OSX LionのSpotlightが機能しない時の覚え書き

我が家のMacBook Pro Early 2011はだいぶ前からSpotlightが不調でした。よくあるmdsの暴走でCPU占有率が上がったりファンがうなりつづけたり。で、ググると無効化したりインデックス再構築する方法が出てくるんですが、ついにウチは正常化にいたらずしばらく放置してありました。

ところが今日になってMac AppStoreのアプリの更新で通知されていないものがあることに気付き、どうもSpotlightでアプリのインデックスができてないとそうなるということらしい。ということでもういちど気合いを入れてSpotlight正常化に挑戦しました。

現象としては、「コンソール」にspotlight関連のエラーが延々と表示。

そして左サイドバーから「システム診断レポート」を開くと、十数秒置きに下記エラーが作成されていました。

 

Version:         ??? (???)
Code Type:       X86-64 (Native)
Parent Process:  launchd [1]

Date/Time:       2012-05-28 02:58:46.552 +0900
OS Version:      Mac OS X 10.7.3 (11D50)
Report Version:  9

Anonymous UUID:                      B50639EE-C9EB-4547-AE92-F0194F197C9D

Crashed Thread:  0

Exception Type:  EXC_BREAKPOINT (SIGTRAP)
Exception Codes: 0x0000000000000002, 0x0000000000000000

Application Specific Information:
dyld: launch, loading dependent libraries

Dyld Error Message:
  Library not loaded: /System/Library/PrivateFrameworks/SpotlightIndex.framework/Versions/A/SpotlightIndex
  Referenced from: /System/Library/Frameworks/CoreServices.framework/Frameworks/Metadata.framework/Support/mds
  Reason: no suitable image found.  Did find:
    /System/Library/PrivateFrameworks/SpotlightIndex.framework/Versions/A/SpotlightIndex: open() failed with errno=-22

(以下略)

赤字部分に注目。/System/Library/PrivateFrameworks/SpotlightIndex.framework/Versions/A/フォルダにあるSpotlightIndexというフォルダが正常に読み込めないっぽい。ということで、とりあえず、このファイルをデスクトップに待避。

$ sudo mv /System/Library/PrivateFrameworks/SpotlightIndex.framework/Versions/A/SpotlightIndex ~/Desktop

すると次は当該部分が下の様に変化。

Dyld Error Message:
  Library not loaded: /System/Library/PrivateFrameworks/SpotlightIndex.framework/Versions/A/SpotlightIndex
  Referenced from: /System/Library/Frameworks/CoreServices.framework/Frameworks/Metadata.framework/Support/mds
  Reason: image not found

(以下略)

SpotlightIndexファイルが「読み込めない」よ、から「無いよ」に変わったわけです。まぁ当たり前ですね。この状態でOSを再起動したり、インデックス再作成コマンドを打ったりしてみてもSpotlightIndexファイルは再作成されませんでした。

そこで最後の手段とばかりに、別のMacから同ファイルをコピーw。そしたら数秒後にはインデックス作成が始まりました!

待避したものと持って来たものではサイズが全く違うので、このファイルがインデックスの実態っぽいですね。だとするともってきた方のMacのファイル情報が無駄に含まれていてトラブルの元になる可能性があるので、念のため「システム環境設定」->「Spotlight」->プライバシー」で除外する場所にMacintosh HDを追加。これでインデックス再作成が中断されたので、少し間を置いてから除外指定を解除。これでまた再作成が始まりました。多分これで一旦リセットされたんじゃないかなぁ、と期待。

なんとかOS再インストールは免れそうです。

クリック1つで驚きの白さ!モニタキャリブレーターSpyder4 Pro

発表直後から気になってたんですが、たまたまヨドバシ店頭で現物を発見してうっかり気絶してしまいました。

■モニターキャリブレーターって何?

モニターの色合わせをする周辺機器です。モニターはモデルや個体、または経年劣化によって色味が違います。自分の環境で「真っ白!」と思って作成したグラフィックや調整した写真が、他人の環境や印刷後に全然違う色になってビックリ!ということが普通に発生しますし、業務では致命的です。これをある基準に照らして調整するのがキャリブレーターです。お高いモニターにはこれをハードウェアレベルで行う機能がついてたりしますが、今回購入したのはソフト式のもの。調整ソフトが表示した色を画面にあてたスキャナで読み取り、その差を補正するカラープロファイルデータ(例えばMacならColorSyncプロファイル)として書き出してくれます。MacにもWindowsにもこれを目測で行う手動調整ツールが内蔵されていますが、やはり素人がどんだけ頑張っても限界があります。ウチの仕事用環境ではDELLの2405FPWという古めの24インチと、三菱のRDT204WM-Sという20インチのデュアルモニタ構成なんですが、メーカーも製造時期も違うのでなかなか同じ色味にすることができずにいました。仕事でそう厳密な色合わせが必要になることはないですが、Lightroomで現像作業をする時に、二枚のモニタで食い違いがあるとマトモに作業になりません。なので絶対的基準の色合わせが理想ではあるものの、とりあえず2枚が主観的に納得の行く「白さ」で揃えば御の字。

■DataColor Spyder4シリーズ

Spyder4シリーズはいくつかグレードがあります。テレビ/プロジェクターなどAV用のものを別にすれば3つ。Express/Pro/Eliteです。公式比較表はこちら。Expressがもっともお安く1万円強ですが、ガンマが2.2のみ、色温度が6500Kのみ、またマルチモニタ非対応となっています(多分、色温度とガンマの欄が逆ですよね)。他はさておき個人的にはマルチモニタ対応が必須なのでProにしておきました。非対応だとどうなるかわかりません。最悪一台ずつつないで計測すればいいだけな気もしなくもないですが…

最上位のEliteだとフロントプロジェクターにも対応しててホームシアターのある我が家的にはヨサゲでしたが、さすがにExpressの倍するし、いまんところプロジェクターの色味にそう不満はないので自重しました。AV用は正確であることより主観的に魅力的であれば充分ですしねぇ。

■実際の調整をしてみて

すみません、タイトルの「クリック1つで」というのは誇大表現です。キャッチーだったので使ってみたかっただけで、実際はもう少し大変でした。

まず日本語の解説シートが手順をざっと流しているだけで概念や用語に関する説明があまりなく素人にはとっつきづらいです。例えば環境光の測定をした後に、測定値を保存するか推奨値を使用するかという選択肢が出るんですが、それぞれがどういう意味をもっていてメリット、デメリットがなんなのかは全く説明がありません。環境光測定も、付属のドックにセットしろ、と言うんですがそれをどこに置いて測るのが望ましいのか言及されないとか。全体がそんな感じで素人お断りって雰囲気で気後れする作りになっています。またフルキャリブレーションで数分かかるんですが、放置しておくとなんだかんだと確認画面が出て止まっていてガッカリということが。問いかけがある時はビープ音位出してほしいものです。

あとこれはまた仕方ないかもですが、MacBookproは外部モニター端子が足りないのでUSBディスプレイアダプタを使ってRDT204WM-Sをつないでますが、やたらエラーが頻発する。でもエラーについてあまり詳細や解決法が提示されない。Webを参照するボタンが出るんですが機能しなかったり。そういえばキャリブレーション途中で「キャンセル」押しても反応なかったりとユーテリティの作りもいまいちあやしい部分が多いです。結局一時的に配線をかえて計測し、(USB経由とDisplayPort経由で別モニタとして認識されるっぽいので)後でコンパネからプロファイルを選び直す、ということで対処しました。

気になっているのはWindowsで調整結果が反映されたりされなかったりする点。OSやビデオドライバのチューニング処理とバッティングしてるんでしょうかね?特に再起動するとおかしな色になったりします。ディスプレイ->色設定とかいじってるうちにパカっと直ったりします。再起動する度にしばらくその辺を格闘する感じ。

■それでも結果には満足

で、6500Kでキャリブレしてみるとイマイチ青い。まぁ、客観的にそれが正しいんでしょうけど先に書いた通り個人的な好み優先なのでモニタ側で少しいじっちゃってますw。もともとモニタを6500Kにしてから調整するんですが、それだと後の調整が効かないので、2405FPWの場合、R:50 G:50 B:50にしてキャリブレーションを実行した後、R:54 G:44 B:45に。個人的にはそれで「真っ白!」が得られています。まぁ目の慣れに依るので本当はキャリブレーションしたままでしばらく使ってみればいいんですが。同様にRDT204WM-Sでも。こちらはブライトネス最大にしても「暗い」と言われるのでRGBも全て100%にして計測。後でRを98%、Gを94%にして概ねDELLに近い色味になりました。キャリブレーターの意味ねぇぇぇっっ!!とメーカーの人が発狂しそうですが、いままでどんなに頑張っても手作業でここまで2枚の色味を合わせることは敵わなかったので、個人的には使って良かったと思います。どのみちこれ以上厳密に調整するには部屋の照明にまでこだわらなければならないでしょうし。あと同じモニタを切り替えて使うMacとWindowsの間でも色が揃ったと思われるのは気分が良いです。

ただこのレベルの色合わせならSpyder4 Expressでも良かったかも、という気はします。先に書いた通りマルチモニタ非対応、というのがどの程度効いてくるのか不明ですが。Proに2万ってあとちょっと足したら安い(とはいえ今時の)24インチモニタ買えちゃいますしねぇ。実はその手(モニタ買い換え)も考えたんですが、それよりは自宅と実家にある数多くのマシン(モニタ)間でビシっと統一した色味にできると気分よいかも、とということでこちらにしました。ただ気になるのは測定ツールにオンラインアクティベーションが必要な点。一応MacとWindowsでアクティベーションはできましたが、あと何台かで使おうとするとどこかでNG喰らうんでしょうかね?友達に貸したりもできない?そりゃたまにしか使わないものなのでレンタルサービスで使われたり、次々オークションなどで転売されたらたまったもんじゃないかも知れませんが、ハード主体の製品なのであまり使い勝手が落ちるのもなぁ、と思ったり。その辺どうなんでしょう?公式サイト隅々まで見ればどこかに書いてあるのかな?なんかわかったら補足します。

実家デスクトップ機を64bit化&SSD容量追加

実家のデスクトップ機をついにクリーンインストールで64bit化しました。理由はいくつかあって、

  1. CドライブにしているC300/64GBが残り3GBと厳しくなってきた
  2. ログオフ時にBSODになる現象がどうしても解消できなかった
  3. 32bitOSなのでメモリが4GB搭載なのに3.5GBしか使えてなかった
  4. 余った64GBを2760pに回したらよくね?
  5. ちょうど一昨日2760pのリカバリのために焼いたWindows7/64bitのDVD-Rが手元にあった
  6. 128GBのm4が1.1万円とだいぶ易くなってた

など。ただ先にオチを書いてしまうと、3.は32bitだからというより、オンボードグラフィックが512MB確保してるせいで、64bitにしても3.5GBのままでしたorz。そして4.は2.5”が入ると言っても7mm厚までで、9.5mmのC300は流用不可でしたorz。また6.に関しては地元のショップで買ったので1.38万ほどしましたorz。

2012.05.08追記: C300はスペーサーを外して短いネジを調達すれば7mmドライブとして使えるようです

2.に関しては何度か「これで直ったぜ」って覚え書きエントリを書いてるんですが、結局再発。今回も改めて2時間位格闘したんですが直せず。ログオフした時だけの発生するのでそんなに致命的ではないもののやはり気分が悪い。実家機なので家族も使っててユーザ切換は割としますし。

もともとVistaで使ってたものをアップグレードで7にしたもので、下手するとその前もXPをアップグレードしたんじゃなかったっけ?というレベルだったので、たまにはクリーンインストールするか、と。

■機種選定

地元ショップでm4が3,000円近く割高だったので、他のモデルも検討して車の中でネットつないで調べてみました。実売が安いAgility3か新しく出たIntelの330辺りに着目。どちらもSandForceのコントローラーで、m4が容量低いモデルだとシーケンシャルライト値が200MB/sを下回るのに対し、上記機種は500MB/s近辺です。Agility3だと実売も安い。

ただ今回使用するマシンはSATA3といえども古めのマザーにU3S6をつけたもので、公称スペックに近い速度は出ないだろう事、システムドライブにするならランダムライトが速いm4の方が向いているという書き込みを目にしたこと等で、もう何台目になるかわからないm4に。ファーム更新情報も1機種だけ追ってればいい方が楽だしw。

タイミング的にはそろそろm5が出るかもですが…

■手順メモ

オープンライセンスはアップグレード用なので旧バージョンが入ってないと入れられないかも?と思って、新旧SSDをつないだ状態でやってみました。でも必要だったかどうかは不明。Windows7はオープンライセンスで購入したものなので、プロダクトキーはMAKで認証OKでした。

ホームディレクトリのデータは手作業で必要そうなものを移動。どのみちC300が転用できないことがわかったので、しばらく残しておいて不足があったらマウントして移せばいいや、と。

今のところ特にハマることはなく順調。いくつかのソフトのインストールDVDが横浜に戻らないとないので、まだ完遂できてませんが。

Orchisというランチャーを使ってますが、バイナリの場所が「c:\Program Files (x86)」に変わるのでひとつひとつ変更するのが大変でした。インポート前にエディタとかで開けば置換できたのかな?

m4のファームは0309でした。000FのWindows7インストーラーが対象SSDを見つけてくれず。あと不具合でひっこめられたらしくISO版のアップデーターがDLできない状態なので更新は保留。

■ベンチマーク

onBoard0309 U2S6ms0309 U2S6marbell0309
クリーンインストール前(32bit、U3S6) U3S6接続、標準ドライバ U3S6接続、Marvellドライバ

一応U3S6でSATA3化した効果は出てるっぽいですね。というか公称Seq Read 415MB/s、同Write 175MB/sに近い値が出てます。64bit化、クリーンインストール、m4にしたから、128GBになったから、のどれが効いてるのかわかりませんが。

ちなみにエクスペリエンスインデックススコアはこんな感じ。

image

ストレージは最高評価ですね。CPUもそこそこ、メモリはDDR2なんでこれ以上は伸びないでしょう。強化するならビデオ周りですね。ちょうどオンボードGPUに512MBとられてることもわかったので、安くて消費電力の低いグラボでも足しましょうかねぇ。

iOS、Macの無線LANを一括設定する

先日実家の母がガラケーからiPhone4Sに機種変更しました。これで我が家は(姪達を除けば)全員がiPhone4S使いです。姪達もiPadもiPod touch使いまくりのiOSドップリ家族です。

さて、新しいiOS端末を導入した時にいつも微妙に面倒なのがWi-Fi(無線LAN)の設定です。自宅、実家、父の経営する会社のオフィス、妹夫婦の家と複数箇所を設定しなければなりません。更にσ(^^)個人で言えば、モバイルルーターやmobilepoint、FREESPOT、docomoといった公衆無線LAN系のものも含め軽く10は行きます。しかもiOSの場合、基本的にその電波を掴んでいる場所に行かないと設定作業ができないという問題が。今回もその為だけにわざわざ母親と隣町のオフィスまで出向くのもアホらしい。

そこで構成プロファイルによる一括設定にチャレンジしてみました。構成プロファイルとは無線LANをはじめメール、VPN、LDAP(ネット上の共有アドレス帳)、CalDAV(ネット上の共有カレンダー)などの設定を含んだ定義ファイルで、身近なところだとSoftbankやauといったキャリアが自社のメールアドレスや公衆無線LANサービスの設定用に配布しているのでご存じの方も多いでしょう。一般に企業が多くの端末を一度に設定する手間を省く為に利用されますが、実は意外と個人でも簡単に利用できました。

今回使ったのはMac AppStoreで配布されているApple純正ツール「Apple Configurator」です(無料)。以前は「iPhone構成ユーティリティ」というのを使うのが一般的でしたが、Apple Configuratorの方が更に簡単とのことです。

以下スクショ付きで簡単に手順を追ってみます。

まずは起動した後、「準備」モードを選ぶと下の画面になります。単に構成プロファイルを作成するだけなら、たぶんここの名前はなんでも構いません。USBで接続してこのツールで端末を直接管理する時の呼び名でしょう。

ということで、一番下の「+」を選びます。

appleconfig1

するとこんな画面になります↓。左にあるのが設定できる項目です。キャリアが配布するもののようにメールと無線LANなど複数の構成要素を含めることも可能ですが、とりあえず今はWi-Fiのみ。まずは「一般」で名前、組織、説明を記入します。これが最後のiPhone上での表示とどう対応付くか見てもらうとわかると思います。「セキュリティ」は実はよくわかりません。ヘルプを見ても出てない…

appleconfig2

次に「Wi-Fi」を選択。複数のSSIDを登録した場合は右上の「+」をクリックします。「保存」を押すとウインドウが閉じてしまうので注意。

appleconfig3

必要なSSID(今回は4つ)を設定した後で「保存」を押し、1枚目の写真の状態に戻り、「+」、「-」の右にある矢印ついたボタンをクリックすると保存ダイアログが表示され.mobileconfigという拡張子のファイルとして書き出すことができます。

おそらくiTunesからでもインストールできますが、今回は自前のWebサーバーに置き、端末のSafariからアクセスしました。するとこんな画面が出ます。2枚目の画像で記入した項目はここに反映されます。「詳細」をタップすると4つのWi-Fiプロファイルも確認できます。「インストール」をタップすれば設定完了です。

appleconfig4

Web経由で配布する場合は、意図しない人にダウンロードされないようBASIC認証などを忘れずにかけておきましょう。

ひとつ気になるのは、「詳細」から確認できる「署名用証明書」欄に出ている有効期限が1年後になってるという点。これ1年後にはWi-Fi設定ともども無効になるんでしょうかね?Apple Configurator側をあちこち探ってみたけど有効期限を指定するところは見当たりませんでした。うーむ。

追記:保存時に「構成プロファイルに署名」のチェックを外しておけばそもそも署名用証明書欄も出ないので見た目有効期限はなさそうです。実際の動作の違いは不明ですが…

ちなみに、ここで出力した.mobileconfigファイルはMacで普通にダブルクリックして開けば、Macにも適用することができます。

 

以前σ(^^)が横浜にいる時に実家で父がiPhoneを紛失して、代替機を入手しバックアップから復元をしたものの、Wi-Fi設定は移っておらず、電話で長い暗号鍵を伝えながら自分で設定してもらう、という苦労をしたことがありますが、本ツールで構成プロファイルを作ってWebに置けばメールでURLを通知するだけで済んだなぁ、とか思ったり(てか多分メール添付でもいける?)。そういう意味でも1つ作ってどこかに保存しておくと安心かと。

Officeで「作業ファイルを作成できません」と出る時の覚え書き

実家の妹がWordを開こうとすると「作業ファイルを作成できません。環境変数TEMPの設定を確認して下さい。」と出ると問い合わせ。早速リモートアシスタンスで環境変数を調べてみても異常はない。

ググってみるとこんなページが。

Office 2007とInternet Explorer 7.0の密接な関係

要約すると、

  • OfficeはIEのテンポラリディレクトリ(Temporary Internet Files)設定を参照している
  • 「インターネットオプション」から見える一時フォルダのパスと、実際にレジストリに保持され使われるパスが食い違うことがある

ということらしい。わかりにくっ!てか後者はバグじゃないの??

で、実家のPCは先日CドライブをSSDに換装する前はRAMディスクを作ってそこにテンポラリを置いてました。RAMディスクソフトをアンインストールする時に戻したつもりだったんですが、どうも妹アカウントの方に残ってたっぽい(というかこの調子だと自分のアカウントもダメかも)。

で、レジストリエディタで検索してみると、今は存在しない「R:\Internet Exploerer Temp」(フォルダ名はうろ覚え)を指しているエントリが二箇所ヒット。これらを上記の「インターネットオプション」コンパネが指しているパス(c:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Temp\Temporary Internet Files)に書き換えてやったら直りました。

妹アカウントのみなぜかIEでFLASHが使えない現象が発生してたのもこれだったのかも…

冒頭のエラーダイアログにトライしたパスを表示してくれてればもっと早く解決できたかも知れないよなぁ、とか思ったり。