PMSでMediainfoがエラー吐いて再生できない時の覚え書き

実家リビングに導入したBRAVIAで、別室のPCで録り貯めた動画をフリーのDLNAサーバーソフトPS3 Media Server (以下PMS)経由で動画を視聴していたんですが、PC再起動後に再生できなくなりました。PMSのログによると、Mediainfo.dllが読み込みエラーを吐いていたり、Java VMがExpectionで落ちたりしまくっています。再起動直前にPMS周りはいじってないし、Java(JRE)の更新などもなかったはず。BRAVIAだけでなくPS3からも再生できなくなってます。

さて、これは困ったということで2時間ほど格闘したんですが、結果はあっけなく、「PMS.exeを管理者権限で起動しないとダメ」というこのでした。PMSの起動は、

  • .exeを起動
  • .jarを起動
  • .batを起動

と3つあり、ウチ(Windows7/32bit)では普通に.exeを起動しただけではダメで、.exeを管理者権限で起動するとOKってのはかなり前に気付いていました。ただこれだと起動時にUACが動作してしまいます。例えばPCがフリーズして家族の手で電源ボタン操作で再起動してもらった際に、すべてが動作しないと困るので、かわりに.jarをスタートアップに入れていたのです。これでも普通にタスクトレイにアイコンは出現して起動したように見えているので安心していたのですが、実際には上記のエラーが起きて動作しなかったというワケです。

で、結局PMSのインストールフォルダをProgram Filesから出し、.exeファイルのプロパティから管理者権限チェックをON、そのショートカットをスタートアップに登録、という形をとりました。これでUAC無しで起動できそうです。基本的にσ(^^)しか直接操作することはないので大丈夫でしょう。

ただこれはWindows7特有かも知れません。逆にVistaだとProgram Files外に置いた方が面倒なことになるかも(前にtvrockだかtvtestだかでそんなことがあったような)。

Twelve South BookArc for iPadは新Airには使えず

当初から新Airはベッドサイドに立てて起きたいという目論見があったので、本体が届く前にスタンドを物色して、Twelve South BookArcのiPad用を買ってありました。MacBook用はMacBookですら傾くとレビューにあったので、Airじゃスカスカだろうと。

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が、さすがにiPad用ではきつすぎました。Airの厚い側だとしっかり刺さらないのでかなり不安定。薄い側だとかなり傾く上に、薄い部分にヘンに力がかかるのでよろしくなさそう。横にすると一番しっかり刺さりますが、重心も高くなるのでそれはそれで不安定。

iPadを裸で使う様とシェルを使う様に2種類のゴムパーツがついてるんですが、どちらもダメです。諦めてiPad用に使うことにします。

質感的にもMacBookと相性良いですし、是非このシリーズでAir用モデルを発売してほしいですね。

MacBook Air 11’ !!

10月29日には届いていたんですが、仕事が立て込んでいたり、他にレビューするネタが溜まっていたりで遅くなってしまいました。MacBook Air 11.6’のファーストインプレをお届けします。

一言で言ってかなりイイカンジです。1.4GHzでもネットブック+α的に使うのであればまったく問題ない体感速度です。

■外観

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MacBook、特にAirはうっすら色がついてシルバーというより薄いシャンパンゴールドのイメージがあったんですが、(少なくとも新モデルは?)手元でじっくり見てみるとほぼ無彩色のシルバーでした。まぁ、これはこれでいい色です。

(写真では左側にある24インチモニタの光が映り込んでしまって完全に再現しきれてない感じですが。2枚目は画面を写すためにHDRしたので更に色はアテになりません。)

質感はとてもいいです。とてもいいだけに、キズひとつつかないようおっかなびっくり扱わざるを得ないのもApple製品のお約束です。でもジャケットや保護シール貼りたくないしなぁ…。はやく専用ケースが出そろってきて欲しいものです。

ちょうど実家にいたので家族に見せてみたんですが、思ったほど驚かれませんでした。まぁ、性能比を考えなければVAIO Pとか見せてるし、1kg切ったLet’s Noteを使ってたこともありましたしね。CULV並性能で、液晶が1366×768でフルサイズキーボードで1kgちょいってバランスは知識ないとわかんないですもんね。

同じ軽量ノートで一定の強度を出すためのアプローチが各社違っていて面白いですね。VAIOはカーボン素材で薄さを実現。でもコストが高くなってしまった。Let’s Noteはボンネット構造という成型デザインでプラスチックながら強度を出した。でも厚みが出てしまった。そしてMacBookはアルミというコストの割に強度があり薄さを保てる金属素材をチョイスした。でも重量面で引けをとった。みんな一長一短なんですねぇ。

さすがにアルミなので使い始めはヒンヤリしてます。短パン状態で腿に載せたりすると「ひゃぁっ!」とか声が出そうになるw。パームレストも真冬なんかは辛そう。でも比熱も高いので使っているとすぐに体温が移ってなにも感じなくなりますね。

■キーボード&パッド

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普段愛用してるVAIO type Zに比べるとややストロークが浅くて底打ち感がありますが、基本的には今時のアイソレーションキーボードという感じで標準的な印象。大きな不満はありません。ファンクションキーが少し小さい(縦方向に狭い)のが気になりますが、そもそもMacだと文字変換にファンクションキー使わないし、影響は小さいかなと。

(ちなみにσ(^^)が買ったのはJISです。)

パッドオペレーションは快適ですねー。写真のようにiPhone4並の面積。MacBookシリーズの中では狭いんですが、個人的には不満なし。特にスクロールと進む/戻るは慣れると病みつきになります。Windowsに戻れるか心配。クリックは物理的にカチっと動くタイプで、静電容量でポンと軽く触れるだけの方式に慣れた身にはやや違和感がありましたが、すぐに慣れました。一度指を持ち上げなくてそもまま押し込むだけで済むのが楽なのかも知れません。これまたVAIOに戻った時に混乱しそうです。

■パフォーマンス

冒頭にも書いたとおり、ネットするだけなら全く不自由を感じません。画面も縦768あればネットサーフィンにはギリギリ足りる感じ。冷却ファンが回るのを感じたことは今のところないです。HDなDivXあたりなら楽勝で回るらしいですが。

動画でいえば、生tsを再生する場合、VLCでインターレース解除をしながらだとたまにひっかかる感じ。軽いプレーヤーを探すかちょっとチューニングすればイケそうな気配ですが、まだあまり突き詰めてません。720pのMP4は余裕。でもQuickTime Playerを使わないとGPU再生は効かないのかな?

Office 2011も買って入れてみましたが、起動はめっちゃ速いです。WindowsのOffice 2010も64bit版は速いと評判ですが、ほぼ遜色ないんじゃないでしょうか。

スリープからの復帰は短時間ならほぼ一瞬。1時間以上立つとWindowsで言う休止状態に相当するステートになるらしく、この状態からだと数秒かかります。この時、電源ランプというものがないAirはまったくフィードバックがないので、一瞬復帰にコケて固まったかな?と不安になります。

■ACアダプタ

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ACアダプタはかなり小型でケーブルも細いので携帯性は高いです。σ(^^)はたいてい自宅と実家用に1つずつ常備するんですが、今回は毎回持ち歩いてもいいかなという気になりつつあります。ただ、ケーブルが細い分、巻き付け時に根本に負荷がかかるとすぐに断線しそうでちょっと不安です。

初MagSafeですが、やっぱいいですねコレ。ウチのtype Zなんて、社外ACアダプタでコネクタが長いせいもありますが、こんなになってますw。>写真下 いつか引っかけてへし折ってしまいそう。というか絶対メインボードに負荷かかってるよなぁ…

ただ、このMagSafeという規格はAppleが他社にライセンスをしていないので、サードパーティ品がほとんどないのが難点です。ACアダプタは純正で不満なにですが、外部バッテリーとかカーチャージャーとか。

■総評

同じように購入を悩んでる人にiPadはいらなくなったか?と聞かれましたが、そういうことはないですね。やっぱり文字入力がいらない作業(動画視聴、Webサーフィン)をベッドで寝っ転がってするならiPadに手が伸びます。

今は物珍しさで色々触ってますが、最終的にはカフェ用に落ち着く気がします。それもCD/DVDドライブが不要な場合。一応、VAIO P用に買ったUSB DVD-ROMドライブは普通に使えてますが、最初からいるとわかってるならtype Z持って来ますね。Officeは当初いれないでOffice Web Appでしのぐ予定でしたが、思ったより安かったので買ってしまいました。やはりメール添付で送られてきたのをサっと開きたいわけで、いちいちSkyDriveにあげるのもなぁ、と。

またAirはすぐに使えるのが長所なので、充電場所をベッドサイドにして、「あ、ちょっと1本メールださなきゃ」って時用に待機させとくにもいいかな。

まぁ、こんな色々取りそろえてる人はあまりいないと思うので、参考にならない話でスミマセン。

ともあれ、Apple製品にしては今のところ、ヒビ割れだの変色だのアンテナ感度が悪いだのいうクレームが出てきてないことからも、かなり完成度の高いモデルなんじゃないでしょうか。

MacBook Air 11’にピッタリの小型SDカードリーダー

Late 2010のMacBook Air、13インチモデルにはSDカードスロットがついてますが、11インチの方にはついていません。カフェでブログ記事をしたためる時など、デジカメから写真の撮りだし位はできないだろうということで、Airと一緒に持ち歩く用カードリーダーを物色。

最近はメモステはほとんど使わないので、とにかくSDHCが使える小型のカードリーダーで、なるべく小さなもの、という条件で。

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結果としてこれを購入しました。LOASのCRW-SD38シリーズの銀(ラインナップには黒、青、オレンジ、ピンク、銀、白があります)。

重視した点は本体容積もさることながら、コネクタ部が小さいこと。AirのUSBポートはACアダプタポートと隣接していて、例えば直挿しタイプだと干渉して使えない可能性があるらしいのです。本製品はコネクタ部分がとてもスリムなので問題になりません。

またmicroSD専用スロットもあるので、どうしてもデジカメの電池がなくてケータイで撮ったなんて時に重宝するかも。そしてそれ以外の無駄なスロットがないという潔さ。色味もプラスチックではありますが割と綺麗な光沢があるのでAirともマッチするかなと。

まだ肝心のAirが届いてないので使えるか試してはないですが、OSX対応も謳ってるのでまず問題はないでしょう。

Windows機でのベンチですが、先日買ったPATRIOT製のSDHCカード、自宅のデスクトップで測ってシーケンシャルリード20MB/s、同ライト17MB/sでしたが、VAIO type Z+本製品で20MB/s、15MB/sとなりました。モバイル用としては上々、というかリードが同等なので今回の用途的には問題なさそうです。

新MacBook Air 触ってきました

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近所のヤマダに行ったらAppleコーナーが出来てて、新MacBook Airの11’と13’も展示してありました。

うーん、このiPadをちょっとだけ長くしただけのフットプリントはやはりそそりますねぇ。

キータッチも多少ペタペタと底打ち感が気になるものの、まぁ許容範囲かと、トラックパッドがこれだけ広いのはやっぱり使いやすいなぁ。マウスいらないかも。

1点気になったのは、ヒンジがここまでしか開かない点(下の写真)。実際に試してはないですが、多分膝の上とかで使う時はもう少し開いた方が見やすい気がします。液晶もグレア(ピカピカ)タイプなので、角度は柔軟に設定できるに超したことはないですし。

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あと、閉じて手にもった時に、ヒンジ側はほんのり暖かい感じ。トラックパッド側はひんやりしてました。

■スリープ復帰の様子

初めてiPhone4で撮った動画を直接アップロードしてみました。

ちょっと指の動きがわかりづらいですが、最初はカメラ画面をみながら位置合わせにとまどってるだけで、基本的に指を離した瞬間が押したタイミングだと思って下さい。ポンと押した感じです。

 

触れ込み通り一瞬で起動しますね。ただ、Macっで以前からこんな感じじゃなかったでしたっけ?Windowsでいうスリープ的な通電状態のサスペンドですよね?それとも新Airからは電源切れてるのが売り?30日持つっていうし。

これだけ早いとログインパスワード無しで運用したくなりますが、そうもいかないよなぁ。

■アプリ起動

 

Safari、iTunes、iMovieをそれぞれ立ち上げてみました。これもわかりづらいですが、ドックのアイコンが跳ねてからウインドウが表示されるまでの時間を見て下さい。むむ、これはSSDなWindows機よりも速いかもっ!まぁ展示機なんでキャッシュの状態とかわかりませんが。でもまぁ実際この速度でプリプリ立ち上がってくれるなら言うことありません。