寝室用に4K液晶BRAVIA 43X8500H導入、壁掛けも!

新居にテレビを買いました。というか同居人が寝室兼作業部屋で仕事しながらU-NEXTやNetflixを観たいというので選定と設置をしました。
当初、東芝の40インチフルHD機で6万くらいのものを候補に挙げてきたんですが、オンラインサービス中心ならばAndroid TV搭載のSONYかSHARPがいいんじゃないかと提案。+1,2万円くらいで4KにもなるということでKJ-43X8000Hを候補にしてヨドバシへ。現在我が家には2014年モデルの55X9300Cがあります。こいつはSONYがAndroidTVを最初に搭載した年代のモデルでかなりモッサリしています。確かメモリが2GBしかない。翌年のDシリーズから4GBになった随分マシになったと聞いてはいたものの、使う本人が納得するレスポンスかどうかを試してからにしようと。
で、店頭にいってみたら並んでいたのが上位機種、倍速液晶搭載の43X8500Hです。



8000Hと8500Hで何が違うんだっけ、というところを店頭でカタログチェック。倍速以外ではBluetoothヘッドフォンが使えるというところが同居人に刺さった様子。結局当初の東芝機の予算から倍くらいになりましたが、AndroidTVのレスポンスには満足した様子で即決しました。

同居人は1年くらい前に古い東芝の液晶テレビを処分する際に、発売からの経過年数で評価額がゼロになり逆に処分手数料を支払ったことを悔しく思っており、数年後に値落ちがしにくいもの、という希望もありました。その意味でも、SONYブランドとAndroid TVということで値が付きやすいと期待も。

■さすがに5世代も経てAndroidTVもサックサクだね!

当時、2倍くらい出して買った55インチですが、C->-D->E->F->G->Hと5世代も進化してかなり進化していました。まずはなによりレスポンスです。AppleTVや最新のFireTVと遜色なくホーム画面がポンポン動きます。当たり前のことがやっとできるようになったという感じ。

ホーム画面も(Googleの仕事でしょうけど)かなり使いやすくなりました。基本は同じですがアイコンが小さくなって情報量が増えたり、カスタマイズの自由度も上がった感じ。縦に配信サービスが並び、横にそれぞれのオススメや履歴が表示。縦の行は不要なものを消すことができ、かなり自分の使い方に最適化できるようになりました。複数のサービスを横断的に使う人にはとても使いやすい仕様だと思います。このホーム画面だけでもC世代にバックポートしてほしいものです。

またリモコンが赤外線のロング(フル)リモコン+Bluetoothのタッチパッドリモコンの2台構成だったのがBluetoothのロングリモコンに一本化。見た目は従来の赤外線リモコンみたいですが実際にはBluetooth(かなにかとにかく電波式)な模様。どこに向けても反応します。設定メニューをみるとリモコン側のソフトウェアアップデートもできるみたいなので、なかなか高度なスマートリモコンのようです。しかしそんなことをまったく意識しなくても普通に当たり前に反応よく使えるのが素晴らしい。うっかりリビングのX9300Cも買い換えたくなりますが、サイドスピーカータイプがラインナップから消えちゃったんだよなぁ…

リモコンのトップにHulu、Netflix、U-NEXT、TSUTAYA、Youtube、AbemaTVの6サービスのダイレクトボタンがついたのは個人的には微妙。これを全部重複して契約してる人って少ないんじゃないでしょうかね。ウチだとNetflixとU-NEXT、Youtubeなので残り半分は無駄です。逆にAmazonとか置いてくれよって感じ。サービスボタンを置くことでメーカーにはインセンティブが入るんでしょうけど、ユーザからすると広告スペースみたいでもやっとします。

Googleアシスタントについても、既に部屋にはGoogle Homeがあるし、TVの電源切れてると反応しないのでスマートスピーカーの代替にはならない感じ(リモコンを手に持ってボタンを押しながらリモコンに向かってしゃべる)。あくまでコンテンツを音声検索する用で、FireTVやAppleTVに近い。それでもまぁいらないといっていた同居人もつらつらとYoutubeで面白動画を探したりしてるので悪くはないでしょう。Goole Homeが内蔵された、単独品が不要になる、ということではない点にだけご注意ください。逆に普通のGoogle HomeシリーズスピーカーがあればChromecast内蔵なのでハンズフリー操作で動画を映したりは可能です。

AlexaやAirPlayにも対応しているのは便利。特にAirPlayでiOS端末から写真や動画をさっと映せるのもいい。仕事もする部屋なのでMacのサブモニタとしてもワイヤレスで使えることになります。

総じてソフトウェアの出来は満足感が高いです。リビングのC世代を使うのが切なくなるレベルです(まぁあまりにもっさりすぎて通常はレコーダーかAppleTVでしか視聴しなくなって久しいですが)。

■壁掛けにも挑戦

忙しくて記事にできてませんが、新居入居と同時にリビングの55X9300Cも壁掛けにしました。かなり重くて難儀しましたが、DIYでどうにか。賃貸なので壁に穴開けできず、ディアウォールやラブリコ、ウォリストみたいなので突っ張りで柱を立ててそれに固定という感じ。そちらはまた別途書きますが、同居人が自分のX8500Hについても壁掛けをご所望。もともとディアウォールで組んだ棚があったので、そこに棚板を増設する形で壁掛け化しました。

ディアウォールは上側のパーツ内でバネで突っ張る方式、ラブリコはネジでストッパーを伸ばして突っ張る方式。テレビの重さが下向きに柱を引っ張る形で作用するので、ディアウォールよりはラブリコやウォリストの方が安定するかなと思ってリビングではラブリコを使いましたが、43インチならそんなに重くないし大丈夫かなということで既設のディアウォールをそのまま利用しました。

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壁掛け金具はこちらを使用。ラックが壁の端寄りに設置なので、左右にスイベルさせたいなということでチョイス。クーポンが出ていたので2,000円台でした。耐荷重が45kg。43X8500Hはスタンドいれて10kgちょいなので楽勝です。

設置は2,3時間かかった気がしますがかなりガッチリ取り付けできて満足しています。ちなみに固定のネジが結構バラバラで、10mmと12mmのソケットレンチ、ヘクサビット(サイズ不明)、電動ドライバーと5mmのドリル(私はさらに下穴に3mmを使いました)あたりは用意した方がいいと思います。付属工具ではやってられないと思います。

新居にワイヤレスドアホンを設置 Panasonic VL-SWH705KL

戸建て新居にドアホンを設置しました。業務の宅配便が山ほど届くので、それを効率的にかつストレスなく受け取りするための投資です。

ニーズとして、

  • 2階建てなので2階にいる時もとれるようコードレス子機がある
  • スマホ連携で外出先でも受け答えできる(置き配指示など)
  • 宅内ではスマホを子機にもできる
  • 静止画または動画で来客を撮影、録画できる

という条件を設定。スマホを子機にできれば1番目はいらないかという考えもよぎりましたが、過去に実家でPanasonicのコードレス電話で同様の機能付きのものを導入したものの、アプリが不出来で実用レベルでなかったこともあり、やはり専用子機があった方が秒を争う受け答えには手早いだろう、と。

また録画機能は今のアパートに既設でついており、来たのがどの業者か判別つくと地味に便利だったりするので今回も条件に挙げました。

まぁドアホンなんてPanasonicかアイホンかみたいな寡占状態で、特にスマホ連携を条件にすると自ずと候補は絞られます。

結局選んだのはこちら。

PanasonicのVL-SWH705KLです。購入時点でスマホで宅外からビデオ通話ができるのは705シリーズと505シリーズのみ。画面が7インチと5インチという違いと、より新しい505だと室内親機にカメラがありスマホや別宅に設置した親機同士でビデオ通話ができるという点が違いです。同居人が大きい画面が良いというので705になりました。二人暮らしなのでドアホン使って会話するニーズはないですし。

また705にもコードレス子機の有無とセットの玄関子機のバリエーションがあります。玄関子機は型番末尾KSがアルミへアラインパネルの高級機(露出、埋め込み両用)。KLが一般的な露出設置専用サイズでプラスチックケースの標準モデルとなります。新居にはPanasonicのユニサスというポストが設置されており、露出設置フレームがついているのでKL一択でした。

また玄関門扉脇に設置した付属子機とは別に、玄関ドア脇にも玄関子機2として残置された音声専用子機があったんですが、残念ながら本機は音声子機非対応で、わざわざカメラ付きの子機に買い換える必要がありました。付属のものと同型も選べましたが、より安価なVL-VD561L-Nにしました。事前調査が足りなかっただけですが、予想外の出費でした。またこの子機はワイヤレスで単三電池6本で稼働します。配線を使わないので取付は簡単ですが、定期的な電池交換が必要になります。ワイヤレスなせいか安いグレードなのかカメラ画質も本体付属のものよりもやや落ちる気がします。一方こちらはカメラ向きを調整することができます。付属子機は物理的には固定ですが設定でズームエリアを指定することができます。

固定は既設の音声ドアホンのネジ穴をそのまま流用できます(フレームは付属品に交換)。

■ハード周り

5インチと7インチで伝送解像度が違うかどうかはよくわかりませんが、まぁたぶん拡大表示されてるだけじゃないかなと。でもまぁタッチパネルとしても大きくて操作は楽な気がします。レスポンスはスマホほどサクサクでもないですが、じれったさはギリギリ感じないくらい。連携デバイスの登録/削除と設定が別の入り口だったりGUIはいまいち直観的ではない気がしますが、まぁ普段そんなにいじる部分ではないのでまぁいっか、という位。自宅内で親機か子機で来客の対応をする、という点においては至極普通に使えます。

惜しいなと思ったのはインターホンとして使うのにスピーカーホンとして強制着信ができないところです。ご飯コールなど返信不要で呼びかけだけしたい時に、聞き手が受話操作をしないとならないのが面倒かなと。

■スマホアプリ

自分のiPhone 11 Pro MaxとGalaxy Note 10、同居人のPixel4XLの3台をペアリングしてますが、Androidはちゃんと通知が来ないことが多いような気がします。まだそれほど来客がないので自分達で試した範囲の印象ですが。また自宅Wi-Fiにつながって子機として機能しているか、リモートかでも違うかも知れません。もう少し検証をしてみますが、ド安定とは言いづらい気がしています。

通常は通知からアプリを起動しますが、特に来客がない時でも自分でアプリを開いてカメラ映像を見ることは可能です。玄関先を見るリモートカメラとしても使えます。

追加検証:

どうも外出中にドアホンが鳴った時、端末がWi-Fiにつながってると接続できないぽいです(画面真っ黒)。スマホ側がNAT下にいるとダメ?まだ自宅でしか発生してないのでウチのNAT環境の問題かも知れませんが、、(外出中にちょうど来客がないと試せないのでまだ検証ケースが足りない)。

とりあえず「ピンポーン」と鳴って通知が出たら急いでWi-Fiを切ってからアプリを立ち上げる、ということをしています。これで通話も含め一応使えています。

追加検証:

その後、Wi-Fiにつながっていてもつながる時はつながる、という感じ。つながることも多いかな?しかし同居人のAndroidには通知がこないことがほとんど(たまに来るので通知がOFFになってるとかでもなさそう)。

いずれにせよ通知からアプリ開いて通話を開始できるまでのもたつきは、付属子機で応答するのに比べて何倍もかかるので、たいていの配達員さんはつながる前に宅配ボックスを見つけて庭の奥に入っていっており、カメラには誰も映らない、ということが非常に多いです(笑)。そして置き配がすっかり定着した世の中になり、あまり活躍の場がない気がしますが、それでも大事な配送予定がある時に待たずに外出できるのは安心感があって良かったなと思います。

Qrio Lock2 (Q-SL2)再び

自宅でNUROのスマートセットを申し込んで無理矢理つけられてQrio Lock2 (Q-SL2、以下Qrio2)を一ヶ月ほど使ってましたが、急遽引っ越すことになりNURO工事待ち状態でキャンセル。Qrio2も返却しました。

が、引っ越し先でもスマートロックが使いたいねという話になり、かつ同居人がいちいちスマホアプリを起動して操作は面倒くさいというので専用開閉キーホルダー端末Qrio Keyが使えるQ-SL2を自腹購入して再導入することに。新居にはフレッツの光ファイバーが来ているので当面ネットはそれをする予定ですが、もし遅かったらまたNURO加入も検討しなければなので、その場合を考えると自腹で買ってしまうのは無駄な気もしたものの、まぁそんときゃヤフオクなりで売ればいっかということで購入。

■サムターンホルダーを自作した

さて新居のドアですがなんかスウェーデンだかのオシャレな木製ドアで、サムターンはASSAというメーカーのものでした。中心部分が分厚く菱形のような形状をしており、最も厚い部分がQrio2の仕様上の上限となる13.5mmを超えています。Lサイズのサムターンホルダーでもはまりません。シリンダー毎交換すると大ごとなので、サムターンのみ交換も検討しましたが、楽天で全く同一のものは8千円くらいで売っていたものの、形状違いの互換品みたいなものは見つけられませんでした。金属製なので同一品を買って加工するのも骨が折れそうです。

ASSA製のサムターン

付属ホルダーを少し削って幅を広げるか、最悪3Dプリントで自作するかというところでしたが、たまたま周りを見回して、この日焼けケアの化粧水スプレーのフタが目につきました(笑)。

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径が4cmでピッタリ。これに4つ穴を開ければQrioのサムターンホルダーの代わりに装着できます。あとはサムターンにあわせて加工すれば、純正部品を温存できます。質感も木目なのでドアにあわなくもない。

ということでIllustratorで型紙を作成して写真のように貼り付け。電動ドリルで穴をあけてとりつけ。サムターン側は毎度の手びねりプラスチックを充填してやればそのまま型取りしてくれるかなと思ったんですが、そこまでしなくても少し力をかけて楕円径にしてやったらいい感じにハマってくれました。数日使ったらたまに空回りすることもあったので、いまは段ボールを折り曲げてサムターンを挟むように詰めてあります。普通にサムターンを回すだけなら全然OKなんですが、ドアの締まりが悪くロックボルトが引っかかってサムターンが回らない場合があって、その場合に空回りしてしまう感じ。どちらかというとドアのストライカーやイージークローザーとかを調整する方が効きそう。

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なんともはやあっさり解決。SONYさんには是非こういう円柱だけついた汎用サムターンホルダーを販売してくれるとDIY派が大助かりなんじゃないでしょうか。せめてCADデータだけでも公開してほしいものです。

とりあえず作成したテンプレートはこちらに置いておきます。ご自由にお使いください。

Q-SL2_thumbturn.pdf

両面テープなどでど真ん中に貼り付け、まずは細いドリルで長方形の頂点に穴をあけ、徐々に太いドリルで広げていくと誤差が出にくいかと思います。確か最終的に4mmだったか5mmまで広げた気がします。

ドアは木製で跡残りが心配だったので、適当な木板をサムターンのネジで挟む形で取り付けてみました。そのうちドアの近い色で塗ってみるかも知れません。サムターンホルダーも黒に塗るといい感じでしょう。

■Qrio Key

思ったほど快適ではないです。というのもQrioは同時に1つの端末としかBluetooth接続できません。そのせいか、私がスマホ2台+Apple Watch、同居人がスマホ1台+Qrio Keyを持ってその場にいたりすると、どいつかがコネクトしており、Qrio Key含め任意の端末で操作しても反応しないことが多いのです。以前期間限定で使ってた時にはiPhone + Apple Watchだけだったので顕在化しにくかったのかも知れません。

ということで、Qrio Keyでボタンをおせば問答無用で即反応する、という感じではどうもないです。しばらく端末を減らしてみようかなと。緊急用に複数の端末でリンクできてる方が安心感があるんですが…

[参考] 3Dプリンターでサムターンホルダーを作ってくれるらしいSesamiシリーズ

今回、同居人がキーホルダー端末がどうしても欲しいということでQrio2にしましたが、こちらも気になりました。

Qrioよりもバッテリーが1ペアな分、小型なのと、対応サムターンの幅が広そうな点、カラバリ、そして安価という特徴をもっています。さらに特筆すべき点として、公式サイトに「弊社の3Dプリンターでどんなアダプターも作りますので諦めずにメールしてください!」と書かれています。これはSONYにはないフットワークですね。実際に依頼すると費用がいかほどかは書かれていませんが、特殊なサムターンで交換も難しいという場合は候補にしてみても良いかと思います。

ストレージ王のトランクルームに付帯される無人ロッカー、フルタイムロッカーを使ってみての印象

■広がる共同ロッカー

ウチは同居人の業務の荷物が毎日たくさん届きます。ヤマト、佐川、日本郵便が毎日フルコンボ。たまにFedexとかも。しかし集合ドアのある賃貸アパートなので、独自の宅配ボックスを設定できません。集合ポストに小さな宅配ボックスがあるにはあるんですが、いつも塞がっているのか3年ほど暮らしていて使われたことは数回くらいしか記憶にありません。

そんなアパート暮らし民の味方、最近スーパーやコンビニに設置されているPUDOロッカーはヤマトや佐川の再配達時に指定してやると在宅時間を気にせず24時間受け取れて重宝します。しかし残念ながら通販サイトで注文時に直接配送先として指定することが現状できません。都心などではパンクしているところも多いらしく、一次指定は難しいのでしょうか。

次に現れたのがAmazon Hubロッカーです。当然Amazon限定となりまずが、注文時に直接配送先として選択可能です。たまたまこれが近所に出来たのは僥倖でした。しかし惜しいことにスーパー店内に設定されており、夜10時の閉店後は受け取ることができない(これはウチの最寄りのAmazon Hubがそうだというだけで全てではありません)。

■トランクルームを借りると共同ロッカーが利用可能に!

そんな折り、ポストにトランクルームのチラシが入ってました。ストレージ王という会社で、なんと最寄りトランクルームには無人宅配ロッカーが装備されており、契約者が自由に使えるというのです(すべてのストレージ王のトランクルームにあるわけではありません)。フルタイムシステムという会社のロッカーシステムを導入したという形のようです。特徴として、

  • 住所表記、会員毎の番号(部屋番号相当)が付与されるため、一般の通販サイトなどで直接お届け先として指定可能
  • 荷物を入れて、ヤマトに集荷依頼を出せば発送も可能
  • 一部ロッカーに高圧洗浄機、電動工具などのツールが入っており無料でレンタル可能

など。当然建物外にあるので24時間利用可能です。まさに理想的!さっそくハローストレージを解約してこちらに乗り換えてみました。

■当初、宅配業者さんも困惑…でもだいぶこなれてきた!

スッキリ真っ白で「フルタイムロッカー」の表記なし

新築だったせいか、実際にはトランクルーム契約直後には使えず、翌月まで待たされました。物件ページにはそんなことも書いておらず、わざわざロッカールームのために引っ越したのに契約後に「それはまだ準備中です」とか言われ「えー…」となりましたが、コロナ禍で色々スケジュール通りに進まないこともあるかとオトナの態度で黙っておきました。

で、月が明けてようやく利用案内が送られてきました。住所表記例、利用者番号、4桁の暗証番号がセットになっています。暗証番号は受け取り人だけが知っていれば良いので、表記としてはこんな感じになります。

「○○県○○市○○区△△△xx-xx-xx ストレージ王 △△△トランクルーム フルタイムロッカー1234」

なっがい!なんとAmazonなど複数の通販サイトで文字数オーバーで指定できない!

そこら辺、誰も試さなかったのかい、と…

仕方ないので勝手に省略を試みます。宅配業者視点でいえば、まず△△△周辺のストレージ王なんて1件しかないので、住所と「ストレージ王」だけ伝われば看板でわかってくれるだろうと。ので続く△△△(地名というか支店名)はカット。また「フルタイムロッカー」という固有名詞も混乱の元です。ロッカー自体は真っ白で遠目み見える所に看板が出ているわけでもなく。ということで、「建物外の白いロッカー」とか「正面ロッカー」とか色々考えた挙げ句、「無人ロッカー」としました。人がいない、ということが伝わった方が色々察っせられるんではないかと。「あぁ、PUDOみたいなヤツね」とか。結局、

「○○県○○市○○区△△△xx-xx-xx ストレージ王トランクルーム 無人ロッカー1234」

という感じ。どうにかAmazonのアドレス帳に保存することができました。

これでヤマト、佐川、日本郵便各社とも無事到達して荷物を入れてはくれたものの、彼らも不安が大きかったらしく、揃ってみんな確認の電話をかけてきました。ロッカーの1234と指定してありますが、実際には1234番という枠が存在するわけではありません。タッチパネルで宛先として1234を指定するというだけで、実際には空き枠が自動的に選択されて「ここに入れて」とばかりにパカーンと扉が自動で開きます。配達員からすれば、「何番に入れたかを知らせないと取り出せないのでは?」と思うわけです。実際には受け取る側も1234と暗証番号を入力すれば勝手に該当の扉が開くにも関わらず、です。ここら辺、事業者用の画面などにしっかり説明文を出しておいて欲しいと思いました。実際、最初の頃は配達員がかわる度に「xx番の枠に入れました-」とか電話がかかってきました。朝からたたき起こされたくなくて無人ロッカーに送ってるのに台無しです(笑)。仕方ないので今度は宛先に「無人ロッカー1234(枠番連絡不要)」などとこれまたギリギリの文字数をやりくりして追記してみました。これが効いたのか、一通りの配達担当に勝手が理解されたのか、最近はようやく電話もかかってこなくなり、平穏に荷物を受け取れるようになりました。

また日本郵便だけは必ずDBに名前と配送先が登録されている必要があるらしく、最初の電話の時に「じゃぁこの住所とお名前を紐付けて登録しておきます。次から別の配達員でも問題なくお届けできると思います。」と言われました。

2020.07.29追記:新たに同居人名でゆうパックを頼んだところ、この手のロッカーはNGだと言われたそうです。直接電話の会話を聞いていないので詳細は不明ですが、想像するに私の時にはすんなり登録してくれたものが、配達員判断でNGとなったんじゃないかと思われます。「本来なら窓口で引き受けを断ってないとおかしい」という言い方をされたそう。それが本当なら日本郵便での利用はかなりグレーということになります。そして日本郵便がアウトならヨドバシは(有料オプションでヤマトを指定しない限り)アウトですし、配送業者を選べないAmazonでも日本郵便で発送されてしまったらロッカーにいれる時点で配達員判断によっては持ち帰りされたり最悪返送されてしまったりするかも知れないということになります。このサービスの価値がかなり損なわれます。公式でもこの辺りきちんと記載をしてほしいものです。私は近日中に引っ越すことになりそうでおそらくこのトランクルーム自体を解約になると思うので、これからわざわざ問い合わせとしようとは思いませんが、これから利用を検討する人はご注意ください。

2020.07.31追記:本日また私宛の別の荷物が届いた折、やはり配送できないと日本郵便からストレージ王に連絡が入ったとのこと。ストレージ王も知らなかったということで(ぉぃ、今後は基本的に日本郵便の荷物には利用できない、ということになりそうです。さて今後ストレージ王が公式にきちんとこれをサイトに明記するのかが気になります。

■荷物が届いた時に通知がない問題

概ね満足しているフルタイムロッカーですが、あとちょっとだけ不満点があります。まず荷物が届いた時点の通知がありません。ほとんどの荷物は発送した業者の側から「発送しました」「お届け完了しました」とメールが来るので、それでいいんですが、たまにそういうのを送ってくれないところがあります。AliExpressで買って一ヶ月後くらいに定型外郵便で来る荷物とか。こういうのがいつのまにか届いている、ということが何度かありました。その場合、放置すると「荷物が三日間滞留されてるぞ。」というメールが来ます。それで初めて気付いて取りにいく、ということがあります。どうせなら入った瞬間にも一報くれればお互い三日も無駄にしなくて済むんじゃないかと思います。

■暗証番号が変更できない

GUIをくまなく調べたわけではないですが、たぶん初回に発行された暗証番号をユーザが変更できない気がします。憶えにくい番号だったのでいまだに毎回iPhoneを出してメモを見たりします。GUIから簡単に変更できるようにしてくれればなと。

 

ということで、

  1. 通販サイトの住所欄に収まる完結な表記
  2. 配達業者さん目線のより親切なガイダンス
  3. 入庫時点通知
  4. 暗証番号の変更

辺りは是非改善を検討していただきたいと思うものの、集合住宅に住む通販ジャンキーとしてはオンリーワンの非常に価値あるサービスだと思います。是非もっと広がっていって欲しいものです。

マルチに活躍!小型ワイヤレスマイク RODE Wireless GO & Interview GO

少し前に業務ブログで紹介したRODEの小型ワイヤレスマイクWireless GOですが、とても便利で品質も良く、また様々なオプションで用途が広がるので、改めてこちらでも紹介したいと思います。

ワイヤレスマイクシステム RODE Wireless GOがとても良かった

RODEはマイク機器の実績あるメーカーで、業務用の高品質なものから、Vlog、Youtuber向けのコストパフォーマンスの高い製品まで様々な有名モデルを出しています。

Wireless GOはその中でもあまりなかった(気がする)ワイヤレスマイクで、正方形で非常に小型、手のひらにすっぽり収まるサイズの送信機(マイク)と受信機(レシーバー)のペアになった製品です。写真を見ると2台入りに見えますが、ペアで1組にして使うものですのでご注意ください。最近はクリップで衣装に着ける時に目立ちにくいホワイトモデルが追加されました。

Wireless GO単体で使う場合の特徴として、

  • 電源は送信機、受信機ともに充電式でフル充電で7時間利用可能
  • 充電端子はUSB-C
  • 電波の到達距離は見通しで70m
  • 送信機側の内蔵マイクは無指向性で、マイク端子も装備(後述のLAVGOなども利用可能)
  • 受信機側に有機ELディスプレイがあり、レベルメーターや電池残量ゲージが見られる
  • 受信機側の出力は3.5mmジャックのアナログマイク出力
  • ヘッドフォンなどをつけてのモニタ出力は無し(惜しい!)
  • 受信機側でゲイン調整可能(0db、-12db、-24dbの3段階)
  • 受信機、送信機ともにクリップ付きで、衣服やカメラのシューに装着可能

という感じ。ヘッドフォン端子がないのが惜しいですが、マイク入力とマイク出力の間を無線化する機器だと思えばシンプルでわかりやすいとも言えます。クリップが衣類だけでなくカメラのシューにも取り付けられるのはとても良いアイデアだと感心しました。受信機側をビデオカメラや一眼カメラに固定して取り廻すのに非常に便利です。短距離のアナログケーブルも付属しています。

何度か室内で使用した限りでは、途切れや遅延もなく非常にクリアに収録できました。多くは送信機を卓上に置いてのインタビューでしたがそれでも十分でした。胸元にクリップ留めするとなお良いのかもですが、コンパクトすぎてつけたまま持ち帰ってしまわれそうで注意が必要かもと思いました。レシーバー側で電波が届かなくなったらビープ音を鳴らす、みたいな機能があってもよかったかもですね(送信機の電池切れにも気づけます)。

ちなみに公式スペックには特に触れられていませんが、一応複数台同時に使っても混信や干渉はしないぽいです。何台までいけるかとかもわからないですが、私がもっともよく使う1対1のインタビュー、ユーザテストで2台使うくらいなら問題なさそう。最近はインタビューでもソーシャルディスタンスを取ることが求められていて、バウンダリーマイク1台ではカバーしづらくなっており、ホワイトをもう一台買って両名に1台ずつ本機を使ってミックスするか思案中です。

■ハンドマイクとしても使えるアダプタInterviewGO

とりあえず専用オプション品のひとつ、InterviewGOを購入しました。

こちらはWirelessGOをハンドマイクにする“棒”です。先端にWirelessGOの送信機(マイク側)のクリップがピタっとはまる設計になってますが、基本はただの棒です。この発想は斬新です。また屋外で風音(ボーボー音)を防ぐウインドウスクリーンのスポンジも付属しています。RODEのロゴがキマっていますが、基本はただのスポンジです。

InterviewGOにWirelessGO送信機をセットした状態
ウインドウスクリーン(スポンジ)を被せた状態

これを使えば街頭インタビューなどで自分と相手の間を向け直す使い方がやりやすくなります。そちらは私にはあまりない利用シーンなんですが、もうひとつメリットとしてマイクスタンドにつけられるようになるという点があります。卓上設置ながらより口元に近づけるレイアウトが取れるようになるわけです。一般的なハンドマイクと違って太さが一定なので先細りしていくような形状(テーパー型)のマイクホルダーだと安定がいまいちかも知れません。洗濯ばさみのようにバネで挟むタイプの方がよりしっかり固定できる気がします。

正直見た目はちょい微妙です。スリムで格好良いですが、知らない人にはマイクに見えないので警戒されそう。また棒の太さに対してスポンジが妙にデカいのもアフロみたいでちょっと不格好かなとか(個人の印象です)。おそらく必要があってこのサイズなんでしょうけど。見た目を除けば、普通のハンドマイクよりかなり軽いし、棒の部分に面取りしてあって持ちやすさもなかなかです。

私はもともと(ワイヤレス)ハンドマイクを持っていなかったので、InterviewGOを使ってWirelessGOをワイヤレスハンドマイクとしても使えるようになりとてもコスパ面で得した気がしています。

■ピンマイク(ラベリアマイク)化するLAVGO

私はまた導入していませんが、WirelessGOのマイク入力端子に装着するピンマイクLAVGOもあります。ピンマイクは業界でもラベリアマイクと呼ばれます。だからLAVGOなんでしょう。

【国内正規品】RODE ロード Lavalier GO ラベリアマイク LAVGO

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これもブラックとホワイトがあります。正直1万円はちょっと高いなと思います。無指向性ですし、250円で買えるBUFFALOのこれとかとどれくらい違うんでしょうね。

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スペック表を比べると、より周波数帯域が広く、感度も高そうではありますが、人の声を室内で録るだけならどれくらい違うもんかなと。比較してみたい気持ちがアリアリですが、それにしてもちょっと勇気がいる価格でまだ試していません。

■クリップがつけづらい衣服に目立たず装着できるMagClip GO

最後はこちら。クリップを使わず磁石で挟んで襟元などに装着できるMagClip GOです。クリップ装着しやすい胸ポケットや襟がない服装の時に重宝しそうです。公式サイトではマグネットを表側にして目立たず装着できる点も売りにしています。胸ポケット装着の場合でも、ポケットから先端が出ない位置に固定できて良さげ。まぁブライダルとかパーティ用途ですかね。個人的にはまだそこまで優先度が高くないですが、いずれ機会があれば使いたいです。

 

とまぁ、拡張パーツで用途が広がるとか、ガジェット好きにはたまらない要素も持ち合わせたWireless GOはとても楽しく実用性、コスパも高い製品だと思います。

■[オマケ] 2レシーバーな競合製品 Comica BoomX-D

最近ふと目についたんですが、こちらの製品は送信機2台の声を1台の受信機で受けられるので、先に書いた1対1インタビューにはマッチしそうです。電池の管理をしなければならない機器が1つでも減るのは現場のミス防止には重要な気がします。価格もWireless GOを2ペア買うよりはだいぶ安いのもポイントです。

バッテリー、レイテンシなど細かいスペックではWireless GOに及ばない点もありますが、送信機側にもディスプレイがある点は地味に便利かも。すでにWireless GOを1台もっている身としては、買い足すならWireless GOをおかわりするかなぁ、と思ってしまいますが、これから新規で揃える方はこれも候補に挙がるかも知れません。もうちょっとレビューが増えてくれると安心なんですけど、、