まだ涼しいけどGreenFan2導入

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σ(^^)は結構扇風機好きです(いやまぁ家電はたいてい好きなんですけども)。寝付きが病的に悪いので夏場の寝室の快適さを保つのに余念がありません。

  • 節電の為にできればエアコンは切って寝たい
  • でも冷え性でもあるのでずっと扇風機の風あててると冷えすぎる
  • でも切るとすぐ暑くなる
  • タオル地シーツの感触が好き過ぎて長袖長ズボンのパジャマは着たくない

とまぁそんなワケで、優しいそよ風が発生できる扇風機を切望しつづけています。2007年にはそれを売りにする5枚羽根機であるコレも買いましたが、結局暑いやっぱ寒い、と夜中つけたり切ったりしている現状です。

そこへ去年、GreenFanという注目モデルが登場。DCモーターというゆっくり回転させるのが得意なモーターを採用し、また特殊な羽根の形状によって弱い風なんだけど遠くまで届く、という矛盾する要素を両立したモデルです。最安価格帯の扇風機が軽く10台買えるお値段でしたがかなりそそられました。しかし最大の弱点としてリモコンがなかったんです。本当に快適なそよ風なら問題ないのかも知れませんが、やはり今までのリモコン多用度を考えると購入には踏み切れませんでした。

そして今年。気付いたら後継モデルGreenFan2が発売され、バッチリリモコンも装備されてます。今年は更に節電要求も厳しいこともあり、思い切って注文してみました。がしかし発売に気付くのが遅れ、既にどこも品切れ。5月下旬の時点でヨドバシだと納期7月下旬とのことでした。結局販売元がAmazonのマーケットプレイスに出品しているものを注文。二週間弱で到着しました。

6月だというのにこの涼しさなので、肝心の実力についてはまだ評価できませんが、とりあえず設定してみての感想。

■収納性、使い勝手は一般的な国産メーカー機に大きく劣る

部屋が散らかりすぎてて外箱の写真が撮れなかったんですが、家電ウォッチの記事をご覧下さい。ほぼ立方体の箱です。扇風機のような季節家電はオフシーズンは箱に戻してしまっておく人も少なくないので箱自体の収納性は重要です。特に扇風機は分解組み立てを伴うので、その手順や箱の作りにもこだわったものが多いという少し珍しい家電です。その点で本製品は大きくマイナス。大手家電メーカーの製品は極力薄い箱に収まるように工夫してるのに対し、これはそういう工夫があまり感じられません。段ボールの仕切りも複雑で出し入れも結構大変。出すのはいいんですが、忘れたころにまた仕舞うのはちょっとしたパズルです。モーター部の奥行きが今時の扇風機にしては長いので難しいんだとは思いますが、今結構本気でこの箱どうしようか悩んでいます。箱は捨ててゴミ袋とかかけてそのままどっかに置いておくかなぁとか。

SDIM0080また首も伸縮機能がなく、延長パーツをつけはずしすることで2段階の高さが選べるのみ。ただ今回はたまたま置き場所が確保でき写真のようにベリーショートな感じで使うようにしてみました。一般的な扇風機を縮めた状態よりも更に背が低いので卓上置きに使うにはいいかもです(そしてまた延長パーツの置き場所に困る…)。


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待望のリモコンもボタン数の割にデカい。写真左は2007年の三洋電機製の扇風機のカード型リモコン。写真ではわかりづらいですがGreenFan2のリモコンは厚みも結構あります。


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こちらがスタンド部。手前の丸は電源。奥のLED群は風の強度やタイマー設定値を示しています。

 

「綺麗だろ?これどれひとつ押せないんだぜ?」


SDIM0074そう実は操作部は全てモーター上部に並んでいます。うーん、しばらく考えてみましたが、ここにあるメリットはあんまし思いつきませんでした。デザイン家電にありがちな、「とりあえず既成概念ぶっこわしてやったぜ」的なドヤ顔が浮かびます。

普通に前から操作するのにやりづらいし、見つけられない人多そうだし、なにより扇風機の電源なんて足で操作したいですよねw。


SDIM0069こちらがフロントガードを外した状態。なんかスゴそうですね。外側と内側の風をぶつけあって遠くまで届かせるとかいう理屈みたいです(詳しくは公式サイトをどうぞ)。

でね、このファンガードがまた面白いことに外周部に配された5カ所のマグネットで固定する方式なんですよ(クリックして拡大すると見えるかと)。普通の扇風機みたいにクリップとかなくて綺麗ですねー。

 

でも取り外しには付属の専用工具が必要です!

 

的な。まぁ磁石なんでひっぱれば外れるんですが、ファンの隙間が狭いので指は入らないんです(無理に入れると折れそう)。そこで工具が付属してると。扇風機ごときの分解に工具がいるとか予想のナナメ上でした…

まぁ一応頑張ってパーツを折らないように気をつけつつ素手でも外せることは確認しましたけども。

■もうひとつの特長は超省電力

とまぁ使い勝手の面では大手家電メーカーに遙かに遅れをとる本製品。同じDCモーターを使っていて実売価格が1万円も安い値段で先日発売された東芝のSIENTにしようかとも悩んだんですが(これはこれでヨドバシ納期8月…)、結局初志貫徹してこっちを選んだ理由がもうひとつ。DCモーターが低消費電力なのもあって、この製品の最弱モードの消費電力はなんと3W(これはSIENTも同じ)。電源は12VのACアダプターで、なんとかわりに充電式バッテリーを使うこともできるんです(別売り)。公式サイトではミニゴリラという汎用バッテリーに専用ケーブルをつけて販売しています。まだ調べてないですがおそらく手持ちのノートPC用汎用バッテリーが使えると思うし、緊急用としてなら余ってるカーバッテリーでもいけるんじゃないかとかw。そのうちコネクタの規格を調べて実験してみようと思います。万一また計画停電が実施される事態になっても扇風機だけは使えるぞと。

まぁメーカー保証を無視するなら、SIENTもACアダプタなので同じことはできるはずですけどね。

SIENTは既存の羽根枚数を増やしてく程風が優しくなるというアプローチの延長で7枚羽根。そしてまた新製品で評価が少ない。しかも納期がGF2より長い。GF2の方が羽根の形だけみるとブレークスルーがありそうな印象だったのと、去年のモデルを買った人達の絶賛っぷりがすごかったのも決め手ですかね。これから買うならSIENTの評判を眺めて悪くなさそうならそっちにした方が、コストパフォーマンス、使い勝手ともに上なのかも知れません。

COLTにクルーズコントロールを装着

まずは用語解説。

・クルーズコントロール(クルコン)

アクセルを踏まなくても車速を一定に維持してくれる機能。高速道路などを長時間巡航する時に楽ちん。燃費的にも有利。実は結構昔から高級車には密かについてた。

・スロットルコントローラー(スロコン)

実際のアクセルペダル踏み込み量とエンジンのスロットル開度の相関係数をいじって、ちょっとしか踏んでないのにググっと加速させてパワフルに見せかけたり、踏んでもいまいち加速しないようにして燃費を稼ぐ装置。

昔と違い、最近の車はアクセルペダルの踏み込み量は電気信号でECUに伝達されているので、カプラー(コネクタ)に割り込んで信号を制御してやれば、割と簡単にこれらの機能を実現することができます。

σ(^^)は2,3ヶ月に一度実家に帰省したりと割と長距離運転をするのでクルコン大好きで、SERAの時も後付けの製品を自分で取り付けていたんですが、ワイヤー制御だったSERAと電子制御スロットルになったCOLTでは互換性がなく移植はできずにいました。そして当然電制スロットル車に使えるクルコンユニットというのもググってはみたんですが当時は見つけられず4年半が経ちました。

で、何かの拍子にふと再度検索してみたところ、いつのまにか販売されてるではないですか!しかも複数。COLTに対応するハーネス(コネクタを分岐させる二股のような部品)もある。電子制御だけあって部品構成もシンプルで取り付けも簡単そう(ワイヤー式の場合、ワイヤーを引っ張る力を発生させるエアーポンプをエンジンルームに取り付けたりと大変だった)。

見つけた選択肢としては、i-CruiseとPivot 3 drive ACがありました。3 driveはスロコンとしての存在は認知してたんですが、新モデルでクルコン機能が搭載されたようですね。SERAにとりつけた時に、やはりコントローラーは純正式にステアリングコラムから伸びるレバー式のが使いやすかったなと思ったので、i-Cruiseをチョイス。COLT用のハーネスが同梱されたキットを注文しました。

■取り付けも比較的簡単

届いて取り付けマニュアルを見ると、ブレーキ信号線への接続は接触不良があるといけないのでワンタッチコネクタ禁止、必ず半田付けを、と書いてありましたが、場所的に半田作業はしたくなかったので、Pivotから出ているブレーキ用のハーネスを流用しました。COLT用はBR-2という型番のものが適合しました(Pivot側では他社製品への転用を認めていないので自己責任です)。ブレーキ信号の他、ACC電源もこのハーネスから取り出せたので、後は車速信号とバック信号、アース、そしてアクセルペダルのカプラーにハーネスをかますだけです。車速もバックもカーナビ用に取り出し済みだったのでワンタッチコネクタで分岐。ギボシ加工すら不要って感じで、SERAの時の苦労がウソのようにシンプル。

あとは操作レバーをステアリングコラムに取り付ける訳ですが、こちらは14mmのドリルが必要でした。文字ラベルは両面にシルク印刷してあり、コラムの右側でも左側でもつけられるようになっています。ドリルで開けた穴に通してナットで締めるだけです。

こちらが取り付けた様子。見た目割と綺麗につきますね。

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レバーのスイッチ部分は若干のガタツキがあり、自動車の純正部品レベルの質感にはやや届かないものの、実用上は問題ない、という感じ。写真ではスポークを避けてますが、COLTみたいなT字スポークだとステアリングを正位置にした時には隠れて見えません。先端の白い部分が青色LEDで光るので、夜はなんとなくわかるんですけどねw。後上についてる小さなぽっちも二色LEDでスロコンのモード表示等に使われます(赤がパワー、緑がエコ)。

■ファーストインプレ

まだ長距離巡航で試したワケではないですが、とりあえずの感触をば。

やはりレバー式なのでステアリングから手を離さず操作できるのは良いです。純正式を使ったことがあれば操作方法も同じで違和感ないですが、全くの初めてという人にはややとっつきづらいかもです。ざっと手順を書くと、

  1. 先端(READYボタン)押し込み待機モードに(青色LEDが点滅しはじめるが、この時点では変化なし)
  2. 希望の車速まで加速した後、レバーを下に押す(SET)と動作開始し、その速度を維持
  3. 動作中にレバーを上下(▲/▼)すると巡航速度が調節できる
  4. もう一度READYボタンを押すかブレーキを踏むと動作解除(待機モード)

って感じ。待機モードでレバー上(RES=RESUME)すると解除前の速度まで復帰。もしくはSETで現在の速度を維持、という感じです。やっぱ文章で書いてもわからんですねw。わかってしまうとよく考えてあるなという印象なんですが。巡航中にちょっと前がつまってきたらどっちみちブレーキ踏みますよね?そうすると解除はされるものの、設定速度は記憶してくれてるので、また道が空いてきたらRESUMEすれば元の速度まで加速してくれるって感じです。

物理的にアクセルペダルを操作するワイヤー式と違って、ペダル自体は動かないのでちょっと違和感ありますね。足下でペダルが動いてる=クルコン制御で加速しているというフィードバックになってたんですが、電子制御式だとブラックボックス的に加減速されてる感じ。ちなみにフィードバックという意味では別売りの表示ユニットなるものも販売されています。

街中などクルコンとしては動作していない場合、スロコンとして利用することもできます。別売り表示ユニットをつけない状態ではPOWER、NORMAL(動作OFF)、ECOの3段階で、単純にレバーの上下で切り替えられます(エンジン切っても最後に使ってたモードを記憶)。POWERだとLEDが赤(オレンジ?)、ECOだと緑に点灯するのでわかりやすい。で、試しにECOにしてしばらく走ってみましたが、確かに少しトルクが落ちるというかもっさり感が出ます。発進はまだしも、上り坂とかちょっとかったるいですね。この辺りは単純にxx%強める/弱めるというだけではなく非線形の方程式になっていてそのチューニング具合が各社の腕の見せ所というとこなんでしょうね(そもそも自動車メーカーの制御も非線形なんでしょうし)。しかしこれ、確かにいつもの感覚で踏んでるとスロースタートになるので燃費はよくなりそうなんですが、しばらくすると足が適応していつもより余計に踏むようになるだけなんじゃないんですかね(笑)。多くの人はアクセル開度ではなく体感スピードを基準に速度調節をしていると思われるので…まぁせっかくだから次の給油サイクルでECOにして走ってみようかな。

小型でパフォーマンスもなかなかなUSB3.0フラッシュメモリ

MacBook Airと持ち歩いているUSBメモリ、SONY POCKETBIT USM16GLXが手狭になってきたので買い換え。主な用途はTSUTAYAで借りたCDやDVDを同一施設内のスタバでアレして持ち帰る用。つまりシーケンシャル書き込みがそこそこ速くて、容量が今より多い32GB(ないし64GB)で、あまり大きくも見た目ダサくもないこと。

選んだのはグリーンハウスのUSB3.0対応タイプのPicoDrive F3。現行MacBook AirでUSB3.0の意味はないですが、持ち帰ったあとSandy Bridge機で読み出す時にはメリットあるし、値段もUSB2.0品に比べてすごく高いワケでもなかったので。またこのシリーズは内部をRAID0-0的なデュアルチップ構成にしていてフラッシュメモリの弱点である書き込み速度を改善していて、2chでみたベンチもなかなかだったので。

ハード面では、キャップは普通にとれるタイプですが一応お尻側につけておけます(お尻側はちょっと緩いかも)。でもストラップなどを着けるリングと兼用なのでストラップつけちゃうとお尻にキャップをつけることはできなくなりますね。

筐体は金属ですがやはりUSB3.0だけに結構熱くなります。初めて使うとビビるでしょうけど、まぁ当分USB3.0はそういうもんだと思っておくしかないんでしょうね。

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おきまりのベンチ。MacとWindowsで使うのでexFATでフォーマットしなおして、セクタサイズも少し大きめにしてます(確か128KB)。SandyBridge機でUSB2.0(左)と3.0(右)。以前買ったpqiのUSB3.0製品に比べると格段に速いです(ランダムリードでは負けてますが、今回の用途的にはOK)。USB2.0でのSeq.Writeとしてはほぼ上限ってとこじゃないでしょうかね?んで、自宅で読み込む時は100MB/sってことは、4GBのデータが単純計算で40秒くらいで送り出せるってことですね(実際にはコピー先のHDDの書き込み速度に依存しますが…)。ともあれ移行前のUSM16GLXがSeq. Read32/Write12MB/sなので書き込みが倍以上!(実際には光学ドライブの読み出し速度に依存しますが…)。

気分よければすべて良しっ!

LinkStation用の外付けHDDを購入

連休挟んで遅くなりましたが、先日導入したLinkStation WVLのバックアップ用に外付けHDDを装着しました。本体と同じ2TBでUSB2.0の外付けHDDというと安いものでは9,000円位からありましたし、ベアドライブ+HDDケースなら更に安くあげることも可能でしたが、今回は同じBUFFALOのHD-AL2.0TU2をチョイス(1万円強)。

理由は、

  • スーパーecoモデルでアイドル時の消費電力が0.15Wとダントツで低かった点
  • 別売りオプションで冷却ファンが追加できる点
  • 形状がLinkStation WVLの下に設置するとピッタリそうだった点

の3点です。とはいっても、LinkStationでバックアップ用にした時にアイドル(モーター停止)状態になってくれるかはよくわからないんですけどね。

HDDは運転時の平均温度が低いほど寿命が延びるので、冷却ファン無しで運用できる製品でもファンで冷やすことにメリットがあります。物置き部屋に設置するので多少ファンノイズが増えてもどうということないですし。ちなみにヨドバシでHDD本体とまとめ買いしたら割引きが1,000円だかつきました。

そして設置性ですが、こんな感じ。

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ピッタリですね。ちとホコリついてる状態で撮影しちゃいましたが、実際アクリルっぽい艶のある部分はどちらも静電気でホコリつきやすいのは否めません。

ちなみにこのHDDは公式には上にものを置くことは推奨されていませんが、オプションファンを取り付けた場合は同型HDDを3台までスタックして使用できることになっています。なのでまぁLinkStationおいても大丈夫かなと判断しました。下が金属製の棚ですし。

このHDDは出荷時FAT形式でフォーマットされていますが、そのままだと2GB以上のファイルがバックアップできないので、XFSで再フォーマットしました。LinkStationはLinuxベースの製品なのでExt3かXFSが良いんですが、XFSは比較的最近のLinkStationにしか対応しておらず、もしLinkStationが壊れて古い機種につなぎかえて中身を取り出したい、という場合にはExt3を選ぶのが良いようです。逆に最近のLinkStationがあるとか、Linuxマシンにマウントして取り出せるスキルと環境があるならばXFSの方がより容量を多く使えるとのことでXFSにしました。

LinkStation側の差分バックアップ機能で毎日定時にバックアップされるようにして2,3日放置してみましたが、ちゃんとコピーできているようです。

これで当初の目論見通り、

  • RAID0で高速性を確保
  • 全ファイルの冗長性も担保
  • HDD4台モデルよりも安価
  • RAID5よりも(深刻な)障害時のデータ保全性が高い
  • 持ち運び用としてもそこそこコンパクト(ただし持ち出し中はバックアップされない)

という良い具合のバランスのシステムを構築できました。

実家もヅアルモニタ化(ただしMacのみ)

ただいま某案件のiOSプログラミングが佳境。連休で帰省中といえど毎日Macに向かってコーディングしてます。

そんな中作業環境に不満が募りまくり、ちょっくらお買い物。主な不満点は、

  • デュアルモニタではない
  • DVIとHDMIのついたモニタだがHDMI側はPCがスリープになっても省電力モードにならず青一色の画面が煌々と光ったままになる(BenQお約束)
  • 自宅からもってきたBluetooth版のマジェスタッチ、数分入力がないとすぐスリープになって再タイプした時に数秒ラグが出る
  • イスがもう寿命(ガス抜け、シート破れ)

年明けにデスクを新調して広くなったとはいえ、σ(^^)が帰省してる時しか使わないのにモニタをもう1枚設置するのは現実的ではないので、MacBook Proの液晶を活かす方針で、Rain Design mStandを購入。またモニタのDVIポートとWindows機についてるキーボード、USBスピーカーを活用する為にDVIタイプのKVMを購入しました。

写真どん。

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折りたたみも調整もできず、ただこのデザインと金属加工技術に支払う対価としてはやや微妙ですがw、結果としてモニタがイイカンジにメインモニタと揃って見やすいです。他のプラスチックの安い製品だとこうして浮き上がらせてなおかつ傾斜させられる形のがなかったんですよね。難点は使ってない間(帰省中以外)に無駄に場所を食いそうな点でしょうか。

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こちらがMacBookがズリ落ちるのを支える部分。切り欠きがあって液晶を開く時につかう凹みにちゃんと指をかけられる点は気が利いています。

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こちらが今回買ったKVM。先日自宅用に買ったRATOCの製品と違い、ボタンを押し分けるタイプ(RATOCはトグル)。平置き型なのでフットプリントはやや大きめです。のでちょっと無理のある設置になってしまってます。また背面からDVI出力コネクタと2台のPCへの巨大なコネクタが生えているので奥の壁ピッタリに設置できない点も設置面積を増大させる印象です(対するRATOCは背面からケーブルが出ていないので奥に押し込みやすいし、縦置きもしやすい)。

気になったのは2つあるUSBポートがキーボード用とマウス用と明確に決めうちになっており、PC側のケーブルにも1:1で対応付いたUSBケーブルが2本来ているという点。つまりハブとしての機能はなくPC/Mac側もUSBポートが2つ占有されてしまうということです。MacBook Proだとそれで全てポートが埋まってしまうため、急遽USBハブを買い足すハメになりました。これは多機能マウスなどとの互換性を確実に保つための措置なんでしょうか?RATOCの方はそんなことしなくても済んでるようですが。なおσ(^^)はマウスは共有する必要がなかったので、かわりにUSBスピーカーを共有しようとマウス用ポートにつないでみたいですが当初認識せず。マウスエミュレーション機能というのをオフにしたらOKでした。ONにした場合は切換直後にすぐマウスが使えるという恩恵があるようです(PC側に挿抜イベントが送られない?)。

その他、キーボードによる切換操作(Scroll Lockを2回連打した後でEnter)などのショートカットが豊富にあり、極端な話KVM本体は手の届かない机の裏などに落とし込んでしまっても使える作りなのは好印象。RATOCもSCroll Lock2連打により切換はあるんですがMacにユーティリティをインストールしないとダメみたいです(キーボード->KVM間の通信だけでできそうなもんですけど)。2009年のものみたいですが64bitで動くんですかねぇ。

てことで今のところ設置性ではRATOC、それ以外ではELECOMに軍配が上がりそうです。

あと、いままでHDMIでつないでいたのでMacBook ProのMiniDisplayポートからのアダプタをDVI用に買い換える必要があり、近場で手に入る純正以外のお安いものとしてはMCOのものしか選択肢がなかったんですが、とりあえず普通に使えてるみたいです。