Google Home(アシスタント)が買い物リストを認識しなくなった時の治し方

少し前からGoogle HomeやGoogleアシスタントで「買い物リストに○○を追加」というと、見つからない、新規作成しますか?みたいな返事をするようになりました。「ショッピングリストに~」ならOKです。今までは「買い物リスト」でも「ショッピングリスト」でも同じリストにアイテムを追加できていました。どうも仕様変更があったようです。

https://shoppinglist.google.com/

にアクセスしてみると複数のリストが扱えるようになっており、以前から使っていた「ショッピングリスト」が存在しています(中身も残っています)。試しにこれを「買い物リスト」にしてみると「”買い物”リストというリストは存在しません。新規に~」みたいな返答になります。そこで「買い物」にリネームすると、今まで通り「買い物リストに○○を追加」が通るようになりました。

変更は左上のハンバーガー(三本線)メニューを開き、表示されるサイドバーから既存のリストの右端にある三点メニューをクリックすると「名前を変更」という項目があります。(写真は変更後。共有済みなので青いユーザアイコンが見えてますが基本は出てないはずです。)

しかしこの状態で「ショッピングリストに○○を追加」と言うと、存在しないので作成して○○を追加しました、みたいな返答になります。しかもWeb上では作成された形跡がありません、、まぁ、とりあえず「買い物リスト」と「ショッピングリスト」は完全に独立して扱われるようになってしまったようです。個人的には「買い物リスト」の方が言いやすいのでこちらで運用するようにしました。

 

 

台所洗剤で汚れを防ぐ温水洗浄便座、Panasonic泡コートトワレ DL-AWM400

温水洗浄便座(以下シャワートイレ)が壊れました。ノズルから出る水の勢いがない。元栓の締め具合や給水フィルターの詰まり、ノズルの汚れなどもチェックしたけど改善せず。どうもモーターがイカれたんじゃなかろうかと。賃貸物件に付帯されてたものなので依頼すれば家主負担で修理または交換してもらえると思ったんですが、どうせ近々引っ越すなら先行して前から気になってた洗浄機能がついたのを買ってみようと。

その洗浄機能とは、お尻の話ではんく便器自体を洗浄というか汚れがつきにくくするというもの。トイレ掃除にまつわる口論がなくなるなら安いもんだとw。

購入したのはこちら。PanasonicのDL-AWM400。泡コート機能のついたAWMシリーズ(2019年モデル)の中位グレード。

座位置右側にくる操作パネルの下に大きなタンクがあるのが特徴です。

大きな洗剤タンクが目印

こちらがフタを外した状態。中に小さなタンクが入っています。ここにはなんと一般の台所用中性洗剤を入れます。

本製品はこの中性洗剤を泡立てて

  • 便器内側に常時散布しておくことで、汚れをこびりつきにくくする
  • 水位のところにできる輪染みができにくくする
  • 男性が立って小用する時のハネ(飛び散り)を軽減する

という3つの効果を謳っています。これにより掃除が月イチで済むという触れ込みです。

こちらは公式動画。

シャワートイレは安いものだと1.5万くらいで買えますが(取付工賃別)、こちらは最低グレードのAWM200で6万円前後。センサー式の自動開閉蓋と、4人分のカスタムメモリがついがAWM400が+9000円くらいで7万円前後、さらにナノイー脱臭と温風乾燥がついた最上位モデルAWM600が9万円台というところです(2020.7月現在)。これを高いと見るか安いと見るか。我が家の判断では、掃除が楽になっていざこざが減るならアリかなという感じでした。業者に定期的に依頼するかという話も出ていたくらいなので。

少し前にプラズマクラスターの脱臭兼ヒーターを導入したのでナノイーはなくていいかなと。温風乾燥も結局紙は必要だということは二人とも経験済みでわかっていたので最上位モデルは除外。ただユーザメモリ機能(好みの洗浄設定を1ボタンで呼び出せる)は良いんじゃないかなということで中グレードのAWM400をチョイスしました。ちなみにAWM400にも通常のファンとフィルターによる脱臭機能はついています。

 

早速DIYで取付。元のシャワートイレもPanasonicだったため、分岐ホースなどは同じでサクっと差し替えできました。まぁ本番は次の引っ越し時、という感じです。

早速タンクに洗剤をセット。初期設定で定期的に泡が生成され散布されます。水面にも泡の幕がはっています。

生成された泡で水面が見えない

万一水流が足りなくてウ〇コが流れ切ってなくても泡が隠してくれそうです(笑)。最近はハネ汚れでネチネチ言われるので小でも座って用を足すことがほとんどでしたが、これなら立ったまましても怒られずに済む?

その他、便座の各所の継ぎ目がほぼないスキマレス便座を採用していたり、表面にも防汚加工がされていたりととにかくお掃除の手間を減らす工夫があれこれなされています。その効果についてはまた追々長期使用後に追記したいと思います。

あと、地味に気に入っているのは洗剤についた香りがほのかに香るところ。芳香剤要らずかも知れません。香りで洗剤を選んでみてもいいかも知れません。

こちらはリモコン。

4人分のユーザプロファイルが呼び出せるボタン(中段)

備え付けの安物はリモコンがなかったのでちょっと新鮮。真ん中の1~4ボタンがユーザ設定を呼び出すボタン。残念ながら「1」をおしたらすぐに水が出るわけでなく、続けておしりとビデのどちらかを押す形になります。おしりしか使わない男性としては1手間多い感じ。あくまでユーザを選ぶというボタンです。洗浄の強さ、振れ幅、ノズル位置だけでなく、パワー脱臭の有無や水温なども記憶/反映されるようです。貯湯式ではなく瞬間式なので温度もその場で変更可能というわけですね。ただセンサーが感知した時点でお湯の準備が始まるので、その後でユーザ切り替えしても最初の一瞬は暖かめのお湯が出てしまうようです。この辺りはデフォルト温度の設定にも絡んでくるかも知れないので追々煮詰めて行こうと思います。

あと写真にないですが、ワイヤレスの人感センサーがあります。ドアを開けて入ってきた瞬間に感知できる場所に設置する必要があります。本体に内蔵しているよりも幅広いレンジで検知できるということなんでしょうけど、電池が必要なものが1つ増えるという面も。まぁ単4マンガン電池x2で動くし相当長持ちするんでしょうけど(リモコンは単4アルカリx2)。

 

お尻の洗浄はこれぞPanasonicというバブリーな水流で好感触。昔使っていたやつと同じです。備え付けのもPanasonicだったんですがやはり下位モデルだったのでそこまでイケてる感じはしませんでした。本機はパルス水流というか、ベーーではなくベベベベって感じで汚れをよく落としてくれそうな感触です(リズム水流とはまた別。リズムはもっと長い感覚で強弱をつけるものです)。これがまた使えるだけでも嬉しいです。ただ明確に前機種に負けるところがあって、それは洗浄時の出水までの時間です。「おしり」ボタンを押してから水(お湯)が出るまでの待ちが結構じれったいです。瞬間式だからかなと思ったんですが、座ってから温め始めてれば十分時間はありそうだし(私はトイレで読書とかするので割と長時間いたりします)、試しに温度設定を0(=非加熱)にしてみても時間は同じでした。ノズル内の冷たい水を捨てるのに経路が長いとかなんでしょうかね。ともあれ、洗ってる秒数よりボタンを押してから待つ秒数の方が長いというのはちょっとなんだかなーですね。

 

引っ越しも見越して固定線代わりに5GパケホのルーターSH-52Aを導入

NURO開通間近になった突然同居人が引っ越すとか言い出しました。まぁNUROの費用は家計に計上せずσ(^^)が経費として払う予定で黙って申し込みしたという経緯もあって文句もいいづらく、仕方なくキャンセルの方向で調整することに(屋内工事が済んでいるものの、調べた限りはまだ工事費とられずにキャンセルできるっぽい)。

とはいえ良い物件を見つけて実際に引っ越すまで少し時間もあるし、引っ越した先で高速は光ファイバー回線を開通できるまでにもタイムラグがあります。そこで速度が安定してかつ使い放題なモバイル回線を追加契約することにしました。現在のアパートに無料付帯されるD.U-Netは200Mbps回線で空いてるとほぼ200Mbps出ますが混雑すると10Mbps位まで落ち、ブラウザでWebサイトを見ていても明らかに「遅いな」という感じになります。幸いルーターがRTX1210なので、例えば落ち込む時間帯だけデフォルトゲートウエイを切り替える、とか特定端末だけそちら経由にするといった方法も簡単にとれます(実際に以前WiMAX2+ルーターでやってました)。

据置型WiMax2+ルーター L01で自宅のネットワーク速度低下を補う話

当時メイン回線のiPhoneがau回線だったのもあってUQ WiMAXをチョイスしましたが、今は主回線がdocomo。そうとなればすぐ思いつくのが5Gギガホにして4Gエリアで使い放題とするプラン。主回線に付帯させるデータプラスなら1,000円でデータ回線がもて、5Gプランにするので+1,000円増えるだけ、、、と思ったんですが、5Gカケホのデータプラスで使えるのは30GBという制限があることが発覚。一時断念しました。さすがにもう1回線5Gギガホを追加で+7,8千円はしんどいなと。

しかし、よく考えると現在の

・ギガホ2(iPhone)+データプラス(クルマ用ルーター)

の契約から、

・ギガライト(iPhone)

・5Gギガホ(自宅用ルーター)+データプラス(クルマ用ルーター)

の組み合わせに移行すれば、ギガライト+5G差額500円になるのでまぁ許容範囲かと。5Gギガホは5G圏外、つまり従来の4G LTEエリアであっても使い放題(2020年6月現在)です。また半年は1,000円/月割引きがあります。

いままでどちらかというとiPhoneよりクルマ用ルーターの方がパケット使用量が多かったんですが、さすがに30GBあれば充分ですし、超過後も3Mbpsは出るので実用上問題なさそう。また楽天MNOのサブ端末もあるのでスマートフォンとしてiPhoneでの通信量は更に減るだろうと。

また今のiPhone側のギガホ2を解約しても解約金は1,000円で済みます。

■ルーターはSH-52A一択

現在ドコモで5Gギガホが契約できるルーター機種はSH-52A一択となります。5Gスマホのテザリングでは自宅の常時回線としては使い勝手が悪いので、モバイルルーターとしてはかなり割高感ありますが仕方有りません。その代わり、スペック的に

  • 2.5Gbps マルチギガビットイーサ
  • Wi-Fi6

と自宅用としても見栄えする仕様となっています。基本持ち歩かないのでデカいのも問題なし。今ほぼ使ってないHW-01Lも処分できるので足しにできます。

この製品はほぼ店頭在庫をおかない予約商品でしたが、幸い最寄りのドコモショップで1店舗だけ在庫があるところがありゲットすることができました。ドコモショップ取り分であるところの「頭金」が思いの他が高く(1万円以上)、8万円台半ばと言われ一瞬キャンセルしてオンラインを待とうかとも思いましたが、まぁ他にプラン変更とかまとめてやりたいし確認しながらしたいこともあるしと手数料だと思って諦めました。というか最初から手数料だと言えばいいのにと思いますが、そしたら余計に(人件費というものを理解できない)人が来なくなるんでしょうね…

音声オプションは付加できた

ちなみに音声オプションは付加できました。データ端末に音声オプションつけても意味ないと思われるかもしれませんが、

  • 5分通話無料オプション 700円
  • 5Gギガホ音声割で1年間 -700円されて実質無料
  • みんなドコモ割で5ギガホと(4G)ギガライトの2回線なので-500円x2される
  • いずれ5G音声端末を入手したら音声も使える

ということで少しだけお得なのです。最初はSH-52Aだとつけられないといわれましたが、奥で確認したのちはOKといわれました(後述の件もありちょいと頼りない店員でした)。

■SH-52Aファーストインプレ

購入前に検索しましたがびっくりするほどレビュー記事が少ないですね。impress位でした。しかもコロナの影響で5Gエリアでの実測値もありません。かなり冒険でしたので、これから検討する皆さんの参考になればとできるだけ書いておこうと思います。

やはりデカいです。モバイルルーターで放熱口が空いてるとか初めてみました(ファンはなさげ)。それだけ5G、Wi-Fi6、2.5Gbpsの発熱がスゴいんでしょうね。実際普通においてあるだけでも結構熱を持ちます。素手で持てないほどじゃないですが、冬はカイロにもいいんじゃないかってくらい。とりあえず安定動作してほしいので大きなアルミヒートシンクにのっけてますw。

タッチ画面の操作はメーカーが違うHW-01Lとかなり似ている印象。docomo指示で共通設計なんでしょうか。HW系に慣れた人でもすんなり以降できると思います。

有線LANポート、しかも2.5Gbpsなのはいらない人にはいらない仕様でしょうが、個人的には歓迎です。従来の「より小型なルーター+クレードル」という形よりもフラットで出張カバンなどに詰めていくには良い形状だと思います。私はホテルでPCに入れて持ち込んだ動画をスマホやタブレット、Oculus Questで視聴するということをよくするんですが、PCもタブレットもWi-Fiだと割と詰まってしまいがちで、PCは有線でつなぐようにしています。これが2.5Gbps + Wi-Fi6でどれだけ快適になるか次の出張がとても楽しみです。

充電はUSB-Cポート。ただし充電器は付属しません(A-Cのケーブルは付属)。私は多ポート充電器を持ち歩くのでむしろかさばる1ポートはついてきてもいずれヤフオクするときに「充電器、ケーブルは未使用です」と書きたいために箱から出さないくらいなので、最初から付属していないのは合理的だと感じます。本体が高いので、「まだお金がいるの?!」と思っちゃう人はいるかもですね。

推奨されている充電器はドコモ製のACアダプタ07です。こちらはPower Deliveryには対応しているみたいですが、SH-52A本体側がどうなのかは不明。CT-2があるのでそのうち調べてみようと思いますが、なにせ自宅で常にフル充電なもので…

・常時給電使用について

自宅などの定点仕様で常時給電しようと思った時、利用自体は可能ですが、バッテリーを外しておくとか、満充電にしない「いたわり充電」的な機能があったりとかはしません(少なくとも設定画面に項目はありません)。常時フル充電はバッテリーの寿命を縮めるわけですが、本機の場合はあまりそこに配慮がないようです。そして電池が劣化した場合自分で交換はできません。ショップで依頼するとしていくら、何日かかるのかは不明ですが面倒であることは確かでしょう。

ただ理由は不明ですが現状充電器つなぎっぱなしで充電が89%で止まってしまいます。抜き差ししたり充電器、ケーブルを変えてみても数秒で赤ランプが消えてしまいます。説明書にはエラーの時は点滅するとなっているのでエラーではなく仕様なんでしょうか。今の使い方なら結果オーライなのですが、設定項目が見当たらないので、逆に100%まで充電したいときはどうすんだろ?と思っています。

・管理ページの不具合

ブラウザから管理ページにアクセスすると再読み込みループに入って進めなくなることが多々あります。ブラウザやデバイスを変えても同じ。動的情報の読み込みに失敗してリセットされてる感じ。ログインボタンを連打してなんとかログインしてもリロードで未ログイン状態に戻ったり。こうなると本体を再起動するしかなくなります。再起動直後はちゃんと使えるんですが、またいつのまにかダメになってる、という感じ。ファームウェアで直るといいんですが。

■5Gベンチはまだできず…

すみません、これを期待してる方がもっとも多いと思うのですが、インプレスの記事と同じで、現状手近なエリア(というかスポット)が近くになく、羽田空港とか人の集まるところに行くのも憚られるので未計測です。神奈川県は5Gが使えるドコモショップすら1件しかないし、横浜スタジアムは「客席付近」となってるので、いっても入らなければ5G電波をつかめないかもしれません。

4G+については自宅が公式マップでいうピンク(1.7~1Gbps)ではなく黄色(938~250Mbps)のエリアで、2.5Gbps接続のPCから下りが300Mbps弱くらい。上りはやはり振るわず20Mbpsとかいっても30Mbpsというところです。pingも40msくらいあります。うちはアパートの無料付帯回線が200Mbpsなので、下りでは勝っても上りとレイテンシーでは大負け、という感じで、特に自宅回線が遅くなる時間帯に4K動画を見る、とかいう時のバックアップにはなる感じですが、完全に置き換えずにやはりRTX1210のフィルタ機能で端末(目的)別、時間帯別で使い分けるレシピをよく練らないとなぁという感じ。

Wi-Fi経由のスマホ計測ではWi-Fi6の効果は感じられて下り250Mbpsくらいは出てる感じ。Wi-Fi5だと160Mbpsとかに落ちます。「Wi-Fi5の理論値にすら届かないから同じ」という感じではないですね。同様に2.5GbpsではないPCだともっと遅かったりします。

(すべてspeedtest.netにて計測)

2020.06.29追記:持ち出してピンクエリアで計測してきましたが、トップスピードは250~300Mbpsといったところであまり変わらずでした。インプレスのレビューにある400Mbps台にはお目にかかれず。Wi-Fi6経由での2.5Gbps有線でも。

■5GプランではグローバルIPアドレスもIPv6も使えない!?

せっかく使い放題で自宅回線として使うので、サーバーアクセスやVPNにも使えるといいなと思いmopera Uをつけてもらうよう店頭で指定しました。しかし契約が進んだところで「5Gプランではmopera Uをつけられないようです」といわれる。アラジン(今もそういう名前かな?)をいじっていて気付いたようですが、「今さら言われても…」な状態です。「じゃぁグローバルIPアドレスで使えないってことでしょうか?」と聞き返したところ「お待ちください」とセンターへ電話。しばらく待たされた後、「5Gではspモードでも固定ではないですがグローバルIPをお使いいただけます」との返事。そんな大盤振る舞いあるの!?と思いましたが、ならmopera代もいらないしオッケーですと。しかし結果は間違いでした。がっつり10.始まりのプライベートアドレスが降ってきます。IPv6もなし。HW-01Lでは最初からspモードとmopera UのAPNが登録されていましたが、SH-52Aではそういうこともなくspモードのみ。IPv4/6を選ぶところもマスクされており編集も付加。ためしに自前でIP4&6のAPN設定を作成してみてもダメ。とりあえずspモードでもグローバルIPがつきますというのはガセでした。

もしかしたらmopera Uがつけられないという方も間違いではと期待して151に電話。マニアックな質問なので専門部署にまわされた挙句、判明したのはmopera Uも付加不可。現状、グローバルIPアドレスを5Gプランで使う方法はない、と断言されました。「店員が間違った案内をしたので後はその店舗と相談してください」と暗に返品してくれというニュアンス。そんなぁ…。

失意のあまりIPv6のことは聞き逃してしまいました。これも謎です。公式サイトではとっくの昔にspモードでもIPv6使えますよと書いてあるくせに、iPhone含めIPv6が降ってきた試しがない。「接続先設備によってはIPv6アドレスが割り当てられない場合があります。」との一文があるのでエリアによっちゃうんでしょうかね?

■アクセスポイントとして使うには難アリ

ちょっとマニアックすぎて誰の参考にもならないかもですが、せっかくWi-Fi6がついているので、自宅の既存LANに組み込んでWi-Fi6アクセスポイントにしてみようとトライしてみました。ざっくりいうと、

  • SH-52AのLAN IPアドレスを自宅LANセグメントに属するものに固定する
  • DHCPサーバー機能をOFFにする(自宅ルーターが担うため)

という手順。しかし結果としてはうまくいきませんでした。SH-52AのWi-Fiにつながった端末が自宅ルーターからDHCPでアドレスをとってくれません。SH-52AのWi-Fiと自宅LAN間の通信ができてないっぽいです。プライバシーセパレーターやSSID間通信許可の設定を試してもダメ。たまにある「自分のDHCPサーバーでIPを配布した端末しか通信できない奴」ですね。SH-52A側のDHCPサーバー機能を有効にしてやるときちんとLANとも通信できますが、自宅ルーターとダブルDHCPサーバー状態になるのでよろしくありません。SH-52AのDHCPサーバーをメインにするには非力すぎます(例えばMACアドレスで固定IPを割り振る機能もありませんし、配布するゲートウェイを指定することもできない。DNSだけは2つ指定できました)。IPフィルターとかで許可をするにも、そもそもIPをアサインする前のパケットが通らないんだからどうしようもなさげ?

そもそもさすがにモバイルルーターだけあって電波出力を100%にしても自宅の端っこでは電波が弱くて役者不足となりそうなので、Wi-Fi6 APとしての用途も諦めました。

ホテルに滞在した時なんかにも純粋なアクセスポイントモードって結構重宝すると思うんですが、、というかHW-01Lとかにはあった(ゲートウェイが有線ポート固定だけど)んですが残念です。

あれもこれもできるからこの価格でも仕方ないっ!と勇んで買ったものの何割かはNGで割高感が増していきますorz。

■SIMロック解除は店頭預かりで1週間程度…

以前に一括で買ったHW-01Lを処分するとなればSIMロック解除しておいた方がよかろうと。ルーター製品は無料ではあるものの店頭でやってもらう必要があるとわかっていたので、一緒に持参してやってもらうつもりでした。SH-52Aも一括買いなのでこちらもやっておけば後々楽天SIMとかでも使えるかも、とか。

が、しかし「預かりで一週間ほど。受け取りだけでも来店予約が必要。」というめんどくさい回答。さすがに買ったばかりのSH-52Aをさわりもせず1週間も預けるのはつらいので断念。HW-01Lのみ依頼してきました。なお返却は宅配便もOKでした(送料は言われなかったので店持ち?)。SH-52Aのロック解除はまた次の買い替えで処分する時になりそうです。

■サービスが追い付いていない印象はあるが、ハードには満足

というわけで、mopera U(グローバルIPアドレス、IPv6)が使えないとかがっかりな点はありましたが、モバイルルーターとしてのスペックの高さはサイズの大きさというハンデを補って余りある魅力と感じます。

【一般販売開始!】SONYのウェラブルエアコンREON POCKETを使ってみました

SONYが自社クラウドファンディングサイトFirstFlightで投資を募って製品化したウェアラブル冷感・温感デバイスREON POCKETが春先に届いてたんですが、季節柄必要性を感じずに放置していました。

[ソニー] REON POCKET レオンポケット

[ソニー] REON POCKET レオンポケット

5,080円(04/19 17:18時点)
Amazonの情報を掲載しています


この度、そろそろ暑くなってきたのと、某所で終日テレカンをするのにクーラーによる首や肩のコリやそれに付随する偏頭痛などを警戒してヒーターモードが効くんじゃないか?という興味で開封、実戦投入してみました。

■REON POCKETとは?

詳細は公式サイトをご覧いただいた方が速いですが、

  • 冷却デバイスとして有名なペルチェ素子を使用(SONYの各種製品の放熱、冷却技術を応用)
  • 背中の首の辺りに装着(専用インナーシャツにポケットにセットする)
  • スマホアプリからBluetooth経由でコントロール
  • 冷やすモードはファンも使って換気
  • 温めるモードは温まるのみ(ファンは停止)

という新種のガジェットです。ペルチェ素子は電流を流すとある方向に熱を移動させる(片方が冷え、片方が温まる)特性をもっており、電流の向きで温めたり冷やしたりを自在に制御できるので色々なところで使われています。これを人肌に接触させて使おうというのがREON POCKETです。

■温めてみる

仕事で自宅ではなく某所の会議室から4日間x終日テレインタビューをすることになり、持ち込みのノートPCをずっと見下ろしてたら間違いなく首が逝くだろうという予感がありました。

こういうスタンドを買って持ち込み、ノートPC自体の高さを高くレイアウトすると同時に、REON POCKETで温めるという試みをしました。

どちらが効いたか不明ですが結果として4日間、首や肩を痛めたり頭痛を感じることなく追えることができました。

REON POCKETは仕様上、連続運転は30分までとなっています。休憩時間などにONにしておけばいつのまにか切れている、という感じ。最低レベルの1でもONにすると瞬時に温まってくるのを感じることができます。場所的にも首の血流を促進しそうな感じがします。温感モードではファンが回らないので無音でポカポカしてきます。

まぁ温めるだけなら使い捨てカイロやこういうレンジで温める系のネックピローでもいいんじゃね?という気がしなくもないですが、カイロは一度加熱を始めたら延々使い切るまで温まりっぱなしだし、ネックピローはすぐに冷めてしまいます。

対してREON POCKETは好きなタイミングで温めすぎることもなく使用できるのが利点かなと。またネックピローはさすがに仕事中には肩に載せておけませんが、本機ならシャツの下にさりげなく仕込めるのもアドバンテージです。

■冷やしてみる

まだ外でガチの肉体労働とかに使ったわけではないですが、外出時に使ってみました。こちらもONにした途端に接触部分が急速に冷えていくのが体感できます。こちらも今のところ最低パワーのレベル1で充分な感じ。首元なので多少ファンの音がしますが、これも最低パワーであれば話をしている相手に聞こえるかどうか、という音量で、会話の妨げになる、とかいうレベルではないです。あとつけて運転してみましたがヘッドレストから少し頭を浮かせて運転するタイプなせいかあまり異物感などなく運転できました。背中から頭をベタっとシートにもたれかかる人だとどうかな?というところです。

これで熱射病などから身を守れるかというとまだなんともですが、つけてて気持ちが良いなとは思います。

■専用インナーシャツについて

本機の最大の課題は専用インナーシャツとセットでないと使えない点でしょう。現時点ではメンズ専用、V首のインナーシャツのみ。そもそも本体とセットで買った分以外に追加購入する方法すらありません。今後REON POCKETが正式に一般販売することになればシャツ単体でも買えるようになるかもですが、もしこのまま終息となれば今手元にあるシャツ(5枚)がダメになったらアウトです。サイズを変えることもできません。

またやはりビジネスシャツばかり着ている生活ではないので、普通にTシャツとか着てる日にも使えたらと思います。さっそく自作にチャレンジしている方もいらっしゃるようですが、個人的にはシャツを加工するよりはなんらかのホルダーみたいなのができないかなと思ってます。外観としてはこういうイメージのなにか。

追々純正でもそんな感じのオプションが出てくるといいですね。なにはともあれまずは一般販売が実現するといいなと思います

2020.07.01追記:一般販売開始!

ついに一般販売が開始されました。Amazon、ヨドバシで販売を確認。専用シャツも売られています。これで予備のシャツも当面は入手可能になりました。できればXLが欲しかったけど、S/M/Lのラインナップはクラウドファンディング時点で同じみたいですね。

Galaxy Note 10+モデル選び

電子書籍リーダーとしても活用しているPixel3XLがバッテリー膨張で使えなくなっている間、実は買い換えも視野にいれて機種検討はしていました。

Pixel3XLのバッテリーが膨張したので修理した

結局直したわけですが、やはりじっくり見てしまうと欲しまり度が高まります。要件としては、

  • 老眼進んできてるので高解像度ながら大きめの画面
  • 電子書籍用なのでアスペクト比が高くないのが理想
  • お風呂読書できる防水仕様
  • カメラはPixel3相当くらいあれば満足(良すぎるとα6600持ち出す機会がなくなる)
  • Wi-Fi6
  • 5Gはまぁ対応してれば良いかな、でも今回はまだなくてもいいや
  • 1年は楽天MNO SIMが無料なのでそれを使いつつ、来年はdocomo系 MVNO SIMに戻れるとベスト

などを考えました。

まずメイン回線はdocomoなので、機種変更扱いでサクっと買えるdocomoの5Gラインナップを検討したんですが、いいやつは発売日がまだ先(不明)すぎて保留。2画面のLGは面白そうだったけどサブモニタ側が防水ではない上に解像度が短辺1080とかなりショボいので、本みたいなナリをしてる割に読書にはあまり向かないということで却下。

2画面といえばSurface Duoも夏に発売が前倒されるという噂もありましたが、これもおそらく防水にはならないだろうということで、今回の買い換え対象としては却下(別途買う可能性はあるけどw)。Galaxy Foldも防水じゃないですいね。

■Galaxy Note10+がヨサゲじゃない?!

てことで、未発売のdocomo 5G機は少し気になりつつも、すぐに手に入れられる端末としてもっとも理想的なのはGalaxy Note10+という結論に。

  • Pixel3XLの6.3インチから6.8インチにサイズアップ(短辺1440pxなのは同じ)
  • カメラは3眼+ToFにパワーアップ
  • メモリも4GBから12GBと大幅アップ
  • ストレージも128GBから256GBと倍増する上、microSDカードも使える
  • 防水
  • Android10にすればWi-Fi6対応
  • (ページめくりに使う)音量キーが左側で、左手持ち親指押しがやりやすそう

タブレット好きの割にSペンも使ったことないし面白いかなと。丸エッジなのは片手で読書するにはどうかなというところもありますが。Pixel3がAndroid9スタートで11まで保証されているものの、こちらは11が来るかは微妙なのが懸念といえば懸念。まぁでもPixel3XLも2年ですでに故障や買い換えたい気持ちが出てることを考えると、そこまで重要な要素でもないかな。

ということで買うならNote10+だと決めたものの、docomoとauから去年の冬春モデルとして発売で、5月時点どちらもほぼ完売状態。店舗在庫を探し回れればあるかもだけど、それ以前に細かい仕様をみると問題が。

  • docomoモデルはauのバンド18に非対応なので楽天MNOで使った時にローミングができない
  • auモデルは逆にdocomoのバンドに非対応なところが多く来年楽天を解約した場合の戻り先としてdocomo MVNOが選べなくなる
  • 楽天モデルはバンド的に両対応でバッチリだけど、アップデートが放置されていてAndroid 9のまま、Wi-Fi6も使えない
  • 海外モデルはバンドはオールオッケーで、シャッター音もない、5Gモデルもあるけど、技適マークがないのとオサイフケータイが使えない

という一長一短が。しかもdocomo、auは新品の入手はほぼ絶望的。あとカラーとしてはホワイトが良かったけどdocomoか海外モデルしかない。もしくは国内キャリア未発売のブルーもよかったけど、技適ナシで使ってますと言って歩いてるようなものだし、、、

楽天がAndroid10アップデートを出してくれさえすれば問題ないんですけどね、、、コロナでそれどころではないかもですが、せめて意志と予定があるかどうかだけでも公表してほしいものです。

うーん、どれも決め手に欠けるなぁと思いつつPixel修理屋さんにいける自粛規制解除を迎えてしまいました。

■公式ROM焼き直しという荒技

それでも諦め切れずにネットを徘徊していたところ、ROM焼き直しの話が。例えば楽天版にdocomo版の公式ROMを焼いてやると楽天版のバンドは維持したままdocomo版になる(Android10が使える)という話。オサイフケータイが使えなくなるという話もありますが、楽天SIMを挿す前(もしくは挿してFelicaを初期化する前?)に焼き直せば大丈夫、という説も。これが本当なら、

  • 楽天SIMもdocomo SIMを使える
  • Android10になりWi-Fi6が使える
  • おサイフケータイも使える

という(カラー以外は)理想的なGalaxy Note10+になるのでは? まぁSAMSUNG端末はKNOXという内部カウンターで不正なROM書き換えを検知するとフラグがたって公式サポートが受けられなくなるぽいですが、公式ROMの焼き直しならカウントされないとのこと。もし将来的に楽天アップデートROMが公開されたら焼き戻しもできるかも知れません。まぁ別にdocomo ROMでも楽天SIM使えそうだから戻せなくてもいいんですが、docomo ROMの公式アプリは消せないけど、楽天は消せる、というくらい。

んー、整ってきたなぁ。現在、楽天のSUPER DEALなら20%還元なので、実質10万切るくらいですね。楽天モバイル(MNO)ユーザ向けのを買って1万Ptもらうよりも安い。楽天MNOの補償サービスに入って裸で使いたい気もするけど、、

うーん、あとは色とケースをどうするかだなぁ…

2020.06.03追記:あれ、もしかしたらdocomo ROMを焼くとバンドは上書きされるっぽい?焼く部分次第かな?SIMロックは維持できるぽいけど。うーむ。

■Qiが15W!

非接触充電規格のQiはもともと5Wでかなり遅かったですよね。そしてiPhone勢がMax 7.5Wになり、Pixel3は10Wでした。そしてついにこのGalaxy Note10+(やS20系)では15Wに到達したようです。単純に考えてiPhoneの倍の電力で充電されるわけです(倍のスピードになるかは不明ですが)。

なんとまぁ純正充電器に至っては冷却ファンまでついてるようです。

そうなると枕元で充電するワタシにはちとファンノイズが不安ですが、「One UI 1.5以降を搭載するGalaxyシリーズを就寝時に充電する場合、睡眠の妨げにならないように冷却ファンと充電状態を示すLEDライトを弱める設定もできる。」とのことなので、充電を急がない就寝時にはその設定にしておけば大丈夫かな。うーん、買うならコレにしてみようかな。高いけど…