KindleDX用代替ケーブル、Hack導入

Pocket

■携帯用ケーブル

前エントリで上げたmicroUSB-miniB変換ケーブルを買いにビックカメラに行ったら、こちらのコネクタタイプのものを見つけました。手持ちのmini-B超ショートケーブルUSB-MBM5と組み合わせて、PCでマウントできたのを確認。

もともとmini-Bケーブルは汎用性が高く常時携帯していることを考えると、プラスワンとしてはかなり有効な選択肢だと思います。

kindle_cable

■Unicodeハック + 壁紙変更ハック

また海外の有志により二種類のハックが公開されています。どちらも公式アップデータを装う形式で、Kindleにコピーして、本体のメニューからアップデートを実行するだけで簡単に導入できました。同じ形式でアンインストール用のファイルも同梱されており、元に戻すこともできるようです(未テスト)。国外に持ち出した時点でサポートは期待していないので、思い切って導入してみました。

Unicodeハック

内蔵フォントを日本語を含むものに置き換えるハックです。PDFにフォント埋め込みしなくてもよくなり、日本語のテキストファイル(UTF-8限定?)も読めるようになるとのことですが、そこら辺は未テスト。ただHome画面で日本語ファイル名が表示できるようになったのが何よりのメリットです。

日中韓フォントを含むdroidと含まないliberationの二種類のパッチが公開されています。droidだと英字フォントがセリフ無しになってしまうようです。実際書籍の表示は導入前の方が好みでした。まぁ、英語コンテンツはこの後あまり増えない(買えない)ので、妥協します。

ScreenSaverハック

開発したのが別のサイトのようですが、手順説明がわかりやすいのでこちらをリンクしておきます。先にこちらで操作手順をつかんでから、上記Unicodeハックを導入すると簡単かも知れません。

Kindleは電源をオフした時に、ランダムで著名な文豪の顔写真や鳥などのイラストが表示されます(表示維持に電力を必要としないe-Inkなので、次に電源入れるまでずっと表示したまんまです)。最初は有名な作家の顔が見られて面白いんですが、慣れるとぶっちゃけ、オッサン&オバハンの写真じゃなぁ、という気がしてきます。

このハックを導入すると、指定フォルダに置いた画像ファイルがランダムで使われるようになります。痛Kindleの完成ですw。

ただ、フルカラーCGを単純に放り込むだけだと16階調グレースケール化された時に綺麗に表示されないケースがありました。それなりに明るさ、コントラスト、ガンマ値などを自分でいじらないと、こだわり派の人は満足できないかも知れません。

KindleDX到着。ZIP/JPGを中心にレビュー。

Pocket

待ちに待ったKindleDXが届きました。

■ZIP/JPGアーカイブのハンドリング

これまでのあらすじ。

ZIP圧縮したJPEG(以下ZIP/JPG)アーカイブが使えると聞いて自炊マンガ用に発注

オンラインマニュアルによるとKindleサーバーによる変換が必要と聞いてガックリ

試したら普通にUSB直置きでも行けた(←今ここ)

 

てことで、以前スキャンしたZIP/JPGなファイルをUSB経由でコピーしたらあっさり開けました。ただ、コピー時間からしてもフラッシュメモリの書き換えが遅いらしく、表紙などのカラーページは重い、というか上から何段かに分かれて徐々に表示される感じになります。グレースケールのページはPDFと遜色ない印象(というかカラーのPDFはまだ試してない)。連続でパカパカめくるとつらいですが、読んでる間に先読みキャッシュしているっぽくて、それができてる状態なら割とサクっと切り替わります。逆にページ指定で一気に跳んだりする時はやけに時間がかかる場面があります。

まぁ、パラパラ~っとめくるには遅いですが、普通にマンガとして読むなら実用レベルだと思います。小説などテキスト中心のドキュメントなら楽勝でしょう。

■ハード面

プロダクトとしてはかなり綺麗なデバイスですね。惚れ惚れします。キーボードは数字列があると良かったかな。ページ指定ジャンプで数字は結構使いそうですが、今はQWERTY列+ALTしないとならず面倒。

今んとこ、とりあえずマンガ用(通しで順に見てくだけ)には概ね満足です。ランドスケープで見開き表示にならないのは惜しいですが。画質は自炊する時に最適な濃度やガンマ値を試行錯誤すればかなり綺麗に出る予感(実際スクリーンセーバー の写真とか綺麗ですし)。

ファイル名が化けるのはUnicodeハックで解決するのかなぁ。さすがに初日からつっこむ気になれない(^^;)。

USBポートはminiB(PSPなので使うアレ)かと思ったら違った。あれならどこにでもケーブル転がってるから便利だったのに。多分PlantronicsのBTヘッド セットと同じ。micro-USBという規格みたいですね。WILLCOM-03用のコレ→が使えるかも知れないので、現在手配中。電池自体はワイヤレスをオフにしてやれば二週間もつとのことですが、出先でふとPDFファイルを入れてみたくなる場合があるだろうということで、VAIOと一緒に持ち歩いておこうと。そういう意味では、初期モデルにあったSDカードスロットが廃止されたのは惜しいですね。microSDでもいいからついてたら便利だろうと思います。

■ソフト面

とりあえず付属USBでのマウントはドライバ無しで普通にマスストレージで認識(Vista)。documentsフォルダの下にPDFもZIP/JPGも置けばいいんですが、フォルダ階層掘ってもKindle上ではフラットに表示されるので、たくさんつっこむ時は不便。しかも一覧画面上で最近読んだのが上にくるので、毎回並びがかわって探しづらい。 設定でファイル名順に固定できました。

あと、オートローテートがウザイのはiPhoneと全く同じ。なんでオフにできねぇんだと小一時間問いたいこれも設定できました。横画面では、PDFの場合は1ページが横幅一杯で縦が欠け、NEXT PAGEボタンで半分ずつ表示される感じ。ZIP/JPGの場合は縦合わせでちんまり表示です。どちらもほとんど実用性はないので、オートでローテートされてもイラっとくる場面の方が多いです。ただページ送りボタンは片側にしかないので、手が疲れて左手に持ち替える時はクルっと180°ひっくり返すだけで切り替わるのは便利です。ランドスケープモードだけDisableできれば理想的。

またパスワード認証とかはないので、業務関連のファイルを入れて紛失したりするとヤバいです(パスワード付きPDFもダメでした)。

iPhone 3GS ファーストインプレ

Pocket

結局開店直後くらいに店頭に出向いて、待ち+手続きで1時間位でゲットできました。帰りに関東三菱に寄って担当ディーラーさんとダベってたので、結局帰宅したのは15時過ぎでしたが。

■データ移行

さすがに同じメーカー製のマイナーチェンジモデルだけあって、データの引き継ぎはかなり簡単に終了。ただアプリは一部引き継がれなくて3GS上で改めてダウンロードする必要があったりしました。iTunesで買ったか本体で買ったもののどちらかがごっそり移行されなかった感じ(ただし設定は引き継がれた)。 最初ホーム画面がやけにスカスカしてて「あれ?」と思いました。

あとは当然ながら端末ID(MACアドレス)がかわるので、無線LANアクセスポイント側の再設定(MACアドレス制限をしている場合)や、Blurtoothデバイスの再ペアリングは必要。その他、壁紙やホーム画面の配置も含め細々とした設定も反映されていて楽ちんでした。

■iPhone 3Gとの比較

動作はやはり軽快です。特に文字入力のレスポンスが良い。フリック->変換の反応もだし、文字入力欄をタップしてから入力可能になるまでのウェイトなどもほとんどなくなっていてかなり快適。

Bluetoothヘッドフォン使用時の音切れもほとんど解消。皆無ではないですが、スタバで1時間以上仕事をしていて1回だけ。移動時はもう少し影響あるかもは知れないですが。再生中に別の操作をしても平気っぽい。ゴックのAAを貼りたい気分です。
ちなみに、iPhone 3G 3.0の時と同じヘッドフォンで再生・停止に使えてたボタンが使えなくなりました。もはや音量しか操作できません。これは不便。やはり正式対応した製品が出たら買い換えないとダメっぽいです。

コンパスはまだ実際に不案内な場所をナビしてみたりはしてないですが、レスポンス良くクルクル回りますね。楽しい。GPSオタクのくせに電子コンパス搭載機は初めてだったりします。

■音声認識

読みデータが存在する電話発信に関してはなかなかの認識率だと思います。一方、iPodの音楽選択は微妙。iTunesの方で(ほとんど裏技的なわかりにくい方法で)アルバムとアーティストに関しては読みをつけることは可能です。なので、アルバムやアーティスト、あと曲名による検索は(気合い入れて読みを登録しまくれば)なんとかなるんですが、個人的にはプレイリストで指定することがメインなので、いまいち使えないかも、という印象。

■その他、ハード面

本体は微妙に重く厚くなった感じはやはりします。まぁ、両手に持ったりして比べないとわからないレベルですが。指紋が拭き取りやすくなったという液晶画面はフリック時の滑りもよくなった印象。これならパワサポのフィルム貼らなくてもいいかと悩んだんですが、やはり拭き取りやすいとはいえ指紋がつかないわけではないので、結局貼りました。

更にtouch –> iPhone 3G –> iPhone 3GSと更に色温度が低く(黄色く)なったと言われていますが、あまり気にならないです。ただ若干彩度が落ちて全体に淡い色になった気がします。ホーム画面のSpeedTextやメモなどの黄色いアイコンがやけに薄く感じます。それ以外はあまり気になりませんが。

ポット型浄水器を買ってみました

Pocket

またまたMONOQLO病ですw。前号で比較テストされていたポット型浄水器(浄水ポット)に興味がわいてしまい購入。

もともとあんまりミネラルウォーター飲まないというか違いがわからない舌なので、ペットボトルで水なんて買ったことがないし、エコ的に考えれば外国から水運んで売るなんて、、、と思う派です。クラスターとかバナジウムに至ってはハァ?な人です。ただ蛇口に取り付けるタイプの浄水器はずっと使っていて飲料用や料理用には浄水を使っています。お茶は粉末タイプのものしか煎れず、あとはカルピス飲むくらい、というなんか水にこだわってもしょうがなくね?という生活スタイル。なんで主観評価のところはあまり信用しないで下さい。

そんなσ(^^)ですが、まぁ夏にむけてカルピスがより美味しく飲める(気分になれる)なら試してみてもいいかなと思い至った次第。まぁ、ぶっちゃけKindleDXとiPhone 3GSが届くまで気を紛らわしたかっただけって説もw。

さて、まず前提としたのは冷蔵庫の占有スペースを考えて取ってのないスリムタイプにするということ。どうせひとり暮らしで容量はそんなにいらないですしね。これでBRITAなどの多くのブランドはあっさり脱落。事実上右の二製品に絞られましたが、そこからが悩みどころでした。

この2製品は見た目やサイズ、価格帯こそ近いですが、結構特長が分かれます。

PT302は通常の活性炭をベースにした濾過方式で濾過スピードが速いのが特長(MONOQLO記事によると2分/リットル)。またテイスティングのプロによる味覚評価では、香りの強弱、香りの優劣、味わい、印象の4項目全てで満点(5段階評価)を出し90点、総合でもAランクでした。

一方TK-PA10P(ちなみにやや安いTK-PA10はNationalブランドの同等品)の特長は、カートリッジからミネラル(Ca, Mg)を溶け出させて硬度を高める機能を持っている点。硬度を高めるといっても日本の名水レベルで、別にヨーロッパレベルの硬水に生まれ変わるというような劇的なものではありません。また、ユーザビリティ的に秀逸なのは、上蓋に開閉窓がついており、蓋を取り外さなくてもさっと水を補充できる点です。欠点は蛇口取り付け型で一般的な中空糸膜フィルタによる濾過を行うせいで濾過が16分/リットルと絶望的に遅い点。蛇口取り付け時と違い水圧がないので、余分に時間がかかってしまうようです。これだと「あ、作り置きがないや」と思った時にリアルタイムでは用意できないレベルですね。味覚評価は4項目5段階のチャートでは香りの優劣、香りの強弱は劣るものの、得点は93点と最高点をマーク(チャートでは負けてるのによくわからん…)。ただ記事で取り上げたのは取っ手付きの大きなタイプだったおで収納性などがマイナス評価で総合はCランク。

まとめると濾過が最速でトータルバランスが良いPT302か、濾過速度を犠牲にしつつミネラルを加えるという特長と蓋の使い勝手が好印象なTK-PA10Pかという勝負ですね。デザインは個人的にはPT302の方が綺麗で好みでした。

■PT302を購入

悩みまくって、結局近所の店の在庫と価格で決めてしまったようなものですが、結局東レにしました。

MONOQLO記事でほぼ唯一の減点対象だった、「△裏をみないと設定日が開始か終了か忘れそう」という点ですが、実際には以下のようになっています。

pt302a pt302b

左が裏側。「START」と書いてあるところに6月3週目をあわせたところです。すると表面(写真右)には二ヶ月後の「8/20」という表示になります。うーん、これを「忘れそう」と言うのはどうよって感じです。他に減点するとこがなかったので無理矢理指摘したって気がしますね。ただ、ウチみたいな独居世帯はメーカー想定より使用量が少ないはずなので、こうして2ヶ月固定にされるとなんだか悔しいですw。劣化具合を見つつ3ヶ月を目標にしてみようかなぁ。

ちなみに2週間使わなかったら捨てて新しいカートリッジ買え、とのことです。濾過後の水も24時間が消費期限で、割と運用に気を遣うんだなぁという印象です。

さて、肝心のお味ですが、今までの(これまた東レの)水道蛇口取り付け式の浄水器の水と冷蔵庫で冷やしたものを飲み比べてみましたが、「んー、PT302の方が微妙に真水!って感じが強いかな?」という印象。匂いも味もなくただ純粋に冷たい液体という感じ。今までの浄水器の方がそれに比べるとわずかながら何か別の匂いか味がします。好悪がつけられるほどの違いではないんですが。原水とはまだ比較してません。冷やしてまで飲みたい気があんましなくて(^^;)。

まー、とりあえずそんな感じで違いを識別できた気がするからいっかー、みたいな。

OVA うたわれるもの 第一巻

Pocket

ようやく発売になりました!

まず一言。

箱デケーよっ!!!

utaware_ova

昨日ヨドバシ店頭で見て知ってはいましたが、今日Amazonから届いて改めて。PCゲームソフトと比べてもデカいし、写真ではわかりづらいですが厚みもかなりあります。箱の絵は良いんですが、個人的に原画集はあまり嬉しくないし、他のソフトと同じ棚に並べられないのは非常に不便ですね。中は全巻収納できる作りになってるんですが、保存しておこうか思案中。せめてDVDのトールボックスサイズくらいに収めて欲しかったです。

あと、「OVA」という英字がタイトルに踊るのはいまいち違和感。なか和名っぽい呼び方を考えて欲しかったかな。

■中身

TV版に入らなかったゲーム中の1イベントをベースにしたもので30分という実際の尺以上に“ショート”エピソードって感じがします。BOXの特典映像見てるみたいな。でも、冒頭のまったりした流れは久しぶりにみるうたわれの世界としては悪くないですね。カルラがお酒飲みながら鼻歌を歌う平和な午後って感じ。もちろん、TV版のクライマックスより時間的には前の設定です。あぁいう終わり方だけに、まだこの段階の平和さが和みますね。サービスカットも多めでw。

今回、ウルトリィが主役ってことになってますが、影のMVPはカルラでしょうね。田中敦子さんのあの鼻歌はフルバージョンでCD出してくれと。

作画はTV版の時とかなり違いますが、まぁこれはこれでアリかなという印象。目立った崩壊も無し。画質も良いです。ちょっと全体に白っぽい色作りで、よくDVDとBDを見比べた時に「ヴェールを1枚はいだような」と言われるヴェールを取り忘れてるような印象がなきにしもあらずですが、まぁ前半のまったりした空気に合わせた確信犯なんじゃないでしょうか。

OPはSuara、EDは上原れなです。一度聞いた印象だと買うならOPの方かなぁ。上原れなはToHeart2系でも起用が増えてきていて、もしかしたらAQUAPLUS的には徐々に世代交代を狙ってるのかも知れないですが、Suaraほどのインパクトはないんですよね。

ともあれ、また「うたわれるもの」の世界に浸れるのは何よりです。続巻も迷わず買います(ク○デカい箱用意されちゃったしw)。