしてこれがちとめんどくさい。CatalinaだとSIPをオフにしてsudoしてインストールする必要がありました。sudoだけではダメでrootアカウントの有効化なども必要でした。黒画面苦手な人にはちょっと向かないかもですね。実際これをしないと、ここが5Gbps表示にならなかったです。

従来の純正Thunderbolt-Ethernetアダプタ、そしてWi-Fi5と比較してみました。Wi-FiルーターはNUROのWi-Fi6対応のものですがMBP側がWi-Fi5止まりで、部屋をまたいでるせいかリンク速度が527Mbpsでした(Optionキーを押しながらWi-Fiアイコンをクリックして確認)。

結果の表の画像。QNA-UC5G1Tが1.2Gbps、Thunderbolt-Ethernetアダプタが930Mbps、Wi-Fiが870Mbps程度

残念ながら1Gbpsと2.5Gbpsでは3割程度しか違いは出ませんでした…。USBハブを経由しても低下はない模様。

あとWi-Fiがリンク速度以上に出ているのが謎ですね。

アダプタはかなり熱くなります。金属筐体ですが3面はフラットなのでM.2用のヒートシンクを買ってきて貼り付けてみようと思います。

 

■録画PC(Linux)+ BUFFALO LUA-U3-A2G

CentOSベースのANIME LOCKERが稼働するLinux機です。MiniITXマザーの唯一のPCIexスロットはチューナーカードが専有しているので、USB3.0ポートを使って2.5Gbps化するしかない。こちらはUSB-Aポートしかないので、BUFFALOのコレ。2.5Gbpsアダプタは発熱によるトラブルが多いらしく、ちょい高いけど内部にヒートシンクを備えているというこちらをチョイス。ただし公式にはLinux対応を謳っていないので不安。

・レビュー&実測

USB挿すだけであっさりusb0として認識しました。network-scriptsを適当に書き換えてネットワーク確立。ただしコンソールやsyslogに猛烈な勢いで下記のログが記録されていきます。

ケーブルの品質が悪いとdisconnectedとconnectedを繰り返したりもするようですが現状はconnectedのみで切断している様子もありません。ドライバーのバグっぽい。ちょっとディスクの残量やI/Oを無駄にしてそうでイヤですが、しばらく様子見。

iPerf3の結果は送受信ともに1.58Gbits/sec。なんと5Gbpsアダプタの上記MacBook Proより速い??試しに本機->Macにしてみるとなんと2.34Gbits/secとなりました。ほぼ理論値ですね。そうもSynologyのカードまたはDockerのiPerf3がパフォーマンスを出し切れてないとか??

USBなのでCPU負荷なども気になりますが、ログの件も含めてしばらく様子見。

Thecus W4810 + BUFFALO LUA-U3-A2G

Windows Server 2012R2の本機に上記BUFFALOのアダプタを接続してみました。公式ドライバはWindows Serverをサポートしてないことになってますが、Windows8.1は大丈夫なのでいちかばちかインストールしてみたらあっさり認識。どのみちハブの2.5Gbpsポートが足りないので接続確認と速度計測は省略。

■他のノートPC

DELL XPS 15 2-in-1(9575)やSurafece Pro X、Surface Goなどはほぼ持ち出し専用ですが、たまにWindowsアップデートとかギガ単位のものをダウンロードします。そういう時だけ共用でもっとく用としてこれ。

 

まとめ

ということで、主要PCをついにマルチギガビットイーサネット対応できました。長らく(理論値で)Wi-Fiに後塵を拝する状態が続きましたが、やっと有線の面目躍如となりそうです。不安要因はハブ、Mac用アダプタ(QNAP)などの発熱量です。これから夏に向けて安定動作を期待したいところです。

またSynologyの10Gbpsカードがあまり速度が出てなさそげなのも気になります。

 

 

 

Synology DS1517+の10Gbps化とHDD交換

自宅のNURO 2Gbps & ルーター2.5Gbps化にあわせて、メインNASのSynology DS1517+も10Gbps化することにしました。購入したのは純正の10Gbpsネットワークカード。約2万円。これだけ10Gbps化しても意味ないんですが、2.5Gbpsや5GbpsのNICで動作確認がとれているものが見当たらず、USBはなんかプロセッサー占有率が高まりそうで敬遠。

最初からハーフのブラケットが取り付けられていますがフルサイズのブラケットも付属していました。

取付はごく簡単。背面の6つのネジを外してコの字カバーを外すと、すぐにPCI exスロットが見えます。どうやら4xのようですね。2ポートモデルとかだと4x使うのかな?ブラケットの固定方法が一般的な自作ケースと違いますが、まぁ見てわかるレベルです。外側に見えるネジを1本外せば取り付けられます。

増設後にDSMを起動すると「ネットワークインターフェイス」のページに「LAN 5」として出現します(本機は1Gbpsポートが4つあるため)。それ以外使い方でイレギュラーなところはありません。もともとLAN 1にアサインされていたIPアドレスをLAN 5で使いたい場合に、(設定作業もLAN経由なので)少し手順がややこしいという位ですかね。下記の画面で「ネットワーク状態」が「10000 Mbps(一万メガボー)」になっていれば10GbpsでリンクOKです。

コントロールパネルで100000Mbs表示を確認

■HDDも交換&増量

2.5Gbps化のついでに2011年に初代Synology NASのDS1511+を導入して以来いまだ現役となる3TB HDD(WD GREEN)をついに入れ替えることにしました。

DS1511+のHDD換装と実戦投入

当時わざわざ5台の製造ロットが少しでもバラけるように違うお店で購入したお陰か、いまだ2台はエラーもなく動いています。ここまで来たら10年もつか試してみたい気もしますが残量警告(80%)も出たままだし、これから熱くなるし、で予防的に。

以下が交換前のドライブ状況。

交換前

ドライブ2と5が2.7TBなので当初から生き残っている3TBのWD GREENですね。ドライブ3と4が2016年に一度に故障してエラい目にあったヤツで、WD REDとHDSTの5TBに換装済み。この時点では順次3TB->5TBに増量していく予定だったのですが、なんとその後どのメーカーも5TBというラインナップを廃止。その後、2018年にドライブ1が故障し、当時は4TBと6TBこ価格差が大きく4TBで妥協した経緯です。その時、SynologyのDSMがSeagateのディスク故障予測システムIHM(Ironwolf Health Management)に対応していたので、IronWolfをチョイスしました。1つだけIronWolfのアイコンになってるのはそういう理由です。

ということで、今回も引き続きIronWolfにすることは早々に決め、容量とIronWolf Proにするかどうかで悩みました。Proは想定耐用年数(というかデータ書き込み可能容量)が大きいのと、データ復旧サービスが無料で付帯してくる点が違いですが、コスパも大事なので素直にSOHO向け、8ドライブ以下のNAS向けとされている無印IronWolfをチョイス。4TB以上にだけRAID運用時の障害リスクを減らす振動センサーが装備されているので、4Tか6TBかで迷いましたが、どちらにしろきっちりフルのRAID5にはならないので、コスト許容範囲で買える6TB x2台としました。3TB->4TBが2台で2TB増えてもRAID5では実質の増量分はさらに減るので、あまり延命にならないかなと。

Seagate IronWolf 3.5

Seagate IronWolf 3.5

Amazonの情報を掲載しています

6TBを後押しした理由はもう一つあって、Seagateがキャンペーンをしていて6TB以上を2台買うと500GBのUSB SSDをプレゼントとのことだったからです。まだ届いてませんが、おそらくこれですかね。

執筆時点で8,000円相当ならまぁお得かなと。先日買ったSandiskよりは遅いし容量も少ないので、具体的な使い道を思いついているわけじゃないですが、まぁなんか使えるでしょうと。

そんなわけでサクっと交換。とはいえ一台ずつリビルドしながらなので結構時間がかかりました。今回もハマったのはリビルド(修復)完了後に、「リマップするには再起動」みたいなダイアログが出て、延期はできても最終的にはやらないとならなそうだったので実行。するとしばらく処理した後に再起動したものの上がってこず。電源LEDが青点滅になりました。ググるとハード故障だと出てきますが、単にブート処理中にも点滅するみたいです。単にこのリマップ作業でブートに時間がかかっていたっぽいのを、一度強制シャットダウンしてディスク全部ぬいて起動するかとか、公式サポートにある手順を試してしまいました。結果ディスク無しだと起動したので、もう一度ディスクをセットして一晩放置したら起動していました。代理店であるアスクの方のガイドにある「ビープ音が鳴って正常起動するまでは、30分近く掛かる場合もあるので、しばらく放置した状態として下さい。」がヒントになりました。Synology公式の方はそうわかって読めばそうと読めなくもないですが、これ単独では「しばらく放置する」という発想には至らなかったかも知れません。なんかリマップ作業やディスクチェックが走ってる時は点滅パターンをかえるなり、読み書きしているディスク毎のランプを点滅させるなり視覚的に区別してほしいものです。

ともあれ、冷や汗をかきましたがどうにか完了。残量が2.46TB->6.93TBと増えました。約4.5TBの増加です。6TB(実質5.5T)を2台追加した割にそれしか増えないのか、、って感じもしますが、まぁSHRだし、他のドライブの容量もバラバラでうまく2/3とはならなかったんでしょうかね(Synology公式のRAID計算機に5TBがなくなってしまったので試算も不能)。

もうひとつ気になってるのは、ドライブアイコンがIronWolfのものになってない点。以前導入したドライブ1のように狼が増えると思ってたんですが…

「IronWolf正常性」タブも出てこないのでIronWolfだと認識されてない模様。そのうちサポートに聞いてみようかな。

2020.05.19追記:問い合わせてみました。「ST6000VN001は将来のDSMバージョンで対応予定だが時期はお約束しかねる。リリースノートに載せるのでチェックしててほしい」てな感じの返信でした。待つしかなさそうですね。

 

 

NUROスマートセットのSONY製ルーターNSD-G1000Tをいじってみた

昨日、屋内工事が完了し、ルーターが設置されていきました。

NURO光の屋内工事完了

屋外工事が完了していないのでまだNUROとしては未開通なんですが、少しいじってみました。

■壁掛けにしてみる

付属スタンドがネジ止め式で、底面につければ縦置き、(ロゴの)裏面につければ横置きになると書きましたが、実はもうひとつ設置方法がありました。

スタンドに写真のようにネジにひっかける穴が2つついています。

つまり壁にビスを2本打てばそこにひっかけて壁掛けにできるわけです。物陰に隠れにくい高めの位置につけられれば電波も届きやすいかと思い、早速つけてみました。

ケーブル類が全て同じ面から出ているのでわりとスッキリします。電源ケーブルも光ファイバーも細いので細めのモールでもまとめられるました。

■Wi-Fi6アクセスポイントとして使ってみる

最終的に今あるメッシュWi-FiアクセスポイントのOrbiからリプレイスできるだけの電波到達性、安定性があるか先に検証しておこうと思い、とりあえずアクセスポイントとして設定してみました。LANのIPアドレスをメインのルーターと同じセグメントにし、DHCPサーバー機能を停止してからLANポートを既存ネットワークに接続しました。

設定画面を覗いてみてまず気になったのは、2.4GHzと5GHzで同じSSIDを設定できない点。ここんとこメッシュシステムを使ってたので忘れちゃいましたが、普通のアクセスポイントってそうでしたっけね。なんか今更「xxxxx-g」と「xxxxx-a」みたいな使い分けするのも面倒だなと。2.4GHzの方がIoT機器などがたくさんぶらさがっていて再設定が面倒くさいので、最終的にOrbiを退役させる場合は、2.4GHz側を今のSSIDと同じ名前にして、5GHz側を「xxxxx-a」とかにするのかなぁ…

我が家の唯一のWi-Fi6対応端末はiPhone 11 Pro Maxです。残念ながら200Mbps止まりのWAN回線ではspeedtest.netアプリなどで計測してみても際立った違いは見られませんでした。

■ルーターとしての機能をチェック

やはり歴代NUROルーターと同様、ブリッジモード(ルーター無効化)はできなそうです。まぁせっかく2.5GbpsポートがあるのでわざわざRTX1210にブリッジして使う意義は減ったからいいんですが、実効速度次第ではまだその可能性もあると思っていただけに残念。そして今時残念なことにVPNサーバー機能がないので、DMZかポート開放でRTX1210をVPNサーバーにして使うしかないかな。フレッツ光が全ルーターにVPN機能を搭載してきているだけに、このテレワークブームの折りに大きく遅れをとってると言わざるを得ません。是非ファームウェア更新でなんとかしてほしいものです(もしくはせめてブリッジを!)。

ファイアウォール関係やIPv4、v6ともに一通りの機能はありそう。

デザインはモバイルファーストっぽい感じ。左上に戻るボタンがあったり。設定変更すると「30秒かかります」みたいなメッセージが出る、昔ながらの「ルーター!」って感じ。ここんとこYAMAHAや(アプリで管理できる)Orbiを使っているので、なんか10年くらい戻った感じがします。チューニングする楽しみはほとんどない製品といっていいでしょう。「SONYならでは!」みたいなところは何一つ感じません(強いて言えばスッキリデザイン?)

マニュアルもありがちな、ほとんど機能の列挙に近いシンプルなもの。詳しい使い方や、どういう時にその設定をどうするべきか、といったことはほとんど触れられていません。

 

というわけで、15分もいじれば飽きてしまうような製品でした。ま、速度が出てナンボです。はやく開通しないかなー…

 

 

NURO光の屋内工事完了

ウチのアパートにはダイワハウスのD.U-NETという無料付帯のインターネットサービスが入っています。一応光みたいですが(たぶん全戸で)200Mbps。深夜こそ200Mbps近く出ることもありますが、普段は決して速いとはいえない実効速度でした。特にここ最近はテレワーク化の波が来ているのか10Mbps台まで落ちる時間帯も。GWに入ってからは10Mbps切ったことも。もはやWi-Fi切ってLTEで通信した方が速いレベルです。

そんな予感もあって、というわけではないですが、年末くらいに「NURO対応したよ」というチラシがポスティングされていました。公式サイトにも対応物件として名前が出てきます。続き棟のうち、我が家の棟だけが載っているので実際にどこかの世帯が頑張って引き込んでくれた模様。1年間980円/月のキャンペーンなどもやっていたのでものは試しにと3月末日に滑り込みで申し込んでみました(結局まだ同じキャンペーンやってるけど…)。

申し込み時に屋内工事日の予約フォームから日時を指定するわけですが最短でなんとゴールデンウィーク、一ヶ月以上先かと絶望しましたが、ようやくこの日が来ました。今はテレワーク需要が加速しているのか予約すらできないとも聞くので、まぁまだマシなタイミングだったのかも…

NUROは同社が担当する建物内工事と、電柱のNTTのダークファイバーから引き込む屋外工事の2段階制で、今日完了したのは前者。つまりまだネットワークとしては開通していないのですが、最大の懸念であった引き込みの部分について参考までに記録しておこうと思います。

■管理会社からは穴開け、ビス留め不可の返信

すでにいずれかのお宅が引き込んだということは、管理会社とも折衝が済んでいて色々話が早いんじゃないかと期待したんですが、メールで問い合わせたところ端的に「お客様ご自身でインターネットを引き込む際は穴あけ・ビス止め等物件に傷がつかない工事であれば可能でございます。」という紋切り型の文面が返ってきたのみ。とりつく島もないというか、例えば立ち会いや鍵開けなどに対応してくれそうにすらない素っ気なさです。

もうこれは当日なるようにしかならないだろうと開き直って工事日を待つことにしました。

■事前リサーチでわかったこと

集合住宅向けNUROには大きく2つのプランがあります。NURO光マンションミニ(G2 V)とNURO for マンションです。とてつもなく区別しづらいネーミングです。もう少しわかりやすさを考えてほしいものです。以下、それぞれ「マンションミニ」と「forマンション」と省略します。

簡単にいうとマンションミニは戸建て住宅向けのプランを集合住宅に適用する形で費用も戸建てと同じ4,743円(税別)です。その代わり一本のファイバーを専有でき速度低下が起きにくいです。光ファイバーを引き込むには、

  • MDFなどから既設配管を通す
  • エアコンダクトなどを使う
  • 新規に穴を開ける

など個別の状況に応じた選択肢があります。

他方、forマンションは建物が対応物件であり少なくとも建物までは引き込み済みとなる世帯向けです。原則として最低4世帯は契約者がいることを条件に設備を設置してもらい、そこから各部屋に分岐して配線されます。つまり元となるファイバーを共有するので速度面では多少不利になります。ただし設備負担が軽い、というか投資して設置したものを使ってもらって回収しないとなので利用料は安めの2,500円スタート。同一建物内に利用者が増えると金額はさらに下がっていきます。

今回キャンペーン対象であり、ウチのアパートが対応したのはマンションミニの方。専用設備は未導入で、前例があるとはいっても個別に引き込みが必要なケース、ということになります。これが1年間980円で使えて、2年目からは4,743円になるという感じです。まぁ使ってみて5,000円/月の価値はないなーと思ったら解約すればいいのですが、工事費が分割され割引きと相殺されていて、それの残債が一括で請求されるので、1年でやめると2,3万円くらいの支払いが発生する覚悟はいります。

ウチのアパートの場合、穴開けはNGなのでMDFから通すかエアコンダクトから通すかになります。(一番速度を出したい)私の部屋が電柱のある通りに面しているので、できれば仕事部屋のエアコンダクトから通して欲しいなぁと思ってました。今の既設ネットワークのRJ-45ポートはリビングに出ており、そこからはWi-Fiで仕事部屋につないでいました。メッシュルーターのOrbiにしてからはそれなりに速度は出ていましたが(理論値では1Gbps超えですし)、やはり有線の安定性が欲しい。

また以下は公式サイトの図です。

ポイントとして、電柱からファイバーを引き込むところに「光キャビネット」というボックスと、引き留め金具もビス留めするとあります。場合によっては光キャビネットは強力両面テープで済ましてくれるという話も見られますが、さすがに引き留め金具は強度が要りそうでどうなんだろう、と。

もうひとつ室内側で光コンセントとして壁付けパネルの「光アウトレット」か「光ローゼット」という小箱をビス留めすることになっています。まぁ室内側は自分でもビス打ってるところもあるし退去時に目立たなくしておくかすればいいかなと思いつつもうひとつの不安要因。

なんてところを心配しつつ、「仕事部屋にONU+ルーターが通せるといいなぁ」と漠然と思いつつ工事日を迎えました。ちなみに前日まで業者からの連絡はなにもなくSo-netから「大家に許可とっといてね」というSMSが来たのみ。工事の内容もわからないのに許可の取りようもありません。業者の側からすると現地みないことにはなにも言えないんでしょうけど、この辺が集合住宅で光回線をひきこむまでのストレスではありますね。なんかもっと膨大なパターンの事例集くらいあるといいなと思いました(その気持ちがあってこうして記事にまとめています)。

■MDFボックスからあっさり通せた

迎えた工事当日。前の予定が2件とんだ、ということで3時間ほど早まりました。

結局、聞かれもせずMDFボックスからの配線となりました。6戸の小さなアパートなのでカギのかかったMDF部屋などはなく、屋外の壁面についた箱にアクセスします。普段はカギがかけられていますが業者が共通鍵を持ってるらしく大家抜きでさっくり開けていました。

以下がその中身の写真です。

下半分が既設の無料ネットサービスのもののようです。黒いのはフレッツ光でよくみるONUですね。白いのがルーターで、右の黒いのがスイッチングハブでしょう。ここから部屋数だけ水色のケーブルが上にのび、各部屋につながる配管(パイプ)に1本ずつ入っていってます。

対して上半分がNURO関係らしく、左端が問題の光キャビネットでしょうか。その隣に4分岐ハブのようなものがあり、1本が配管を通っていってます。実際には部屋の中から光ファイバーを差し込んでいって、ここの配管から飛び出してきたのが写真の右の方に映っている白い線です。おそらくこれをまたハブ的なものに接続する感じだと思います。

つまるところMDFボックスがあって、配管に光ファイバーが通せる隙間さえあれば、なにも心配することはなかった、ということです。こういう情報が事前に揃っていればもっと気軽に申し込めたんだろうと思います。

なお、「だったら今日すぐつながるの?!」と期待したんですが、やっぱりNTT側でも簡単な接続工事が必要とのことで、やっぱり開通は後日となりました。ただすでに引き込んであるということは残る作業は簡単なのでそんなに待たされずに済むだろう、と言っていただきました(ちなみに今日来た人はNUROの下請けさん、次に来るのはNTTの下請けさんです)。

こちらが室内の様子。パネルはもともとついているものです。

一度パネルを外し、奥に見える配管に光ファイバーをぶっこんでいったわけですが、最後はパネルの外枠に挟む形で室内端を出してフタがされています。この先に光ローゼットがあるわけですが、固定不要と伝えたところそのままそっと床置きで置いてってくれました。こちらも非破壊で済んだわけです。やれやれです。

そして光ローゼットから更に先にあるのがこちらのONU兼ルーターです。せっかくの月980円キャンペーンですが、そこにオプション料金700円/月のスマートセットを付与しました。燦然と輝くSONYロゴ!

SONYファンならおさえておきたい、同社初のルーター製品

NUROは2Gbpsを謳うサービスですが、通常、有線LANはギガビットイーサネット、つまり理論値で最大1Gbpsまでしか扱えません。でもまぁ2つ以上のポートやWi-Fiもあわせて同時に1Gbps以上出ることもあるよ、ってことで2Gbpsをアピールしてきました。Wi-Fiも11ac(Wi-Fi5)なので最高1.3Gbps出ますし)。

そこに登場したのがこのSONY初のルーターNSD-G1000Tです。有線ポートが2.5Gbpsに対応し、Wi-Fiも11ax(Wi-Fi6)対応です。もちろん2Gbpsを超えることはないですが、仮にWAN側が理論値の2Gbps出ても余裕をもって対応できるポテンシャル、ということです。別料金、しかも買い切り不可の永年支払いにするとかきたない!しかも現状新規加入時のみ選択可能で、後付けもできない!きたないぞSo-net!

でもやっぱりせっかくなら最高スペックのものが欲しい、SONYファンとしては初ルーター製品のUIとか気になる!ということで選んでしまいました。

こちらがポート面。まだなんもつないでません。とてもスリムな正方形。スタンドは側面にも取り付けられ、横に寝かせて使うこともできます。「どっちにしときますか?」と聞かれたのでWi-Fiの飛びの良い方で、と返したんですが「同じです」と言われました。本当かな。まぁネジで付け替えるだけなので届き方が足りなければ自分で直せば良し。ホコリ被らなそうとか放熱に有利そうということでとりあえず縦置きです。

2020.05.06追記:壁掛けにしてみました。

NUROスマートセットのSONY製ルーターNSD-G1000Tをいじってみた

■いらないQrioの抱き合わせ

スマートセットには何故かスマートロックのQrioが含まれています。初代モデルでは色々苦労させられたものですが、今の家は非接触ICカード式ですし、正直今更いりません。またウチのドアロック形状が特殊で、初代は非対応、新型でも別売りアダプタが必要です。

まぁQrioだけ拒否もできないのでそのまま箱にしまっとこうと思ってたんですが、なんと業者が取り付けした証拠写真を撮ってかないとならないルールに先月くらいから変わったとのことで、一時的にでもいいから取り付けさせてくれ、と。しかも別売りアダプタの存在すら知らず、当然手持ち在庫もないので、どう頑張ってもウチのドアにはつかないのです。結局、仮止めしてついたことにして写真を撮っていきました。ちなみにその状態では手でも施錠方向には回せるけど解錠方向には回らない、という恐ろしい状態でした。もし私がQrio使う気満々で、なおかつ素人で、業者さんが無理矢理にでもつけて帰っていったら、後でドアがロックされて開けられなくなっていたかも知れません。ゾっとします。So-netもいらん抱き合わせを企画するなら別売りアダプタのことも含め下請け業者さんに通知してあげてほしいものです。私も業者さんも無駄に時間をつぶして、後には綺麗に再梱包された新型Qrioだけが残りました。レンタル品なので売り払うこともできず、、いったい誰が得をする施策なんでしょうね。SONYが在庫処分したいだけなら取り付け証拠写真とか求めなくてもいいんじゃないかと思います。ちゃんと料金を払っているのだから活用しようがしまいが好きにさせてくれと。施工実績数のかさ増しでもしたいんでしょうかね。

■既存の1Gbps環境をどうアップグレードしていくか?

ともあれ、なんとか部屋にファイバーが引き込まれ、あとは電柱との接続を待つわけですが、もう一つ悩みがあります。それは我が家の既存機器がすべて1Gbpsではルーターだけ2.5Gbps対応しても全く意味がないという点です。ゲーム機やレコーダーなどの家電は致し方ない(そもそも100Mbps製品も少なくない)ですが、せめてPC関係は2.5Gbpsで使ってみたいというのが人情です。

・ルーター

一番悩ましいのは現行のRTX1210をどうするかです。

7万円もするバリバリの業務機です。でもEthernetポートは1Gbpsです。設定の柔軟さや複数ルートの振り分けなど継続して使いたいのですが、これをする限り2.5Gbpsが活きてきません。そしてYAMAHAからはまだ2.5Gbps以上のマルチギガビットモデルは出ていません(出てもお高いでしょう)。

そしてさらにNUROのルーターはブリッジモードにできないらしいです。最新のSONY機がどうなのかはまだわからいませんが、歴代NGだったぽく、仮にRTX1210をルーターとして使う場合、NUROルーター側はDMZ(全ポート丸投げ)で通すしかありません。それすると実効速度もかなり落ちるという事例も見かけたことがあり、未知数です。

NUROルーターはVPN機能もなさそうなので、いずれにせよなんらかRTX1210を組み合わせる必要はありそう(VPN & DHCP専用機?なんと贅沢な…)。

・Wi-Fiアクセスポイント

現在はメッシュのOrbiを使っています。当然これの有線ポートも1Gbpsです。NUROルーターがWi-Fi6なので、こいつが単体で部屋の隅々まで届いてくれて安定動作するなら廃止かなーと思っています。

OrbiのWi-Fi6 & 2.5Gbpsポートモデルも登場していますが2台で9万とまだまだお高いのですぐには導入は難しいかなという感じ。(ちなみに2.5GbpsなのはWANポートですが、アクセスポイントとして使う場合はLANポートとして使える模様)

・ハブ

現在我が家にハブは3台ほどあります。そのうち最低でもルーターのあるリビングと仕事部屋の間の幹線は2.5Gbps化したいとなると、1台は2.5Gbpsハブが必要になります。手頃なのはBUFFALOの5ポートすべて2.5Gbpsのこれかなと思っています。

せっかくのYAMAHAのルーター+ハブの統合管理体制からは外れてしまいますが仕方なし。

・MacBook Pro 15′ 2016

探した限りThunderbolt3で2.5GbpsのLANアダプタというのはなさげ。ただ2.5GbpsならUSB3.1のGen1があれば仕様上は足りるようで、同じくBUFFALOからこれなんかが出ています。ただしこれはUSB type-CではなくAなので注意。海外製品でtype-Cのものもあるようですが、個人的には4つしかないMacBook Pro 15’のtype-Cポートは既に埋まり気味なので、あえてUSB3.1のハブを経由してコレかなと。

で、USB PDのスルーが純正アダプタの87Wを超えるハブを探したところELECOMのコレが100W対応でした。

USBハブとしてもGen2/10Gbpsに対応しているので、これを介してもMacBook ProのUSB性能は落ちずに済みます(Thunderbolt3ポートとしては使えなそう)。type-C端子が2つついていますが片方は充電専用なので要注意です。ただ、こいつの充電スルーポートに純正充電器をつないでおけば、これ1つ挿すだけで充電と有線LAN、その他のUSB機器が接続できることになります。よくある安いUSB-Cハブは60Wくらいしか通せず充電速度が落ちるものが多いので、これは希少なハブだと思います。

ちなみにUSB type-Cポートを1つ塞いでもいいから2.5Gbps LANアダプタ単体で使いたい人の場合、これ辺りならいけそうです。

Ethernet、HDMI、USBハブなどが一体になったマルチポートハブでは2.5Gbps対応のものはまだないように思います。今後色々選択肢が増えていってほしいものです。

・デスクトップPC(Windows自作機)

PCI Express経由のNICでは1xあれば2.5Gpsは使えるようです。ウチの古いマザーではもはや1xスロットしか空いてないので助かります。

4,000円くらいで買えるようです。チップはどちらもRealtekのようです。

・NAS(Synology DS1517+)

インターネットのサイトでシングル2Gbpsでても恩恵はほとんどなくて、やはりLAN内の高速ファイル転送用途ということではNASの高速化は避けて通れません。幸い我が家のDS1517+はオプションで10Gbpsカードがつくのですが値段が2万くらいになってしまいます。うーん、どうしたものか。1Gbpsポートが2つあるのでリンクアグリゲーションすればよさそうですが、上記のハブは対応してなさげ。

海外含め互換性情報を調べて2.5Gbpsでいいので安いものがないか探してみるつもりです。

 

ともあれ、10Gbpsはまだまだ高くて個人では手が出ませんが、マルチギガビット(2.5Gbps/5Gbps)製品が登場してくれたおかげで手軽に1GbpsオーバーのLANを組めるようになってきました。しかもケーブルは今までのCat5e以上で良いということなので大助かりです。

諸々開通して買い揃えたらまた速度レポートをあげようと思います。

■随時追記:その後の日程

  • 3/31 申し込み
  • 5/5 屋内工事
  • 5/19 「大規模準備工事が必要で時間がかかる」というSMSが届くorz
    • 【NURO光開通工事に関するお知らせとお願い】NURO光にお申込み頂きありがとうございます。現在、開通工事を行うための準備を進める段階で「大規模準備工事」を行う必要があり、開通までにお時間が必要な状況となっております。お客様の工事日調整可能となる見込は「6月上旬」を予定しております。お待たせして誠に恐縮ですが開通工事の準備が整い次第、ご連絡をさせて頂きますので今しばらくお待ち頂けますようお願いいたします。
  • 5/22 「工事予約が可能になりました」SMSが届く
    • 最短で選択可能だった6/10午後、11午後に予約(それぞれ第1、第2希望)←イマココ

という感じで進んでいます。「工事調整可能となる」のが6月上旬となっていましたが、工事予約可能となる、という意味なのか、実際に予約できる最短日程が、という意味なのか微妙な文面ですね。前者であれば少し早まった、後者なら予告通りということでしょうか。ともあれあと少しだけ待たされますが着実に進んでいるようです。

5chみてると早いとこはもっと早い(全部でひと月以内)し、かかるところはもっとかかる(数ヶ月レベル)という感じですね。また大規模準備工事のお知らせが来た人も実際にはもっと早く工事予約できるようになったケースを散見しますので、多少は早まると期待してもいいのかも知れません。

あとはせっかくつながってもこのコロナ禍で速度が出ない、という話をよく見るので実際どうなるかが一番ドキドキします。せっかく有線2.5Gbpsのスマートルーターを借りているので、それに意義を感じられる速度が出てほしいものです。そして混雑する時間帯でも100Mbpsくらいはキープしてくれたら御の字ですかねぇ。

■2020.06.23追記:たぶんキャンセルします

本来ならすでに開通している時期ですが、諸般の事情で急遽引っ越しする可能性が浮上し、屋外工事を延期しています。ここまで来たら開通させて使ってみたい気持ちアリアリですが、一旦開通してしまうとキャンセル料というか工事料金の残額支払いが発生するので、1年未満で引っ越すとなればちょっと踏ん切れません。